■眼科向け電子カルテの選び方
- ●眼科単科で検査機器との連携を重視する:眼科専用型
- ●複数の診療科で共通利用する:汎用型
- ●初期費用やサーバ管理の負担を抑える:クラウド型
- ●院内環境にあわせて細かく構築する:オンプレミス型
すぐに製品を比較したい方は、次の比較表をご覧ください。
【比較表】眼科向け電子カルテ一覧
この記事で紹介する眼科向け電子カルテの特徴や提供形態を一覧にまとめました。眼科専用型か汎用型かに加えて、検査機器との連携や画像管理、レセコン連携などを比較しましょう。
| 製品名 | タイプ | 主な特徴 | 提供形態 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
| CLIPLA Eye | 眼科専用型 | 眼科診療に特化したクラウド型電子カルテ | クラウド | お問い合わせください |
| アイメッツ | 眼科専用型 | 電子カルテと画像ファイリングを一体化 | オンプレミスほか | お問い合わせください |
| MediusCL | 眼科専用型 | クリニックの受付から会計までを一元管理 | オンプレミス | お問い合わせください |
| MediusPlus | 眼科専用型 | 総合病院の眼科部門に対応 | オンプレミス | お問い合わせください |
| Claio 眼科パッケージ | 眼科専用型 | 検査画像や数値データを一元管理 | オンプレミス | お問い合わせください |
| IMAGEnet eカルテV5/V5クラウド | 眼科専用型 | 眼科医療機器と診療情報を連携 | クラウド/オンプレミス | お問い合わせください |
| CLIUS(クリアス) | 汎用型 | 予約や問診を含めてクリニック業務を支援 | クラウド | 初期費用200,000円、月額12,000円 |
| エムスリーデジカル | 汎用型 | AIによる入力支援とシェーマ入力に対応 | クラウド / SaaS | 月額11,800円~ |
| Medicom-HRf Hybrid Cloud | 汎用型 | 眼科検査システムと連携し、検査画像をカルテ上で確認 | オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / ハードウェア / サービス | お問い合わせください |
| REMORA | 汎用型 | 画面や患者導線を柔軟にカスタマイズ | クラウド / SaaS | お問い合わせください |
検査機器との連携可否は、機器のメーカーや型番、電子カルテの構成によって異なります。現在使用している機器やレセコンを整理し、各製品の対応範囲や追加費用を確認しましょう。
眼科向け電子カルテとは
眼科向け電子カルテとは、眼科診療で扱う検査結果や画像、診療記録を電子化し、患者ごとに管理するシステムです。一般的な電子カルテ機能に加えて、眼科向けのシェーマや検査項目、画像管理機能などを備えた製品があります。
眼科では、視力・眼圧・視野などの数値データに加え、眼底カメラやOCTで撮影した画像を扱います。検査機器と電子カルテを連携できれば、結果の手入力や画像の印刷、カルテへの貼り付けといった作業を減らせます。
受付、検査、診察、会計の進捗を院内で共有できる製品もあり、医師だけでなく、看護師や視能訓練士、受付スタッフを含む院内全体の業務効率化に役立ちます。
さっそく製品情報をチェックしたい方はこちら!
▶眼科専用型の電子カルテを比較
▶眼科でも利用できる汎用型の電子カルテを比較
眼科向け電子カルテの種類
眼科向け電子カルテは、対応する診療科と提供形態によって分類できます。自院の診療体制や既存設備、運用方針にあわせて選びましょう。
眼科専用型と汎用型
対応する診療科によって、眼科専用型と汎用型に分けられます。眼科診療に特化した機能を重視するか、複数の診療科で共通利用するかを基準に選びましょう。
眼科専用型
眼科専用型は、眼科で使用する検査項目やシェーマ、画像管理などを前提に設計された電子カルテです。視力や眼圧などの検査結果を入力しやすく、眼底カメラやOCTなどの機器と連携できる製品もあります。
導入時のカスタマイズを抑えやすいため、眼科単科のクリニックや、検査数の多い医療機関に適しています。ただし、対応する検査機器や画像管理システムは製品によって異なるため、事前確認が必要です。
汎用型
汎用型は、内科や外科など複数の診療科で利用できる電子カルテです。診療内容にあわせて入力項目や画面、テンプレートを設定できる製品が多く、複数診療科を標榜するクリニックや病院に適しています。
眼科で利用する場合は、視力・眼圧などの検査項目を登録できるか、眼科向けシェーマを利用できるか、既存の検査機器からデータを取り込めるかを確認しましょう。
クラウド型とオンプレミス型
提供形態は、インターネット経由で利用するクラウド型と、院内にサーバを設置するオンプレミス型に大別されます。導入費用や管理体制、検査機器との連携方法を踏まえて比較しましょう。
クラウド型
クラウド型は、インターネットを通じて事業者のサーバへアクセスする形態です。院内にサーバを設置する必要がなく、初期費用や保守管理の負担を抑えやすい点が特徴です。
制度改正や診療報酬改定に伴うアップデートを事業者側で実施する製品も多く、新規開業や小規模クリニックに適しています。一方で、通信障害時の対応や、検査機器との接続方法を確認しておく必要があります。
オンプレミス型
オンプレミス型は、院内にサーバやシステムを設置して運用する形態です。既存の検査機器や院内システムにあわせて構成しやすく、診療フローに応じた細かなカスタマイズにも対応しやすい傾向があります。
ただし、サーバや端末の購入費、設置費、保守費用がかかります。一定期間ごとの機器更新も必要になるため、導入時には中長期的な費用を確認しましょう。
眼科向け電子カルテの費用相場
電子カルテの費用は、提供形態や利用端末数、検査機器との連携、データ移行の範囲などによって異なります。
- ■クラウド型
- 初期費用は無料~数十万円、月額費用は1万円~数万円程度が目安です。端末数やオプション機能、サポート内容によって月額費用が変動します。
- ■オンプレミス型
- サーバや端末、ソフトウェア、設置作業などを含め、数百万円規模になる場合があります。別途、月額または年額の保守費用も必要です。
眼科では、電子カルテ本体の費用だけでなく、眼底カメラやOCT、視野計などとの接続費用、画像ファイリングシステム、データ移行、操作研修などの費用が発生する場合があります。
初期費用だけで判断せず、5年程度の利用を想定して、月額料金や保守費用、機器更新費用を含めた総額を比較しましょう。
眼科に適した電子カルテの選び方
眼科向け電子カルテは、製品によって対応する検査機器や画像管理方法、シェーマ、周辺システムとの連携範囲が異なります。ここでは、比較する際に確認したいポイントを解説します。
- ●眼底カメラやOCTなどの検査機器と連携できるか
- ●画像や検査データを患者ごとに一元管理できるか
- ●シェーマや眼科向けテンプレートが充実しているか
- ●既存のレセコンや予約システムと連携できるか
- ●クラウド型とオンプレミス型のどちらが適しているか
- ●導入・データ移行・操作研修の支援が受けられるか
眼底カメラやOCTなどの検査機器と連携できるか
自院で使用している眼底カメラ、OCT、視野計、オートレフケラトメーターなどと連携できるか確認しましょう。メーカー名だけでなく、機器の型番まで伝えて確認することが重要です。
また、連携できるデータの範囲も製品によって異なります。数値だけを取り込むのか、画像も患者情報と紐づけて保存できるのか、カルテ画面から検査結果を直接呼び出せるのかを比較しましょう。
画像や検査データを患者ごとに一元管理できるか
眼科では、患者一人あたりの画像や検査結果が多くなる傾向があります。検査画像、数値データ、診療記録を患者ごとにまとめ、時系列で確認できる製品が便利です。
過去画像と現在の画像を並べて比較できるか、左右眼をわかりやすく表示できるか、必要なデータを少ない操作で呼び出せるかも確認しましょう。
シェーマや眼科向けテンプレートが充実しているか
シェーマ機能を比較する際は、テンプレートの種類だけでなく、描画のしやすさも重要です。ペンの色や太さを変更できるか、拡大・縮小できるか、文字や図形を追加できるかを確認しましょう。
よく使用する所見や処置、処方をセット登録できる製品であれば、入力作業を効率化できます。デモや無料トライアルを利用し、実際の診療を想定して操作性を確かめるのがおすすめです。
既存のレセコンや予約システムと連携できるか
既存のレセコンを継続利用する場合は、電子カルテとの連携可否を確認しましょう。患者情報や診療内容を連携できれば、受付や会計時の二重入力を減らせます。
Web予約、問診、待合表示、自動精算機などを利用している場合は、これらの周辺システムとの連携も必要です。導入後の運用全体を想定して比較しましょう。
クラウド型とオンプレミス型のどちらが適しているか
初期費用やサーバ管理の負担を抑えたい場合は、クラウド型が候補になります。新規開業時に導入しやすく、院外からカルテを確認できる製品もあります。
一方、多数の検査機器や院内システムとの連携、細かなカスタマイズを重視する場合は、オンプレミス型も検討しましょう。クラウド型でも機器連携に対応する製品があるため、提供形態だけでなく具体的な連携方法を確認することが大切です。
導入・データ移行・操作研修の支援が受けられるか
紙カルテや既存システムから移行する場合は、移行できるデータの種類と方法を確認しましょう。患者基本情報だけでなく、過去の診療記録や検査画像をどこまで移せるかがポイントです。
導入前の運用設計、職種別の操作研修、稼働時の立ち会い、導入後の問い合わせ対応など、サポート範囲も比較しましょう。診療を止めないためには、障害時の連絡先や復旧体制の確認も欠かせません。
どの電子カルテが自院に適しているかわからない方は、無料診断をご利用ください。簡単な質問に答えるだけで、自院の規模や運用にあう製品を確認できます。下のバナーから診断を開始してください。
眼科専用型の電子カルテを比較
ここからは、眼科の診療フローや検査に特化した電子カルテを紹介します。検査機器との連携範囲や対象施設、クラウド対応の有無などを比較してください。
CLIPLA Eye (株式会社クリプラ)
- 業界初!眼科に特化したクラウド電子カルテ
- 患者の受付情報を同期!正確・迅速な院内把握を実現
- 会計連携はデータ転送だけ!正確でスピーディーな会計業務を実現
IMAGEnet eカルテV5/V5クラウド (株式会社トプコン)
- 眼科特化の設計により、診療から研究まで幅広く対応。
- 医療機器と連携し、診療情報を一元管理。
- 入力支援機能によりカルテ記入を効率化
MediusPlus (株式会社ビーライン)
- 検査データ、画像、カルテ情報を集約し一元管理。
- HIS連携やタブレット入力に対応。
- テンプレートや画面レイアウトを柔軟にカスタマイズ
アイメッツ (株式会社ファーストメディカル)
- 電子カルテ・ファイリング一体型の眼科専用システム
- 検査機器と連携し、画像や数値をカルテへ自動反映。
- 必要な機能を選択し、段階的に導入できる柔軟な構成
Claio 眼科パッケージ (株式会社ファインデックス)
- 眼科検査データや画像を一元管理できる
- 検査データを自動で取り込み、診療に活用。
- 検査結果の院内共有を効率化する構成。
MediusCL (株式会社ビーライン)
- 受付から会計までを一元管理し、業務効率を大幅に向上。
- 検査データや患者情報の院内共有と連携を支援。
- 画面レイアウトのカスタマイズで操作性を向上。
眼科でも利用できる汎用型の電子カルテを比較
ここからは、複数の診療科で利用でき、検査データの取り込みやシェーマ入力、画面のカスタマイズなどに対応する汎用型電子カルテを紹介します。眼科で導入する場合は、自院の検査機器や運用への対応可否を事前に確認してください。
CLIUS (クリアス)
- 【無料】WEB予約・問診・在宅・オンライン診療全て追加料金なし
- カルテ入力時間を短縮できるUI・UX。初心者でも使いやすい
- iPadでも使える!訪問診療や院内での持ち運びに役立ちます
株式会社DONUTSが提供する「CLIUS(クリアス)」は、クリニック向けのクラウド型電子カルテです。診療内容にあわせて検査や処置をセット登録し、眼科で使用する項目も柔軟に設定できます。Web予約や問診、オンライン診療などの機能にも対応し、ORCAと連携して受付から会計までの業務を効率化します。眼科で導入する際は、検査機器や画像管理システムとの連携範囲を確認しましょう。
| 提供形態 | クラウド | 無料トライアル | 〇(30日間) |
| 参考価格 | 基本プラン:初期費用200,000円、月額12,000円 | ||
エムスリーデジカル
- 初期0円、AIによる自動学習で入力時間80%削減!
- 15年利用で約1,000万円のコスト削減が可能!
- 金融機関・政府機関も利用する安全技術
エムスリーデジカル株式会社が提供する「エムスリーデジカル」は、クリニック向けのクラウド型電子カルテです。タブレットを利用したシェーマ入力や写真への手書きに対応し、AIによる入力支援機能も備えています。ORCA連動型とレセコン一体型が用意されているため、既存のレセコン環境や新規開業時の構成にあわせて選択できます。
| 提供形態 | クラウド / SaaS | 無料トライアル | 〇 |
| 参考価格 | 【ORCA連動型】月額11,800円 【一体型】月額24,800円 ※5年ごとの買い換え不要 | ||
Medicom-HRf Hybrid Cloud
- オンライン順番受付・モバイル型決済・オンライン問診と連携可能
- はじめてでも直観的に理解しすぐに使いこなせるUX/UIデザイン
- クラウド活用によるデバイス&ロケーションフリーを実現
ウィーメックス株式会社が提供する「Medicom-HRf Hybrid Cloud」は、院内サーバとクラウドを組みあわせたハイブリッド型電子カルテです。眼科検査システムと連携し、送信された検査画像を電子カルテ上で確認できます。トプコンやニデック、ビーラインをはじめ、さまざまな医療機器・システムとの連携実績があり、受付から診察、会計までの情報も一元管理します。
| 提供形態 | オンプレミス/クラウド/パッケージソフト/ハードウェア/サービス | 無料トライアル | ー |
| 参考価格 | ー | ||
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
REMORA (株式会社ファインデックス)
- 直観的な操作性で、見やすい画面!
- 医師ごとの診察データを時系列で一元管理!
- カスタマイズ性の高く様々な表示画面、構成に対応!
カテゴリー数・製品数が業界最大級のITトレンドでは、さまざまな電子カルテの製品を取り扱っています。最新の人気製品は以下のボタンからご確認ください。
眼科向け電子カルテを導入するメリット
眼科向け電子カルテを導入すると、カルテを電子化するだけでなく、検査データの管理や院内の情報共有も効率化できます。主なメリットを見ていきましょう。
検査結果や画像を一元管理できる
検査機器と連携できる電子カルテでは、視力や眼圧などの数値、眼底写真、OCT画像などを患者情報と紐づけて管理できます。紙カルテへの転記や画像の印刷、貼り付け作業を減らせるほか、患者の経過も時系列で確認しやすくなります。
院内で患者情報をリアルタイムに共有できる
受付、検査室、診察室、会計で同じ患者情報を確認できるため、紙カルテを運ぶ必要がありません。検査の進捗や診察待ちの状況を共有できる製品であれば、医師、看護師、視能訓練士、受付スタッフ間の連携も円滑になります。
カルテ入力や会計業務を効率化できる
よく使用する所見や検査、処方をセット登録しておけば、少ない操作でカルテを入力できます。検査機器から結果を自動で取り込める製品では、転記作業や入力ミスの削減にもつながります。
さらに、電子カルテとレセコンを連携すれば、診療内容を会計へ引き継げるため、受付から会計までの業務を効率化できます。
紙カルテや画像印刷のコストを削減できる
カルテや検査画像を電子化することで、紙や印刷、保管スペースにかかる費用を抑えられます。過去のカルテを探す時間も短縮でき、院内スペースの有効活用にもつながります。
眼科向け電子カルテ導入時の注意点
電子カルテを導入しても、既存機器との連携やデータ移行を十分に確認していないと、想定した効果を得られない場合があります。導入前に確認したい注意点を解説します。
既存の検査機器との連携可否を確認する
「検査機器と連携可能」と記載されていても、すべてのメーカーや型番に対応しているとは限りません。連携に別途ソフトウェアや変換装置が必要になる場合もあります。
現在使用している機器のメーカー名と型番、出力されるデータ形式を整理し、画像と数値のどちらを取り込めるのか、追加費用はいくらかかるのかを確認しましょう。
紙カルテや画像データの移行方法を確認する
紙カルテから移行する場合は、すべての情報を入力し直すのではなく、必要な情報だけを電子化し、過去カルテをスキャン保存する方法もあります。
既存の電子カルテや画像管理システムから移行する場合は、患者基本情報、診療記録、検査結果、画像など、移行できるデータの範囲を確認しましょう。データ形式によっては移行できない場合もあります。
障害発生時の運用方法を決めておく
通信障害や端末故障、サーバ障害が発生すると、電子カルテを一時的に利用できなくなる可能性があります。障害時にカルテを参照できる仕組みや、紙で診療を継続する手順をあらかじめ決めておきましょう。
バックアップの保存先や取得頻度、サポート窓口の受付時間、復旧までの対応体制も確認が必要です。
眼科向け電子カルテに関するよくある質問
ここでは、眼科向け電子カルテの導入を検討する際によくある疑問に回答します。
眼科専用型と汎用型の違いは何ですか?
眼科専用型は、視力や眼圧などの検査項目、眼科向けシェーマ、画像管理など、眼科診療に必要な機能を前提に設計されています。汎用型は複数の診療科で利用でき、画面や入力項目を診療内容にあわせて設定します。
眼科単科で検査機器との連携を重視する場合は専用型、複数の診療科で共通の電子カルテを使用する場合は汎用型が候補になります。
眼科向け電子カルテの導入費用はいくらですか?
クラウド型では、初期費用が無料~数十万円、月額費用が1万円~数万円程度の製品があります。オンプレミス型は、サーバや端末、設置作業などを含め、数百万円規模になる場合があります。
ただし、検査機器との接続やデータ移行、画像管理システムなどの費用は別途かかることがあります。複数社から見積もりを取り、総額を比較しましょう。
既存の眼底カメラやOCTと連携できますか?
眼底カメラやOCTとの連携に対応する電子カルテはありますが、対応するメーカーや型番は製品ごとに異なります。既存機器の情報を事業者へ伝え、画像と数値のどちらを取り込めるか、追加費用や接続機器が必要かを確認してください。
新規開業にはクラウド型とオンプレミス型のどちらがおすすめですか?
初期費用やサーバ管理の負担を抑えたい場合は、クラウド型が候補になります。ただし、多数の検査機器との連携や細かなカスタマイズが必要な場合は、オンプレミス型が適することもあります。
提供形態だけで決めず、必要な検査機器連携、院内ネットワーク、障害時の対応を含めて比較しましょう。
紙カルテからデータを移行できますか?
紙カルテをスキャンして電子カルテへ保存したり、患者基本情報や重要な診療情報のみを入力したりする方法があります。すべての情報をデータ化すると作業や費用が大きくなるため、事業者と相談して移行範囲を決めましょう。
電子カルテの導入に利用できる補助金はありますか?
電子カルテの導入に、IT導入補助金などを利用できる場合があります。ただし、対象となる製品や経費、公募期間、申請条件は年度によって異なります。
補助金の利用を検討する場合は、最新の公募要領を確認し、補助金申請に対応する販売会社や支援事業者へ早めに相談しましょう。
眼科向けに限らず、より幅広い電子カルテを比較したい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。診療所・病院向けの製品や、クラウド型電子カルテの特徴を紹介しています。
まとめ
眼科向け電子カルテを導入すれば、診療記録だけでなく、視力や眼圧などの検査結果、眼底写真、OCT画像などを患者ごとに管理できます。受付から検査、診察、会計までの情報共有も円滑になり、院内業務の効率化につながります。
製品を比較する際は、眼科専用型か汎用型かだけでなく、使用中の検査機器との連携、画像管理、シェーマ、レセコンや予約システムとの連携、データ移行、サポート体制を確認しましょう。
対応する機器や費用は、医療機関の環境によって異なります。自院の診療フローや既存設備、必要な機能を整理し、各製品の対応範囲や費用、サポート体制を比較しましょう。



