クラウド型電子カルテとは
クラウド型電子カルテとは、院内にサーバを置かずにクラウド上で電子カルテを管理するシステムのことです。
電子カルテシステムは当初、オンプレミス型が主流でした。電子化されたカルテの管理は、医療機関をはじめ医師会・自治体など医療機関に準ずる場所に設置されたサーバで行う必要があったためです。オンプレミス型はサーバを院内に置かなければならず、導入コストはもちろん保守管理費用や人員も必要になるので、電子カルテの導入は大規模病院が中心でした。
その後、診療録の外部保存が許可されるようになりクラウド型電子カルテシステムが登場すると、初期費用や運用の手間が抑えられるため中小規模の医療機関でも導入されるようになりました。
また、最近では在宅医療の需要増加により地域での医療情報連携や多職種連携の重要性が高まっています。これにより往診・在宅訪問診療などに対応する医療機関が増加し、外出先でもカルテの確認・処理ができるクラウド型電子カルテが注目を集めるようになりました。
参考:「診療録等の保存を行う場所について」の一部改正について|厚生労働省
参考:地域連携等による在宅医療の体制整備について |厚生労働省
電子カルテは病院のタイプによって適した製品が異なるため、病院規模や診療内容にあった製品を選ぶ必要があります。以下の記事では、病院のタイプ別におすすめ電子カルテを紹介しているので参考にしてください。
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クラウド型電子カルテのシェアと動向
クラウド型電子カルテにおける最新の市場データでは、導入が増加し市場の拡大が予想されています。新型コロナウイルスの影響により、病院へのシステム販売会社の訪問営業が困難になった際に、電子カルテの新規導入は一時停滞しました。しかし中小規模の医療機関では、補助金の支給や在宅医療・オンライン診療の普及にともない、電子カルテ導入が増加傾向にあります。富士経済グループ「医療連携システム、医療プラットフォーム関連の国内市場を調査」によると、クラウド型電子カルテの市場は、2035年までに2020年の6.3倍になると予測されています。
診療所や中小規模の医療機関では、初期導入費用が安価で院内にサーバを置く必要のないクラウド型電子カルテの導入が中心です。クラウド型はタブレット端末などで操作できるため、在宅医療や訪問診療の普及によりニーズはさらに高まるでしょう。
参考:医療連携システム、医療プラットフォーム関連の国内市場を調査|富士経済グループ
以下の記事では、最新の電子カルテについて価格や特徴を比較しています。選び方も詳しく解説しているため、参考にしてください。
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クラウド型電子カルテのメリット
クラウド型電子カルテシステムは、オンプレミス型と比較すると費用面や運用面でメリットがあります。ここでは、クラウド電子カルテのメリットを紹介します。
初期費用が抑えられるため導入しやすい
クラウド型電子カルテシステムは、コストを抑えてすぐに導入できる点が最大のメリットといえるでしょう。オンプレミス型は院内にサーバおよびサーバルームを設置しなければなりません。ネットワークの構築には費用も時間もかかります。
クラウド型電子カルテは院内にサーバを設置しないので、サーバの購入費や保守管理を担当する人員は不要です。月額費用はかかりますが、多くのクラウド型システムがひと月1~5万円程度の低価格であり、初期費用が無料の製品もあります。
自動バージョンアップで運用負荷を軽減
導入した電子カルテは、サーバの保守管理やシステムのバージョンアップなど、定期的なメンテナンスが欠かせません。クラウド型ならバックアップや診療報酬の改定、薬価改定によるバージョンアップなどもベンダーに任せられるため、運用負荷を軽減できるでしょう。
さらに既存パソコンのほか、タブレットやスマートフォンでも利用できるクラウド製品は、システム利用のために新しく端末を導入したり買い換えたりする必要がありません。使い慣れた端末で運用できるため、システム操作もスムーズに行えるでしょう。
どこでもカルテの管理ができる
サーバを設置するオンプレミス型電子カルテの場合、院内かつ、パソコンがある部屋でしか電子カルテを利用できません。見たいと思った時にその場で閲覧できないため、不便を感じる場合もあるでしょう。
クラウド型電子カルテは、インターネット環境があれば、タブレット端末やスマートフォンでどこからでもカルテ情報の閲覧・操作が可能です。在宅医療や訪問診療では、診療情報を確認しながらの処置や救急搬送などの紹介状の作成ができます。院内でも看護師が入院患者のベットサイドからスマートフォンやタブレット端末で電子カルテに入力できるため、リアルタイムで医療情報が更新され迅速な処置につながるでしょう。
さらに複数の病院や医療機関を運営するグループ病院などでも、一つのシステムで複数拠点の電子カルテ管理に活用できる点もメリットです。
他システムとの連携で業務効率化につながる
電子カルテは、ほかのシステムや医療機器と連携すれば、データ転記の手間が省け作業効率をさらに高められます。例えば、診療予約システムとの連携により、問診票のデータを電子カルテに反映可能です。レセコンとの連携では、電子カルテの診療データをもとにレセプト作成がスピーディーに実施できます。また地域医療連携システムと連携することで、近隣の医療機関や多職種との連携、在宅医療の実施が効率化されます。
オンプレミス型でほかのシステムと連携をする場合、専門的な知識や技術を必要とするため、自院で対応ができない場合には、システムインテグレーターに構築を外注する費用なども発生するでしょう。しかしクラウド型は、大がかりな設定はなく、ベンダーのサポートを受けながら自院内でシステム連携を行うにもスムーズです。
BCP対策やセキュリティ対策ができる
BCPとは「事業継続計画」を指し、緊急事態発生時に被害を最小限に抑え、早急に復旧するための対策のことです。クラウド型電子カルテは、ベンダーが管理するデータセンターでデータを管理し、バックアップを実施しています。データセンターは24時間365日監視されており、サーバなどにトラブルがあってもすぐにベンダー側が対処します。自院内にデータを置くよりも災害の影響を受けにくく、早期の復旧が可能です。
クラウド型電子カルテのデメリット
クラウドサービスはインターネットを介して利用するので、ネットにつながらない場所では使えません。モバイルルータやスマートフォンのテザリング機能によって、ネット環境がない場所でも対応は可能ですが、それらを用意する必要があります。
コスト面では、ベンダーがサーバの保守管理を実施するため、導入後に毎月サービスの利用料金がかかります。ただしクラウド型はリプレースが不要で、オンプレミス型のように5~10年で買い替える必要はありません。病院の規模や運用方法でコストを抑えられるケースが異なるため、事前に確認しましょう。
そのほか、「紙カルテからの移行が大変そう」「ITシステムに不慣れでシステムを使いこなせるか不安」などの理由で、電子カルテシステムの導入に踏み切れない医院も多いでしょう。以下の記事では、電子カルテの使い方や導入手順を詳しく紹介しています。電子カルテを導入してみたいけれどハードルが高いと感じている方は、ぜひ一読ください。
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クラウド型電子カルテの選定ポイント
クラウド型電子カルテシステムには、さまざまな種類があります。自院にあうクラウド型電子カルテを導入することで、医療業務の効率化を促進できます。以下の点をチェックして選ぶとよいでしょう。
- ●操作性はよいか
- ●カルテ作成機能があるか
- ●レセコンなど他システムとの連携ができるか
- ●セキュリティ対策は十分か
電子カルテ選びの各ポイントを解説します。
操作性はよいか
医療現場では、医師・看護師・医療事務など多くの人がカルテを管理します。電子カルテを導入しても操作しにくい製品の場合、対象者に操作方法を説明したり、説明資料を用意したりするなど、運用が軌道に乗るまでに手間や時間を要するでしょう。
ひと目で患者の状態がわかる見やすい画面レイアウトや、紙のカルテに慣れている人でも馴染めるシンプルな操作性かは重要です。カルテ入力が最小限の作業でできるかなど、実際の電子カルテ操作を無料トライアルやデモ画面で事前に触れて確認しておくことをおすすめします。
カルテ作成補助機能があるか
カルテを作成する際は、診療履歴などの情報を入力する必要があります。毎日多くのカルテを作成・更新するため、効率化できる機能も重要といえるでしょう。
例えば、医師の処方や診療内容をAIが学習して自動で参照する機能や、手書き機能で紙カルテと同じような更新ができる製品もあります。自院の診療内容にあう便利な補助機能があるか確認しましょう。
レセコンなど他システムとの連携ができるか
レセコンとは、診療内容をもとに算出した診療報酬の明細書であるレセプトを作成するシステムのことです。既存のレセコンと電子カルテを連携できれば、受付から診察、会計までの手順を一元管理できます。
また、透析システムや検査機器などの医療機器と連携すると、データ取り込みにより入力業務が効率化します。既存のレセプトソフトや他システムと連携できるか、電子カルテメーカーに事前に確認しておくとよいでしょう。
セキュリティ対策は十分か
クラウド型電子カルテシステムは、データ保管のサーバを提供会社が管理します。カルテデータには多くの個人情報が含まれているため、安心してデータの管理運用を任せられる製品を選びましょう。
セキュリティ体制は製品ごとに異なるため、自院が求めるセキュリティレベルを要しているか確認が必要です。ISMSクラウドセキュリティ認証の取得や、堅牢なデータセンターでの管理・バックアップなど、対策内容を比較しましょう。
おすすめのクラウド型電子カルテ比較
ITトレンドでユーザーから問い合わせが多かった製品を発表する「ITトレンド上半期ランキング2023電子カルテ」をもとに、クラウド型電子カルテをランキング順に紹介します。掲載製品は資料請求ができるので、気になった製品は資料をもとによく比較し、自院にあうかじっくり検討しましょう。
《CLINICSカルテ》のPOINT
- ITトレンド年間ランキング1位(電子カルテカテゴリ)
- 日医標準レセプトソフト「ORCA」を内包、事務作業が半分に!
- オンプレミス型と比べて圧倒的な「低価格」
株式会社メドレーが提供する「CLINICSカルテ」は、電子カルテ機能に加え、患者用アプリと連動して検査結果の送信や予約管理ができるシステムです。同社のCLINICS予約やCLINICSオンライン診療と連携すると、キャッシュレス決済も実現します。国際標準規格に適合するISMSクラウドセキュリティ認証を取得しており、データの管理も安心といえるでしょう。
無料トライアル・デモ |
無料デモあり |
対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
基本料金:月額40,000円~(5年契約) ※1年や3年契約あり |
《Medicom-HRf Hybrid Cloud》のPOINT
- オンライン順番受付・モバイル型決済・オンライン問診と連携可能
- はじめてでも直観的に理解しすぐに使いこなせるUX/UIデザイン
- クラウド活用によるデバイス&ロケーションフリーを実現
ウィーメックス株式会社が提供する「Medicom-HRf Hybrid Cloud」は、一般診療所向け電子カルテシステムシェアNo.1を獲得している電子カルテです。クラウド型とオンプレミス型の両方で利用できるハイブリッド型システムです。災害時にはクラウド型に切り替えられるなど、万一の際に備えられます。また、メディコムの販売代理店や保守サービス会社が全国の複数の箇所にあり、サポート体制も万全です。170社以上の他システムや機器と連携が可能なため、業務効率化につながるでしょう。
無料トライアル・デモ |
無料デモあり |
対応ケース |
有床クリニック・無床クリニック・在宅医療(歯科は対象外) |
参考価格 |
ー※5年ごとの買換え不要 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点
卸売・小売業・商業(商社含む)
5,000名以上
《CLIUS (クリアス)》のPOINT
- 【無料】WEB予約・問診・在宅・オンライン診療全て追加料金なし
- カルテ入力時間を短縮できるUI・UX。初心者でも使いやすい
- iPadでも使える!訪問診療や院内での持ち運びに役立ちます
株式会社DONUTSが提供する「CLIUS (クリアス)」は、直感的な操作で作成できる電子カルテです。ORCA(日医標準レセプトソフト)との連携や、地域医療連携も可能です。Windows・Mac・iPadなどに対応しているため、使用場面によって端末の使い分けにも対応しています。日本医師会の基準に準拠したサーバを使用しているため、セキュリティ面でも安心して運用できるでしょう。
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無料トライアル(30日間) |
対応ケース |
無床クリニック・在宅医療 |
参考価格 |
ダイレクト導入プラン:初期費用無料、月額無料 基本プラン:初期費用200,000円、月額12,000円 ※別途レセコンORCA利用料 |
《Qualis》のPOINT
- 多機能なのに直感的な使い心地
- 各種システムとの連携も充実
- BMLだからできる、安心のサポート
株式会社ビー・エム・エルが提供する「Qualis」は、ユーザーごとに画面レイアウトを3パターン登録できる電子カルテサービスです。オンラインでカルテを共有できるため、外注検査の依頼がスムーズです。充実したリモートサポートがあり、オンラインでのマスタ更新などの対応が可能です。さまざまな医療機器や、他システムとの連携も充実しています。
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対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点
食品、医薬、化粧品
5,000名以上
《エムスリーデジカル》のPOINT
- 初期0円、AIによる自動学習で入力時間80%削減!
- 15年利用で約1,000万円のコスト削減が可能!
- 金融機関・政府機関も利用する安全技術
エムスリーデジカル株式会社が提供する「エムスリーデジカル」は、FacebookやX(旧Twitter)で活用されている最新テクノロジーを駆使した電子カルテです。AIによる自動学習機能やプリセットされている処置行為のリスト搭載で、入力操作もよりシンプルかつ簡単に行えるでしょう。iPad上に書いた手書き文字もシステム上に反映でき、書き心地も抜群です。
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対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
ORCA連動型:月額11,800円 一体型:月額24,800円 ※5年ごとの買換え不要 |
《Medicom-CKⅡ》のPOINT
- シンプルで使いやすい操作性。中小規模病院に特化した機能性
- チーム医療に必要な機能を搭載!環境に合わせた使い方を実現
- Web型電子カルテなので、離れた場所でも情報共有が可能
ウィーメックス株式会社が提供する「Medicom-CK」は、地域連携にも貢献するWeb型電子カルテシステムです。患者情報を一画面で確認できるほか、画面切替やクリック数を削減した設計のため、診療の効率化にも役立つでしょう。看護必要度の管理やADL区分の集計や出力にも対応します。マルチデバイス対応で、往診や病棟ラウンドなど状況に応じた使い方も可能です。
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対応ケース |
中小病院 |
参考価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《BrainBoxCloud》のPOINT
- データ分析・予測が可能なBB INSIGHT機能搭載
- 一目で患者の状態が把握できる診察パネル搭載
- 医薬品データベースMDbankVⅢ搭載(歯科対応不可)
株式会社ユヤマが提供する「BrainBoxCloud」は、医事会計一体型のクラウド型電子カルテです。AI INSIGHT機能により蓄積されたデータから学習し、待ち時間や再来院率などの分析が可能です。患者の状況をひとつの画面上に表示し、診療をスムーズにします。医薬品データベースであるMDbankVⅢを搭載しているため、処方のチェック体制も強化できます。
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対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《blanc》のPOINT
- どこでも使える!在宅訪問時でも院内と同じカルテが利用可能
- クラウドを利用したバックアップでデータ保管も安心!
- 早く・安価に導入可能!サーバー購入や構築もなく素早く導入
JBCC株式会社が提供する「blanc」は、中小病院向けのクラウド型電子カルテシステムです。カルテ内のデータをもとに文書を自動作成でき、テンプレや履歴を使えばオーダー操作がワンクリックで完了します。オーダーの期間重複や薬剤投与時の禁忌をチェックする機能も搭載しており、チェックレベルは変更可能です。導入前の段階から熟練の担当者によるサポートがあるので、電子カルテの導入がはじめてでもスムーズに運用できるでしょう。
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ー |
対応ケース |
中小病院 |
参考価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Dentis》のPOINT
- 歯科専用システムで予約・診療・会計・レセプトの効率化を実現
- インターネットができるPC・タブレットがあればどこでもつながる
- サポートも充実!歯科医院のデジタル活用を徹底支援
株式会社メドレーが提供する「Dentis」は、歯科業務を支援するシステムです。電子カルテ機能だけでなく、予約受付管理やレセコン、会計やオンライン診療などに対応し、歯科業務をトータルサポートします。直感的な操作ができるため、医師をはじめすべてのスタッフが使用しやすいでしょう。
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対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
かかりつけ支援プラン:月額10,000円 トータル支援プラン:月額35,000円 |
いい点
食品、医薬、化粧品
10名以上 50名未満
改善してほしい点
食品、医薬、化粧品
10名以上 50名未満
《MAPs for CLINIC》のPOINT
- ネットワーク障害時は別回線に自動切換。オフラインでも入力可能
- 土日祝もネットワーク障害サポート対応
- 柔軟な画面カスタマイズ・入力セット設定で圧倒的操作感を実現
株式会社EMシステムズが提供する「MAPs for CLINIC」は、Windowsアプリケーション版の電子カルテです。操作性や柔軟性の高いアプリケーション版のため、見やすく使いやすい仕様が特徴です。診療科目別機能が搭載されており、例えば小児科では年齢を設定すると小児用量画面や、バイタルなどの入力内容にもとづいて小児成長曲線が自動表示されます。外部の医療機器や検査と連動させた運用も可能です。
無料トライアル・デモ |
無料トライアルあり(30日間) 無料デモあり |
対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
初期費用無料、月額20,000円~ |
HOPE LifeMark-SX Cloud エントリーモデル
製品・サービスのPOINT
- 「SIMPLE」機能を集約、直感的な操作性を実現
- 「SPEEDY」効率的な入力で患者1人あたりの時間を短縮
- 「SYNC」電子カルテを軸に多様なサービスと連携
富士通Japan 株式会社が提供する「HOPE LifeMark-SX Cloud エントリーモデル」は、新規開業や小規模導入に最適なシンプルな電子カルテです。診療所向けの「HOPE LifeMark-SX Cloud」の機能を集約し、使いやすい画面と安価な価格設定が特徴です。医療改定や薬価改定の際は、自動更新のため作業負担がありません。自動バックアップも実施しています。
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対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《ACUSIS Cloud》のPOINT
- ※歯科、病院、鍼灸院は対象外(対応していません)
- 美容クリニック様の導入実績多数
- All In One System(診察券アプリ、Web予約、LINE連携、問診票)
株式会社プロ・フィールドが提供する「ACUSIS Cloud」は、美容クリニックを中心に導入されているクラウド型電子カルテです。自費診療だけではなく、保険診療にも対応しています。レセプト機能や診察券アプリ、Web予約やLINE連携などオプション機能も豊富です。指定した端末のみでの閲覧が可能で、セキュリティ面も安心といえるでしょう。
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無料トライアルあり |
対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《homis》のPOINT
- "在宅医目線"のシステムで入力作業の最小化を実現!
- 多職種とリアルタイムで情報共有。コミュニケーションを活性化!
- 診療から請求業務までワンストップで対応可能!
「homis」は、メディカルインフォマティクス株式会社が提供している在宅医療・訪問診療に特化したクラウド型電子カルテです。在宅医が開発に携わっており、訪問看護や薬局など多職種連携が実現しています。バイタルサインなどを他職種と共有できるため、きめ細やかな医療につながり患者の安心感や満足度向上につながるでしょう。また、介護保険用のレセコンも搭載しています。
無料トライアル・デモ |
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対応ケース |
無床クリニック・在宅医療 |
参考価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《キレイパスコネクト byGMO》のPOINT
- 直感的なインターフェイスで予約管理&受付の効率化を実現
- 患者様に紐づく関連情報を集約し、診療業務の効率をアップ
- 経営指標を見える化し多角的な分析でクリニックの経営をサポート
GMOビューティー株式会社が提供する「キレイパスコネクト byGMO」は、自由診療クリニックの予約管理から電子カルテ、会計までを一括管理する経営支援プラットフォームです。CRM機能が搭載しており、患者の満足度や再診率の向上に役立ちます。また、売上や診療数・予約数・キャンセル率などの数値をグラフなどで可視化するため、経営分析に活用しやすいでしょう。
無料トライアル・デモ |
ー |
対応ケース |
無床クリニック |
参考価格 |
初期費用無料 トライアル:月額9,000円 スタンダード:月額40,000円 カスタマイズ:月額60,000円 プレミア:月額90,000円 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《きりんカルテ》のPOINT
- 直観的に操作できるシンプルで使いやすいUIを設計・開発
- クラウド型だからどこからでも、何台でも操作可能
- 手書き入力対応!紙カルテのような書き心地を実現
ウィーメックス株式会社が提供する「きりんカルテ」は、無料で利用できるクラウド型電子カルテです。ORCA(日医標準レセプトソフト)との連携をする場合は別途費用を要しますが、電子カルテシステムの初期費用はかかりません。患者の予約アプリ「診察予約ZERO」を無料で利用できるため、予約の電話対応を大幅に削減できるでしょう。
無料トライアル・デモ |
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対応ケース |
無床クリニック・在宅医療 |
参考価格 |
きりんカルテ利用料無料 WebORCA利用料+保守・サポート:初期費用300,000円~、月額22,800円~ |
改善してほしい点
介護・福祉
50名以上 100名未満
《CLIPLA Eye》のPOINT
- 業界初!眼科に特化したクラウド電子カルテ
- 患者の受付情報を同期!正確・迅速な院内把握を実現
- 会計連携はデータ転送だけ!正確でスピーディーな会計業務を実現
株式会社クリプラが提供する「CLIPLA Eye」は、眼科に特化したクラウド型電子カルテです。患者の診療がどこまで進行しているかひと目でわかるレイアウトが特徴です。眼科でよく使用する患部画像などをスマートフォンやタブレットで撮影して、電子カルテで管理できます。眼科のほかにも、産婦人科に特化した「CLIPIA」シリーズも提供されています。
無料トライアル・デモ |
無料トライアルあり(2週間) 無料デモあり |
対応ケース |
無床クリニック(眼科) |
参考価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《HOPECloudChartⅡ》のPOINT
- すぐに使えるように専門の学習プログラムやサポートが揃っている
- ユニバーサルデザインの優しい画面で直感的に操作できる
- 病院形態に合わせて柔軟に選べる豊富なオプション機能
富士通株式会社が提供する「HOPE Cloud Chart II」は、導入やカスタマイズしやすいクラウド型の電子カルテシステムです。病院の形態にあわせて、必要なサービスを選択できます。あらゆる災害に備えた堅牢なセンターでデータを保管するため、安心して利用できるでしょう。
無料トライアル・デモ |
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対応ケース |
中小病院 |
参考価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
製品・サービスのPOINT
- 在宅、外来、入院機能を標準搭載
- 万全なサポート体制が好評
- 多様な部門システムとの連携実績
セコム医療システム株式会社が提供する「セコム・ユビキタス電子カルテ」は、iPhone・iPadで利用できるクラウド型電子カルテシステムです。セコムグループのITセキュリティ技術に守られたデータセンターで、医療情報を一括管理します。部門システム連携に対応し、透析支援システムやリハビリシステムとの充実した接続や、Web予約システム・再来受付機などの事務系機能との連携も可能です。
無料トライアル・デモ |
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対応ケース |
中小病院・有床クリニック・無床クリニック・在宅医療 |
参考価格 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
改善してほしい点
医療
500名以上 750名未満
導入製品にお悩みで、ひとまず人気製品から検討してみたい方は、以下のボタンから最新ランキングをご覧ください。
クラウド型電子カルテ導入で業務を改善しよう
クラウド型電子カルテは院内にサーバを置かずにクラウド上に電子カルテを保存するため、初期費用や管理費が抑えられるだけでなく、自動バージョンアップなどの機能で運用のしやすさもメリットです。どこでもカルテの管理ができるため在宅医療や訪問診療にも適しており、今後も導入率は高まると考えられます。
クラウド型電子カルテシステムで自院の業務改善を効果的に行うために、まずは各社製品の資料請求をして機能や特徴を比較するとよいでしょう。以下のボタンから各社製品の一括資料請求も可能なため、じっくり検討したい方はぜひご利用ください。