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中小病院向け電子カルテを徹底比較!選び方やおすすめ製品を紹介

中小病院向け電子カルテを徹底比較!選び方やおすすめ製品を紹介

紙カルテは、保管スペースの確保や管理の手間、記入ミス、情報共有の遅れなど、さまざまな課題を抱えています。こうした問題を解決するため、多くの中小病院で電子カルテの導入が進んでいます。

この記事では、中小病院が電子カルテを導入するメリットや選び方のポイントをわかりやすく解説します。また、中小病院向けの電子カルテに加え、無床病院・クリニック向けのおすすめ製品も紹介。各社製品の一括資料請求もぜひご活用ください。

この記事は2025年2月時点の情報に基づいて編集しています。
目次

    中小病院におけるカルテ管理の課題

    クリニックや中小病院では紙カルテを使用しているケースが多く、保管スペースの確保や管理の手間が大きな課題となっています。紙カルテは判読しにくい文字や記入ミス、紛失のリスクがあるため、診療の正確性や効率が低下する要因になります。また、情報共有に時間がかかるため、患者対応のスピードにも影響を及ぼす可能性も。

    こうした課題を解決するために、多くの中小病院でも電子カルテの導入が進んでいます。

    中小病院が電子カルテを導入するメリット

    電子カルテを導入すると、中小病院は以下のようなメリットを得られます。

    ■限られた人員でも業務効率を向上できる
    中小病院ではスタッフの人数が限られています。電子カルテの導入により予約管理・診療記録の入力・会計処理が自動化され、業務負担を大幅に軽減できます。
    ■紙カルテの保管スペースを削減し、院内を有効活用できる
    紙カルテを廃止して診療記録をデジタル化することで、保管スペースを有効活用できるようになります。院内のレイアウトを見直し、動線が改善すれば、より快適で効率的な診療環境が実現します。
    ■クラウド型なら初期費用を抑えて導入できる
    大病院と異なり、中小病院では大規模なシステム投資が難しいケースが多くあります。クラウド型電子カルテなら低コストで導入でき、短期間での運用開始が可能。コスト面での負担を軽減できます。
    ■医師・スタッフ間の情報共有がスムーズになり、医療ミスを防げる
    紙カルテでは「判読しづらい文字」や「記入ミス」などの問題が発生しやすく、誤診や処方ミスのリスクが高まります。電子カルテなら、正確な情報をリアルタイムで共有可能。医療ミスのリスクを低減できます。
    ■在宅医療や他院との連携がしやすくなる
    訪問診療時にもモバイル端末から患者データにアクセスできるため、在宅医療がスムーズに行えます。また、地域の医療機関との情報共有がしやすくなり、患者の継続的な診療をサポートできます。

    電子カルテのメリット・デメリットについて、詳しくは以下の記事をご覧ください。

    関連記事 電子カルテのメリット・デメリットとは?導入の注意点も紹介!

    中小病院向け電子カルテの選び方

    中小病院が電子カルテを導入する際は、以下の3つのポイントを重視しましょう。

    限られた人員でも運用しやすいか

    中小病院では医療スタッフの数が限られているため、直感的に操作でき、短期間で習得しやすいシンプルなUIの電子カルテが求められます。

    操作が複雑なシステムを導入すると、スタッフの負担が増え、業務の効率が低下するだけでなく、運用の定着が難しくなる可能性があります。導入前に無料トライアルやデモを活用し、実際の使いやすさを確認しましょう。

    初期費用・ランニングコストのバランスは最適か

    中小病院では、導入コストと運用コストのバランスを慎重に検討することが重要です。クラウド型は初期費用を抑えられる反面、毎月の利用料が発生します。オンプレミス型は初期費用が高めですが、長期的にみるとランニングコストが安定しやすいのが特徴です。

    病院の予算や運営スタイルにあわせ、長期的なコストを比較しましょう。

    レセコンや検査機器などと連携しやすいか

    電子カルテは単独で使用するものではなく、レセコン(レセプトコンピュータ)、検査機器、画像診断システム(PACS)などとスムーズに連携できるかが重要です。

    連携できない場合、手入力の手間が増え、業務の効率が大幅に低下する可能性があります。導入前に、既存システムとの互換性やデータの連携方法を確認しましょう。

    【無床病院・クリニック向け】おすすめの電子カルテ

    ここでは、無床病院やクリニックに適した電子カルテを紹介します。運用のしやすさやコスト、クラウド対応などのポイントを比較し、自院に最適なシステムを見つけましょう。

    CLINICSカルテ

    株式会社メドレー

    株式会社メドレーが提供する「CLINICSカルテ」は、予約・問診・診療・会計まで一括管理でき、業務効率の向上に貢献します。直感的な操作性に優れ、スマートフォンやタブレットからのアクセスも可能。オンライン診療との連携機能も備えています。クラウド型のため、院内にサーバを設置する必要がなく、低コストで導入できます。

    参考価格:月額40,000円~(5年契約)

    Qualis Cloud/Qualis

    株式会社ビー・エム・エル

    株式会社ビー・エム・エルが提供する「Qualis/Qualis Cloud」は、シンプルな操作性と高いカスタマイズ性が特徴の電子カルテシステムです。院内のワークフローにあわせた柔軟な設定が可能で、スムーズな診療をサポートします。レセコンや検査機器との連携にも対応し、診療データの一元管理により業務の効率化を実現します。

    参考価格:ベンダーへお問い合わせください

    エムスリーデジカル

    エムスリーデジカル株式会社

    エムスリーデジカル株式会社が提供する「エムスリーデジカル」は、低価格で導入できる電子カルテシステムです。電子カルテ・レセコン・オンライン診療の一体型で、予約から会計までスムーズな管理が可能。操作しやすいシンプルなUIで、初めて電子カルテを導入するクリニックにも適しています。

    参考価格:月額11,800円(ORCA連動型)

    おすすめ製品はまとめて資料請求できます。最適な電子カルテシステムを見つけるために、ぜひご活用ください。

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    【中小・中堅病院向け】おすすめの電子カルテ

    ここでは、中小・中堅病院向けの電子カルテを紹介します。業務効率化や医療の質向上に役立つシステムを比較し、病院のニーズにあった製品を選びましょう。

    Medicom-CKⅡ

    ウィーメックス株式会社

    ウィーメックス株式会社が提供する「Medicom-CKⅡ」は、中小病院向けのWeb型電子カルテです。クラウド・オンプレミスの両方に対応し、病院の運営スタイルにあわせた導入が可能。レセコンや検査機器との連携により、診療業務の効率化と情報管理の一元化をサポートします。

    参考価格:ベンダーへお問い合わせください

    blanc

    JBCC株式会社が提供する「blanc」は、シンプルで使いやすいUIが特徴のクラウド型電子カルテです。低コストで導入しやすく、病院の規模や診療スタイルに応じてカスタマイズが可能。医療データの管理を効率化し、医師やスタッフの負担を軽減します。クラウド運用により、院内のITインフラ管理の手間も削減できます。

    参考価格:ベンダーへお問い合わせください

    Henry

    株式会社ヘンリー

    株式会社ヘンリーが提供する「Henry」は、レセコンと一体型のクラウド電子カルテシステムです。カルテ作成から請求業務までを一元化し、業務効率の向上とコスト削減を両立。シンプルな操作性に加え、経営分析機能も搭載しており、病院の運営をサポートします。

    参考価格:ベンダーへお問い合わせください

    より多くの電子カルテを比較したい方は、以下の記事をご覧ください。中小病院向けのクラウド型電子カルテの特徴や価格などを詳しく解説しています。

    関連記事 クラウド型電子カルテ20選比較!普及が進む背景や選び方、導入メリットを解説

    まとめ

    電子カルテは、紙カルテの管理負担を軽減し、診療の効率化や医療の質向上に貢献するシステムです。特に中小病院では、コスト・運用負担・システム連携などを重視して選ぶことで、自院に最適な製品を見つけやすくなります。

    導入を検討している病院は、資料請求やトライアルを活用し、製品について詳しく知ることからはじめましょう。

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