アンサーロボとは
アンサーロボは、FAQを登録するだけでサイトに掲載できるAIボット(質問応答システム)です。既存のFAQデータをCSVでアップロードするだけでAIボットが作れます。オリジナルウィジェットを管理画面でカスタマイズして、生成されたJavaScriptをサイトに挿入するだけですぐに利用できます。
すでに使っているMicrosoft Teams、Salesforceなどの各種サービスと連携可能で、社内外の問い合わせ対応に活用されています。
国際的なコンペで数々の賞を受賞した高性能な自然言語処理エンジンSōsekiにWebから独自に学習した大量の訓練データを学習したモデルを利用しているので、自然文や単語のみの検索はもちろん、FAQに含まれないキーワードで質問されても回答が可能です。
アンサーロボの強み
アンサーロボは、数々の国際的な賞を受賞した最先端のAIモデル「Sōseki」を搭載しています。Sōsekiは、Wikipediaなどの大規模なデータベースや、社内に蓄積された膨大な情報を学習して、任意の質問に迅速に回答します。
Sōsekiをアンサーロボに搭載するにあたって、Web上の日本語FAQから10万件以上のQAデータのセットを作成して、Sōsekiに学習させました。この大訓練済みモデルの搭載によって、従来のチャットボットにはなかった高精度検索を実現しました。
【アンサーロボで解消される悩みや課題】
●FAQを見ないで問合せするユーザーが多い
任意のページにチャットウィジットを貼付けられるので、ユーザーはFAQのページに遷移する必要がありません。
●FAQを検索しても望む答えが見つからないので、問い合わせするユーザーが多い
Sōsekiがテキストを読解して回答するので、キーワードが一致しなくても検索でき、意味が近い回答から表示するので、検索結果の正答率が格段に向上します。
●データの整備に手間がかかる
従来は、単語・シナリオの登録や学習データの登録など、検索精度を上げるためには多大な手間とコストがかかりました。アンサーロボなら、10万件以上のQAデータで学習済みなので、単語登録や学習データが不要で、FAQ登録だけでポッドを実装できます。
アンサーロボでできること
●ユーザの質問の意味を理解し適切な回答を表示できる
●ユーザーは、キーワードでも自然文でも検索できる
●管理者は、類義語も辞書登録が不要、手間をかけずに高い回答精度を実現
●質問の意図にもっとも会う順番で回答を表示
●ユーザーは、困った時にその場て検索できる(ページ遷移が不要)
●Microsoft Teams、Slack、Zendesk、Salesforceなどとの連携が可能(オプション)
【導入事例】
●手間がかかっていたFAQの追加が簡単で、運用の負荷が大幅にダウン
(電力会社)
顧客用ではなく、業務効率化のための社内用のチャットポッドを使用していました。
従来のFAQロボはキーワードが一致しないと回答できなかったのでユーザー(社員)の利用が広がりませんでした。また、FAQの追加に手間がかかり運用の負担が大きいのが課題でした。新しいQAを追加するには、以前に登録したキーワードと重ならないように設定する必要がありました。既存のQAと似たようなQAを追加登録して回答コンテンツを充実させるのが難しかったのです。
導入してよかった点は、簡単にFAQ追加でき学習データも不要なので、導入が楽だったことです。運用保守もボタンひとつでできるのでなので、非常に楽になりました。社内での評価も良く、他部門でもアンサーロボの導入を行うことになりました。
導入前にトライアルで以前のシステムとの比較ができた点も良かったと思います。