FAQシステムとは
FAQシステムとは、よくある質問(FAQ)と質問に対する答えを提示するシステムのことです。ユーザーはシステム上で質問を入力して、答えを自分で見つけ出せます。顧客や従業員からの質問に対し、効率よく回答するためのツールとして用いられます。
クラウド型とオンプレミス型がある
FAQシステムは導入形態によって、クラウド型とオンプレミス型の2種類に大別されます。クラウド型は、ベンダーが提供するシステムをインターネット経由で利用します。導入までの期間が短く、比較的安価のため手軽に導入できるのが特徴です。
一方オンプレミス型は、自社が保有するサーバにシステムを構築します。自社のネットワーク環境で運用するためセキュリティ強度が高く、カスタマイズ性にもすぐれています。
最近は低コストかつ短期間で導入できるクラウド型の製品が主流ですが、オンプレミス型やサーバにインストールして利用するソフトウェアタイプの製品も提供されています。自社の運用に適した製品形態を選びましょう。
チャットボットとは回答形式や設置場所が異なる
チャットボットとは、ユーザーからの質問や問い合わせにロボットが回答するチャット形式の自動応答プログラムのことです。AIを搭載したAIチャットボットもあります。ユーザーの課題を解決するという目的は、チャットボットもFAQシステムも同じです。ただし両者は、以下のとおり回答時間・情報量・ターゲットに違いがあります。
- ■回答にたどり着くまでの時間
- FAQシステムは、検索ワードが適切でないと目的の質問と回答にたどり着くまでに、時間を要する場合があります。チャットボットは、質問を入力すると予測した内容を即座に返信します。曖昧な場合は複数の選択肢が提示されるため、比較的スピーディーに回答を得られるでしょう。
- ■設置場所と情報量
- FAQシステムは専用ページに質問と回答を表示するため、詳しい文章や図を用いて解説できます。一方でチャットボットは、サイト内のどのページにも設置可能です。そのためWebサイトの一部やSNSのトーク画面など、小さなウィンドウで表示されるケースが多く、提示できる情報量は限られます。
- ■ターゲットユーザー
- FAQシステムは、ユーザーが自力で目的の質問と回答を探します。情報収集が得意な人に有効なシステムといえるでしょう。チャットボットは一問一答の会話形式のため、チャットやSNSのトークに慣れている人に向いています。
FAQシステムとチャットボットの違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。両者のメリット・デメリットを比較しながら、それぞれの特徴をわかりやすく紹介しています。
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FAQシステムの導入メリット
FAQシステムを導入することで、どのようなメリットを得られるのでしょうか。主な4つのメリットを以下にまとめました。
- ■問い合わせ件数を削減できる
- FAQシステム内でユーザーの疑問が解決できれば、カスタマーサポートや担当部署への問い合わせ件数を減らせます。問い合わせ件数の減少に伴い、カスタマーサポートの規模を縮小可能なため、コストの削減が実現できます。
- ■顧客満足度が向上する
- FAQシステムを導入すると、問い合わせ内容に対して適切な回答がすぐに導き出されます。「コールセンターになかなかつながらない」「問い合わせてもすぐに疑問が解決しない」といった事態を防げるでしょう。顧客満足度が向上し、解約率の改善につながる可能性もあります。
- ■属人化を防げる
- FAQシステムにナレッジを蓄積すれば、経験値や知識に依存せず誰でも顧客対応が可能です。ベテランの従業員の退職による社内ノウハウの損失も防げるでしょう。
- ■分析機能でサービス品質が向上する
- 多くのFAQシステムにおいて、問い合わせ内容や回答の閲覧数などを分析する機能があります。顧客の声をヒアリングし記録することで、サービス改善や顧客ニーズをつかむためのツールとしても役立つでしょう。
以下の記事でも、FAQシステムの導入メリットについて解説しています。あわせてご覧ください。
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FAQシステムの主な機能
一般的な機能としては、ユーザー向けに「検索機能」、管理者向けに「FAQ管理・分析機能」があります。検索機能は、ユーザーがシステム上で関連したQ&Aを見つけ出すための機能です。Web上でスピーディーに疑問を解決できるので、ユーザーはわざわざ問い合わせをする手間が省けます。
FAQ管理・分析機能では、顧客情報や問い合わせ対応例、Q&A取扱説明書など、さまざまな情報を一元管理できます。FAQの利用状況や回答時間などのデータ分析も可能です。FAQ管理・分析機能を活用することで、顧客満足度や業務効率をさらに向上できるでしょう。
FAQシステムの3つの種類
FAQシステムは用途別に、以下の3つに分類されます。製品を比較検討する前に、どのような種類があるか知っておきましょう。
オペレーター向けFAQシステム
オペレーター向けのシステムは、コールセンターやヘルプデスクのオペレーターがFAQやマニュアルを参照する際に活用されます。オペレーターが個々に対応したフローのナレッジをシステムで共有できるため、顧客対応の質の平準化が叶います。オペレーターごとに対応の差がでるのを防ぎ、属人化が解消されるでしょう。勤続年数の浅い新人スタッフも、少ない教育で現場へ出られます。
またCRMと組み合わせれば、顧客の過去の購入情報や問い合わせ履歴をすぐに確認できます。より顧客ニーズにあった対応が可能となるでしょう。
顧客問い合わせ向けFAQシステム
顧客向けFAQシステムは、Webサイトやアプリに導入されます。顧客からの問い合わせ頻度が高い質問内容を集約した、「よくある質問」ページの作成に便利です。顧客の疑問を早期解決できることから、顧客満足度の向上が期待されます。顧客からの問い合わせ数も減るため、カスタマーサポートのコスト削減にもつながるでしょう。
社内問い合わせ向けFAQシステム
社内手続きやシステムの操作方法など、従業員からの問い合わせを効率化するのが社内問い合わせ向けFAQシステムです。主に情報システム部門や、経理・総務・人事などのバックオフィス部門で導入されます。属人化を解消し、従業員がいつでも必要な知識を引き出せます。そのため、社内の情報資産管理を実現できるでしょう。
なお、従業員が自身で解決する仕組みのため、在宅勤務やテレワークにも適しています。
万能型FAQシステム比較表
ここからは、ITトレンド編集部おすすめのFAQシステムを見ていきましょう。前述した3タイプのほか、万能型(オペレーター・顧客・社内の2つ以上に対応している製品)を含めた計4タイプにわけて紹介します。まずは、万能型FAQシステムの価格や特徴を一覧にまとめました。
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製品名 |
参考価格 |
無料トライアル |
主な検索機能 |
製品の特徴 |
レビュー評価 |
 |
FastAnswer2 |
ー |
ー |
サジェスト検索、自由文検索、絞り込み検索、添付ファイル検索など |
検索キーワードの入力ミスを自動補正 |
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 |
Click Navi |
ー |
ー |
カテゴリ検索、タグ検索、AIによる自動抽出 |
クリックだけで目的の情報にたどり着ける |
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Helpfeel |
ー |
ー |
意図予測検索、曖昧な表現にも対応 |
意図予測検索で検索ヒット率98% |
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 |
RICOH Chatbot Service |
月額18,000円~/QA数50 |
◯(30日間) |
選択肢式、フリーワード入力、類義語・同義語・表記のゆれに対応 |
業種別のFAQテンプレートを活用できる |
|
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VideoTouch |
ー |
◯ |
ー |
動画FAQをワンストップで構築 |
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Zendesk |
月額2,000円~ |
ー デモあり |
キーワード検索、アクセス数や解決率、AI搭載型ボット |
FAQページデザインの自由なカスタマイズに対応 |
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アルファスコープ |
月額100,000円~ |
ー |
カテゴリ検索、キーワード検索、自然文検索、サジェスト検索、添付ファイル検索 |
検索方法が豊富 |
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Alli |
初期費用250,000円 月額100,000円 |
◯(14日間) |
ドキュメント検索、自然言語検索 |
Excelで作成したFAQをアップロードするだけの簡単導入 |
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 |
exaBase FAQ |
ー |
ー |
文章単位で検索 |
学習済みのAI搭載検索エンジンで登録やカテゴリ分類が不要 |
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AI-FAQボット |
月額30,000円~/QA数100件 |
◯(30日間) |
自然文検索、表記ゆれに対応 |
事前学習不要の簡単導入 |
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ふれあいコンシェルジュ |
月額180,000円~ |
ー |
自然文検索、カテゴリ検索 |
管理者もユーザーも使いやすいシンプルな画面操作 |
|
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
万能型FAQシステムを紹介
上記で紹介した万能型FAQシステムについて、特徴を詳しく見てみましょう。
《FastAnswer2》のPOINT
- 膨大なFAQやナレッジの作成・検索・管理が簡単・効率的に
- 検索スキルによらずスグにナレッジにたどり着けるUIと検索機能
- オペレーター向けFAQとお客様向けFAQをワンシステムで管理できる
テクマトリックス株式会社が提供する「FastAnswer2」は、顧客向けFAQページやオペレーター・従業員向けFAQナレッジとして、幅広く活用されています。複数のFAQを同時に利用でき、1つのデータベースで一元管理が可能です。コンタクトセンターCRM「FastHelp」との統合で、オペレーターのさらなる業務効率化も実現するでしょう。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
サジェスト検索、自由文検索、絞り込み検索、添付ファイル検索など |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 教育・教育学習支援関係 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
FastAnswer2のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
ナレッジのカテゴリーの設定や編集・閲覧権限設定が細かく対応できる点が良いですし、画像データやexcelデータの添付がやりやすく文字装飾などのコンテンツ作成の自由度も高いですね。 |
業種 | 運輸 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
FastAnswer2の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
導入コストが高いと言う点が改善して欲しい点です。非常に良い製品ですので、導入しやすい価格であればもっと良かったと思います。 |
《Click Navi》のPOINT
- シンプルなユーザインターフェース
- 表示された「検索条件」をクリックするだけ
- AIによる「絞込キーワード」の自動抽出、カテゴリ候補を自動提示
住友電工情報システム株式会社が提供する「Click Navi」は、検索方法に特徴のあるFAQシステムです。AIが絞り込みキーワードやカテゴリ候補を自動で提案するため、文字入力せずにクリックだけで文書を検索できます。検索キーワードが思いつかない場合でも、迷うことなく目的の情報にたどり着けるでしょう。ITスキルや経験、使用環境を問わず、使いやすさも特徴です。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
ー |
主な検索機能 |
カテゴリ検索、タグ検索、AIによる自動抽出 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Helpfeel》のPOINT
- 「意図予測検索」によってFAQ検索ヒット率98%を実現
- スムーズな導入・運用・分析まで実現する手厚い伴走支援
- 契約後、最短1ヶ月でご利用開始
株式会社Helpfeelが提供する「Helpfeel」は、高いヒット率と高速応答が特徴のFAQシステムです。曖昧なキーワードで検索しても目的の情報にヒットする意図予測検索機能を搭載しています。平均的なFAQシステムと比べると、約1,000倍もの速さで応答可能です。導入・運用サポートも充実しており、既存FAQシステムからのコンテンツ移行やページの改善もスムーズでしょう。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
意図予測検索、曖昧な表現にも対応 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
Helpfeelのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
シンプルでゴチャゴチャとしていないインターフェースは使いやすく魅力的です。また検索性能が高く、キーワードの完全一致ではなく口語的な表現や感覚的な表記にも対応しており精度が高いです。 |
業種 | 介護・福祉 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
Helpfeelの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
利点にもなり得るが、管理ユーザーが20名なので、法人によっては少なく感じるかもしれない。管理者にかかる負担も大きい。 |
《RICOH Chatbot Service》のPOINT
- 3 STEPの簡単な手続きで誰でもすぐに始められる
- AI(人工知能)と手動による学習・育成が可能
- 利用者ニーズを見える化し、組織全員で共有可能
リコージャパン株式会社が提供する「RICOH Chatbot Service」は、AIを搭載したFAQチャットボットです。よくある質問や答えを会話形式で探せます。質問と回答が入力されたExcelをインポートするだけで、簡単に運用を開始できます。業種別のFAQコンテンツのテンプレートも用意されており、導入準備にリソースを割かずに導入できるのも魅力の1つです。
参考価格 |
RICOH Chatbot Service Starter:初期費用5,000円、月額18,000円/QA数50 RICOH Chatbot Service Standard:初期費用5,000円、月額50,000円/QA数200 RICOH Chatbot Service Enterprise:年額2,750,000円/QA数2,000 |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
選択肢式、フリーワード入力、類義語・同義語・表記のゆれに対応 |
業種 | 電気、電子機器 |
従業員規模 | 5,000名以上 |
RICOH Chatbot Serviceのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
法令や契約に関する問い合わせは個別に有人で対応する必要があるので、主に手続き関連の問い合わせなどをチャットボットで対応するように設定できるなど、細かい管理が可能ですし、法務関連の問い合わせにも向いたシステムです。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 5,000名以上 |
RICOH Chatbot Serviceの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
チャットボットの色味は選択できるのですが、この画面が青系、こっちの画面は黒系とか個別指摘ができず、全体的に青系とか黒系とか赤系になってしまうのが、惜しいところです。 |
《VideoTouch》のPOINT
- 画面収録や動画アップロードで簡単に動画を作成して活用できる
- 動画FAQや動画マニュアルをワンストップで簡単に構築できる
- 効果を計測して、データを元にしたきめ細やかな対応が可能
VideoTouch株式会社が提供する「VideoTouch」は、誰でも簡単に動画FAQを構築できる動画トレーニングプラットフォームです。動画の作成・編集・配信・分析がワンストップで可能です。作成した動画はスタッフ研修や顧客対応、営業活動など、さまざまなビジネスシーンで活用することで、業務の効率化やコスト削減を実現するでしょう。動画の視聴回数・時間・維持率などを把握できる分析機能も搭載しています。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
VideoTouchのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
自動で字幕を付ける機能やトリム機能などスピーディーな動作コンテンツ制作には欠かせないサービスだと感じました。また機能アップデートなどもスピーディーですね。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 50名以上 100名未満 |
VideoTouchの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
機能面では特に改善点はありませんが、手持ちの動画をアップロードする際にサイズが大きいともたつくなどの現象が時折起こります。 |
《Zendesk》のPOINT
- 顧客向け、社内向けFAQをノーコードで簡単に作成
- コンテンツは見たままに編集でき、デザインもカスタマイズ可能
- アクセス数や解決率、検索キーワードなど、データ分析機能も充実
「Zendesk」は株式会社Zendeskが提供しており、世界で10万社をこえる企業が利用するカスタマーサービスプラットフォームです。顧客向けと社内向けのFAQページは、企業にあわせたデザインにカスタマイズできます。キーワード検索はもちろん、おすすめ記事の表示機能もあり、ユーザーが自力で疑問解決しやすい仕組みです。また、AI搭載型ボットにより、質問内容に適した回答を抽出して自動返答します。ユーザーからのフィードバックを学習するため、使用するほど精度の向上につながるでしょう。
参考価格 |
月額2,000円~ |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
キーワード検索、アクセス数や解決率、AI搭載型ボット |
業種 | 卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 | 5,000名以上 |
Zendeskのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
Zendeskでは顧客からのお問い合わせに応えることができることはもちろん、プランによってはリアルタイムでチャットができたりととても便利。
また、管理画面からFAQ画面を容易に変更することが可能なので、変更のたびにHTMLを触る必要がない。 |
業種 | 飲食店・宿泊 |
従業員規模 | 750名以上 1,000名未満 |
Zendeskの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
電話での問い合わせの記録管理も簡単にシステムに組み込めるようになると活用の幅が広がります。また非常に機能豊富なので色々な使い方のヘルプ・チュートリアルが充実すると自分たちでアレンジすることも可能になりますね。 |
アルファスコープ
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 東証プライム上場
《アルファスコープ》のPOINT
- リモートワークにおける情報(ナレッジ)共有の課題を解決
- 顧客/社内/オペレータ向けと、利用目的に合わせた活用が可能
- 低コストですぐに始められるクラウドサービス
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する「アルファスコープ」は、顧客・社内・オペレーター向けFAQに対応します。オペレーター向けFAQシステムでは、スタッフごとに表示形式やFAQの分類方法をカスタマイズできます。さらにチャットボットを構築し、統合管理も可能です。PV数やログイン数、FAQがヒットしなかったワードのモニタリングなど、管理・運用に役立つ分析機能も豊富です。
参考価格 |
月額100,000円~ |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
カテゴリ検索、キーワード検索、自然文検索、サジェスト検索、添付ファイル検索 |
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
アルファスコープのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
この製品の良い点は何と言っても検索機能が充実している、という点です。カテゴリ検索やキーワード検索、文章検索など、非常に多くの検索機能が装備されていますので、例えば大量にある文書を探すときでも大いに役立ちます。 |
アルファスコープの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
弊社の設定もあると思いますが、探しているFAQは問題なく出てくるのですが、資料は別に探しに行かないといけないです。人事システムで使われているので、関連するファイルも含めもっと網羅的に検索出来るようになったらベターです。 |
《Alli》のPOINT
- 導入が簡単:FAQを登録するだけ。最初から高い回答精度を実現
- 運用が簡単:自動トレーニング機能でAIが学習。精度が日々向上
- 抜群のコストパフォーマンス:豊富な機能と手厚いサポート体制
Allganize Japan株式会社が提供する「Alli」は、タグ付けやキーワードの辞書登録が不要で、FAQをアップロードするだけで運用できるAIチャットボットです。独自のAI技術により、問い合わせに対して、はじめから精度の高い回答をします。自動トレーニング機能で95%以上の回答率も実現するでしょう。また、ドキュメント検索機能や有人チャット機能など標準で利用可能な機能が豊富です。
参考価格 |
初期費用250,000円 月額100,000円~ |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
ドキュメント検索、自然言語検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《exaBase FAQ》のPOINT
- 文章単位で検索結果を表示。高精度な検索を実現
- Q&Aのリストをアップロードするだけなので導入が簡単、短時間
- 利用履歴とスコアからFAQの改善が可能
「exaBase FAQ」は株式会社エクサウィザーズが提供しており、社内向けナレッジ共有ボットとしても、顧客向けFAQボットとしても運用できるFAQシステムです。最先端の自然言語処理機能を搭載した汎用言語モデルAIで、話し言葉でも文脈を理解し回答します。ユーザーの求める情報が高確率で表示され、問い合わせのストレスを軽減するでしょう。また、既存のデータをアップロードするだけで導入でき、最短でアカウント発行の当日に運用開始も可能です。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
学習済みの検索エンジン、自然言語処理で文章単位のデータ検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《AI-FAQボット》のPOINT
- 事前学習が不要、Q&AのExcelファイルをアップロードするだけ
- Teams、Slackなどのグループウェアやビジネスチャットと連携可能
- 言葉の揺れを自動的に学習、2回目からの回答の精度が向上
株式会社L is Bが提供する「AI-FAQボット」は、Excelを活用したFAQソリューションです。質問と回答を入力したExcelをアップロードするだけで利用でき、AIの事前学習は不要です。SlackやTeams、LINEやChatworkなど、各種チャットからも利用できます。料金プランに特徴があり、Q&Aの数によって月額料金が変動する料金形態を採用しています。
参考価格 |
月額30,000円~/QA数~100件 100件ごとに10,000円 |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
自然文検索、表記ゆれに対応 |
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
AI-FAQボットのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
社内向けと社外向けで使い分けてFAQ対応出来る幅広さが素晴らしいです。特に24時間365日対応できる点が優れています。 |
業種 | エネルギー |
従業員規模 | 1,000名以上 5,000名未満 |
AI-FAQボットの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
回答ヒット率の向上などが希望です。正解にたどり着きやすいカテゴリー表示の簡単な設定なども出来るとより容易に自社で改善が可能になります。 |
《ふれあいコンシェルジュ》のPOINT
- 社内スタッフや顧客からの問い合わせ削減を実現
- 利用者の検索ニーズが把握できるから、FAQデータを育てやすい
- アカウント数・FAQデータ数が無制限。使うほど導入効果が上がる
北日本コンピューターサービス株式会社が提供する「ふれあいコンシェルジュ」は、自然言語AI搭載のFAQシステムです。AIが文章を解読し、関連する回答データを導き出します。また、ユーザーが検索した文章の履歴をニーズとして記録しているため、追加すべきデータの分析にも困りません。短時間のメンテナンスでも大きな改善効果が期待できるでしょう。
参考価格 |
月額180,000円~ |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
自然文検索、カテゴリ検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 素材 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
ふれあいコンシェルジュのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
社内の問い合わせと、社外の顧客問い合わせ双方のシチュエーションで使用できるので汎用性が高い。
また、ユーザー数とFAQの登録件数に上限が無いのも有難い。 |
業種 | 素材 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
ふれあいコンシェルジュの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
特にない。元々運用していた問い合わせ管理のツールからの移行が一番の懸念点だったが、細かい設定なども特に必要なく導入できたのでホッとした。 |
オペレーター向けFAQシステム比較表
続いては、オペレーター対応の効率化に適したFAQシステムを紹介します。まずは、価格や機能、特徴を比較してみましょう。
|
製品名 |
参考価格 |
無料トライアル |
主な検索機能 |
製品の特徴 |
レビュー評価 |
 |
Accela ヘルプデスクの達人 |
ー |
ー |
キーワード検索、タグ検索、ページ単位検索 |
ヘルプデスク業務のノウハウを集約 |
|
 |
ナレッジリング |
初期費用98,000円~ 月額9,920円〜 |
◯(30日間) |
キーワード検索、サジェスト検索、ファイル内検索 |
コミュニティサイトで他ユーザーと知識を共有 |
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 |
SolutionDesk for カスタマーサポート |
月額4,000円~/ユーザー |
◯(30日間) |
ナレッジベース検索 |
ナレッジのタグ分類にによる管理で情報が探しやすい |
|
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
オペレーター向けFAQシステムを紹介
上記のオペレーター向けFAQシステムについて、製品ごとに詳しく見てみましょう。
《Accela ヘルプデスクの達人》のPOINT
- FAQに加え動画やマニュアルも問題解決ナレッジとして活用
- 新人オペレーターでも必要な情報を簡単に探し出せる
- 社内向けFAQの一部を簡単操作でWeb公開、お客様の自己解決を促進
アクセラテクノロジ株式会社が提供する「Accela ヘルプデスクの達人」は、自社で培ったヘルプデスク業務のノウハウで構築されたFAQシステムです。オペレーターの問題解決力にすぐれ、FAQコンテンツからのタグ抽出やページ単位検索、簡単タグ検索などによって、新人オペレーターでも効率よく必要な情報を探し出せます。動画・マニュアル・熟練者のノウハウなど、あらゆるナレッジを統合的に共有できるので、社内外のFAQとしても有効です。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
キーワード検索、タグ検索、ページ単位検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Accela ヘルプデスクの達人のいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
お客様対応の際によくあるご質問などをこのサービスで共有することで、より安定的で高レベルなカスタマーサービスが行えるようになった。 |
業種 | 放送・広告・出版・マスコミ |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Accela ヘルプデスクの達人の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
情報を共有する際に、誰がいつアップロードしたのかをよりわかりやすく表示していただけるとよりわかりやすいと思う。 |
《ナレッジリング》のPOINT
- あいまいな検索でも候補ワードの表示で的確に回答を入手できる
- 投稿テキストだけでなくファイル内も同時検索する高い検索精度
- 内部での質問・回答はナレッジとして蓄積され検索候補対象に
株式会社CBITが提供する「ナレッジリング」は、検索機能にすぐれ、曖昧な検索にも的確に回答できるFAQシステムです。コールセンターを中心に、文書管理や社内FAQなどに利用されています。コミュニティ機能を搭載しており、FAQで解決できない場合はユーザーを対象に質問し、さらなるナレッジの蓄積が可能です。業界最安クラスのコストで導入でき、無料プランも用意されています。
参考価格 |
ベーシック:初期費用98,000円、月額9,920円 アドバンス:初期費用120,000円、月額20,150円 エンタープライズ:初期費用150,000円、月額50,000円 公開FAQ:初期費用150,000円、月額50,000円 |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
キーワード検索、サジェスト検索、ファイル内検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
SolutionDesk for カスタマーサポート
製品・サービスのPOINT
- ナレッジをWebサイトでFAQ公開、お客様の自己解決を促進
- ナレッジベース型チャットボットが問題解決をお手伝い
- 部門の壁を超えたエスカレーションの実現で問題解決を加速
アクセラテクノロジ株式会社「SolutionDesk for カスタマーサポート」は、アクセラテクノロジ株式会社が提供しており、ナレッジベース型チャットボットで顧客の自己解決を促進します。タグ分類によるナレッジ共有で情報を探しやすく、オペレーターの問題解決能力が向上します。有用なナレッジは、FAQとしてWebサイトで公開することで、顧客の自己解決に役立つでしょう。さらに、ナレッジベース型チャットボットも搭載し、ユーザーの問い合わせについてヒアリングし解決策を提案します。
参考価格 |
エントリー:月額4,000円/ユーザー スタンダード:月額8,000円/ユーザー プレミアム:月額8,000円/ユーザー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
ナレッジベース検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
顧客問い合わせ向けFAQシステム比較表
続いては、顧客からの問い合わせ対応にすぐれたFAQシステムを紹介します。まずは、価格や機能、特徴を比較してみましょう。
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
顧客問い合わせ向けFAQシステムを紹介
上記の顧客問い合わせ向けFAQシステムについて、製品ごとに詳しく見てみましょう。
《Service Cloud》のPOINT
- 顧客理解に基づくカスタマーエクスペリエンス(CX)向上を実現
- あらゆるチャネルで「いつでも」「どこでも」顧客をサポート
- 年三回の無償アップデートより、テクノロジーの進化にも対応
株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する「Service Cloud」は、さまざまなチャネルで顧客の問い合わせを解決するカスタマーサービスプラットフォームです。自社のアプリやポータルに組み込むことでアクセスが容易になり、顧客は問い合わせや情報収集をしやすいでしょう。過去の回答など必要な情報が集約されたコミュニティ環境では、顧客が自身で回答を見つけられます。また、管理画面では顧客情報や社内ナレッジベースをすばやく確認できるため、オペレーターによる問い合わせ対応の質が向上するでしょう。
参考価格 |
Essentials:月額3,000円~/ユーザー Professional:月額9,600円/ユーザー Enterprise:19,800円/ユーザー Unlimited:月額39,600円/ユーザー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
おすすめや最適化された記事検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《Freshdesk》のPOINT
- メール、電話、フォーム、LINEやSlack、Teamsなどを一元管理。
- チームや組織で対応するための機能が充実
- 分析機能が充実しているから、問合せ業務工数が75%削減できる
OrangeOne株式会社が提供している「Freshdesk」は、問い合わせ対応のスピードアップと工数削減、品質向上が実現します。問い合わせの自動割り振りや外部メンバーへの相談など、効率化に役立つ機能が豊富です。過去の問い合わせを利用したFAQや、チャットボットやカスタマーポータルで顧客の自己解決を促進できます。また、ワークショップやオンライン相談会、ヘルプデスクなどシステム導入サポートも充実しており、スムーズに運用をはじめられるでしょう。
参考価格 |
GROWTH:月額2,200円~/ユーザー PRO:月額7,200円/ユーザー ENTERPRISE:11,550円/ユーザー ※無料プランあり |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
ナレッジベースの検索 |
業種 | コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 | 10名未満 |
Freshdeskのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4 |
まず、他製品と比較して機能面で劣っていないところ。
やりたい機能はほぼ備わっていると思います。
問い合わせ対応のエージェントが少なければ無料プランでもかなりの機能を使うことができます。
しかも、同様の機能を持っているサービスと比較して価格が安いです。 |
業種 | 金融・証券・保険 |
従業員規模 | 100名以上 250名未満 |
Freshdeskの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3 |
秘密保持契約を結んでいる顧客が少数ではあるがあることはあるのでその顧客の情報共有は避けたい。できれば情報共有部署の選択機能があればなおよい。 |
COTOHA Chat & FAQ ドキュメント回答プラン
製品・サービスのPOINT
- 文書から回答を自動生成、問い合わせ対応業務の生産性を大幅向上
- AIを活用して膨大な文書から回答を探す時間を大幅短縮
- マニュアルなどを問い合わせ対応にも活用し既存文書の価値最大化
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社が提供する「COTOHA Chat & FAQ ドキュメント回答プラン」は、高精度なAIチャットボットで問い合わせ対応をするサービスです。FAQを作成しなくても、マニュアルや説明書などのドキュメントをAIが理解し、問い合わせに回答します。ドキュメントを更新すると自動的に回答も更新します。システム導入の際にFAQ作成が不要なため、最短3営業日で利用開始も可能です。
参考価格 |
初期費用無料 月額80,000円 |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
独自の意味検索エンジンで質問の意図を読み取り、高い精度で回答 |
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《DECAカスタマーサポート》のPOINT
- ChatGPTでFAQの生成が自動化でき、QAの作成・運用工数を削減可能
- AIが質問文から関連する回答を提案し、ユーザーの自己解決を促進
- 有人接客の切替やLINEなど複数チャネルに対応、顧客ごとに最適化
「DECAカスタマーサポート」は株式会社ギブリーが提供しており、ChatGPTを活用してFAQを作成するAI‐カスタマーサポートツールです。さまざまな形式のデータから顧客対応に必要な情報を読み込み、FAQを自動生成します。さらに、FAQページでの自動回答やチャットボット、質問の回答におけるサジェストをAIが提示するなど、問い合わせ対応の効率化が実現するでしょう。自己解決や自動対応が困難な問い合わせには、LINEやWeb対応のチャットやビデオ通話など有人対応も充実しています。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
キーワード検索、タグ検索 |
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《SyncAnswer》のPOINT
- 管理画面から簡単作成!ブログ感覚でFAQを作れる
- お客様の声を可視化!潜在ニーズを明らかに
- マルチデバイス対応でスマートフォンからも快適閲覧!
株式会社SyncThoughtが提供する「SyncAnswer」は、ブログ記事を書くような感覚で、手軽に顧客向けFAQを作成・公開できるシステムです。登録や更新時の承認ワークフロー・公開予約の設定・アクセス管理機能など、FAQ管理に必要な機能を完備しています。評価アンケート分析機能や、PVやUUからFAQを分析できるランキング機能により、FAQコンテンツを継続的に改善できます。
参考価格 |
エントリー:初期費用250,000円、月額50,000円 スタンダード:初期費用500,000円、月額100,000円 プロフェッショナル:初期費用800,000円、月額200,000円 |
評価機能 |
◯ |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
キーワード検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
《さっとFAQ》のPOINT
- エクセル型のテンプレート入力だけでFAQの運用をスタート!
- 会話履歴から簡単にデータ分析ができるダッシュボード!
- 最小10,000円/月の低コストでチャットボット1体を運用可能!
株式会社サンソウシステムズが提供する「さっとFAQ」は、Webサイトやビジネスチャットで運用できるFAQシステムです。Excel型のテンプレートに質問と回答を入力するだけの簡単な操作で、FAQコンテンツが完成します。導入するシステム数に応じたわかりやすい料金プランも特徴です。LNE WORKSなどのビジネスチャットと連携可能で、より利便性の高いFAQを展開できるでしょう。
参考価格 |
エントリーモデル:月額10,000円 ベーシックプラン:月額30,000円 アドバンスプラン:月額50,000円 |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
選択肢式 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 人材サービス |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
さっとFAQのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
Excelで簡単にFAQの編集ができます。
弊社のような人材サービスでは多くのお問い合わせがくるため、それの自動化に悩んでました。
使ってみると利用状況を視覚的に確認できるため、ビジネス課題の解決に大きな効果を発揮します。
最高のコスパで、効率的なビジネスを実現できます。 |
業種 | 人材サービス |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
さっとFAQの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
より詳細なテンプレートを提供してほしいです。
そしてより詳しい情報を入力することができるようにしてほしいです。 |
ディー・キュービック株式会社のAI FAQ構築サービス
製品・サービスのPOINT
- 導入前診断の無料キャンペーン実施中!
- 「FAQ作成の課題を解決」AIを使ったFAQ構築とは?
- 最短3週間でFAQデータを納品!
「ディー・キュービック株式会社のAI FAQ構築サービス」は、FAQ構築に必要なデータ作成を支援します。電話・メール・チャットなどの過去の顧客応対履歴をもとに、テキスト解析AIがFAQナレッジを構築します。また、オプションでチャットボットや自動応答への展開も可能です。FAQの作成やメンテナンスが課題の企業におすすめのサービスです。
参考価格 |
初期費用800,000円~ |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
ー |
主な検索機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 建設 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
ディー・キュービック株式会社のAI FAQ構築サービスのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
AIを使ったFAQのサービスということで、とても便利なサービスでした。何より不備が無く、全ての規模に対応出来るという点で、他にはない良いサービスです。 |
業種 | 建設 |
従業員規模 | 500名以上 750名未満 |
ディー・キュービック株式会社のAI FAQ構築サービスの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
特にこれといった改善点などはありませんでした。強いて言うならば、少し扱いにくいかもしれません。操作に慣れていないと始めは少し時間がかかります。 |
社内問い合わせ向けFAQシステム比較表
続いては、社内からの問い合わせ検索にすぐれたFAQシステムを紹介します。まずは、価格や機能、特徴を比較してみましょう。
|
製品名 |
参考価格 |
無料トライアル |
主な検索機能 |
製品の特徴 |
レビュー評価 |
 |
Freshservice |
初期費用無料 月額2,800円~/ユーザー |
◯(14日間) |
ナレッジ検索 |
SaaS利用状況や複数チャネルからの問い合わせを一元管理 |
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Helpfeel Back Office |
ー |
ー |
キーワード検索、意図予測検索 |
従来FAQの1,000倍の速さで回答を表示 |
|
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
社内問い合わせ向けFAQシステムを紹介
上記の社内問い合わせ向けFAQシステムについて、製品ごとに詳しく見てみましょう。
《Freshservice》のPOINT
- メール、電話、フォーム、Slack、Teams等社内問合せを一元管理。
- PC/SaaS管理を自動化。
- FAQやチャットボットで従業員が自己解決。
OrangeOne株式会社が提供している「Freshservice」は、SaaSの使用状況管理や問い合わせ対応などノンコア業務を効率化します。よくある質問のFAQ化やチャットボットによる対応で、問い合わせ業務の工数が削減するでしょう。電話やメール、フォームやSlackなどさまざまなチャネルの問い合わせを管理し、タスク化します。さらに、SaaSの使用状況やID、料金など一元管理ができ、使用していないSaaSの自動検出も可能です。
参考価格 |
STARTER:月額2,800~4,300円/ユーザー GROWTH:月額7,200~8,600円/ユーザー PRO:13,800~16,700円/ユーザー ENTERPRISE:月額17,300~12,100円/ユーザー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
◯ |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
ナレッジ検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | エネルギー |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Freshserviceのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
ITのサポート、ナレッジ共有、変更管理など、ITILに準拠した運用が可能になります。ITだけでなく、あらゆる申請業務を行っている他部署でも活用可能です。 |
業種 | エネルギー |
従業員規模 | 250名以上 500名未満 |
Freshserviceの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
ワークフローの設計がやや弱いかなと思います。承認をする人が不在の時の代理承認者の設定と解除を、もう少し柔軟に設定しやすくなるといいかなと思います。 |
《Helpfeel Back Office》のPOINT
- 50倍に拡張された質問予測パターンで圧倒的な検索ヒット率
- 社内規程やマニュアルをまとめて検索できる
- いつでも簡単に編集:改善ができる柔軟な編集環境
株式会社Helpfeelが提供する「Helpfeel Back Office」は、キーワード検索型社内FAQシステムです。質問の予測パターンを拡張し、スペルミスや漢字とひらがなの違い、感情的・抽象的な表現などにも対応できます。従来のFAQページに比べ、約1,000倍の応答速度と柔軟な編集環境をもつ点が強みです。また、専任チームによるFAQサイト構築・コンテンツ移行・分析・改善提案などが受けられます。
参考価格 |
ー |
評価機能 |
ー |
テンプレート |
ー |
スマホ対応 |
◯ |
主な検索機能 |
キーワード検索、意図予測検索 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Helpfeel Back Officeのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
検索性能に優れたFAQシステムであり、ウェブサイトを訪れるお客様の検索ニーズに合致したFAQページへと案内してくれるのでお客様が問い合わせに時間をかけることなく、自己解決できるのが魅力です。 |
業種 | 情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 | 10名以上 50名未満 |
Helpfeel Back Officeの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5 |
サイトで製品・サービスをオーダーする際にエラーが表示された場合、解決に必要なFAQページが同時に表示される機能があると便利です。 |
製品数が多くてどの製品から比較したらよいかわからない、ひとまず最新の人気製品から検討してみたい、という方はこちらのランキングも参考にしてください。
FAQシステムの選び方
検索方法やFAQコンテンツの作成方法など、製品ごとに機能や特徴は異なります。自社のFAQ構築に最適なシステムを選ぶには、どのような点に気をつければよいでしょうか。以下の4つのポイントを参考にしてください。
- ・自社の運用スタイルにあった検索機能があるか
- ・システム構築・メンテナンスが手軽にできるか
- ・チャットボット・FAQシステムどちらが適しているのか
- ・CRMや問い合わせ管理システムと連携できるか
自社の運用スタイルにあった検索機能があるか
一般的な検索機能の種類は次のとおりです。
- ■自然文検索
- 話し言葉で入力された質問に対し、適した回答を表示する方法
- ■サジェスト検索
- 入力されたキーワードや質問に適していそうな回答候補を表示する方法
- ■タグ検索
- 回答に関連するワードをタグ付けして、キーワード検索の検索性を高める方法
- ■カテゴリ検索
- FAQをカテゴリ別に分け、ユーザーが選択することで回答を表示する方法
例えばAIを搭載したシステムなら、キーワードが完全に一致していなくてもユーザーの意図を汲み取って検索可能です。そのほか、よく閲覧されているFAQを人気順に表示できるシステムや、Googleなどの検索サイトからもFAQが表示されるよう対策できる製品もあります。
「すでにFAQを設置しているが、問い合わせが減らない」「FAQシステムがあまり活用されていない」といった課題をもつ企業は、検索機能を見直してみるのもよいでしょう。
システム構築・メンテナンスが手軽にできるか
FAQシステムは、「よくある質問」と回答を設定して運用をはじめるため、一から構築する場合は手間がかかります。そのため、導入に工数のかからないシステムを選択するのがおすすめです。例えば、ExcelなどにまとめたFAQで簡単に設定できるものや、導入準備サポートが手厚いベンダーの製品を選ぶとよいでしょう。
また、FAQコンテンツの定期メンテナンスも、時間をかけずに運用できる製品があります。例えば、回答できなかった質問を集約し、追加すべきFAQを提案してくれるシステムです。分析レポートによりニーズが可視化されると、効果的なFAQを追加できるでしょう。
チャットボット・FAQシステムどちらが適しているのか
問い合わせ対応にチャットボットを用いることもあります。FAQシステムもチャットボットも導入目的と効果は同じですが、2つの違いを把握したうえで、どちらを導入すべきか慎重に判断したいものです。あらためて、チャットボットとFAQシステムの違いをおさらいしましょう。
チャットボットは、一問一答のシナリオに沿った対話形式が特徴です。サイト内のどこにでも設置できます。対してFAQシステムは、それぞれの質問に回答ページが設けられているため、長文での回答が可能です。さらに検索性が高いため、大量のFAQを扱うのに長けています。利用シーンに応じて使い分けるか、組み合わせて活用するのもおすすめです。
CRMと連携できるか
オペレーターや顧客問い合わせ向けにFAQシステムを導入する場合は、CRMとの連携が可能かも調べておきましょう。CRMとは、顧客情報や対応履歴などを一元管理するシステムです。CRMとFAQシステムを連携させれば、顧客対応の合間にCRMからFAQを調べられます。
また、CRMに蓄積されたナレッジにもとづいてFAQを作成できるのもメリットです。FAQコンテンツが充実して、サービスの満足度も向上するでしょう。
自社にあったFAQシステムで顧客満足度を上げよう
FAQシステムを導入すれば、顧客や従業員からの問い合わせが減少するだけでなく、オペレーターの応対品質も向上します。すぐに疑問を解決できれば、サービスの満足度向上にも役立ちます。目的にあった製品を導入するために、機能や料金、導入形態などさまざまな視点で、製品を比較検討してください。記事内で紹介したFAQシステムは、資料請求(無料)が可能です。選択した製品で比較表も作成できるため、ぜひ社内検討に役立ててください。