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ホスティングとベアメタルサーバ・クラウドの意味や違いを解説!

2023年01月17日 最終更新

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ホスティングとベアメタルサーバ・クラウドの意味や違いを解説!

ホスティングとベアメタルの違いが分からず困っていませんか。特にベアメタルは複数の意味を持つため、混同している人も多いでしょう。この記事ではホスティングとベアメタルの概要から両者の違い、向いている利用形態まで解説します。自社に合ったサービスを選定する参考にしてください。

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ホスティングとは?

ホスティングとはサーバをレンタルするサービスです。インターネットサービスプロバイダなどがベンダーとなり、ユーザーにサーバを貸し出します。

借りるといっても、ユーザーが自社に設置するわけではありません。インターネットを介して遠隔地にあるレンタルサーバを使うことになります。したがって、サーバの物理的な管理がサービスの一環として提供されていることが多いです。

ホスティングはコロケーションサービスと混同されがちですが、コロケーションサービスではサーバを借りません。ユーザーが所有するサーバの設置場所のみが提供されます。

利用形態は「共用・専用」の2種類

ホスティングは共用ホスティングと専用ホスティングに分けられます。

共用ホスティングはバーチャルウェブとも呼ばれ、複数のユーザーが1つのサーバを利用する形態です。一方、専用ホスティングはインテグラルとも呼ばれ、ユーザーが1つのサーバを独占的に利用できる形態を指します。

共用ホスティングは低価格で利用できる反面、制約が多いのが難点です。機能が制限されているほか、あまり大きな負荷を掛けるとほかのユーザーに悪影響を及ぼしてしまうおそれがあります。

それに対して、専用ホスティングは自由に利用できます。自社で使いやすいようカスタマイズも可能です。その代わり共用ホスティングより高額になる場合が多いです。

ベアメタルとは?

ベアメタルはIT業界で2つの意味を持つ言葉です。それぞれの意味を見ていきましょう。

ソフトウェアがインストールされていないサーバ機器のこと

ベアメタルとは本来、むき出しの金属を指す言葉です。そこから転じて、IT業界ではソフトウェアがインストールされていないサーバやHDDを指す用語として使われます。

管理ツールやネットワークは整備されているため、遠隔で操作可能です。しかし、OSを含めてまったくソフトウェアがインストールされていないため、単体での操作はできません。

「ハイパーバイザ型の仮想化技術」という意味もある

一方、ベアメタルはハイパーバイザ型の仮想化を実現する技術を指す言葉としても用いられます。

サーバの仮想化とは、サーバを論理的に分割して複数のサーバとして利用することです。そして、ハイパーバイザは仮想化を実現する技術の1つです。具体的には、ハードウェアを制御するためのプログラムを指します。

仮想化にはいくつかの方法がありますが、ハイパーバイザ型の特徴はホストOSを使わないことです。その代わりに制御プログラムであるハイパーバイザを利用します。ハイパーバイザのOSを使わない性質に由来し、ベアメタルという言葉が当てられたのだと考えられます。

「ベアメタルクラウド」「ベアメタルサーバ」の2種類がある

ベアメタルクラウドやベアメタルサーバという言葉もあります。これらにおけるベアメタルは、ハイパーバイザの技術ではなく、何もインストールされていないサーバ機器を指しています。

■ベアメタルクラウド
ベアメタルクラウドはクラウド上で物理サーバを提供するサービスのことです。仮想化サーバを貸し出すサービスと区別するためにベアメタルクラウドと呼ばれています。
ベアメタルクラウドではすでにサーバが準備してあり、それをユーザーに割り当てるだけなため、すぐに利用開始できます。オンデマンドなサービスと言えるでしょう。物理サーバを操作するコントロールパネルが提供される点や、料金体系が柔軟なのが特徴です。
■ベアメタルサーバ
ベアメタルサーバはユーザーが申し込んでからセットアップが行われるため、使えるようになるまで時間を要します。ベアメタルクラウドほど操作の自由度は高くなく、料金体系も月額料金制であるなど固定的です。

ホスティングとベアメタルの違いは?

ホスティングとベアメタルクラウド・サーバはどちらもサーバをクラウド上で貸し出すサービスです。しかし、両者には以下の違いがあります。

■ホスティング
  • ・提供されるのは物理サーバ
  • ・柔軟性や拡張性に劣る
  • ・低価格
  • ・初期費用は基本無料
■ベアメタルクラウド・サーバ
  • ・物理・仮想サーバどちらでも可能
  • ・柔軟性や拡張性に優れる
  • ・高額
  • ・初期費用がかかる

基本的に多くの面でベアメタルクラウド・サーバのほうが優れています。ただし価格は高いため、コストとメリットのバランスを考慮して選ぶことが大切です。

ホスティングに向いている利用形態は?

ホスティングは中小規模での利用に向いています。具体的には、ブログや企業HPの運営に適しているでしょう。ホスティングは自由度が低いため、高度なことはできません。しかし、中小規模の利用であればあまり高度な機能が必要ないため困らないでしょう。

その分料金は安く済むため、気軽に利用を始められます。サービスによっては月額100円から始められたり、テンプレートが搭載されていてすぐに利用できたりします。

一方、ベアメタルは大規模な利用に適したサービスです。アプリやソーシャルゲームの運営など、高度な機能や設定を必要とする利用にも耐えられます。また、変化の激しいECサイトの運営や、顧客データの分析などにも向いています。

ホスティングとベアメタルの意味や違いを明確に理解しよう!

ベアメタルには以下の2つの意味があります。

  • ■ソフトウェアがインストールされていないサーバ
  • ■ハイパーバイザ型の仮想化技術
  • また、サーバを貸し出すサービスを指す言葉にベアメタルクラウド・ベアメタルサーバがあります。安価な反面自由度が低いホスティングとは異なり、ベアメタルは自由度に優れ費用も高いです。以上を踏まえ、最適なサービスを選びましょう。

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