おすすめしたいクラウド型ログ管理システムの比較表
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ITトレンド編集部おすすめ!クラウド型ログ管理システム
現代ではインターネット技術の発展によりクラウド型のシステムが普及しています。ログ管理システムでも、導入コストが低く、比較的スムーズに導入できるシステムとして、クラウド型を選択する企業が増えています。
まずは、ITトレンド編集部がおすすめするクラウド型ログ管理システムを紹介していきます。
《AUDIT MASTER》のPOINT
- オンプレ・クラウド両対応!あらゆる機器・アプリのログを取得!
- SQLコマンドやクエリを含んだ詳細なログを取得可能!
- 使いやすい標準機能を網羅し手厚いサポートで簡単導入!
AUDIT MASTERは株式会社アクアシステムズが提供しているログ管理システムです。このツールは既存のシステムと柔軟に連携することができますが、サーバにインストールする必要がないため、動作が重くなるなどの影響はありません。さまざまな種類のログを自動で収集することが可能であり、監査ログを一覧で確認し、条件検索で管理画面からも簡単に操作することができます。
自社で設定したポリシーを違反したログを検知すると、アラート通知を届けることができるため、トラブルにも迅速に対応できます。今まで溜めていたログを分析することができるため、保管しているだけでなく、業務に有効活用できます。
《Logstorage》のPOINT
- 様々なログデータを漏れなく収集
- ログデータを分かり易く分析
- 安全にログデータを保管
Logstorageはインフォサイエンス株式会社が提供しているログ管理システムです。さまざまなログデータを漏れなく収集することができ、ログデータを分かりやすく分析することができるため、業務を効率化することが可能です。収集したログはセキュリティ対策を行っている場所へ保管されるため、情報漏えいの心配なく安全に保管できます。
異常なログを検知した瞬間に通知するリアルタイムアラート機能があるため安全なシステムの運用が可能です。自社で既に活用しているさまざまなシステムと連携し、大量のログを自動で収集できるため、内部統制・情報漏えい対策・情報セキュリティ対策・システム障害対応など多様な目的に活用できます。
まだまだある!クラウド型ログ管理システム
ここまで紹介してきたITトレンド編集部おすすめのシステム以外にも、クラウド型ログ管理システムの製品は多くあります。ここからはその他のおすすめのクラウド型ログ管理システムを紹介していきます。
MeeCap
MeeCapは株式会社MeeCapが提供しているログ管理システムです。このシステムはオンプレミスとクラウドの両方から導入方法を選ぶことが可能です。ログ管理システムとして使えるオフィス業務を効率化する分析ツールです。全国に複数拠点を持つ企業でも、分析結果を共有しグループで効率化できます。社内で使っているシステムだけでなくIoTデバイスとも連携できるため、誰がどのような操作を行ったのかも把握できます。
また、このツールはAIを搭載しており、効果的にログを収集するだけでなく、技術・ノウハウ・課題を抽出し分析可能です。あらゆる業務を可視化でき、働き方を効果的に変革することができます。
CyberArk Privileged Account Security(PAS)
このシステムは特権アカウントを作成し、業務に使用するPCやシステムのアクティビティの保護・監視・検出・アラート生成・応答まで対応することができます。ログをリアルタイムに収集し、ビジネスを安全に運用することが可能です。また、内部の異常以外にも外部からの攻撃にも対処することができます。
Illegal View
Illegal Viewは株式会社日立ソリューションズ・クリエイトが提供しているログ管理システムです。このツールは業務に使うPCの作業内容を常に監視し、操作したログを動画として記録します。
また、PCにログインしたタイミングや特定のシステムを起動したとき、USBメモリを接続したときなど、さまざまな操作を検知し、アラーム通知を出すことができます。このアラーム通知はデスクトップの録画を開始するという通知であるため、社員は常に操作が見られているという意識を持てるため、内部不正を抑制できます。
ALog SMASH
ALog SMASHは株式会社網屋が提供しているログ管理システムです。このツールははログを自動で収集できるだけでなく、シンプルで分かりやすく管理できる画面のため、管理・検索を簡単にできます。また、ユーザーのニーズに合わせて検索をすることができるため、指定したファイルを最後に更新した人を知りたい場合など、詳細を絞って検索することができます。トラブルや異常なログを検知すると管理画面上で文字色が赤く変わるため、異常に気付きやすく扱いやすいです。
さらに、エラーなどのログ以外にも事前に監視したい操作をあらかじめ設定しておけば、検知したタイミングで管理者にアラートメールを送ることが可能です。
DEFESA Logger
DEFESA Loggerは日本ナレッジ株式会社が提供しているログ管理システムです。このツールは社内のWindowsOS上のさまざまな操作ログをリアルタイムに収集し、他にもWebのアクセスや通信履歴、操作履歴を管理できます。自動でログを取得しますが、使用しているアプリケーションの負担は軽いため、動作には影響しません。
収集したログは見やすい管理画面で操作することができ、詳細検索機能があるため、トラブルが発生したときには迅速な究明が可能です。
NonCopy2
NonCopy2はサイエンスパーク株式会社が提供しているログ管理システムです。このツールはログを取得し管理・分析できるツールですが、本来の機能は重要なデータを含んだファイルサーバ、ローカルディスク、クラウドストレージにセキュリティ強度が高い「金庫フォルダ」という安全な領域を作ることが可能です。
ログ管理を行うことで情報漏えいしたときに速やかに原因究明を行えますが、このツールを使うことで、重要な情報は安全な領域で保護することができます。企業のデータを安全に守りつつ、ログを管理することで社内のポリシー遵守状況やITツールの稼働状況を把握できます。
ALog ConVerter
ALog ConVerterは株式会社網屋が提供しているログ管理システムです。このツールは社内のさまざまなシステムと連携し、多くの種類のログを取得できます。
従来のログ管理システムで、従業員のPCや操作ログを監視することで管理を行ってきましたが、あらゆるデバイスのコストを管理する負担やストレスは大きくなります。しかし、このツールではさまざまなシステムのログを収集・管理できますし、従業員の監視ではなく重要なデータへのアクセス監視に中止することで、従来の負担を削減することができます。
また、収集したログのレポートもタグ分けをして管理できるため、分析を行いやすいです。
RS-SHADAN
RS-SHADANは株式会社両備システムズが提供しているログ管理システムです。このシステムを使うことで、近年増加しているスマートフォン・タブレットや持ち込みPCによるセキュリティ対策を行うことができます。このような端末が社内ネットワークに接続することで、社内の重要な情報を持ち出すことに繋がり、情報漏えいの危険性が高まります。
認証していない端末がネットワークにアクセスしようとしたときや、その情報を検知でき、また重大な情報にアクセスしようとしたときにもその状況を把握できます。
Splunk
SplunkはSplunk Inc.が提供しているログ管理システムです。このツールはさまざまな社内のシステムのログを自動で収集し、分析することが可能です。また、AIを活用した機械学習使い、業務を自動化することができます。
PCのログを収集するだけでなく、サーバの稼働状況も監視することができ、サーバが停止する前にシステムが予測を立て通知を行うため、システムがストップする前に対策を行えます。IoTデバイスにも柔軟に連携することができるため、企業全体のシステム運用を効率化できます。
MaLionCloud
MaLionCloudは株式会社インターコムが提供しているログ管理システムです。情報漏えいの原因の大半はWebメールや印刷物、USBメモリによる情報の持ち出しなどの内部的要因です。このツールはこのような社内の情報セキュリティに特化した対策を行うことができます。
さまざまなログを自動で収集し、ログの種類ごとに管理できるため、操作が簡単で分析もしやすいです。WindowsのPCだけでなくMacのPCも一元管理するため、PCが混在する職場でも対応することができます。
McAfee Enterprise Security Manager
McAfee Enterprise Security Managerはマカフィー株式会社が提供しているシステムです。このシステムはシステム・ネットワーク・データベース・アプリケーションで発生しているログを自動で収集できます。このツールでは収集しているログとマカフィーが管理している情報を比較し、優先順位を判断して脅威の大きさに基づく調査や対応が可能になります。
また、セキュリティツールとして認知度が高いマカフィーのシステムになるため、安心・安全なセキュリティ対策を同時に行うことができます。さまざまな脅威とリスクを継続的に監視し、優先度に基づいて分析・調査を行うことで安心できる運用を実現できます。
LanScope Cat
LanScope Catはエムオーテックス株式会社が提供しているログ管理システムです。このツールはさまざまなログを収集するだけでなく、総合的なIT資産管理システムとしても利用できます。主な機能は「IT資産管理」「内部不正対策」「外部脅威対策」「ITマネジメント」になるため、社内のさまざまな情報セキュリティリスクの対策を行うことが可能です。
ログ収集だけでなく、複数の業務を自動化できるため、これまでかかっていた運用コストや時間、リソースの大幅削減を実現できます。セキュリティリスクを下げながら、企業の本来すべきことに集中できる環境を構築し、シンプルで効率的なITマネジメントを実現できます。
LBアクセスログ
LBアクセスログは株式会社ライフボートが提供しているログ管理システムです。PCのあらゆる操作状況を記録することができ、自社に必要なログのみを選択して収集することが可能です。収集したログは暗号化して保管することができるため、情報漏えい対策にもなり、安心して運用できます。
ログはリアルタイムで取得しているため、異常なログを検知したときにはメールでアラートの通知が届きます。このメール通知の際にデスクトップのキャプチャ画面をスクリーンショットで添付することができるため、トラブルを明確に把握できます。また、保存しているログは削除や変更ができないような形式で保管されているため、改ざんされる心配もありません。
ランキングでもログ管理システムをご紹介しています。
クラウド型ログ管理システムの特徴は?
近年、インターネット技術の発達によりクラウド型のシステムが登場しています。オンプレミス型のシステムに比較して、低価格で導入時のハードルが低いこともあり、多くの企業で導入が進んでいます。しかし、全ての企業にとってクラウド型が最適というわけではありません。
システムの導入方法で失敗しないために、クラウド型ログ管理システムの特徴を説明していきます。検討の参考にしてください。
導入コストは安価で、運用にはコストがかかる
クラウド型のシステムは自社にサーバを設置してシステムを構築する必要がありません。既に構築しているサービス提供元のサーバに、インターネットを介しアクセスすることで機能やサービスを利用することができます。新たに設備を用意する必要がない分、導入コストを抑えることが可能です。
また、クラウド型システムの特徴として、初期費用が低価格で、月額料金制であることが挙げられます。そのため、長期間に見るとオンプレミス型のような自社構築のシステムよりも利用料金が高くなる可能性があります。
導入まで短期間、すぐにシステムを利用できる
クラウド型のサービスは既にシステムの構築が完了しているため、短期間で利用開始が可能です。契約を行い、簡単な初期設定を行うだけで導入できるため、1週間前後でシステムを利用できることもあります。
さらに、サーバはサービスを提供している企業が管理しているため、保守・運用・アップデートについて、社内に専門知識や技術を持ったエンジニアがいなくても導入し利用することができます。
オンプレミス型ログ管理システムの特徴は?
クラウド型のシステムが登場するまでは、自社にサーバを設置しシステムを構築する「オンプレミス型」が主流でした。企業によってはオンプレミス型の方がメリットがあるケースもあります。
ここからはオンプレミス型のログ管理システムの特徴を説明していきます。
導入コストは高いが、運用コストは安いケースもある
オンプレミス型のシステムは、自社にサーバを設置しシステムを構築する必要があるため、サーバやネットワーク機器などを用意するコストがかかります。他にもサーバルームなど、サーバを保管する場所を確保し、サーバを冷却するために空調設備を整えることも必要です。さらに、オンプレミス型のシステムは自社でシステムの保守・運用を行うため、専門知識と技術があるエンジニアを配置が必要です。
しかし、オンプレミス型のシステムの場合は運用担当者の人件費と光熱費で運用できるため、クラウド型のシステムよりも運用コストを抑えられるケースもあります。
システム導入・開発に時間がかかるがカスタマイズが柔軟
オンプレミス型では、自社にサーバを設置し、システムを構築すると1ヶ月から3ヶ月ほどの時間がかかります。また、導入コストが大きくなる分、社内の申請も通りにくくなり、システム導入の承認が出るまでに時間がかかることが大半です。
しかし、オンプレミス型のシステムは自社のシステムと柔軟に連携できるなど、自由にカスタマイズできるメリットがあります。自社のシステムと連携させたり、機能を追加するなど開発を行う稼働までに半年以上かかる場合もあるでしょう。オンプレミス型の導入には十分な検討と導入の時間が取れるかどうかということも考慮することをおすすめします。
ログ管理システムを選ぶポイントとは?
ログ管理システムを選ぶときにはクラウド・オンプレミスといった導入形態も重要になりますが、どのような機能が必要かを知ることも大切です。ログ管理システムの種類は非常に多いため、導入に失敗しないようにログ管理システムの選び方を知ることが重要です。ここからはログ管理システムを選ぶポイントを説明していきます。
重要度の高い情報資産は何か
ログ管理システムを導入するときに、まず最優先で守る情報は何かを決めます。社内の全てのログを収集できるシステムもありますが、価格は高くなる傾向があります。また、収集するログの種類が多くなれば保存するデータの容量が必要になります。自社にとって優先度が低いログを収集することは、無駄が多くコストが高くなります。そのため、自社の優先順位に合うログの収集機能を持ったシステムを選ぶことが重要です。
ログ管理のタイミングや容量が適切か
ログ管理システムは製品ごとにログを収集するタイミングが異なります。情報漏えい対策やトラブルが発生したときに迅速に対応するためには、リアルタイムにログを収集することが求められます。従業員数が多い企業や、使っているシステムが多いと情報漏えいやトラブルが起きるリスクが大きくなるため、間隔を空けずにログを収集することが求められます。
分析機能が充実しているか
ログ管理システムを活用すれば、様々なログを一括管理し分析することが可能です。例えば、同一のエラーログが頻繁にある場合はシステムを有効に使えていないケース可能性を見つけることができます。ログの分析が容易で、可視化しやすいレポートを出力することが可能なシステムであれば、自社の業務改善にも役立てることができます。
システム自体のセキュリティは問題ないか
システムの知識がある人であれば社内ルールを破ったとしても、そのログを消去することが可能です。このようなログの改ざんが行われるケースもあるため、システム側で改ざん対策があるかが重要です。暗号化された通信を使用しているなど、システム自体のセキュリティに問題がないかも確しましょう。
ログ管理システムで情報資産を守ろう!
クラウド型のログ管理システムは導入が非常にしやすいことが特徴です。自社のIT資産管理や情報の有効活用のために積極的に導入を検討してみてはいかがでしょうか。システムの選定で失敗しないためには、自社の目的を整理して、自社に合った製品をいくつかピックアップして選択することがおすすめです。