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ミルクランとは?メリット、デメリットから実施のポイントまで解説!

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2019年11月28日 最終更新
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ミルクランとは?メリット、デメリットから実施のポイントまで解説!

仕入れコスト削減のため、配送スタイルの見直しを検討する企業も増えています。ミルクランもその一つですが、具体的にどのような仕組みなのか分からない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ミルクランの概要やメリット・デメリットを紹介します。実施する際のポイントなども解説するので、ぜひ参考にしてください。

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ミルクランとは

ミルクランとは、1台の車両で複数の配送元を巡回する集荷方式のことです。商品を仕入れる際、サプライヤーに配送を依頼するのではなく、発注者自身がサプライヤーに商品を取りにいきます。

サプライヤーを順番に巡回する様子が、牛乳業者の生乳集荷に似ていたため、ミルクランと呼ばれるようになりました。一定の要件を満たした業態であれば、メリットの多い仕入れスタイルです。

たとえば共同配送する場合は、個別に発送者が商品を共同配送センターに持ち込むより、配送車が巡回して商品を集荷した方が効率がよい場合が多いです。そのため、巡回集荷するミルクランのような方式を検討する企業が増えています。

ミルクランのメリット

従来の仕入れ方法ではサプライヤーからの納品ごとに検品が必要で、排気ガスやトラックの混雑および事故などの問題もあらわになっていました。

ミルクランは、これらを解消する配送システムとして注目されています。以下で、詳しい内容を見ていきましょう。

1.コスト把握が容易になる

本来であれば、購入部品は「一物一価の原則」で管理します。しかし、部品調達先が2か所あると、製造費が同じでも配送費が異なるため、この原則を守れません。

また、サプライヤーが資材を納品する場合は、資材の価格に製造費と配送費が含まれるため、どのような内訳なのか把握しにくいでしょう。

こういった問題をミルクランで解消できます。発注者が集荷を行うことで、配送コストと商品コストが明確に分離され、コストの把握が容易です。

コストが透明化されると、資金計画の練り直しもしやすくなります。

2.調達コストが削減できる

発注者が集荷を行うことで、サプライヤー側は製品を配送する必要がなくなります。つまり、サプライヤー側に支払う配送費が不要ということです。

さらに、サプライヤーから荷物が届くたびに検品していましたが、ミルクランなら1台のトラックで集荷するため、まとめて検品できます。また、必要な時に必要な分だけ仕入れられるため、過剰在庫がなくなります。

その結果、配送や検品にかかる調達コストを最小限に抑えられます。

それぞれをうまく組み合わせることで、全体のコストを減らすことができます。

3.環境保全につながる

従来の配送スタイルだと、トラックが何台も必要になります。トラックが混雑することで、ポート渋滞・排ガス問題・構内での接触事故などが問題になっていました。

しかしミルクランを導入すると必要なトラック数が少なくなるため、構内の安全性が向上します。ほかにも、配送トラックから発生するCO2の排出量が減ったという実例もあります。

ミルクランのデメリット

サプライヤーとの物理的な距離が離れている場合は、配送費が高くなります。商品量が多い場合も、集荷に行く回数が増えるため同様です。

また、複数のサプライヤーでミルクランを導入した場合、限られた時間で集荷を行うため、スケジューリングが難しくなります。

そのほか、サプライヤーの敷地面積が狭すぎて、大型トラックでは集荷できないこともあります。この場合、トラックの種類を増やすことになるため、配送費が増大します。

それぞれの状況に合わせて、柔軟に対応しなければなりません。

ミルクランを行う際のポイント

では、どのようにすればミルクランを効率的に行えるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

サプライヤーとの綿密な打ち合わせ

事前に集荷を行う時間や場所・緊急時の対応などを、サプライヤーとの間で決めておきます。

どのくらいの量を引き取るのか、どこの倉庫を利用するのかなど、ミルクランを行う上で必要な情報を共有しましょう。もともとサプライヤーが使っていた配送業者の情報も重要です。

それぞれの実態を知るのに役立つため、今後の集荷体制の構築に利用できます。

以下の点を参考にして、双方にメリットのある仕入れ体制を構築しましょう。

  • ■配送トラックの種類やドライバーの情報を共有する
  • ■運行時の定時連絡やトラブル発生時の報告体制を構築する
  • ■納期に間に合わない時の、バックアップルートを確保する

サプライヤー側の出荷作業改善

ミルクランが効果的に作用するには、集荷のトラックがサプライヤー倉庫に到着した際、すぐに商品を納入できる状態であることが不可欠です。

そのため、サプライヤー側の出荷作業の効率化が重要になります。出荷作業が遅延すると、サプライヤー倉庫での積荷待ちが発生し、ドライバーの負担が大きくなります。

配送管理システムの導入

配送管理システムを導入することで、配送が効率化されます。たとえば位置情報を取得できるGPSを用いれば、最適なルートの算出や集荷予定時刻の推算などが可能です。

また、管理者はドライバーに確認を取ることなく、システム画面上で運行状況を確認できます。そのため、渋滞や事故で配送がうまく回らなくなった場合でも、配車の手配をスムーズに行えます。

経験やノウハウの蓄積をシステムに任せることで、誰でも配車できる仕入れ体制を目指します。

ミルクランを導入して、効率的な物流を実現しよう!

ミルクランは発注者側が集荷するため、配送コストの把握が容易になります。必要なトラックの台数が減り、調達コストやCO2の削減にも効果的です。

ただし配送距離が長すぎたり、商品量が多すぎたりする場合は、かえって配送コストが増大します。納入を迅速に行うには、サプライヤー側との事前協議も必要になるでしょう。

ミルクランをうまく活用して、自社に合った物流を構築しましょう。

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