資料請求リスト
0

ネットワーク監視ツールの導入条件で不安になりやすい点と確認方法

ネットワーク監視ツールの導入条件で不安になりやすい点と確認方法

ネットワーク監視ツールを導入する際、クラウド連携の対応状況やISMS対応の実態、API連携の制限、カスタマイズ設定の維持など、契約前にきちんと確認しておかないと導入後に不安が残る項目があります。この記事では、導入条件をめぐって確認しておきたい具体的な視点を整理して解説します。

\ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
目次

    国産のネットワーク監視ツールとクラウド連携の実態

    国産の製品であっても、クラウド環境との連携対応が期待どおりとは限らない場合があります。まずは基本的な考え方を整理します。

    国産だからという理由だけで判断しない考え方

    国産の製品はサポートの分かりやすさなどで選ばれることがありますが、国産であることと、クラウド連携の対応が十分に進んでいることは、必ずしも直接結びつくものではありません。開発体制や製品の方針によって対応状況は異なります。

    判断する際は、製品が国産か海外製かという属性だけでなく、実際にどのクラウドサービスに対応しているか、対応の更新頻度がどの程度かを個別に確認することが重要です。属性にとらわれず、具体的な仕様を確認する姿勢が欠かせません。開発体制の規模や方針は企業によって異なるため、同じ国産製品でも対応スピードに差が出る場合がある点も理解しておく必要があります。

    クラウド連携の対応状況を確認する方法

    クラウド連携の対応状況は、公式サイトの仕様書だけでなく、実際の連携事例や対応バージョンの更新履歴を確認することで、より正確かつ具体的に把握できます。表記が曖昧な場合は、ベンダーへ直接問い合わせることが有効です。

    確認する際は、自社が利用しているクラウドサービス名を具体的に伝え、対応の可否と対応範囲を明確に回答してもらう進め方が挙げられます。口頭での説明だけでなく、書面やメールで記録が残る形で確認しておくと、後々の認識違いを防ぎやすくなります。今後クラウドサービスを追加で利用する可能性がある場合は、その見通しもあわせて伝えておくと、将来の対応状況まで見据えた回答を得やすくなります。

    関連記事 ネットワーク監視の導入で業務はどう変わる?具体的な活用例と注意点を解説

    ISMS対応をうたう製品の実態を確認する視点

    「ISMS対応」と記載されている製品でも、対応の範囲や実態は製品ごとに大きく異なる場合があります。表記の意味を正しく理解することが重要です。

    ISMS対応の表記が示す範囲

    ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)は、組織全体の情報管理体制に関する国際規格です。製品が「ISMS対応」とうたっていても、それが製品自体の認証なのか、提供企業の組織としての認証なのかによって意味合いが異なります。

    この違いを理解しないまま契約すると、期待していたセキュリティ水準と実態にずれが生じる可能性があります。認証の対象が製品なのか組織なのか、対象範囲がどこまでかを確認することが、実態を正しく把握するための出発点になります。取引先やグループ会社から特定の認証取得を求められている場合は、その要件との整合性を個別に確認しておくことも欠かせません。

    実態を確認するための具体的な方法

    実態を確認する方法としては、認証機関名や認証番号、取得年月が公式サイトに明記されているかを確認することが挙げられます。情報が乏しい場合は、ベンダーに直接問い合わせて詳細を確認する必要があります。

    自社の情報セキュリティ部門がある場合は、認証の内容が自社の求める基準を満たしているかを一緒に確認してもらうと、判断の精度が高まります。取引先から特定の基準を求められている場合は、その要件との整合性もあわせて確認しておきたい点です。認証の更新状況が古いまま放置されていないかも、公式サイトの記載日をあわせて確認しておくとよいでしょう。

    関連記事 ネットワーク監視製品の選び方のポイントを解説!

    ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品で比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でネットワーク監視の一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。

    ネットワーク監視サービス の製品を調べて比較 /
    製品をまとめて資料請求! 資料請求フォームはこちら

    API連携が必須の環境で起こりやすい制限

    他システムとのAPI連携が前提となる環境では、想定していなかった制限に直面するケースがあります。

    API連携で直面しやすい制限

    API連携を前提に導入したものの、実際には取得できるデータ項目が限られていたり、連携できる頻度に厳しい上限が設けられていたりする場合があります。カタログ上の「API連携対応」という表記だけでは、詳細な制限まで読み取れないことがあります。

    こうした制限は、製品の仕様として最初から存在する場合もあれば、契約プランによって利用できる範囲が変わる場合もあります。想定していた使い方ができるかどうかを、契約前に具体的な仕様として確認しておく必要があります。上位プランでのみAPI連携が可能な製品もあるため、比較の際は機能一覧とあわせてプランごとの違いも確認しておくとよいでしょう。

    制限を事前に見極める方法

    制限を見極めるには、公開されているAPIドキュメントを確認し、取得できるデータ項目や呼び出し回数の上限を具体的に把握することが有効です。ドキュメントが公開されていない場合は、契約前にベンダーへ提示を依頼する方法があります。

    自社で開発を担当する部門がある場合は、実際にドキュメントを読んでもらい、想定する連携が技術的に可能かを事前に判断してもらうことが望ましいといえます。専門知識がない状態で契約を進めると、後から実現できないことが判明するリスクがあります。外部の開発事業者に相談する場合も、契約前の段階で技術的な実現性を確認してもらうと、想定外の追加費用を避けやすくなります。

    関連記事 ネットワーク監視ツール導入後にまずやることとは?

    独自にカスタマイズした監視項目が崩れる失敗

    自社独自の監視項目にカスタマイズした場合、製品のアップデートのたびに設定が崩れてしまう失敗が思わぬ形で起こることがあります。

    アップデートで設定が崩れる要因

    この失敗は、製品側の仕様変更に対してカスタマイズした設定が対応しきれないことや、アップデート内容の事前告知が十分に確認されていなかったことなど、複数の要因が関係して起こる場合があります。特定の一因に限定できるとは限りません。

    カスタマイズの範囲が大きいほど、アップデートの影響を受けやすくなる傾向があります。標準機能で対応できる範囲とカスタマイズが必要な範囲を分けて把握しておくことが、リスクを抑える視点になります。カスタマイズを依頼する際は、将来のアップデートでどの程度影響を受けやすいかも、あわせてベンダーに確認しておくと安心です。

    カスタマイズ設定を維持する工夫

    カスタマイズ設定を維持するには、アップデート前に変更内容を確認できる体制を整えることや、アップデート後に主要な設定が正しく反映されているかを確認する運用が有効です。

    具体的には、ベンダーからアップデート情報を事前に受け取れる体制を確認する、アップデート後に一定期間は設定内容を重点的に点検するといった方法が挙げられます。カスタマイズを多用する場合は、ベンダーのサポート範囲もあわせて確認しておくと安心です。社内でカスタマイズの内容を記録に残しておくと、担当者が変わった際にも点検作業を引き継ぎやすくなります。

    関連記事 ネットワーク監視ツール導入の失敗例とは?

    導入条件への不安を解消するための事前確認

    これまで見てきた不安の多くは、契約前の確認をより丁寧に行うことで解消できる可能性があります。整理しておきたい確認項目を最後にまとめます。

    契約前に確認しておきたい項目

    契約前には、クラウド連携の対応範囲、セキュリティ認証の対象範囲、API連携の制限、カスタマイズ対応の可否など、自社にとって重要な条件を具体的にリスト化しておくことが有効です。優先順位をつけておくと、複数の候補を比較する際の判断がしやすくなります。

    リストをもとに複数のベンダーへ同じ質問をすることで、回答の違いを比較しやすくなります。曖昧な回答しか得られない項目があれば、契約後に想定外の制限が判明するリスクがあると考え、慎重に検討する姿勢が求められます。社内の複数の担当者でリストを確認し合うことで、1人では気づきにくい確認漏れを防ぎやすくなります。

    不明点をベンダーに確認する進め方

    不明点は、契約前の商談段階で遠慮せずに確認することが重要です。専門的な内容であっても、自社の担当者が理解できる言葉で丁寧に説明してもらえるかどうかも、その後のサポート対応を予測する材料になります。

    確認する際は、口頭の説明だけでなく、書面やメールで回答を残してもらう進め方が有効です。契約後にトラブルが生じた場合、事前の確認内容が判断の拠り所になります。担当者だけで抱え込まず、必要に応じて社内の関連部門にも相談しながら進める姿勢が望ましいといえます。

    導入条件を具体的に確認しやすいネットワーク監視ツール

    クラウド連携やAPI連携の範囲など、契約前に確認しておきたい条件を踏まえ、仕様や対応範囲を具体的に確認しながら比較できるネットワーク監視ツールを紹介します。

    InterMapper

    株式会社アンフェイク
    《InterMapper》のPOINT
    1. グラフィカルでリアルタイムなネットワーク監視
    2. 管理者の勤務状況に合わせたアラート通知
    3. マルチ言語対応(日本語・英語・中国語・スペイン語)

    株式会社アンフェイクが提供する「InterMapper」は、SNMPなど一般的な通信規格に対応したネットワーク監視ツールです。対応機器や監視方式が公式サイトで確認できるため、契約前に自社のネットワーク構成と照らし合わせ、対応可否を具体的に確認しながら検討を進められます。

    システム監視ミニ

    ヤマトシステム開発株式会社
    《システム監視ミニ》のPOINT
    1. システム異常を即座に検知・通知
    2. 情シス担当者の業務負担を軽減し、システムの安定稼働をサポート
    3. IT資産の稼働監視を手軽に始められるリスク予防

    ヤマトシステム開発株式会社が提供する「システム監視ミニ」は、サーバーやネットワーク機器の稼働状況を監視するシステム監視サービスです。監視項目を絞った構成のため、対応範囲や設定内容を契約前にベンダーへ具体的に確認しやすく、導入条件の認識合わせを進めやすい製品です。

    Datadog Watchdog (Datadog Japan 合同会社)

    《Datadog Watchdog》のPOINT
    1. 機械学習で異常を自動検出し、監視業務を効率化。
    2. 原因分析を支援するインサイトを提示
    3. 複数データを横断して関連する変化を可視化

    Icinga (Icinga GmbH)

    《Icinga》のPOINT
    1. 監視、通知、分析までを一元的に提供。
    2. 自動化・API連携により運用業務の効率化を支援
    3. 分散構成と拡張性で大規模環境に対応。

    STクラウド サーバーサービス (株式会社STNet)

    製品・サービスのPOINT
    1. サーバー不要で導入・運用コストを削減
    2. 用途に応じた柔軟なサーバー構成を提供
    3. 通信事業者の知見を活かした高信頼クラウド

    まとめ

    ネットワーク監視ツールの導入条件をめぐる不安の多くは、クラウド連携やISMS対応、API連携の制限、カスタマイズ設定の維持といった項目を契約前に具体的に確認することで解消できる可能性があります。曖昧な表記を鵜呑みにせず、資料請求や問い合わせを通じて実態を確認したうえで導入を検討することをおすすめします。契約前の確認に時間をかけることが、結果として導入後の安心につながります。

    \ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「ネットワーク監視ツールの導入条件で不安になりやすい点と確認方法」というテーマについて解説しています。ネットワーク監視サービスの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    ネットワーク監視サービスの製品をまとめて資料請求