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【コミュニケーションのプロ×Slack】場所・時間にとらわれない働き方を徹底解説!

【コミュニケーションのプロ×Slack】場所・時間にとらわれない働き方を徹底解説!

コロナ禍で、リモートワークを導入した企業は少なくありません。移動の必要がなくなったことで、働き方や時間の使い方などが大きく変わった方も多いかと思います。今回は、時代に合った新しい働き方やコミュニケーションのポイントを、澤円氏とSlack(株式会社セールスフォース・ジャパン)の三宅氏に語っていただきました。

※本記事は2022年3月8日~11日にITトレンド主催で開催された「ITトレンドEXPO2022 Spring」のセッションを一部抜粋・編集しお届けします。

登壇者プロフィール

株式会社圓窓
代表取締役 澤 円氏

元・日本マイクロソフト株式会社業務執行役員。マイクロソフトテクノロジーセンターのセンター長を2020年8月まで務めた。DXやビジネスパーソンの生産性向上、サイバーセキュリティや組織マネジメントなど幅広い領域のアドバイザーやコンサルティングなどを行っている。複数の会社の顧問や大学教員の肩書を持ち、「複業」のロールモデルとしても情報発信している。

株式会社セールスフォース・ジャパン
Slack エグゼクティブプログラム本部 テクノロジーストラテジスト
三宅 立晃氏

前職では、人事領域で組織開発や人事制度のコンサルティングに従事し、企業の組織文化の変革を支援。Slack では、組織の壁を超え価値創造が生まれるオープンコミュニケーションの価値を経営層に伝えている。

コロナによる働き方の変化

冒頭の視聴者リアルタイムアンケート「コロナで仕事の仕方に変化は起きましたか」は、以下の結果になりました。

  • 1.コロナ前よりも仕事がしやすくなった 58%
  • 2.コロナ前よりも仕事がしにくくなった 21%
  • 3.一時期だけ変化して今は以前の状態に戻っている 14%
  • 4.コロナ前後で変化は無かった 7%

Slack 三宅氏(以下、三宅):
コロナ前よりも仕事がしやすくなった、と回答している人が多いようで本当に良かったですね。皆さんが前向きに捉えていらっしゃっていて、素晴らしいなと思いますね。

株式会社圓窓 澤 円氏(以下、澤):
出社することが当然だと言われてるから行ってたけど、いざ行かないで済むようになったら「こっちの方がいいじゃん」と気づいちゃっただけだと思うんですよね。移動というのが、仕事の中でさほど重要じゃないことに気づけた素晴らしい機会だったんじゃないかと。考え方をアップデートするしかないし、この気づきに適応していく良いチャンスですよね。

三宅:
コロナ禍で新しいITツールを導入されたり、Slack を採用していただいたお客様もたくさんいらっしゃいますが、もうそういうフェーズは終わった気がします。これからは、どういう風にすればより良い働き方ができるのかを考えないといけないですよね。ITやデジタル、DXという流れの中で、いろんな可能性が広がっていると思います。

澤:
働く側のマインドセットが変わったところが一番大きいのと、距離に対してハンデを感じていた人たちが、全くそれを感じずに快適に過ごせることが証明されたんですよね。

僕は会社を辞める前から副業でいろんな仕事をしていましたが、スケジュール調整がとても苦手なので、管理やアポ取りをオンラインの秘書さんに頼んでいたんですよ。そういった意味で、リモートワークの価値提供を随分前から受けていたんですね。距離の問題を感じずに多くの人たちが価値提供もできるし、価値を得ることもできるようになってきたと実感しています。

行かなきゃいけないとか運ばなきゃいけないというビジネス以外は、どんどんデジタル化することによって有意義な時間を増やせるようにシフトしていくと思うんですよね。蒸気機関車が早く遠くに行くことができるように発明されたように、テクノロジーは時間と距離という絶対に変えられない2つの要素を仮想的に変える役割で、ここしばらくで一気に進んだ状態といえます。

場所・時間にとらわれない働き方とは

三宅:
リモートワークができないお仕事をされている方もたくさんいらっしゃいますが、一般的には場所の壁はかなり下がっているように思います。一方で時間の使い方に関して言うと、会議という枠組みはかなりの時間が拘束されるものですよね。例えば夕方の時間に会議が入ってしまうとお子さんを迎えに行けなくなってしまうから、会議づくめになると厳しいですよね。でもコロナ禍によって働き方への考え方が変わって、会議や根本的な時間の使い方を見直しやすくなったと思っています。

澤:
会議というキーワードで言うと、日本には二つの特徴があって、一つはとにかく会議に呼ぶ人数が多過ぎるのと絡むレイヤーが多過ぎることが挙げられます。例えば部長、課長、一般社員という3レイヤー以上の人たちが同席する会議の割合が異常に高いと言われていて。部長だったら部長クラスだけで会話すればいいし、課長だったら課長クラスだけでいいというのが欧米の先進企業の考え方なんですよね。

あともう一つは、メールの「To」や「CC」に入っている人数の多過ぎ問題も日本人特有らしいんです。これを僕は『悪魔の言葉「とりあえず」』と言っています。例えば、とりあえず呼んでおく、とりあえず行く、とりあえずちょっと集まるとかです。もしとりあえずの後が「やらない」となったら、たくさんの時間が生まれるんですよね。とりあえずと出てきたら、「とりあえずやらない」の一択にするだけでもすごくアップデートするかなと。そうすることで、本当に誰かと繋がりたいとか本当に何かの価値創造をしたい時に初めてコミュニケーションが生まれると思います。

三宅:
Slack は、プロジェクトや業務ごとに作成するチャンネルという会議室のようなものを作りとりあえずチャンネルにいっぱい参加できるんですよ。時間に拘束されずに、情報を自分の好きな時間に共有できるのがすごく良いなと思いますね。

澤:
Slack の中の「とりあえず」は、とりあえず入っておくと自分の時間は制約を受けずに「とりあえず」がキープできるのがポイントなんですね。本当に自分が欲しいと思う時に、自分の都合で動けるのが一番大きいですよね。

もしうまくシフトチェンジできなければ、自分が本当にここにいる意味があると思えるものを棚卸すると良いでしょうね。『人生がときめく片付けの魔法』っていう本があって、こんまり(近藤麻理恵)さんのメソッドが棚卸の時に滅茶苦茶使えるんですよ。一言でまとめられるのが「ときめく」という言葉なんですね。ときめくかときめかないかで全部棚卸しちゃえばいいと思うんですよね。「この会議、僕ときめかないから出ない」とか。

最初の内は反発を食らうかもしれないけど、みんながやり始めたら定着すると思います。ときめかないものには出ないのをOKとすることに合意して、あとはひたすらずっとそれを繰り返すと定着していきます。必要に応じてSlack のチャンネルを訪れればいいよねという手段だけは残って、みんなは時間が手に入る。

三宅:
まさにその通りですね。デジタルを活用していくと、情報量って本当に多くなると思います。今までの働き方と新しい働き方の大きな違いだと思うんですけど、いろんな情報を見ながら自分で判断する機会がどんどん増えていくんですよね。自分に必要な情報かどうかを振り分ける意思決定をしていかないといけないですね。

場所・時間にとらわれない働き方を実現するには?

最後に、リモートワークで必要なコミュニケーションのあり方をお伺いします。

澤:
マネージメント職に就いている人たちには、コミュニケーションの時に「Why(なんで)」という言葉を使わないでくれと言っているんですよ。例えば「なんで言わなかったの」「なんでこれができないの」とつい言いたくなる人って多いと思うんですけど、矢印が人に向くんですよ。「なんで」と言われると、「いや、これはですね」と矢印の向きを変えるのにめっちゃパワーがいるんですよね。それで「言い訳するな」とぐっとまた矢印が戻ってくるんですけど、だいたい立場が上の人からなので重いんですよね。なので、それを言うのを止めてWhatで聞いてくださいと。「何があった?」「何が困ってる?」「何があなたをそうさせているの?」と。

「何」という風になると、コミュニケーションがすごくしやすくなるんですよ。いわゆるソリューションフォーカスというやつですよね。どうやって解決していこうかという考え方ができるので、「なんで」と問い詰めるようなコミュニケーションを止めるとすごく良いんじゃないかと。

三宅:
Slack は、Digital HQ(会社を動かすデジタル中枢)を実現して新しい働き方を提案することをミッションの一つだと感じています。そのために、まずは自分たちから変えていこうと考えています。Slack を使うのは我々にとっては当たり前ですけど、例えば月に1回Friyay(フライイェイ)といって金曜日を1日公休日にしたり、フォーカスタイムでSlack やミーティングを入れずに自分だけの時間を作ってそこで集中して仕事をする時間をとったりしています。

澤:
今、企業なんかで必ず言われているダイバーシティ&インクルージョン(D&I)というキーワードがありますが、「多様化を大事にしましょう」と言ってるわけじゃないですか。だけど日本って、同調圧力が強くて同一性が高い国。その中でD&Iをどうやって実現するのかを考えると、お互いのわがままを認め合うことに尽きると思うんですね。

何もかも共有したり合意したりしなければいけないわけではなくて、それぞれがわがままであることを前提にする。私はこういきたい、あなたはそういきたい、じゃあお互いにそれでいいよね。だけどお仕事はお仕事だからお互いにできることをして、一緒に何かの価値を生み出すためにコラボレーションしよう、と時間を共有すればいいと思います。

三宅:
私の場合、家の中で1日一人きりで仕事をしているんですが、そういう中で相手のことを思いやるってすごく大事だなと改めて気づいたんですよね。本来ならば気を遣わなければいけなかったことが、より重要になって来て。Slack で絵文字リアクションをいっぱい使う機会が増えてきて、「これを付けたら相手は喜ぶかな」みたいなことを考えながらやってますね。

澤:
日本人的なところだと思うんですけど、「丁寧でなければならない」という呪いをお互いにかけ合っちゃうところがあると思います。もっとシンプルで良くて、特にチャット文化なんかだとカジュアルでも丁寧な表現を定着させやすいと思うので。

メールだと挨拶文が長過ぎることがあるから、すぐに要件をパッと確認できるとうれしいですよね。Slack のチャット機能であれば即座に確認できるので、時間をすごく効率的に使えますよね。

ITトレンドEXPO次回もお楽しみに!

当日のセッションでは、登壇者が視聴者の皆さんからの質問にリアルタイムで答えてくれます。ぜひ次回のITトレンドEXPOへのご参加お待ちしております!(参加無料)
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