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補助金申請システム「jGrants(ジェイグランツ)」とは?わかりやすく解説!

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2020年03月09日 最終更新
補助金申請システム「jGrants(ジェイグランツ)」とは?わかりやすく解説!

2020年度も、中小企業生産性革命推進事業により、ものづくり補助金やIT導入補助金といった、中小企業に役立つ補助金制度が実行に移されることが確実となりました。しかし、補助金の申請には書類への入力や押印手続きに、郵送手続きと面倒な作業が欠かせません。

こうした実情を加味し、国は補助金申請システムjGrants(ジェイグランツ)の運用に乗り出しました。本記事では、補助金申請の際には活用したい、jGrants(ジェイグランツ)について解説します。

jGrants(ジェイグランツ)とは

補助金申請業務を簡素化するために、2020年4月より新たにサービスが開始される予定のjGrants(ジェイグランツ)。具体的にどのようなシステムなのでしょうか。

従来、補助金の申請は、紙による申請が中心となっており、必要事項の入力や捺印の手間は、事業者の大きな負担になってきました。複数の補助金に申請するとなると、企業名や住所といった基本的な事項でも何回も入力する必要があり、郵送費も決して無視できるものではなかったのです。

そこで導入されたjGrants(ジェイグランツ)は、インターネット経由で補助金の申請手続きができるシステムのことです。Webブラウザさえあれば、いつでもどこでも補助金の申請をおこなうことができます。補助金申請には、押印が欠かせませんが、jGrants(ジェイグランツ)では二要素認証による強固な本人確認手段を採用することで、押印も必要ではなくなりました。

過去に申請した補助金申請の内容が自動転記される機能や、申請者の基本情報は自動入力されるなど、入力負担を軽減できる機能もあります。中小企業は、jGrants(ジェイグランツ)に対する理解を深め、補助金申請の手間を削減することが求められているのです。

二要素認証とは

jGrants(ジェイグランツ)で採用している二要素認証とは、システムにログインする際に、2通りの方法でログインする認証手段のことです。多くの場合、通常のIDとパスワードに加えて、もう1つの認証が必要になります。もう1つの認証として、指紋や顔といった生体認証が使われることも多くなってきましたが、jGrants(ジェイグランツ)では、あらかじめ登録した携帯電話にSMSでパスコードを送信する形での本人確認手段が採用されています。

jGrants(ジェイグランツ)で申請できる補助金

jGrants(ジェイグランツ)で申請できる補助金は、中小企業生産性革命推進事業で実施予定のものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金が中心となります。それ以外にも、事業承継補助金などにも使うことができます。

すでに、2020年(令和2年度)のものづくり補助金は、もう間もなく公募が開始される見込みです。そのほかの補助金も、4月以降順次公募が開始される可能性が高く、補助金を使う予定の中小企業はjGrants(ジェイグランツ)を使う準備を進める必要があるといえます。

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gBizID(GビズID)とは

jGrants(ジェイグランツ)を使うためには、利用者登録をしたうえで発行されるIDとパスワードが必要です。しかし、補助金という国からの補助を受けるという都合上、簡単にIDとパスワードが発行されるわけではありません。ここでは、jGrants(ジェイグランツ)を利用するために必要となる、gBizID(GビズID)について確認しておきましょう。

gBizID(GビズID)とは、jGrants(ジェイグランツ)をはじめとしたさまざまな行政サービスを利用するためのIDとパスワードのことです。

通常、行政サービスにログインするためのIDとパスワードは、複雑なパスワードにすることや定期的に変更をすることなど、厳格なパスワード運用が求められます。これが、行政サービスごとに複数あるとなると、事業者へのパスワード管理負担が大きくなってしまいます。そこでgBizID(GビズID)は、IDとパスワードを1つにまとめて利用者の利便性を高めるだけではなく、前述の二要素認証技術を使ってセキュリティ強度も高めているのです。

gBizID(GビズID)で利用できる行政サービス

現時点で、jGrants(ジェイグランツ)以外にgBizID(GビズID)を使ってログインできる行政サービスは以下の通りです。国は、各種手続きの電子化や効率化を進めており、今後は対象となる行政サービスが増加するとみてよいでしょう。

社会保険手続きの電子申請
被扶養者届や資格取得届といった、社会保険関連の手続きを電子申請できるシステムです。
保安ネット
産業保安法令や製品安全関連法令に基づく手続きを電子申請できるシステムです。
農林水産省共通申請サービス
農林水産省関係の法令に基づく申請や、補助金の申請を電子申請できるシステムです。

gBizID(GビズID)の申請手順

gBizID(GビズID)には、書類審査が必要なgBizIDプライムと、書類審査の必要がないgBizIDエントリーに大別されます。どちらのIDが求められるのかは、行政サービスごとに異なるので、あらかじめ確認をとるとよいでしょう。なお、jGrants(ジェイグランツ)の場合は、書類審査が必要なgBizIDプライムが必要となるので、注意してください。

gBizIDプライムの申請には、スマートフォンもしくは携帯電話と、印鑑証明書およびその登録印が必要です。これらを準備したうえで、Webサイトで必要事項を入力し、印刷出力した証明書と印鑑証明書を郵送します。詳細な手順については、gBizID(GビズID)のWebサイトから確認できます。

参考: GビズID | Home

jGrants(ジェイグランツ)を使った補助金申請をするために

2020年4月以降、ものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金を中心に、jGrants(ジェイグランツ)を使った補助金申請が相次いで開始されます。公募が開始されてから慌てることの無いよう、今からできることを確認しておきましょう。

gBizID(GビズID)を取得する

jGrants(ジェイグランツ)を使った補助金申請をするために、まず取り組みたいのが、gBizID(GビズID)の取得です。jGrants(ジェイグランツ)では、gBizIDプライムの取得が必要となりますが、実は取得まで2週間から3週間かかるのです。公募が開始されてからのgBizIDプライムの取得は、申請が相次ぐことが原因で発効までに時間がかかり、締め切りまでに間に合わないかもしれません。余裕をもって、今から申請しておくと安心です。

自社の経営環境を整理する

国が主導するものづくり補助金、小規模事業者持続化補助金、IT導入補助金は、使いやすい補助金なのですが、それだけに応募者が多いため採択率は高くありません。採択を受けるためには、自社の置かれている経営環境を正しく把握したうえで解決するべき課題を明確化し、その解決策として補助事業を実施するというストーリーが欠かせません。

そのため、公募が開始される前に、まずは経営環境を整理することを着手することをお勧めします。場合によっては、ものづくり補助金などで加点要素になる可能性が高い、経営革新計画や事業継続力強化計画の認定を受けておいてもよいでしょう。

補助金を使って持続的な成長を成し遂げるために

国の中小企業支援において、中心的な役割を果たしている補助金は、企業の設備投資負担を軽減し、持続的な成長を果たすための原動力になります。国は、jGrants(ジェイグランツ)を使って補助金申請のハードルを下げて、より補助金が使いやすい環境の整備に乗り出しました。

しかし、補助金が使いやすくなればなるほど、申請する業者が増えるため、限られた予算枠を奪い合うことになるため、採択率は下がる可能性があります。適切にjGrants(ジェイグランツ)を活用して申請負担を軽減するとともに、質の高い申請書作成を実現して、確実に採択を受けることができるようにしてください。

香川 大輔
香川 大輔
千葉大学を卒業後、ITベンチャー企業や大手事務機器メーカーのシステム提案営業を経て、2018年より独立。地域密着型中小企業診断士として、各種経営計画の作成、ホームページなどのプロモーション戦略の立案、補助金申請支援、セミナー講師などをおこなう。https://kagawa-c.biz/

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