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EAIツール導入で連携課題を解決する進め方|目的整理から機能比較、導入後の運用体制まで確認したいポイント

2026年08月18日 最終更新

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EAIツール導入で連携課題を解決する進め方|目的整理から機能比較、導入後の運用体制まで確認したいポイント

EAIツールの導入では、目的の整理から機能の比較、導入後の運用体制づくりまでを一連の流れで検討することが重要です。目的が曖昧なまま選ぶと、機能不足や過剰投資につながる恐れがあります。この記事では、導入前に確認したい要件整理から機能比較のポイント、導入後のトラブル対処法までを解説します。

この記事は2026年8月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    EAIツール導入前に整理したい目的と要件

    EAIとは、Enterprise Application Integrationの略で、社内の複数システム間でデータを連携させる仕組みです。導入前には解決したい課題と連携範囲を具体的に整理し、関係部署の要望を反映させておくことが大切です。

    解決したい連携課題の明確化

    EAIツールの導入を検討する段階では、まず現状の課題を洗い出します。基幹システムと販売管理システムの間で手作業による転記が発生している場合や、データの反映に時間がかかっている場合など、具体的な状況を整理します。

    課題が曖昧なまま製品選定を進めると、必要な機能が不足したり過剰な機能に費用をかけたりする可能性があります。関係部署へのヒアリングを行い、連携先システムの種類や連携頻度、対応してほしい業務範囲もあわせて確認しておくとよいでしょう。優先度をつけておくと選定の際に判断しやすくなります。

    関連記事 EAIツールの歴史を紐解く!誕生の経緯・データ連携の今後を解説

    対象システムと連携範囲の洗い出し

    次に、連携対象となるシステムの範囲を洗い出します。クラウド型のサービスとオンプレミス型のシステムが混在している場合、それぞれに対応できるかを事前に確認する必要があります。既存システムの改修が難しいケースもあるため注意が必要です。老朽化したシステムが含まれる場合は、連携方式が限定される可能性もあります。

    あわせて、扱うデータの種類や件数、連携のタイミングもリストにまとめておきます。範囲を明確にしておくことで、比較検討の段階で自社に合う製品を判断しやすくなり、導入後の仕様変更も抑えやすくなります。将来的に対象範囲が増える見込みがあるかも整理しておきましょう。

    EAIツール導入で見込める業務上の効果

    EAIツールを導入すると、システム間のデータ連携にかかる作業負担や時間を軽減できる場合があります。ここでは代表的な効果を2つの観点から紹介し、あわせて確認しておきたい注意点も整理します。

    手作業によるデータ入力の削減

    複数のシステムに同じ情報を個別に入力している場合、EAIツールを使うことで入力作業を自動化できる場合があります。転記ミスの防止にもつながり、担当者の作業時間を他の業務に振り向けやすくなります。

    ただし、自動化の範囲は連携先システムの仕様やデータ形式に左右されるため、導入前にどこまで自動化できるかをベンダーへ確認しておくと安心です。想定していた範囲と実際の対応範囲にずれが生じるケースもあります。

    システム間の情報反映を早める効果

    受注情報や在庫情報などをリアルタイムに近い形で連携できると、部門間の情報格差を減らせる場合があります。営業部門が最新の在庫状況を確認しながら商談を進められるといった効果が期待できます。夜間バッチのみだった連携が日中も更新されるようになるケースもあります。

    連携の頻度や即時性は製品によって異なり、バッチ処理を基本とする製品と、常時連携に対応する製品があります。業務でどの程度の即時性が必要かを整理したうえで比較することが重要です。過剰な即時性を求めるとシステム負荷やコストが増える点にも注意しましょう。連携先システムの処理能力によっても実現できる即時性は変わります。

    EAIツール選定時に比較したい機能面のポイント

    EAIツールは製品によって対応範囲や操作性が異なります。ここでは選定時に確認しておきたい3つの機能面のポイントを紹介します。実際の操作画面を確認しながら比較を進めることをおすすめします。

    対応アダプタと連携可能なシステムの範囲

    製品ごとに用意されているアダプタの種類は異なります。自社が利用しているクラウドサービスや基幹システムに対応したアダプタがあるかを確認することが選定の起点といえます。対応状況は各社の公式サイトで公開されている場合があります。

    対応アダプタがない場合でも、汎用的なAPI連携やファイル連携で対応できるケースがあります。連携方式の柔軟性や、将来的にシステムを追加する際の拡張性もあわせて確認しておきましょう。

    関連記事 システム連携を可能とするEAIの仕組みとは?4つの機能を解説

    ノーコードでの設定のしやすさ

    プログラミングの知識がなくても連携フローを組める、ノーコードやローコードの操作画面を備えた製品があります。情報システム部門以外の担当者が運用に関わる場合は、操作のわかりやすさも重要な比較材料です。

    操作画面の使い勝手は製品によって差があるため、無料トライアルやデモを利用して実際の操作感を確認することをおすすめします。マニュアルや問い合わせ窓口の有無もあわせて確認しておくと安心です。

    エラー発生時の通知と再実行の仕組み

    連携処理でエラーが発生した際に、管理者へ通知が届くか、処理内容を履歴として確認できるかは重要な確認項目です。エラーの原因を特定しやすい仕組みがあると、復旧までの時間を短縮できる場合があります。

    あわせて、失敗した処理を手動で再実行できるか、自動でリトライされるかも製品ごとに異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。未処理のデータを一覧で確認できる機能があると、対応漏れを防ぎやすくなります。

    関連記事 【2026年版】EAIツール比較13選!ETL・EDIとの違いも徹底解説

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    EAIツール導入プロジェクトの進め方

    導入を成功させるためには、要件定義からテスト、本番移行までの流れをあらかじめ計画しておくことが欠かせません。ここでは進め方の2つのポイントを紹介します。関係部署との連携も欠かせない要素です。

    要件定義とテスト設計の進め方

    導入プロジェクトでは、連携するデータ項目やタイミングを整理したうえで要件定義を行います。あわせて、想定される異常系のパターンも洗い出し、テスト項目に組み込んでおくことが大切です。関係システムの担当者を早い段階から巻き込むと、仕様確認の手戻りを減らせます。

    テスト環境で本番に近いデータ量を用いて検証しておくと、本番移行後に予期しない不具合が発生する可能性を減らせます。関係部署を巻き込みながら進め、業務担当者の視点でも確認してもらうとよいでしょう。テスト結果は記録として残し、後の保守にも活用できるようにします。

    段階的な移行計画の立て方

    連携対象が多い場合、すべてを一度に切り替えるのではなく、優先度の高い連携から段階的に移行する方法が有効な選択肢です。影響範囲を限定しながら進めることで、問題が起きた際の対応もしやすくなります。

    移行スケジュールには、関係部署への周知期間や旧システムとの並行稼働期間も組み込んでおくと、現場の混乱を抑えやすくなります。移行後の動作確認を誰が行うかも事前に決めておきましょう。

    EAIツール導入後に起こりやすいトラブルへの対処法

    導入後は、連携エラーやデータの不整合といったトラブルが発生する場合があります。あらかじめ対処の考え方を押さえておくと、運用の安定につながります。ここでは代表的な2つの観点を紹介します。

    連携エラーとデータ不整合への対応

    連携先システムの仕様変更やネットワークの一時的な不具合により、データ連携が一部失敗するケースがあります。エラーログを確認し、原因がEAIツール側と連携先システム側のどちらにあるかを切り分けることが対応の第一歩です。

    複数のシステムが関係する問題は、一方だけに原因を限定せず、両方の設定や仕様を確認する姿勢が求められます。あわせて、未処理のデータを後から再送できる仕組みがあるかも確認しておきましょう。

    運用体制と保守の考え方

    EAIツールの運用を特定の担当者一人に依存させると、その担当者が不在の際に対応が滞る可能性があります。対応ルールをドキュメント化し、複数人で状況を把握できる体制を整えることが望ましいでしょう。定期的な情報共有の場を設けることも有効な選択肢です。

    操作履歴や設定変更の記録を残しておくと、引き継ぎや障害対応の際に原因を特定しやすくなります。定期的な保守計画とベンダーへの相談体制もあわせて検討しておくと安心です。バージョンアップの際の影響範囲も事前に確認しておきましょう。

    EAIツールの主な製品

    異なるシステム間のデータ連携を実現する、代表的なEAI(データ連携)ツールを紹介します。

    ASTERIA Warp

    アステリア株式会社
    《ASTERIA Warp》のPOINT
    1. 国内1万社以上の導入実績と18年連続国内シェアNo.1連携ツール
    2. ノーコード簡単連携で高速開発を実現
    3. 豊富な接続先で拡張性も抜群!クラウドとの連携機能も充実!

    アステリア株式会社が提供する「ASTERIA Warp」は、プログラミング不要のノーコードで開発できる純国産のEAI/データ連携ツールです。基幹システムやクラウドサービス、ファイルなど異なるシステム間のデータ連携をアイコンの組み合わせで設計でき、専門知識がない担当者でもシステム間連携の構築・保守を行いやすい点が特徴です。

    Waha! Transformer

    株式会社ユニリタ
    《Waha! Transformer》のPOINT
    1. 1,000億件のベンチマークが証明する大量データ高速処理性能
    2. ノーコードで簡単に構築できるシンプルな操作性
    3. 作り手が「欲しい!」と感じるデータ接続先とメンテナンス機能

    株式会社ユニリタが提供する「Waha! Transformer」は、1999年の提供開始から20年以上の実績を持つ純国産のデータ連携・ETLツールです。メモリーに依存しないマルチスレッド処理により大量データを高速に処理でき、ノーコードでデータの抽出・変換・連携処理を設定できます。海外製EAI/ETLからのリプレイス先としても利用されています。

    Magic xpi Integration Platform

    マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
    製品・サービスのPOINT
    1. ノーコードでシステム連携が可能
    2. 100種700機能以上の豊富なアダプター群によるリアルタイム連携
    3. インメモリー技術で拡張性と冗長性を実現

    マジックソフトウェア・ジャパン株式会社が提供する「Magic xpi Integration Platform」は、基幹システムやクラウドサービス間のデータ連携をノーコードで構築できるEAI/統合プラットフォームです。豊富な業務アプリケーション向けコネクタを標準搭載し、プログラミングの知識がなくてもシステム間のワークフロー連携を設計・運用できます。

    DataSpider Servista (株式会社アシスト )

    《DataSpider Servista》のPOINT
    1. ノンプログラミングでデータ連携を実現
    2. 50種以上の接続アダプタに対応
    3. 直感的なUIで、誰でも簡単に操作が可能です。

    IBM App Connect (日本アイ・ビー・エム株式会社)

    《IBM App Connect》のPOINT
    1. アプリケーション上で起きたイベントに速やかに反応
    2. 豊富なテンプレートでフローを簡単構築
    3. 小規模なら無料でも利用可能

    まとめ

    EAIツールの導入では、連携課題の整理から機能面の比較、導入後の運用体制づくりまでを段階的に進めることが重要です。エラー対応や保守の仕組みも含めて比較検討することで、導入後の運用も安定しやすくなります。目的や連携範囲を整理せずに製品を選ぶと、必要な機能が不足する可能性もあるため注意が必要です。自社の連携課題に合う製品を見つけるために、複数の製品資料を取り寄せて比較してみてください。

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