応募者数に応じた従量課金で高額になる罠
月額数千円という料金表示だけを見て契約すると、応募者数の増加にともなう従量課金で想定より高額な費用がかかる場合があります。料金体系の仕組みを事前に理解しておくことが重要です。
従量課金の仕組みと注意点
応募者数や選考人数に応じて費用が加算される料金体系では、繁忙期に応募が集中すると、月額費用が大きく変動する場合があります。基本料金の安さだけで契約を決めると、実際の請求額を見て驚くケースもあります。特に求人媒体を多く併用する企業ほど、応募者数が想定以上に増える可能性があるため注意が必要です。
従量課金の対象となる項目は製品によって異なり、応募登録数、選考対応数、内定者数などさまざまな基準があります。自社の過去の応募実績をもとに、繁忙期を含めた月ごとの費用を試算しておくことをおすすめします。基準となる指標が複数ある製品では、どの指標が自社の応募傾向にとって不利になりやすいかも確認しておくとよいでしょう。
総コストを見誤らないための確認方法
料金表に記載されている基本料金だけでなく、従量課金が発生する条件や単価を具体的に確認しましょう。見積もりを依頼する際は、過去の応募実績を伝えたうえで、想定される月額費用のシミュレーションを提示してもらうことが有効です。複数のシナリオでシミュレーションを依頼すれば、応募者数が増減した際の費用の変動幅も把握しやすくなります。
複数のプランを比較する際は、応募者数が少ない月と多い月の両方を想定して試算し、年間を通じた費用感を把握しておくと、契約後の想定外の請求を防ぎやすくなります。新卒採用のように応募が特定の時期に集中する企業では、その時期を基準にした試算が特に重要になります。
求人媒体連携オプションでかかる隠れコスト
採用管理・選考管理システム自体の利用料は安く見えても、求人媒体との連携がオプション料金になっている場合、想定より費用がかさむことがあります。連携費用の有無を事前に確認しましょう。
基本料金に含まれない連携費用
求人媒体との連携機能が基本プランに含まれておらず、別途オプション契約が必要になる製品があります。連携する媒体数に応じて費用が加算される場合もあり、複数の求人媒体を利用する企業では費用が積み重なることがあります。
基本料金の安さだけで判断すると、実際に必要な連携機能を追加した結果、総額が他製品と変わらない、あるいは高くなるケースも見られます。必要な連携機能を含めた総額で比較することが重要です。特に複数の求人媒体を併用する企業では、連携先の数に応じて費用が積み上がる料金体系に注意しましょう。
オプション費用を事前に確認する方法
契約前に、自社が利用したい求人媒体との連携がオプション料金の対象かどうかを具体的に確認しましょう。見積もりを取得する際は、必要なオプションをすべて含めた金額を提示してもらうことが実行可能な方法です。
オプション料金は契約後に追加されると気づきにくい場合があるため、契約書や見積書の内訳を丁寧に確認し、不明な項目があれば契約前に問い合わせておくことをおすすめします。営業担当者から提示された見積もりに、将来追加予定の求人媒体連携が含まれているかも確認しておくと安心です。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品で比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)で採用管理・選考管理システムの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
アカウントや拠点追加にかかる別料金
利用する担当者のアカウント数や拠点数が増える場合、追加料金が発生する製品があります。将来的な拡張を見据えて、追加費用の条件を確認しておきましょう。
追加費用が発生しやすい場面
採用担当者の増員や新拠点の開設にともない、システムを利用するアカウント数を増やす際に、追加料金が発生する場合があります。基本プランに含まれるアカウント数の上限を超えると、1アカウントあたりの追加費用がかかるケースもあります。面接官など一時的に利用する担当者の分もアカウントとしてカウントされるかどうかは、製品によって扱いが異なります。
拠点ごとに個別契約が必要な製品もあれば、全社で一つの契約にまとめられる製品もあり、料金体系は製品によって異なります。自社の組織体制にあった契約形態かどうかを確認しておくことが重要です。拠点ごとの契約を選んだ場合、拠点間で選考データを共有できるかどうかもあわせて確認しておくとよいでしょう。データ共有ができない契約形態では、全社の採用状況を横断的に把握しづらくなる点にも注意が必要です。
将来の拡張を見据えた契約内容の確認
採用人数の増加や拠点の拡大が見込まれる場合は、契約時にアカウント追加時の料金や手続きについて確認しておきましょう。将来的な変更にも柔軟に対応できるプランかどうかも、選定時の判断材料になります。事業計画にあわせて数年先の組織規模を想定し、そのタイミングでの費用感もあらかじめ見積もっておくと安心です。
逆に、事業縮小などでアカウント数を減らす場合の手続きや料金の扱いについても、あわせて確認しておくと契約後の見通しを立てやすくなります。契約変更に一定の手続き期間が必要な製品もあるため、変更を希望するタイミングより前もって相談しておくと安心です。
最低契約期間と乗り換え時の違約金
他社製品への乗り換えを検討する際、最低契約期間内の解約で違約金が発生する場合があります。契約前に解約条件を確認しておくことが重要です。
最低契約期間の縛りとは
採用管理・選考管理システムの契約には、1年や2年といった最低契約期間が設定されている場合があります。最低契約期間内に解約すると、残りの期間分の料金や違約金の支払いを求められるケースがあります。
最低契約期間の有無や長さは製品によって異なり、月額料金が安い製品ほど長期契約が前提になっている場合もあります。契約前に最低利用期間と、期間内解約時の条件を具体的に確認しましょう。他社への乗り換えを想定していない場合でも、事業状況の変化によって解約を検討する可能性は考慮しておくとよいでしょう。
違約金や解約条件を確認する重要性
契約書に記載されている解約条件を、契約前に確認しておくことが重要です。口頭での説明だけでなく、書面での条件を確認し、不明な点は契約前に問い合わせて解消しておきましょう。営業担当者の説明と契約書の内容に食い違いがないかも、あわせて確認しておくと安心です。
自動更新の有無や、更新のタイミングで契約内容が変わる可能性についても確認しておくと、将来的な乗り換えを検討する際の判断材料になります。解約の申し出期限が契約満了日の何か月前までと定められている製品もあるため、あわせて確認しておきましょう。
3年間の総コストを試算する視点
採用管理・選考管理システムの費用は、月額料金だけでなく初期費用やオプション料金を含めた総コストで比較することが重要です。3年程度の期間で試算すると、製品間の費用差が見えやすくなります。
総コスト試算に含めるべき項目
総コストを試算する際は、月額基本料金、初期導入費用、求人媒体連携などのオプション費用、応募者数に応じた従量課金分をすべて含めて計算しましょう。契約更新時の料金改定の有無も、あわせて確認しておくとよいでしょう。設定支援やサポート費用が別途発生する場合は、その費用も試算に含めておくことが望ましいです。
単年度の費用だけでなく、複数年での総額を試算することで、初期費用は高いが月額料金が安い製品と、初期費用は安いが月額料金が高い製品のどちらが自社に適しているかを判断しやすくなります。採用計画が数年単位で決まっている企業は、その期間にあわせた試算を行うと、より実態に近い比較ができます。
複数製品を比較する際の考え方
複数の製品を比較する際は、同じ条件(想定応募者数、必要な連携機能、利用アカウント数など)で見積もりを取得し、公平に比較することが重要です。安さだけで選ばず、機能とコストのバランスを総合的に判断しましょう。条件をそろえずに比較すると、見た目の安さだけで誤った判断をしてしまう場合があるため注意が必要です。
見積もり内容に不明な点があれば、契約前にベンダーへ確認し、想定外の追加費用が発生しないよう、書面で条件を確認しておくことをおすすめします。社内で複数人が見積もり内容を確認することで、見落としがちな項目にも気づきやすくなります。
コストを抑えて比較したい採用管理システム
従量課金やオプション費用の有無は製品ごとに条件が異なるため、まずは資料請求で料金体系を具体的に確認したい製品を紹介します。総コストの試算にお役立てください。
採用一括かんりくん
- ルーティン業務70%削減! 日程調整やメール送信を自動化
- LINE連携で開封率アップ・リッチメニューで歩留まりを劇的改善
- 新卒/中途もこれ1つ! 継続率98.8%が照明する使いやすさと機能性
HRクラウド株式会社が提供する「採用一括かんりくん」は、求人媒体からの応募情報や選考ステータスを一元管理できる採用管理システムです。シンプルな機能構成でコストを抑えやすい設計になっており、必要な機能を絞って利用したい企業に向いています。料金プランの詳細は資料請求で確認できます。
ジョブカン採用管理
- 募集から内定までこれ一つ。簡単高機能な採用管理システム
- あらゆる経路からの応募者の情報を取り込み、一括管理!
- 媒体別・面接官別など求人効果の分析・レポート作成も可能!
株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン採用管理」は、求人媒体連携や選考ステータス管理などの機能を備えた採用管理システムです。企業規模や必要な機能にあわせて複数のプランが用意されており、自社の応募者数や利用アカウント数にあわせた料金体系を確認しながら選べます。
engage (エン株式会社)
- 求人掲載、採用ページ作成、応募者管理が0円
- チケット制で無駄なく活用可能
- 最大20の求人サイトへ一括掲載し応募数増加
ZohoRecruit (ゾーホージャパン株式会社)
- 75以上の掲示板にワンクリックで求人投稿可能
- Nucleus Research社が選出した、採用領域のリーダー企業。
- Zoho Workerly連携で有期雇用者を容易に管理
まとめ
採用管理・選考管理システムの追加コストは、従量課金や連携オプション、アカウント追加、最低契約期間の違約金など多岐にわたります。月額料金だけでなく総コストで比較し、契約前に条件を具体的に確認したうえで製品選びの参考にしてください。


