無料で利用できるMDM製品
完全無料で利用できるMDMは、オープンソースで提供されたものがいくつか存在します。しかし、相当の知識がなくては開発・運用は難しいうえ、MDMを運用するための証明書の取得に費用がかかる場合があります。セキュリティ強化や端末管理の業務効率化を目指すなら、やはり有料のMDMがおすすめです。
多くの製品で1台ごとの価格設定になっており、無料トライアルや数台での運用から開始できます。ぜひ無料トライアルや資料請求を活用し、コストに見合う効果が得られるかを吟味しましょう。
ここからは、無料トライアル期間で使用感を試せるMDM製品を紹介します。
《SPPM》のPOINT
- 次世代のセキュリティ対策「ゼロトラスト環境」の構築をサポート
- サポート満足度97%!トライアル中から回数無制限でサポート
- 基本プランの料金内で利用できる機能が多数 オプションも充実
「SPPM」は株式会社AXSEEDが提供しています。端末の画面をカスタマイズし、管理画面の視認性や使いやすさを向上できます。また管理担当者のアカウントを自由に作成可能で、担当者の負担も大きくありません。導入から運用までトータルサポートしてくれるため、トラブル発生時も安心です。
参考価格 |
初期費用無料 モバイル端末:月額330円/台 PC端末:月額550円/台 セキュリティパック:月額1,100円/PC・モバイル各1台(税込) |
対応端末 |
Android・iOS・Windows・Mac |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
改善してほしい点 教育・教育学習支援関係 750名以上 1,000名未満
《CLOMO MDM》のPOINT
- 圧倒的な使いやすさ!
- 堅牢なセキュリティ!
- 丁寧なサポート!
株式会社アイキューブドシステムズが提供する「CLOMO MDM」は、デバイスの紛失時、管理画面から紛失モードに移行し遠隔ロックできます。状況にあわせて、特定のアプリを機能制限することも可能です。専門家チームがサポートするため、MDM運用の未経験者にもおすすめといえます。
参考価格 |
初期費用19,800円 月額300円/デバイス |
対応端末 |
Android・iOS・Windows・Mac |
対応機能 |
リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 |
いい点 情報処理、SI、ソフトウェア 100名以上 250名未満
改善してほしい点 情報処理、SI、ソフトウェア 500名以上 750名未満
製品が多く、どれを導入すべきか決めかねる方は、最新の資料請求ランキングも参考にしてください。
おすすめ製品の比較表
この記事で紹介している製品の比較表を紹介します。無料期間のほか、有料プランの価格や口コミなども比較してみてください。
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製品名 |
提供形態 |
参考価格 |
無料トライアル |
レビュー評価 |
![SPPM](https://cdn.it-trend.jp/products/10047/current/logo?1716428983) |
SPPM |
クラウド / SaaS |
月額330円~/台 |
○(30日間) |
|
![CLOMO MDM](https://cdn.it-trend.jp/products/9239/current/logo?1705278189) |
CLOMO MDM |
クラウド / SaaS |
月額300円/デバイス |
○(30日間) |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
すべての製品をまとめて無料で資料請求できます。気になる製品があった方は、ぜひ下のボタンより請求してください。
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MDMを選ぶ際のポイント
MDMを選ぶ際、どのような点に気をつければよいのでしょうか。
企業内のデバイスに対応しているか
いくら機能的に優れたMDMであっても、モバイルデバイスに対応していなければ意味がありません。
したがって、MDMを選ぶ際は、現在社内で利用しているモバイルデバイスに対応しているか確認しましょう。社内でOSの異なるモバイルデバイスを利用している場合は、マルチデバイス対応の製品をおすすめします。
管理のしやすさを重視するなら、MDMの導入前に、自社で使用するモバイルでバイスのOSを揃えておくのもよいでしょう。
セキュリティがしっかりしているか
モバイルデバイスでは顧客データを端末に保存するほか、ブラウザ上で機密情報なども扱うため、セキュリティ対策のレベルが重要です。万一紛失した際に、遠隔ロックやデータ消去などのセキュリティ機能があるか、すぐに対応できる方法になっているか確認しましょう。
サポート体制は充実しているか
MDMの選定基準として、サポート体制の有無も重要です。
導入の際は、定期アップデートの有無や、トラブル発生時の対応・連絡方法などを確認しましょう。公式サイトのアップデート履歴を確認すると、不具合の修正状況やバージョンアップの状況などを確認できます。
海外製品の場合は、日本語版のマニュアルやサポートがあるかどうかも重要です。
自社に適したプランがあるか
MDMの料金体系はさまざまです。1台ごとに料金が発生したり、数十台ごとにまとめて導入したりするプランがあります。月額プランと年額プランに分かれており、初期費用が発生するケースもあります。自社の規模や予算を考慮し、コストパフォーマンスの高いプランを選択してください。
以下の記事では、おすすめのMDMについて、価格・特長・対応機能・口コミなどの製品詳細を比較表でわかりやすく比較できます。ぜひ参考にしてください。
無料トライアルを活用し、扱いやすいMDMを見つけよう
MDMは、モバイルデバイスを効率的に管理できる便利なツールです。しかし、完全無料のMDMには課題が多いのも現状です。そこで、低コストで利用できる製品の無料トライアルをおすすめします。
デバイスの対応状況やセキュリティレベル・サポート体制などを基準にし、操作性を確認しましょう。無料版を試したうえで、自社にあうMDMを導入してください。