【比較表あり】おすすめMDM製品
ITトレンド編集部が厳選したMDM製品を比較紹介します。
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MobiControl の比較ポイント
- 簡単操作ですぐ適応
- テレワークにも最適(VPNなしでリモート可能)
- 運用管理を効率化
ペネトレイト・オブ・リミット株式会社が提供する「MobiControl」は、カナダのSOTI社が開発したMDMで、世界174ヶ国で導入されています。Android、iOS、Windows、macOS、Linuxなどマルチ対応です。また、VPPやDEP、GoogleのAndroid for Workにも対応しています。ペネトレイト・オブ・リミット株式会社は代理店として10年の販売実績があり、日本語のサポートもあるので安心でしょう。
- ■対象従業員規模:全ての規模に対応
- ■提供形態:オンプレミス / クラウド / SaaS
- ■価格:月500円~
SaaSの場合
初期費用 50,000円
月額費用 500円/台
- ■対応機能:リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集
アプリ配布、機能制御、利用制限
- ■無料トライアル:30日間
Optimal Biz(オプティマルビズ) の比較ポイント
- 豊富な対応端末、500機種以上をサポート
- シンプルで使いやすい「管理サイト」
- MDMに必要な機能をひとまとめに。無料トライアルで導入も安心
「Optimal Biz(オプティマルビズ)」はビッグローブ株式会社が提供しており、導入実績35,000社以上のMDMです。Android、iOS、Windows、macOSに対応しています。階層化機能が特徴的で、最大10階層・3,000グループまで組織設定できるので大規模での利用も可能です。Apple提供のiOS端末導入支援サービス「DEP」にも対応し、MDMの導入がスムーズになります。
- ■対象従業員規模:全ての規模に対応
- ■提供形態:SaaS / クラウド
- ■価格:月300円~
初期費用 45,000円
月額費用 Andoid・iOS 300円/台、Winsows・Mac 500円/台
- ■対応機能:リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集
アプリ配布、機能制御、利用制限
- ■無料トライアル:30日間、10台まで
設定を本契約に引継ぎ可
CLOMO MDM の比較ポイント
- 圧倒的な使いやすさ
- 堅牢なセキュリティ
- 丁寧なサポート
株式会社アイキューブドシステムズが提供する「CLOMO MDM」は、働き方改革機能が特徴的なMDMです。管理者が設定した時間以外は端末が使えなくなるので、不正利用や残業防止になります。また、専任のサポートチームによる丁寧なサポートも魅力で、24時間365日体制でオペレーターが対応します。対応端末はAndroid、Android Enterprise Recommended、iOS、Windows、macOSです。なお、DEPでキッティングの効率化も行えます。
- ■対象従業員規模:全ての規模に対応
- ■提供形態:クラウド / SaaS
- ■価格:月300円~
初期費用 19,800円
月額費用 300円/台
年額費用 3,600円/台
- ■対応機能:リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集
アプリ配布、機能制御、利用制限
- ■無料トライアル:30日間
設定を本契約に引継ぎ可
SPPM 2.0 の比較ポイント
- 国産MDMの老舗として長年培った経験と技術
- AndroidやiOSスマホにPCレベルのセキュリティ対策
- 幅広い業種・業態で4,500社以上の導入実績
「SPPM 2.0」は、国産MDMの老舗である株式会社AXSEEDが提供しています。信頼性の高いEMM(エンタープライズモビリティ管理)製品であることを示す「Android Enterprise Recommended」に認定されており、OS・キャリア問わず全機種で使えることを検証済です。導入から運用まで丁寧なサポートもあり、安心して利用できるでしょう。また、プランは端末管理や端末ロック・初期化などの基本機能を搭載した「基本機能パック」と、基本機能に加えてデバイス制御や利用アプリ制限などを搭載した「フル機能パック」が用意されています。
- ■対象従業員規模:全ての規模に対応
- ■提供形態:クラウド / SaaS
- ■価格:月150円~
初期費用 0円
月額費用 基本機能パック 150円/ID
フル機能パック 300円/ID
- ■対応機能:リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集
アプリ配布、機能制御、利用制限
- ■無料トライアル:30日間
SKYSEA Client View の比較ポイント
- 「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2020-2021」で第1位を獲得!
- スマートフォンやタブレット端末等のビジネス活用をサポート
- 毎年のバージョンアップで環境の変化に迅速対応
「SKYSEA Client View」はSky株式会社が提供するクライアント運用管理ソフトウェアで、MDMの機能の一つである資産管理機能を搭載しています。個人のプライバシーに配慮してiPhoneやiPadのログ管理機能は搭載していませんが、業務上必要ないスクリーンショットやアプリ内購入などの機能制限や、紛失時のリモートロックなどが可能です。
- ■対象従業員規模:全ての規模に対応
- ■提供形態:パッケージソフト
- ■価格:別途お問い合わせ
- ■対応機能:リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集
機能制御、利用制限
- ■無料トライアル:ー
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株式会社パシフィックネットのMicrosoft Intune 導入支援サービス
株式会社パシフィックネットのMicrosoft Intune 導入支援サービス の比較ポイント
- Microsoftクラウド製品のエキスパートチームが支援いたします。
- Microsoft Intuneによる千台規模のデバイス管理も実績豊富です。
- Windows PCはもちろんiOS端末、Android端末も管理可能です。
株式会社パシフィックネットの「Microsoft Intune 導入支援サービス」は、MDMとMAM機能を搭載したクラウドサービス「Microsoft Intune」の導入や運用をサポートしてくれます。国内トップクラスのエンジニアをリーダーとするチームが、サポートしてくれるので安心でしょう。なお、管理できるのはWindows PCのほか、iOS端末やAndroid端末も対象です。
- ■対象従業員規模:100名以上5,000名未満
- ■提供形態:サービス / クラウド
- ■価格:別途お問い合わせ
- ■対応機能:リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集
アプリ配布、機能制御、利用制限
- ■無料トライアル:ー
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
OrangeOne株式会社の「セキュリティ簡単導入パック」はMicrosoft 365の導入・運用支援サービスです。Microsoft 365 Business Premiumプランに含まれる、モバイルデバイス管理ツール「Microsoft Intune」の導入や運用をサポートしてくれます。具体的なサポート内容は、端末紛失時の遠隔ロック・ワイプの代行操作やセキュリティ設定などです。サポートの範囲は選択でき、Microsoft 365を導入済みであれば代行操作だけを依頼するなど柔軟に対応可能です。
- ■対象従業員規模:100名以上
- ■提供形態:その他 / クラウド
- ■価格:100,000円~
- ■対応機能:リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集
アプリ配布、機能制御、利用制限
- ■無料トライアル:ー
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MDMの選び方
ではここで、MDM製品の何に注目して比較すれば良いのか見ていきましょう。
自社の利用環境に適応できるか
まずは自社で使用しているモバイルデバイス全てに対応できる製品か確認し、比較しましょう。
本来、企業でモバイルデバイスを使用する際にはプラットフォームを統一することが望ましいです。しかし近年ではデバイスもプラットフォームも多様化しているため、1つに統一するのは非常に難しいでしょう。
企業内のデバイスが多岐に渡っている場合は、多数のデバイスに対応できるマルチデバイス対応、マルチプラットフォーム対応の製品がおすすめです。
必要なセキュリティ対策ができるか
次の比較ポイントは、自社のセキュリティポリシーに適応できるかどうかです。
基本的にはMDMはどの製品においてもセキュリティ機能があります。しかし、どの程度のレベルのセキュリティを求めるかによって製品の選び方も変わってきます。例えば、個人情報などの機密事項を取り扱う企業であれば、情報漏洩のリスク軽減のためにリモートロック(遠隔操作)機能が必須です。
また、社内の各種システムの情報と連携し利用する場合には、さらに高度なデータ保護や端末管理の機能が必要です。利用シーンや運用方法を整理し、どのレベルのセキュリティ対策が必要か検討しておきましょう。
サポート体制は十分か
ベンダーによるサポート体制が十分かどうかも重要な比較ポイントです。例えば新たなデバイスが登場しても素早くアップデートし対応できるのか、こまめに不具合の修正がされているかなどです。
サポート体制の充実度は、製品情報サイトのアップデート情報などから判断できます。新デバイスに対応するバージョンのアップデート履歴や、定期的に不具合を修正しているかを確認しておきましょう。
また、ベンダーが海外企業の場合、日本国内にサポート拠点があると運用がスムーズです。サポート時間も合わせて確認しておくと安心です。
まだまだある!MDM製品比較
では、比較ポイントについてご理解いただけたところで、さらにMDM製品を比較していきましょう。
MDM RESCUE+
OrangeOne株式会社が提供する「MDM RESCUE+」は、MDMの導入から運用までをサポートするサービスです。主要MDM15社に対応し、最適なMDMの選定や設定、ポリシー設計などを支援してくれます。また、24時間365日のサポートにより、紛失時にはリモートワイプの代行も可能です。
FENCE-Mobile RemoteManager
「FENCE-Mobile RemoteManager」は、株式会社富士通ビー・エス・シーが提供するエンタープライズモビリティ管理サービスです。基本的なMDM機能に加えて、Microsoft 365や業務アプリの連携、コンテンツ管理機能も搭載しています。オプションとなりますが、夜間や休日のリモートワイプの代行も可能です。なお、無料トライアルは30日間利用できます。
LanScope An
「LanScope An」は、エムオーテックス株式会社が提供するクラウドのスマートデバイス管理ツールです。豊富なノウハウをもとにして開発され、使いやすい管理画面に定評があります。特にレポート機能が充実しており、グラフで端末の稼働状況を簡単に把握できます。Android、Android Enterprise、iOS、Windows、macOSに対応し、60日間の無料体験が可能です。
mobiconnect
インヴェンティット株式会社の「mobiconnect」は、SaaS型のMDMです。モバイルデバイス管理に必要な機能を網羅し、ビジネスはもちろん教育の現場でも利用されています。オプションになりますが、端末紛失時のリモートワイプの代行や導入後の運用サポートも利用できます。
MDM導入の注意点
MDMを導入するにあたっては注意すべき点もいくつかあるので説明します。
MDMに頼り過ぎない対策が必要
モバイルデバイスの情報漏洩において最も警戒すべきなのは、端末の紛失や盗難です。近年ではスマートフォンの普及により、紛失や盗難による情報漏洩のリスクが高まっているでしょう。
もちろん、遠隔操作でロックしたり、データを消去したりする機能を持つMDM製品も存在します。しかし、それだけでは万全な対策とはいえません。
例えば、就業時間外や休日に紛失した場合、紛失の発覚からデータ消去までにタイムラグが発生してしまいます。データ消去が完了する前に情報が盗られてしまうケースも考えられます。そのようなリスクも踏まえ、持ち歩く情報の整備や対策を検討しておくことも必要です。
社員の理解を得ることが必要
MDMの導入にあたっては、必要性について社員の理解を得ることが重要です。特に個人の端末を業務で利用する企業では、私物の利用状況を監視されてプライバシーを侵害されるのでは、と反発を生むケースもあります。
あらかじめ、MDMのメリット、デメリットなどを共有し理解を深めておくと、スムーズな運用が実現するでしょう。
場合によってはMAMの導入検討も必要
MAMとは、モバイルアプリケーションの管理を行うシステムのことです。MDMと混同されやすいですが、端末全体を管理するMDMに対し、MAMは端末全体ではなく業務で利用するアプリケーションやデータだけを管理します。
業務用端末ならMDMで問題ありませんが、個人所有の端末を業務に利用する「BYOD」に対応した企業では、MAMの利用が望ましいです。なぜなら、BYOD対応の企業がMDMを導入すると、プライベートなデータまで管理することになるケースもあるのです。プライバシーの問題が発生する可能性があり、先程述べたような反発につながるでしょう。
そのため、BYOD端末を利用している企業ではMAMに対応したシステムを導入し、業務に関わるアプリケーションだけを管理しましょう。
製品を徹底比較し、自社にぴったりのMDMを!
MDMと一言でいっても、セキュリティのレベルや適応できるデバイスは製品によって異なります。そのため、この記事で紹介した比較ポイントをもとに、さまざなまMDMを比較し、入念に検討することが導入成功につながるでしょう。
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