
MDMとは
MDM(Mobile Device Management)とは、業務で利用するスマートフォンやタブレットなどの端末を管理するシステムです。紛失や盗難、不要なアプリのインストールなど、セキュリティ面における課題解決を促します。また端末利用時の設定やアップデートなども一括して実施できるため、デバイスの運用や管理の効率化にも貢献します。
MDM導入の目的
多くの企業で活用されているMDMですが、導入目的として以下のものが挙げられます。
- ■盗難・紛失時の情報漏えいを防ぐため
- パスワード強制化やリモートロック、リモートワイプなどの遠隔操作機能を用いて、情報漏えい対策に活用する。
- ■内部の不正利用を防ぐため
- 不要なアプリのインストールをブロックしたり、Webの閲覧制限をかけたりできるため、内部不正防止に効果がある。
MDMの目的や仕組みをさらに知りたい方は以下のページをご覧ください。
MDMをお探しの方へ
この記事では、おすすめのMDMを比較紹介します。また、製品を目的別に以下のタイプに分類し、最適な製品の選び方についても解説しています。セキュリティ強化やBYOD(Bring Your Own Device)の導入を検討している企業は必見です。
- ●紛失・盗難メインに遠隔操作を行いたい方に!シンプル・低コストから使えるタイプ
- ●紛失・盗難対策+不正利用を防止したい方に!利用状況の把握・制限まで可能なタイプ
- ●混在しているOS/端末を一元管理したい方に!マルチ端末に対応できるタイプ
▼最新の人気ランキングや価格一覧からチェックしたい方はこちら!
【比較表】おすすめのMDMランキング
MDMとMAM・MCM・EMMとの違い
業務利用するモバイルを管理するツールには、MDM以外にもMAMやMCM、EMMなどもあります。MDMとの違いについては以下のとおりです。
管理対象 | 内容 | |
---|---|---|
MDM(モバイルデバイス管理) Mobile Device Management | スマートデバイスそのもの | アプリケーションの配布や利用制限、リモート制御、監視などが可能。 |
MAM(モバイルアプリ管理) Mobile Application Management | 端末アプリ | 対象のアプリにのみ有効なため、個人所有の端末でもプライバシーが守られる。 |
MCM(モバイルコンテンツ管理) Mobile Contents Management | スマートデバイス内のコンテンツ | アプリケーションの中身を管理できる。保存されたデータ編集・削除なども可能。 |
さらにMDM、MAM、MCMの3つから構成され、モバイル端末を総合的に管理するものをEMMと呼びます。EMMの機能や導入メリットなどの詳しい内容は、以下の記事で解説しています。
MDMの基本機能
MDMには、従業員の端末を一括で管理し、情報漏えいを防ぐためのさまざまな機能が備わっています。また、個人所有のデバイスを業務に活用するBYOD(Bring Your Own Device)への対策やウイルス対策も可能です。
MDMの基本機能 | 内容 |
---|---|
紛失・盗難対策のための遠隔操作機能 | 【リモートロック】 ・管理画面上から遠隔操作で端末にロックをかける 【リモートワイプ】 ・デバイス上のすべてのデータをリモートで消去する 【リモートパスコードリセット】 ・デバイスのパスコードを遠隔でリセットする |
端末の利用状況把握・制限機能 | 【利用状況の把握】 ・閲覧履歴やログの収集 ・位置情報の収集 【制限機能】 ・ネットワークの接続先や閲覧できるWebサイトを制限 ・端末内でのデータ保管やスクリーンショットを防止 ・カメラ機能の無効化 ・スマートフォンのroot化やJailbreak(脱獄)を検知 |
端末管理機能 | 【階層やグループごとに一括管理】 ・ネットワークやメールなど端末の初期設定 ・OSのアップデートやアプリの管理 ・セキュリティ設定 【個別の端末管理】 ・デバイスの利用状況や利用コンテンツの把握 ・デバイスの異常検知 ・VPN・社内イントラネットへのアクセスに必要な電子証明書の配布 |
セキュリティ対策機能 | 【ウイルス対策】 ・デバイス上のアプリやファイルをスキャンし、マルウェアを検出 ・Webフィルタリングで不審なサイトへのアクセスを遮断 【不正アクセス対策】 ・データの暗号化 ・デバイス認証(証明書にもとづく認証やバイオメトリクス認証など) |
BYOD(Bring Your Own Device)向け機能 | 【セキュリティポリシーの適用】 ・個人所有のデバイスでも、企業のセキュリティポリシーを適用 ・パスワードの有効期限の設定 【コンテナ化】 ・企業のデータと個人のデータを分離する |
MDMの機能についてより詳しく知りたい方には、以下の記事がおすすめです。基本機能から用途に特化した機能まで詳しく紹介しています。
MDMの3つのタイプと選び方
この記事では、MDMを目的別に3つのタイプに分類して比較しています。ここでは、それぞれのタイプの特徴や選び方を解説します。

リモートロック・ワイプなど紛失・盗難対策メインに使えるタイプ
MDMを導入するなら、従業員のプライバシーに配慮しつつ、コストを抑えて利用したいケースもあるでしょう。大部分の製品が、紛失・盗難対策としての遠隔機能と端末の監視・制限機能の両方を兼ね備えていますが、このタイプの製品は、リモートロックやリモートワイプなどの必要最低限の機能に絞って利用できます。
価格も1IDあたり100円程度からと低く設定されており、シンプルかつ低コストな製品をお探しの方におすすめです。ただし、リモートロックやワイプは即時に実行できる場合もあれば、反映までに時間がかかる場合もあります。無料トライアルやデモを活用し、管理コンソールの使用感や速度も確認しておきましょう。
▶ 紛失・盗難対策メイン!シンプル・低コストから使えるMDMはこちら!
利用状況の把握・制限まで行えるタイプ
端末の紛失対策にプラスして、ネットワークやアプリなどデバイスの利用状況の把握・制限に対応しているタイプです。電話番号や位置情報などの基本情報から、カメラやテザリングの制限まで、細かく利用制限をかけられる場合もあります。利用状況の監視、ネットワークの制御、アプリ制限など、制限したい項目を洗い出し、対応可否をチェックしておきましょう。
なお、従業員の私的端末を活用するBYOD運用の場合は、「業務用の画面を作成できる」「仮想デスクトップによりデバイス内にデータを保存しない」などの機能が搭載されているとよいでしょう。業務以外の利用を禁止し、不正操作を防ぎたい企業におすすめです。
▶紛失対策+不正防止も!利用状況の把握まで可能なMDMはこちら!
iPhone・Androidなど異なるOSでも一元管理できるタイプ
さまざまな端末・OSが混在しており、一括管理したい企業におすすめのタイプです。企業が従業員自身のデバイスを業務に使用させるBYODを適用する場合、異なるOSをもつデバイスの統一管理が求められます。このタイプは、iPhone・Android、Windows、Macなど複数のプラットフォームに対して一つの管理画面から操作・監視が可能です。
ただし、マルチ端末に対応していても、「端末ロックはすべてのOS対象だが、データ消去は一部のOSのみ」「ウイルス対策の機能はAndroidに限定」といった具合に、機能ごとに対応可否が分かれるケースがあります。自社の求める機能と利用中のOSが対応しているかどうか確認しておきましょう。
▶異なるOSの一元管理に!マルチ端末に対応したMDMはこちら!
MDMのタイプを理解したら、より詳細な情報を確認し、自社に最適な製品を選定するために資料を取り寄せましょう。
MDM選びで失敗しないためのチェックPOINT
MDMを導入する前に、見落としがちな点を確認しておきましょう。ここでは、選定後に後悔しないためにチェックすべき重要なポイントを解説します。
- ■プライバシーとセキュリティのバランスが取れているか
- 過度な監視や制限は、不満や反発を招いたり業務効率を低下させたりします。例えば、位置情報やアプリ使用履歴の取得範囲が広すぎると、従業員の抵抗感を生む可能性があります。適切なポリシーを策定し、納得感のある管理・運用を心がけましょう。
- ■キッティングサポートがあるか
- 新規で社用スマートフォンを配布する場合、会社規模によっては数百・数千台の設定が必要です。効率を考えれば、初期設定やアプリ導入を一括で行うキッティングは欠かせません。ただし、ベンダーによりオプション扱いとなるため、対応範囲や追加コストを事前に確認しておきましょう。
- ■端末が対応しているか
- 製品によっては、Androidに限定されているものもあります。あわせてWindows 98のような古いOSや特定のバージョンに対応しているかも確認し、導入後に使用できない端末が発生しないようにしましょう。
- ■対応台数に制限がないか
- 病院や学校など大規模にMDMを活用する場合、対応台数の上限を確認しておきましょう。上限が想定よりも少ないと、追加導入が難しくなる可能性があります。また、大量のデバイスを一元管理する際にスムーズに動作するか、パフォーマンス面の検証も重要です。
【比較表】おすすめのMDMランキング
ここからは、MDMを比較してみましょう。まずはITトレンド年間ランキング2024「MDM(モバイル端末管理)ツール」より、おすすめの製品を比較表にしました。
製品名 | ランキング | 参考価格 | レビュー評価 | |
---|---|---|---|---|
CLOMO MDM | 1位 | 初期費用19,800円 月額300円~/台 | ★★★★★ ★★★★★ | |
クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View | 2位 | ー | ★★★★★ ★★★★★ | |
FiT SDM | 3位 | 初期費用50,000円 月額150円~/台 | この製品はまだ口コミが投稿されていません
| |
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 | 4位 | 初期費用30,000円 月額300円~/台 | ★★★★★ ★★★★★ | |
SPPM | 5位 | 初期費用無料 月額330円~/台 | ★★★★★ ★★★★★ | |
Optimal Biz | ー | 初期費用45,000円/契約 月額300円~/台(税抜き) | この製品はまだ口コミが投稿されていません
| |
SOTI MobiControl | ー | ー | ★★★★★ ★★★★★ | |
LINC Biz emm | ー | ー | この製品はまだ口コミが投稿されていません
| |
FENCE-Mobile RemoteManager | ー | 月額100円~/端末 | ★★★★★ ★★★★★ | |
TRUST DELETE prime+ | ー | ー | ★★★★★ ★★★★★ | |
MDM MoDeM | ー | 月額150円~/台 | この製品はまだ口コミが投稿されていません
|
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
なお、この記事で紹介している主要な製品を調査し、見えてきたMDMの特徴や傾向を以下にまとめました。製品の比較検討にお役立てください。
- ●すべての製品がリモートロック・リモートワイプを搭載している
- ●位置情報機能はライトなプランを除いて、ほぼすべてに付帯している
- ●機能をリモートワイプやリモートロックに限定した製品であれば、1端末あたり100円から利用可能
- ●開封後すぐに企業向け設定が自動適用され、初期設定の手間が不要な『ゼロタッチ登録』対応の製品も増えている
- ●キッティングに対応しているのは約半数で、オプション対応もあり
- ●低コストでもセキュリティ対策が強化されており、導入ハードルが下がっている
- ●紛失・盗難時の緊急時サポートで、24時間365日対応しているのは約8割
- ●ミニマムの対応台数は1ID~
比較表で紹介した製品は、以下のボタンから資料請求(無料)できます。必要な資料を選んで請求できるので、ぜひご利用ください。
▶ 紛失・盗難対策メイン!シンプル・低コストから使えるMDM
「過度な制限や監視は行いたくない」「必要最低限の機能に絞ってコストを抑えたい」といった方におすすめのMDMを紹介します。シンプルな機能ゆえのコスト感で、MDM初心者や中小企業にも最適です。ここで紹介している製品は、紛失・盗難時の遠隔操作から端末制限まで対応しつつも、ニーズにあわせたライトなプランも提供しています。
製品名 | 全体満足度 | 機能への満足度 | 価格 |
---|---|---|---|
FENCE-Mobile RemoteManager | 3.5(2件) | 4.0 | お問い合わせください |
MDM MoDeM | ー | ー | 月額150円/台~ |
※レビュー評価は2025年3月11日時点における実数を表示しています。"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。
FENCE-Mobile RemoteManager
- マルチデバイス・ マルチキャリアに対応
- 多彩な機能でモバイルデバイスのセキュリティ対策を実現
- 短期間・低コストでの導入、運用代行サービスによる運用
「FENCE-Mobile RemoteManager」は、富士通株式会社が提供しているエンタープライズモビリティ管理サービスです。端末設定を一括処理できるゼロタッチ登録や自動デバイス登録機能を搭載し、遠隔地への端末導入や大規模なデバイス登録などに適しています。マルチデバイス対応で、デバイス制御やリモートロックなど基本的な端末管理を低コストで実施できます。さらにMicrosoft365と連携し、データ持ち出しの制限やMicrosoft365のアプリに限定した消去にも対応しています。
参考価格 | ー | 対応端末 | iOS・iPad・Android・Windows |
対応機能 | ー | 無料トライアル | ◯(30日間) |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
FENCE-Mobile RemoteManagerを利用したユーザーの口コミ
少数から管理がスタートできるのは良いですが、台数が増えることでの割引サービスなどがあるとより利用しやすくなると思います。
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MDM MoDeM
- リモートロック・ワイプ操作代行サービスあり
- 国内で300社以上が導入した実績
- 5台まで1ヶ月無料で使えるトライアルが提供
株式会社AscentNetworksが提供する「MDM MoDeM」は、端末管理のMDMだけでなく、アプリ管理のMAMとコンテンツ管理のMCM機能を兼ね備えた製品です。モバイルデバイスの利用状況にかぎらず、位置情報の取得やグループ管理にも対応しています。Android向けに強固なセキュリティ対策が提供されているのも特筆すべき点で、Android OSを搭載したタブレットやスマートフォンの管理にも適しています。
参考価格 | ライトプラン:月額150円/台 スタンダードプラン:月額200円/台 エンタープライズプラン:月額300円/台 | 対応端末 | iOS・Android |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | ◯(30日間) |
▶紛失対策+不正防止も!利用の把握・制限が可能なMDM
紛失・盗難時の遠隔操作だけでなく、端末の制限・監視まで幅を広げて活用したい方におすすめのMDMを紹介します。従業員の生産性向上やセキュリティ意識の強化が求められる企業に最適です。気になる製品は緑色の「+資料請求リストに追加」ボタンでカート追加をしておき、あとでまとめて資料請求が便利です。
製品名 | 全体満足度 | 機能への満足度 | 価格 |
---|---|---|---|
CLOMO MDM | 4.0(30件) | 4.2 | 初期費用19,800円、月額300円~/台 |
FiT SDM | ー | ー | 初期費用50,000円、月額300円~ |
SPPM | 3.4(9件) | 3.7 | 初期費用無料、月額330円/台(税込み)~ |
OPTiM Biz | ー | ー | 初期費用45,000円/契約、月額300円~/台 |
LINC Biz emm | ー | ー | お問い合わせください |
TRUST DELETE prime+ | 3.0(1件) | 5.0 | お問い合わせください |
※レビュー評価は2025年3月11日時点における実数を表示しています。"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。
CLOMO MDM
- 圧倒的な使いやすさ!
- 堅牢なセキュリティ!
- 丁寧なサポート!
ITトレンド年間ランキング2024「MDM(モバイル端末管理)ツール」1位
株式会社アイキューブドシステムズが提供する「CLOMO MDM」は、高い市場シェアを誇る国産MDMです。管理側で各端末の使用時間を制限でき、不正利用や残業防止の対策として活用可能です。社内限定のアプリ配布サイトも用意されており、公開範囲の制限やアプリの強制インストール・削除にも対応します。専任チームによるサポートがあり、端末紛失などの緊急時にも24時間365日体制で有人オペレーターが緊急操作を代行します。
参考価格 | 初期費用19,800円 月額300円~/台 | 対応端末 | iOS・ iPad・Android・Windows・Mac |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | 〇(30日間) |
CLOMO MDMを利用したユーザーの口コミ
これまで他社製品を利用していましたが、それと比べて圧倒的に使いやすいです。いわゆるシングルページアプリケーションで構成されているため、余計な画面遷移等がなくスムーズに利用することができます。また、一覧のソートやフィルタリングもExcelのような感覚で行うことができ、対象端末が探しやすいです。
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アプリのバージョンアップが一件一件選択しなければならず、一括でバージョンアップできるような機能を追加してほしい。
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FiT SDM
- モバイルデバイス管理に必要な機能を月額300円で網羅
- 年契約なら月額275円相当!高いコストパフォーマンス
- 販売、開発、サポートをワンストップで対応する国産MDM
「FiT SDM」は株式会社アイ・エス・ビーが提供しており、緊急時のリモートロック・ワイプなどの機能が充実したクラウド型MDMサービスです。スクリーンショットやBluetoothなど、業務に不要な機能の制御を細かく設定可能です。オプションでは、アンチウイルスソフトのHarmony Mobileや、エンドポイントセキュリティHarmony Endpointと連携できます。
参考価格 | 初期費用50,000円 Android、iOS、Mac:月額300円 Windows:月額500円 コンテンツ配信プラン:月額800円 | 対応端末 | iOS・iPad・Android・Windows・Mac |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | ◯ |
SPPM
- 次世代のセキュリティ対策「ゼロトラスト環境」の構築をサポート
- サポート満足度97%!トライアル中から回数無制限でサポート
- 基本プランの料金内で利用できる機能が多数 オプションも充実
国産MDMの「SPPM」は、国内での運用実績最長を記録する株式会社AXSEEDが提供しています。格安SIMやWi-Fiモデルにも対応し、複数のOSが混在していても一括管理が可能です。パソコン管理機能も充実しており、パソコンとモバイル端末の両方を管理できるお得なセキュリティパックが用意されています。24時間365日の緊急代行操作に対応しており、サポート満足度が高いのもポイントです。
参考価格 | 初期費用無料 iOS ・Android ・ Windows ・ Mac:月額330円/台(税込み) SPPM Security One:月額1,100円/ユーザー(税込み) | 対応端末 | iOS・iPad・Android・Windows・Mac |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | 〇(30日間) |
SPPMを利用したユーザーの口コミ
他社のMDMサービスを使用していたが、管理画面の操作が非常に難解で社内の利用者全員がストレスを感じていた。 スマートフォンを臨時で1台購入した際、MDMサービスも将来的な乗り換えを視野に別なものを導入したいと考えSPPMを選定。 初期費用が発生せず、月額費用も高額ではないため、導入にあたっての社内手続きもスムーズに進み、実際に使ってみるとシンプルな操作でやりたいことが実現できる。 導入のしやすさ、使いやすさが気に入っている。
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機能自体はシンプルで良いのだが、通知が設定デバイスにたくさん届き、またその削除方法もよくわからないので、この部分に関する説明を手厚くしてほしい
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OPTiM Biz
- 遠隔でロックやデータ消去ができ、強固なセキュリティ対策を実現
- 大量の端末も一括で設定でき、作業や運用コストの低減が可能
- 高セキュリティの求められる閉域オンプレミスでも構築できる
株式会社オプティムが提供する「Optimal Biz」は、企業向けのモバイルデバイス管理(MDM)サービスです。遠隔からのロックやデータ消去を含む強固なセキュリティ対策が可能で、情報漏えいリスクを低減します。また、一括での設定や運用コストの削減、さらには高セキュリティの閉域オンプレミス環境での構築も可能です。
参考価格 | 初期費用45,000円/契約 月額300円~/台 | 対応端末 | iOS・iPad・Android・Windows・Mac |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | ◯(最大30日間) |
LINC Biz emm
- スマホメーカーなのでスマホはもちろん、EMMにも詳しくて安心
- 3ステップだけのカンタン操作でモバイル端末の管理が可能
- AndroidスマホであるAQUOSでの動作を保証します
シャープ株式会社が提供する「LINC Biz emm」は、遠隔から安全かつ効率的にモバイル端末を管理できるEMMサービスです。Androidエンタープライズ準拠の高度な管理機能を搭載し、アプリの一括管理や端末ロックなどに対応。クラウドサービスと連携したカスタマイズも可能で、業務効率化に貢献します。ITに詳しくない管理者でも操作しやすいシンプルな画面構成を採用し、サポート体制も充実。スムーズな導入と運用を実現します。
参考価格 | ー | 対応端末 | Android |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | ◯(最大2か月) |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
TRUST DELETE prime+
- 導入企業2,200社、ライセンス650,000本突破の安心感
- 命令が届かない環境でもデータ消去で盗難・紛失の情報漏洩対策
- PCが自律的にルール違反を防止しテレワークセキュリティを担保
ワンビ株式会社が提供する「TRUST DELETE prime+」は、テレワークにおける情報漏えい対策に有用なセキュリティソリューション製品です。一定時間内にサーバとの認証が行われないとロックやデータ消去が実施されるなど、オフラインでもセキュリティ機能が起動するのがポイントです。また使用ルールに反した場合には自動で操作ブロックが発動するため、不正利用や情報漏えいのリスクを低減します。
参考価格 | ー | 対応端末 | パソコン |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | ◯ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
TRUST DELETE prime+を利用したユーザーの口コミ
PCのHDD/SSDを暗号化しておくことで紛失盗難時の漏洩リスクを低減出来るが、漏洩するのは意識の低いユーザーによるもの。PC本体にIDとパスワードを付箋で貼っていれば、暗号化はそもそも意味を成さない。 その点TrustDeleteなら、SIM内蔵タイプのPCを選定しておけばOSを起動させられたタイミングでリモート消去が可能になる。(Panasonic版なら、電源が入っていなくてもSMS経由でデータ消去が可能)
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PanasonicやSony以外にもメーカーと協働して、SMS経由のデータ消去に対応するPCを増やして欲しい。
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▶異なるOSの一元管理に!マルチ端末に対応したMDM
紛失・盗難対策や不正利用を防止したいものの、さまざまな端末が混在していて管理が行き届いていないといったお悩みには、マルチ端末に対応したMDMがおすすめです。特に、複数のOS環境を使用する大企業や、拠点が多い企業に適しています。
製品名 | 全体満足度 | 機能への満足度 | 価格 |
---|---|---|---|
クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View | 4.0(734件) | 4.0 | お問い合わせください |
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版 | 5.0(1件) | 5.0 | 初期費用30,000円、月額300円~/台 |
SOTI MobiControl | 4.0(3件) | 3.7 | 初期費用50,000円~、月額500円~/端末 |
※レビュー評価は2025年3月11日時点における実数を表示しています。
クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View
- スマートフォンやタブレット端末等のビジネス活用をサポート
- 業務上不要な機能を使用禁止に設定可能。情報漏洩リスクの軽減に
- 使いやすい管理画面でモバイル端末の資産情報を一覧で確認!
「クライアント運用管理ソフト SKYSEA Client View」は、Sky株式会社が提供するクライアント運用管理ソフトウェアです。MDM機能はオプションとして提供されており、iPhoneやAndroidなどのモバイル機器に対応しています。モバイル機器管理とあわせてIT製品資産管理やセキュリティ対策強化を検討している企業に適しています。オンラインセミナーや定期フォロー、リモートサポートサービスなどのサポート体制が充実しているのも魅力です。
参考価格 | ー | 対応端末 | iOS・Android・Windows・Mac・Linux |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | ー(※評価版あり) |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
- 使いやすい管理コンソール・MDM としての基本機能を実装
- Apple Business Manager・Android Enterprise に対応
- iOS・Android に加え、Windows・macOS も一元管理
エムオーテックス株式会社が提供する「LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版」は、PC・スマートフォンの一元管理をクラウドで実現するIT資産管理・MDMツールです。リモートロック・ワイプや位置情報の取得など基本機能に加え、Apple Business Manager・Android Enterpriseに対応し、高度なデバイス管理を可能にします。
参考価格 | 初期費用30,000円 ライトA(スマートフォン):月額300円~/台 ベーシック(PC):月額500円~/台 | 対応端末 | iOS・iPad・Android・Windows・Mac |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | 〇(60日間) |
SOTI MobiControl
- オリジナルのホーム画面でデバイスを自社サービス専用機に
- リモートコントロール、アプリ配布などの遠隔操作で業務を効率化
- 会社の情報資産を保護する高度なセキュリティを標準実装
ペネトレイト・オブ・リミット株式会社が提供する「SOTI MobiControl」は、業務用モバイルデバイス管理(MDM)ツールです。数千台規模の端末を一元管理し、アプリの配信や更新をスムーズに行えます。リモートサポート機能を備え、遠隔地の端末操作やトラブル対応を効率化。さらに、マルウェア対策やデータ保護機能を標準搭載し、セキュリティ面でも安心です。クラウド・オンプレミス環境の両方に対応し、幅広い業界での導入実績を誇ります。
参考価格 | SaaS:初期費用50,000円~ 月額500円~/端末 オンプレミス:初期費用200,000円~ | 対応端末 | Android・Windows・iOS・macOS・Linux |
対応機能 | リモートロック、リモートワイプ、端末情報収集、アプリ配布、機能制御、利用制限 | 無料トライアル | ◯ |
最新の資料請求数ランキングは、以下のボタンからチェックできます。他社はどのような製品を導入しているのか参考にしたい方は、あわせてご覧ください。
まとめ
MDMは、モバイル端末の盗難・紛失による情報漏えいや不正利用防止のために、デバイスを管理するツールです。近年多くの企業で導入が進んでいます。
MDMで適応できるデバイスは製品により異なるため、さまざなまMDMを比較し入念に検討することが導入成功の鍵です。まずは気になる製品の資料請求をしてみて、製品について詳しく知ることからはじめましょう。
私たちの働く環境は、新型コロナが拍車をかける形で劇的に変化をしました。仕事のやり方も変化しており、パソコンだけではなくスマートフォンやタブレットなくして仕事を遂行できなくなってきました。モバイル端末の持ち出しが増加し、紛失や盗難リスクが増加する中において、MDMサービスはなくてはならないものになっていると言えるでしょう。MDMサービスを導入するうえで気を付けたいのは、従業員とのコミュニケーションです。従業員が常に持ち歩く情報機器を監視するだけに、MDMサービスを導入する目的や提供する機能など、従業員の了承を得て導入することを意識してください。

弊社で社用スマートフォン(iphone)を契約した際に、社用PCにアプリケーションとして追加されました。リモートで位置情報やロック、削除をかけられるので、万が一社用携帯を紛失した際にクイックな対応を取ることができます。
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