資料請求リストに製品が追加されていません。


IT製品の比較サイト|ITトレンド
ITトレンドNo.1ヘッダー

資料請求リスト

資料請求
0件
  • ホーム
  • 製品を探す
  • ランキングから探す
  • 記事を読む
  • はじめての方へ
  • 掲載について
  • ITトレンドEXPO
  1. IT製品 比較TOP
  2. 物流・倉庫
  3. 物流管理システム
  4. 物流管理システムの関連記事一覧
  5. 物流管理指標(物流KPI)とは?導入するメリットや利用方法を解説

物流管理指標(物流KPI)とは?導入するメリットや利用方法を解説

2021年05月13日 最終更新
物流管理システムの製品一覧
物流管理指標(物流KPI)とは?導入するメリットや利用方法を解説

物流管理指標の物流KPIとは、どのようなものなのでしょうか。物流業務の状況を把握するための指標とは知っていても、具体的に何を測定すべきか分からず困っていませんか。また、導入によって得られるメリットを知りたい人も多いでしょう。

この記事では、物流KPIの概要からメリット、注意点、活用例まで幅広く紹介します。自社の物流業務改善にぜひ役立ててください。

無料で資料請求!
物流管理システムの製品をまとめて資料請求! play_circle_outline
物流管理システムの資料請求ランキングで製品を比較! 今週のランキング第1位は?

物流業界で使われるKPIとは?

KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、業務を進めるうえで重要となるさまざまな定量的データの総称のことです。一般的にはコストや生産性、品質などが該当します。では、物流業界におけるKPIについて解説します。

物流管理がうまくいっているかチェックする指標

物流KPIとは、物流管理が適切か確認するための指標で、日本語に訳すと「重要業績評価指標」になります。物流業界においてよく用いられるKPIは、実車率や積載率といった指標です。

近年物流業界は人手不足に陥り、企業は業務の効率化を迫られています。その際に有用な概念として、KPIが注目されてきています。業務のKPIを測定し、改善に活かすことで、よりよい経営が実現できるでしょう。

具体的な測定項目については、日本マテリアルフロー研究センターの物流KPI研究会が物流KPIマトリクス図を発表しています。在庫管理や配送などの各プロセスを列に、安全・品質やコストなどのKPIを行にとったマトリクス図です。

参照:物流KPIマトリクス図|日本マテリアルフロー研究センター物流KPI研究会

3つの視点から分析する

物流KPIは、主に以下の3つの視点から経営状態を分析します。それぞれの例と計算式を紹介します。

コスト・生産性

実車率や積載率など、コスト・生産性に関する視点です。いくつかの例を紹介します。

■保管効率(充填率)
「保管間口数/総間口数」で算出します。倉庫などの保管スペースが有効活用できているかを示す指標です。
■庫内作業の人時生産性
「処理ケース数/投入人時」で算出します。ピッキングや検品など、倉庫内作業の生産性を示します。従業員の数やライン別に測定することが多いです。
■実車率
「実車キロ/走行キロ」で算出します。車両の稼働状況を示し、空車走行の無駄を減らすために利用します。
■積載率
「積載数量/積載可能数量」で算出します。車両の積載効率を示し、車格や配送ルートの見直しに利用します。

品質・サービスレベル

誤出荷率、クレーム発生率など、品質・サービスレベルに関する視点です。いくつかの例を紹介します。

■棚卸差異
「棚卸差異/棚卸資産数量」で算出します。紛失や盗難、誤出荷等で生じた帳簿と実際の差異を示します。
■誤出荷率
「誤出荷件数/出荷指示数」で算出します。数量違いや出荷先間違いなどの誤出荷がどのくらい発生しているかを示します。
■クレーム発生率
「クレーム発生件数/出荷指示数」で算出します。誤出荷に加え、書類によるミスや顧客に対するマナーへのクレームを含みます。

物流条件・配送条件

出荷ロットや配送頻度など、物流・配送条件に関する視点です。いくつかの例を紹介します。

■出荷ロット
出荷物の数量や重量です。輸送効率や庫内作業改善に利用します。
■配送頻度
「配送回数/営業日数」で算出します。配送先別の頻度を計測し、多頻度納品の改善に利用します。
■納品先待機時間
納品先別に待機時間の平均値を算出します。無駄な待機時間を減らすために利用します。

いくつかの例を紹介しましたが、必ずしもこれらの指標を活用しなければならないという意味ではありません。また、逆にこれらの基準さえ満たせば良いというわけでもないのです。自社の業務に応じて適切な指標を採用することが大切です。

物流管理指標(物流KPI)を設定するメリット

物流KPIを設定することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

問題が可視化される

物流業務において、各プロセスが適切に行われているかどうかを判断するのは難しいことです。しかし、業務改善には、まず問題点を発見する必要があります。

その際にKPIは有効です。定量的なデータであるため、客観的に業務プロセスの状況を把握できます。可視化されることで、問題改善への意欲向上も期待できるでしょう。

コミュニケーションの促進に役立つ

物流業は異なる地点間におけるモノの移動を担うため、必然的に多くの人が関わっています。引き渡し先の業者はもちろん、発荷主や作業会社など、多くの取引先と接点を持つ仕事です。そのため、業務改善には関係者が一丸となって取り組まなければなりません。

多様な関係者がいるため、問題点を認識するのは難しいですが、KPIを用いることで現状認識や問題点の共有ができます。KPIは客観的な指標であるため、スムーズな意思疎通が実現するでしょう。

公平な評価につながる

どれほど現状を把握し適切な対策を考えても、実際の業務改善には多くの人々の協力が欠かせません。そして、多方面から協力を得るには、努力が報われる環境が不可欠です。KPIは客観的な指標であるため、公平な評価につながり、従業員のモチベーション向上が期待できます。

また、KPIは荷主からの物流業者への評価にも有効です。主観を排除し、多様な視点から客観的に現状を把握することで、より良い関係を構築できるでしょう。

物流管理指標(物流KPI)を利用する際のポイント

KPIの利用に際して、具体的にどのように設定し、業務改善に役立てればよいのでしょうか。

利用目的を明確にする

KPI自体は単なるデータの集まりでしかなく、データは目的があって初めて有効活用できるため、まずはKPIの利用目的を明確にしましょう。物流KPIの利用目的には、以下のような例が考えられます。

  • ■社内の業務効率改善
  • ■荷主と連携した物流改善
  • ■社会的責任の観点からの評価

これらのうち、どれを目的とするかによって、具体的なKPIの設定も変わってくるでしょう。

改善のPDCAサイクルを構築する

PDCAとは「Plan・Do・ Check・Action」の略で、業務を効率的に進めるための一連の流れを指します。

物流KPIにおいては、KPI導入目的の明確化や実施体制づくり、KPIの測定、改善活動のサイクルになるでしょう。KPI測定方法の決定や社内での意識浸透などを進め、このサイクルを円滑に回すことが大切です。

荷主と緊密に連携する

自社でPDCAサイクルを回せるようになったら、次は荷主を含めてPDCAを回す必要があります。物流プロセス全体の課題を把握し、荷主が関わる業務のKPIも測定して、改善を図りましょう。

この段階では、すでに自社でPDCAを回せており、KPIの活用ノウハウが蓄積されています。そのため、荷主に適切な業務改善案を提示できるでしょう。荷主に由来する問題点を的確にあぶり出し、改善に取り組むことが大切です。

物流業務の改善にKPIを活用した事例

物流KPIを活用した企業の事例を2つ紹介します。

【A社の例】
A社は日用品メーカーの輸送業務を受託する物流企業です。着荷主はたびたび発生する遅延を問題視していました。
そこで、日用品メーカー(発荷主)と連携し、共同で遅延に関するKPIの測定体制を整えました。その結果、データを基に客観的に現状を把握できるようになり、ルートの見直しなどの対応を行い遅延減少を達成しています。
【B社の例】
B社は消費財メーカーの物流子会社で、納品先は卸センターや小売専用センターです。一般的に卸や小売の物流センターでは、路上待機や構内待機が頻発し問題視されています。
そこでB社は、センターごとに待機時間を測定し、荷主と共に改善に取り組みました。その結果、荷卸しの開始時間が守られるようになり、物流の効率化が実現しています。

自社に合ったKPIの設定で、物流業務を改善!

物流KPIとは、物流管理を適切に行うための指標です。以下の視点から分析します。

  • ■コスト・生産性
  • ■品質・サービスレベル
  • ■物流・配送条件

KPIを的確に設定すると以下のメリットが得られます。

  • ■問題の可視化
  • ■コミュニケーションの促進
  • ■公平な評価

また、KPIを効果的に利用するために以下の点を意識しましょう。

  • ■目的の明確化
  • ■PDCAサイクルの構築
  • ■荷主との連携

KPIを設定し、物流業務の改善に取り組みましょう。

無料で資料請求!
物流管理システムの製品をまとめて資料請求! play_circle_outline
物流管理システムの資料請求ランキングで製品を比較! 今週のランキング第1位は?
こちらもおすすめ!
物流管理 選び方ガイド
電球 製品を選ぶときのポイントがわかる!
電球 どんな企業が導入すべきかがわかる!
お役立ち資料ダウンロード
選び方ガイドのダウンロードはこちら arrow

このカテゴリーに関連する記事

院内物流管理システム(SPD)とは? 導入効果やシステムを詳しく解説

院内物流管理システム(SPD)とは? 導入効果やシステムを詳しく解説

NVOCCとは?貨物を輸送する際の貿易知識をわかりやすく解説

NVOCCとは?貨物を輸送する際の貿易知識をわかりやすく解説

物流管理システムの基本機能とは?WMS・TMS別に詳しく解説!

物流管理システムの基本機能とは?WMS・TMS別に詳しく解説!

物流管理システム比較10選!クラウド・オンプレミス・パッケージ、おすすめは?

物流管理システム比較10選!クラウド・オンプレミス・パッケージ、おすすめは?

物流管理でブロックチェーンを活用するメリットとは?5分で理解!

物流管理でブロックチェーンを活用するメリットとは?5分で理解!

デバンニングとは?コンテナから効率的に荷物を取り出す方法を解説!

デバンニングとは?コンテナから効率的に荷物を取り出す方法を解説!

物流とロジスティクスの違いとは?SCMとの関係性についても解説!

物流とロジスティクスの違いとは?SCMとの関係性についても解説!

物流と流通の違いとは?物流会社と運送会社の違いもあわせて解説!

物流と流通の違いとは?物流会社と運送会社の違いもあわせて解説!

国際物流とは?国際物流における課題と解決方法を紹介

国際物流とは?国際物流における課題と解決方法を紹介

RFIDとは?その意味や仕組み、特徴などをわかりやすく解説!

RFIDとは?その意味や仕組み、特徴などをわかりやすく解説!

IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「物流管理指標(物流KPI)とは?導入するメリットや利用方法を解説」というテーマについて解説しています。物流管理の製品導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料ダウンロード
物流管理
基本情報から選ぶ時のポイント、ITトレンドおすすめの製品情報をまとめてご紹介します。
カテゴリー関連製品・サービス
資料請求で
比較表が作れる!
株式会社セイノー情報サービス
株式会社セイノー情報サービス
リストに追加
統合物流管理システムLMS
メーカー物流部門様や物流事業者様へ 「ロジスティクス活動」の最適化をご提案します。
株式会社ブライセン
株式会社ブライセン
☆☆☆☆☆
★★★★★
5
リストに追加
物流・倉庫業務の生産性をとことん追求COOOLa(クーラ)
物流・倉庫業務の生産性を高めるための、さまざまな工夫が詰め込まれたクラウド型倉庫管理システム。 スタッフの経験やスキルに頼ることなく、生産性の向上を実現します。
株式会社セイノー情報サービス
株式会社セイノー情報サービス
リストに追加
物流に特化したタスク管理ツール『BIZBO』
物流現場で突発的に発生する作業依頼や問合せの「漏れ・遅れ・忘れ」を防止します。仕事の状況を「タスク」で管理し、「チャット」で具体的な指示を発令、作業を確実に完了へ導きます。
株式会社セイノー情報サービス
株式会社セイノー情報サービス
リストに追加
グローバル統合物流管理LMS-GLOBAL
輸出入から国内物流までを一気通貫で管理し、 効率的なグローバルSCMを実現
カテゴリー資料請求ランキング
6月20日(月) 更新
第1位
  • 統合物流管理システムLMS
  • 株式会社セイノー情報サービス
第2位
  • 物流・倉庫業務の生産性をとことん追求COOOLa(クーラ)
  • 株式会社ブライセン
第3位
  • 物流に特化したタスク管理ツール『BIZBO』
  • 株式会社セイノー情報サービス
4位以下のランキングはこちら
  • ログイン
  • 新規会員登録
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
レビュー用バナー
新着記事
  • 物流を効率化する方法とは?必要性や国が推奨する取り組みも解説
    物流業界には人材不足や配達量の増加などの課題が...
  • 物流工程を効率化する物流システムとは?
    物流システムとは、商品を製造した工場から顧客の...
  • 農業における物流の仕組みとは?課題や問題点、解決のポイントを紹介
    農業の物流は、一般的な物流と異なる部分が多くあ...
  • 院内物流管理システム(SPD)とは? 導入効果やシステムを詳しく解説
    SPD(院内物流管理システム)とは、医療消耗品の管...
  • デバンニングとは?コンテナから効率的に荷物を取り出す方法を解説!
    デバンニングとは物流業界でよく使われる用語で、...
  • 物流管理システム比較10選!クラウド・オンプレミス・パッケージ、おすすめは?
    物流管理システムとは、製品の入庫から顧客に届く...
  • RFIDとは?その意味や仕組み、特徴などをわかりやすく解説!
    RFIDは物流管理・在庫管理の効率化をかなえる技術...
  • 物流とロジスティクスの違いとは?SCMとの関係性についても解説!
    物流とは消費者への元へ届くまでの流れのことで、...
  • NVOCCとは?貨物を輸送する際の貿易知識をわかりやすく解説
    NVOCCとは「Non Vessel Operating Common Carrier...
  • 物流と流通の違いとは?物流会社と運送会社の違いもあわせて解説!
    物流と流通はどう違うのでしょうか。流通とは商品...
ページトップへ
ITトレンドについて
ITトレンドとは|
ご利用規約|
レビューガイドライン|
プライバシーポリシー|
クッキーポリシー|
運営会社|
サイトマップ|
お問い合わせ
IT製品を探す
製品を探す |
ランキングから探す |
専門家一覧
IT製品を知る
用語集
IT製品を掲載する
掲載について
関連サービス・サイト
List Finder |
Urumo! |
bizplay |
Sales Doc

Copyright (C) 2022 IT Trend All Rights Reserved.

物流管理システムの製品をまとめて資料請求
資料請求フォームはこちらplay_circle_outline
0件の製品が資料請求リストにあります。
リストの製品に資料請求するplay_circle_outline すべての製品に資料請求するplay_circle_outline
リストをリセットreplay
資料請求リストをリセットします。
よろしいですか?
はい いいえ