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3PL(サードパーティー・ロジスティクス)とは?メリットや注意点

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2019年11月28日 最終更新
3PL(サードパーティー・ロジスティクス)とは?メリットや注意点

3PLとはどのような意味なのでしょうか。物流形態の1つであるとは知っていても、導入メリットまでは知らない人も多いでしょう。また、導入時の注意点を知りたい人もいるかもしれません。

この記事では、3PLの概要やメリット、注意点に加え、おすすめの3PLサービスを紹介します。ぜひ自社の物流業務を効率化する参考にしてください。

3PLとは

3PLは「Third Party Logistics」の略です。その意味を見ていきましょう。

物流部門を第三者企業へ委託する業務形態のこと

自社で物流をすべて管理するのは簡単なことではありません。トラックや倉庫などの設備、スタッフ、交通網など、用意すべきものが多くあるためです。かといって、物品を運搬するたびに運送会社に依頼していたのでは、コストがかさみます。

この問題を解決できる方法として注目されているのが3PLです。ロジスティクスとは、物流を合理化するシステムを指します。自社の物流の合理化を第三者企業に一任することで、負担を軽減しつつ、流通ルートを確保できます。

2種類の形態がある

3PLの形態は以下の2種類に大別されます。

アセット型

アセット「asset」とは資産のことです。つまりアセット型とは、3PL業者が所有する資産(トラックや倉庫など)を用いたサービス提供形態のことです。アセットベース型とも呼ばれます。

現場での指揮やスタッフの教育などもすべて3PL業者が行うため、統率を取りやすいのがメリットといえます。

ノンアセット型

ノンアセット型はアセット型とは逆に、3PL業者以外が所有する資産を用いてサービスを提供する形態です。3PL業者はノウハウだけを提供するため、ノリッジ(知識)ベース型と呼ばれることもあります。

実際の業務に必要な資産は運送会社や倉庫会社などに委託します。3PL業者が保有する資産状況に左右されない、柔軟なロジスティクスを構築できるのが特徴です。

3PLの発展形「4PL」

4PLとは、3PLの体制にコンサルティングを担う企業が加わったサービス形態です。4PL業者はロジスティクス全体を把握し、荷主企業と3PL業者を仲介します。3PL業者を含め、関係者全員が良好な関係を築けるよう利害関係を調節します。

この概念は米国で生まれました。日本よりも国土が広く、高度な物流が求められるためです。日本でも導入が試みられ、今後の普及が期待されています。

3PL導入のメリット

3PLの導入により、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

物流コストを削減できる

企業が自力で物流まで管理する場合、多大なコストがかかります。しかし、その結果本来の業務に割くコストを圧迫しては、元も子もありません。

3PLを導入して物流を専門企業に一任することで、それらのコストを削減し、中核事業に専念できるようになります。自社でやるより3PL業者に委託したほうが安く済むでしょう。

また、コストが分かりやすいのもメリットです。自社で物流を整えると、何にどのくらいの費用を使ったのか把握するのが難しくなります。3PLであれば、3PL業者に委託する費用がそのまま物流コストとなるため分かりやすいでしょう。

業務スピードが向上する

物流には多くの業務が存在します。単に物品を運送するだけでなく、在庫管理や検品、流通加工などに労力を割かなければなりません。

しかし、3PLに委託すれば、それらの業務も任せられます。具体的にどこまで委託できるかはサービスによりますが、一部だけでも委託できれば自力ですべて行うより速くなります。

また、連絡や契約などの細かい業務からも解放されるでしょう。物流体制を整えるには多くの物流関連会社の取引が必要ですが、3PL業者にそれらの作業を任せることも可能です。

3PL導入時の注意点

3PLを導入する際、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

委託する範囲を明確にする

物流業務を一任できるといっても、具体的にどこまで委託すべきかはケースバイケースです。委託可能であっても、自社で管理したい部分もあるでしょう。また、委託する範囲によってコストも変わってきます。

見積もってみて、思いのほか高額だったというケースも少なくありません。これらのことを考慮したうえで、どこまで委託するのか線引きを明確にしておきましょう。

委託する業者を慎重に選定する

3PL業者を選定する際には、以下のような点を判断基準にしましょう。

  • ■料金体系
  • ■物量増量や機能追加などに対する拡張性
  • ■提案力(継続的な業務改善)
  • ■実務遂行能力
  • ■情報システム

もっとも気になるのは料金かもしれませんが、それだけを見て決めてはいけません。料金が高くても、拡張性の高さや業務効率の改善により、長期的には安くなる可能性もあるためです。これらのバランスが取れた業者を選びましょう。

業務を委託!おすすめの3PLサービス4選!

おすすめの3PLサービスを4つ紹介します。 (5月17日時点)

日本通運(アセット・ノンアセット)

海外にも拠点を持つ3PLサービスです。グローバルな視点で物流体制を整えたい企業に適しています。また、自社の物流施設やスタッフを活用できる、運送業務などの請負も可能であるなど、柔軟性の高さも特徴です。

日本通運(アセット・ノンアセット)の製品詳細はこちら

NTTロジスコ(アセット・ノンアセット)

提案力の高さが魅力の3PLサービスです。企業の要望に沿って、拠点の配置やマテハン、業務設計などを整えてくれます。また、シミュレーションツールや物流情報システムなど、最新機器を駆使しているのも特徴です。

NTTロジスコ(アセット・ノンアセット)の製品詳細はこちら

鈴与 3PLサービス

現場で培ったノウハウを基にした物流改善提案力が特徴の3PLサービスです。全体を見える化し、物流に潜む課題への提案から解決まで任せられます。また、特殊な商品の管理にも、独自の在庫管理システムを開発して対応してくれるのも魅力です。

鈴与 3PLサービスの製品詳細はこちら

日立物流 3PLサービス

業種に特化した専門家が丁寧なサービスを提供してくれるのが特徴の3PLサービスです。多様な業種の企業とのやり取りを通じて蓄積したデータを基にした、具体的な提案と業務設計が受けられます。また、導入後も継続的な品質改善への提案を受けられるのも特徴です。

日立物流 3PLサービスの製品詳細はこちら

3PLサービスの導入によって、自社の業務効率向上へ!

3PLとは、物流部門を第三者企業に委託する物流形態です。資産の提供も受けられるアセット型と、ノウハウだけが提供されるノンアセット型に大別されます。3PL導入のメリットは以下のとおりです。

  • ■物流コスト削減
  • ■業務円滑化

3PL導入時の注意点は以下のとおりです。

  • ■委託範囲の明確化
  • ■慎重な業者選定

自社に適した3PLサービスを導入し、業務効率化を目指してください。

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