資料請求リストに製品が追加されていません。


IT製品の比較サイト|ITトレンド
ITトレンドNo.1ヘッダー

資料請求リスト

0件
  • ホーム
  • 製品を探す
  • ランキングから探す
  • 記事を読む
  • はじめての方へ
  • 掲載について
  • ITトレンドEXPO
  1. IT製品 比較TOP
  2. 物流・倉庫
  3. 物流管理システム
  4. 物流管理システムの関連記事一覧
  5. コンテナ輸送形態のFCL・LCLとは?概要やメリットを解説

コンテナ輸送形態のFCL・LCLとは?概要やメリットを解説

#物流・倉庫
2023年01月30日 最終更新
物流管理システムの製品一覧
Twitterでツイートする
Facebookでシェアする
Pocketで後で読む
ITトレンド 編集部
IT製品の比較サイト
ITトレンド 編集部
コンテナ輸送形態のFCL・LCLとは?概要やメリットを解説

船を使って商品を運ぶ際のコンテナの使い方には、大きく分けてFCLとLCLの2種類があります。しかし、FCL・LCLの方式の内容や違いが分からなければコンテナを有効活用しにくいでしょう。どのようなときにFCLを使えば良いか分からず迷うことはありませんか。

そこで、この記事ではFCLとLCLについて詳しく解説していきます。両者のメリットとデメリットもあわせて紹介するので参考にしてください。

物流管理システム人気ランキング | 今週のランキング第1位は?

FCLとLCLの違い

まずは、FCLとLCLの違いを見ていきましょう。

FCL:荷主がコンテナを独占して輸送

FCLとは「Full Container Load」の略で、コンテナを1個借り切る方法です。「フルコン」とも呼ばれ、途中でコンテナが開けられることはありません。そのため、荷物の紛失が起こりにくいメリットがあります。

一般的に満載できる貨物があるときに利用しますが、紛失を恐れたり混載できない品物の場合には、少量の輸送にも使われます。少量の場合は、輸送中にコンテナ内で貨物が動いて破損するケースがあるのでしっかりと固定しましょう。

LCL:複数の荷主が1つのコンテナを分けあって輸送

LCLとは「Less than Container Load」の略であり、複数の荷主が1個のコンテナを共有する方式です。複数の貨物を1ヶ所に集めて積み込み作業をし、荷下ろしの際にも荷物の仕分けを行う必要があります。

LCLでは、他の荷主の貨物との混載になるため、要冷蔵・冷凍など温度管理を要する荷物など、貨物の内容によって積み込めないケースも少なくありません。また、臭いや重量、長さによっても一緒に積めるかどうかが決まります。

FCLのメリットとデメリット

つづいて、FCLのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット1:搬入作業を早くできる

FCLは荷主が1人であるため、搬入時にコンテナから荷物を出す作業が要らず、搬入作業が早くできます。その分、税関へ輸出申告し輸入許可を得るまでの時間を短くすることができます。

荷主が複数いるLCLでは、搬入の際にコンテナから貨物を出して仕分けるため、時間がかかります。搬入作業の時間を短縮し手間を省きたいときには、FCLがおすすめです。

メリット2:荷物にダメージがつきにくくなる

FCLのコンテナは独占的に使えるため、荷物どうしが干渉しないようしっかり固定して積み込むことができます。そのため、積んだ貨物が動き他の荷物やコンテナと接触するといったことが少なく、ダメージがつきにくくなります。

デメリット:料金が割高になる

FCLの最大のデメリットは料金が割高になることです。FCLの場合は、積み荷の量に関係なくコンテナ1台の費用がそのまま発生すると考えましょう。

コンテナにスペースなく荷物を積むことができれば、それほどデメリットにはなりませんが、荷物の量が少ないと、空いたスペースの分の費用もかかるため、無駄な費用が発生してしまうこともあります。

LCLのメリットとデメリット

つづいて、LCLのメリットとデメリットを見ていきましょう。

メリット:少量で安く輸送できる

LCLはFCLと違い、荷物の量に対して費用が発生するため少量の荷物を安く輸送できるメリットがあります。少量の荷物でもFCLを利用すると料金が高くなりますが、LCLを利用することで費用を抑えられます。

デメリット:他の荷物との接触の可能性がある

LCLは混載便になるので、積載率を上げるために強引に荷物を詰め込むことも多くあります。そのため、激しい波などで船体が揺れると積み荷同士が接触し、荷物がダメージを受けるおそれがあります。

また、LCLではコンテナに荷物を積み込む前に倉庫での仮置きがあり、このときダメージを受ける可能性もあります。

FCLとLCLの分岐点

FCLとLCLを使い分けるには、利用するコンテナに対して「どれくらいの積み荷の量があるか」が判断材料になります。基本的に、少ない荷物であればLCLの安さのメリットが大きく、コンテナいっぱい使えるほど荷物があればFCLの利点が勝るでしょう。

具体的には、以下の荷物量の場合にFCLを利用するメリットが大きくなります。

20フィートコンテナ
5~7平方メートルを超えるとき
40フィートコンテナ
8~10平方メートルを超えるとき

しかし、輸送する品物や利用するコンテナの種類によって費用は変わるので、よく確認しましょう。また、20フィートコンテナの料金は40フィートの半分とは限らないため、要注意です。

FCLとLCLの違いを理解して使い分けましょう!

船で荷物を輸送する場合は、状況に応じてFCLとLCLを使い分けることが大切です。

FCL【コンテナ1台を独占して利用する方法】

メリット
搬入作業が早く、荷物にダメージがつきにくい
デメリット
費用が高い

LCL【複数の荷主でコンテナを共有して混載する方法】

メリット
費用が安い
デメリット
荷物にダメージがつきやすい

FCLとLCLの違いを理解し、費用・早さ・安全性を比較して効果的に使い分けましょう。

物流管理システム人気ランキング | 今週のランキング第1位は?
こちらもおすすめ!
物流管理 選び方ガイド
電球 製品を選ぶときのポイントがわかる!
電球 どんな企業が導入すべきかがわかる!
お役立ち資料ダウンロード
選び方ガイドのダウンロードはこちら arrow

このコンテンツの専門家

ITトレンド 編集部
IT製品の比較サイト
勤怠管理・就業管理
CRM
開発ツール
経歴・実績
ITトレンドはイノベーションが2007年より運営している法人向けIT製品の比較・資料請求サイトであり、2020年3月時点で、累計訪問者数2,000万人以上、1,300製品以上を掲載しています。サイトを閲覧し利用する企業内個人であるユーザーは、掲載されている製品情報や口コミレビューなどを参考に、自社の課題に適したIT製品を複数の製品・会社から比較検討ができ、その場で資料請求が一括でできるサイトです。
ITトレンド 編集部

このカテゴリーに関連する記事

院内物流管理システム(SPD)とは? 導入効果やシステムを詳しく解説

院内物流管理システム(SPD)とは? 導入効果やシステムを詳しく解説

国際物流とは?国際物流における課題と解決方法、手続きの知識を紹介

国際物流とは?国際物流における課題と解決方法、手続きの知識を紹介

物流管理指標(物流KPI)とは?導入メリットや利用方法、注意点を解説

物流管理指標(物流KPI)とは?導入メリットや利用方法、注意点を解説

物流ABCとは?計算方法を6ステップで解説!活用方法も紹介

物流ABCとは?計算方法を6ステップで解説!活用方法も紹介

デバンニングとは?コンテナから効率的に荷物を取り出す方法を解説!

デバンニングとは?コンテナから効率的に荷物を取り出す方法を解説!

NVOCCとは?貨物を輸送する際の貿易知識をわかりやすく解説

NVOCCとは?貨物を輸送する際の貿易知識をわかりやすく解説

物流とロジスティクスの違いとは?SCMとの関係性についても解説!

物流とロジスティクスの違いとは?SCMとの関係性についても解説!

物流の歴史!業界の変遷から現代の課題まで解説!

物流の歴史!業界の変遷から現代の課題まで解説!

物流業でのIT活用とは?効率化の事例もあわせてご紹介!

物流業でのIT活用とは?効率化の事例もあわせてご紹介!

物流と流通の違いとは?物流会社と運送会社の違いもあわせて解説!

物流と流通の違いとは?物流会社と運送会社の違いもあわせて解説!

IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「コンテナ輸送形態のFCL・LCLとは?概要やメリットを解説」というテーマについて解説しています。物流管理の製品導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。

お役立ち資料ダウンロード こちらをクリック
物流管理
基本情報から選ぶ時のポイント、ITトレンドおすすめの製品情報をまとめてご紹介します。
カテゴリー関連製品・サービス
資料請求で
比較表が作れる!
株式会社NetSDL
株式会社NetSDL
多様な販売先、グローバルな事業展開に対応する物流管理システムAMI(G2)
商品の発注入荷・在庫管理・受注発送管理と、倉庫管理を一括管理するシステム。百貨店や量販店、ECサイトなど販路に合わせたインターフェイスをご用意しています。
株式会社セイノー情報サービス
株式会社セイノー情報サービス
統合物流管理システムLMS
メーカー物流部門様や物流事業者様へ 「ロジスティクス活動」の最適化をご提案します。
株式会社ブライセン
株式会社ブライセン
☆☆☆☆☆
★★★★★
5
物流・倉庫業務の生産性をとことん追求COOOLa(クーラ)
物流・倉庫業務の生産性を高めるための、さまざまな工夫が詰め込まれたクラウド型倉庫管理システム。 スタッフの経験やスキルに頼ることなく、生産性の向上を実現します。
株式会社はぴロジ
株式会社はぴロジ
クラウド型流通統合制御システムlogiec<ロジーク>
売り場と物流現場を『つなぐ』プラットフォーム! クラウドでデータを一元化&見える化し、全国のネットワーク化した倉庫と接続。ECカート等へシームレスにつながり、物流サービスにも連携。
株式会社セイノー情報サービス
株式会社セイノー情報サービス
☆☆☆☆☆
★★★★★
4
物流に特化したタスク管理ツール『BIZBO』
物流現場で突発的に発生する作業依頼や問合せの「漏れ・遅れ・忘れ」を防止します。仕事の状況を「タスク」で管理し、「チャット」で具体的な指示を発令、作業を確実に完了へ導きます。
株式会社セイノー情報サービス
株式会社セイノー情報サービス
☆☆☆☆☆
★★★★★
5
グローバル統合物流管理LMS-GLOBAL
輸出入から国内物流までを一気通貫で管理し、 効率的なグローバルSCMを実現
カテゴリー資料請求ランキング
1月30日(月) 更新
第1位
  • グローバル統合物流管理LMS-GLOBAL
  • 株式会社セイノー情報サービス
第2位
  • 物流に特化したタスク管理ツール『BIZBO』
  • 株式会社セイノー情報サービス
第3位
  • 物流・倉庫業務の生産性をとことん追求COOOLa(クーラ)
  • 株式会社ブライセン
4位以下のランキングはこちら
ログイン ログイン
新規会員登録 新規会員登録
ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
レビュー用バナー
新着記事
  • 物流管理指標(物流KPI)とは?導入メリットや利用方法、注意点を解説
    物流管理指標の物流KPIとは、物流管理がうまくいっ...
  • 物流5大機能とは?概要と6つ目の「情報」についても解説!
    物流は「5大機能」と呼ばれる概念が存在します。...
  • 物流の歴史!業界の変遷から現代の課題まで解説!
    日本における物流はどのような歴史をたどってきた...
  • 物流管理でブロックチェーンを活用するメリットとは?
    ブロックチェーンを物流管理に活用することのメリ...
  • EC物流とは?アウトソーシングするメリットやサービスを紹介
    EC物流とは電子商取引に伴う物流のことを指します...
  • 物流業務におけるリスクとは?リスクマネジメントの方法も解説
    物流業務にはさまざまなリスクが存在するため、適...
  • 物流業界の人材不足の原因とは?具体的な改善策もわかりやすく解説!
    人材不足で悩む企業は多いですが、特に物流業界は...
  • 物流ABCとは?計算方法を6ステップで解説!活用方法も紹介
    物流ABCとは物流作業ごとの原価を計算することです...
  • 次世代物流システムの市場規模は?市場拡大の背景も解説!
    次世代物流システムの市場規模は拡大を続けており...
  • 物流工程を効率化する物流システムとは?
    物流システムとは、商品を製造した工場から顧客の...
ページトップへ
ITトレンドについて
ITトレンドとは|
ご利用規約|
レビューガイドライン|
プライバシーポリシー|
クッキーポリシー|
運営会社|
サイトマップ|
お問い合わせ
IT製品を探す
製品を探す |
ランキングから探す |
専門家一覧
IT製品を知る
用語集
IT製品を掲載する
掲載について
関連サービス・サイト
List Finder |
Urumo! |
チラヨミ |
Sales Doc |
Matchup

Copyright (C) 2023 IT Trend All Rights Reserved.

物流管理システムの製品をまとめて資料請求
0件の製品が資料請求リストにあります。
資料請求リストをリセットします。
よろしいですか?