ITトレンド編集部厳選!おすすめの工程管理システム
まずは、ITトレンド編集部おすすめの工程管理システムを見ていきましょう。
対象企業規模 |
提供形態 |
参考価格 |
従業員100名未満 |
クラウド |
月額30,000円~ |
ITトレンド2020年上半期資料請求ランキング1位獲得
「鉄人くん」は株式会社 ビジネス・インフォメーション・テクノロジーが提供する、従業員100名未満の中小企業向けに作られたクラウド型生産・販売管理システムです。工程管理はもちろん、納期管理、外注管理、自社管理などの機能がいつでもどこからでも利用できます。
シンプルな仕様で、パソコンが使えない人でも簡単に操作ができます。また、手持ちのスマートフォンやタブレット端末からも情報を確認できるので、テレワーク下でも管理が容易です。
「Seiryu(セイリュウ)」 の比較ポイント
- マスタ設定などの稼働準備にかかる作業時間が少ない
- 簡単操作でシステム責任者が不要
- 必要な機能のみのため、低価格で稼働率が高い
対象企業規模 |
提供形態 |
参考価格 |
従業員10名以上250名未満 売上1億円以上50億円未満 |
パッケージソフト |
3,000,000円~6,000,000円 |
ITトレンド2020年上半期資料請求ランキング2位獲得
株式会社テクノアが提供する「Seiryu(セイリュウ)」は、中小製造業向けの生産スケジューラで、生産計画の立案をサポートします。正確な納期の割り出しや調整も得意で、機械の負荷状況を判断して納期に間に合うよう、代替機械を考慮し機械を自動で割り当てます。
また、販売管理システムや生産管理システムといった既存システムと連携可能なため、導入準備の手間を最小限に抑えて運用することができます。急な予定変更や特急品が多くて生産計画が立てられない企業におすすめの製品です。
Sciforma 7.1 の比較ポイント
- プロジェクト全体を見える化し、リスクを抑制・工数を削減!
- インターフェイスがわかりやすく、使いやすい!
- Info-Tech Research GroupのValue Awardを受賞!
対象企業規模 |
提供形態 |
参考価格 |
全ての規模に対応 |
オンプレミス/クラウド/SaaS |
別途お問い合わせ |
ITトレンド2020年上半期資料請求ランキング3位獲得
「Sciforma 7.1」はサイフォーマ株式会社が提供するPPMソリューションです。PPMとは、複数のプロジェクトを総括的に捉えて組織全体のリソースを最適に配分する管理手法のことで、この製品は工数管理やコスト管理などを行い、プロジェクトを成功へと導きます。
国内外で30万人以上の利用実績があり、信頼できる製品といえます。また、独自のワークフローやビジネスルールに合わせてカスタマイズができ、拡張性の高さも魅力でしょう。
TONOPSシリーズ の比較ポイント
- 製造業をはじめ、物流、印刷等、さまざまな業界に対応可能!
- お客さまの業務に合わせた、使いやすいシステムを短期間で構築!
- 低コストで高い機能の工程管理システムを提供します!
対象企業規模 |
提供形態 |
参考価格 |
全ての規模に対応 |
パッケージソフト |
5,000,000円~ |
ITトレンド2020年上半期資料請求ランキング4位獲得
東レエンジニアリングDソリューションズ株式会社が提供する「TONOPSシリーズ」はカスタマイズ性の高い工程管理システムで、製造業をはじめ、さまざまな業界に適しています。
同社は国内外の東レの各工場や多くの企業に工程管理システムを納入しており、システム開発の実績やノウハウが豊富です。希望に応じて製造工程の追加や変更などを行ってくれるので、自社仕様のシステムを構築できるでしょう。また、導入や運用サポートがあり、電話やインターネットを通じてメンテナンス等も行っています。
サクっと工程SP の比較ポイント
- 工程計画を作成する担当者が不要に
- 客先に確実な納期の回答が可能
- 最適なアルゴリスムによりマシン稼働率がアップ
対象企業規模 |
提供形態 |
参考価格 |
全ての規模に対応 |
パッケージソフト |
2,800,000円~ |
株式会社インプローブが提供する「サクっと工程SP」は、多品種少量繰り返し生産、個別生産を行っている部品加工業向けの工程管理システムです。自動スケジューラとも連携しているので、確実な納期を回答できるほか、特級品の割り込み判断が迅速に行えます。
導入により、マシン稼働の効率が上がり、コストダウンの見込みも立つでしょう。さらに、オプションの作業実績収集システム「サクっとPOP」を利用すれば、日報も不要になります。
IB-Mes の比較ポイント
- PCに不慣れな人でも、 タッチ操作を主体に直感的な利用が可能
- 設備情報や生産情報などを、 一つの画面で横断的に分析可能
- カスタマイズやアドオンで機能の拡充が可能
対象企業規模 |
提供形態 |
参考価格 |
全ての規模に対応 |
オンプレミス/パッケージソフト |
別途お問い合わせ |
製造実行システム「IB-Mes」は、株式会社ユニフェイスが提供しており、日々の生産状況をリアルタイムに把握し、業務計画システムと制御システムの橋渡しをします。生産進捗管理はもちろん、品質管理や労務管理など、製造業で取り組みたい基本的な機能を網羅しています。
また、簡易分析ツールにより、今後の生産活動や工場稼働率、品質管理の向上に活用できます。
[実績班長] 製造実行システム の比較ポイント
- IoT技術を活用した金型命数管理
- [タブレット][バーコード]で、「現場の作業実績を収集」
- ERP、生産管理システムと連携することで、高度な生産管理を実現
対象企業規模 |
提供形態 |
参考価格 |
従業員100名以上 売上50億円以上 |
オンプレミス/パッケージソフト |
別途お問い合わせ |
テクノシステム株式会社が提供する「実績班長」は、30年以上にわたる製造現場でのノウハウをまとめた製造実行システムです。製造ラインに特化し、生産性や品質などの管理を行う班長をサポートする機能が搭載されています。
入荷から出荷までの現場の作業実績をタブレット上で全て可視化し、工場のスマート化を図ります。さらに、バーコードの読み取りや生産管理システムとの連携で業務の効率化と管理レベルの向上も実現できるでしょう。
株式会社アイルが提供する「アラジンオフィス」は各案件の工程や原価、収支管理を行える工程管理システムです。複数の機能を搭載した統合パッケージで、柔軟にカスタマイズできます。
案件や現場別に収支管理を行い請求書を発行できるため、さまざまな取引先や独自の条件にも対応します。販売・施工を行っている企業、施工管理・個別受注生産管理を行いたい企業におすすめです。
株式会社日立システムズが紹介し導入を支援する「Kintone」は工程管理と良質なコミュニケーションの両方が実現するツールです。エクセルのようにデータを管理しながら、各プロジェクトの進捗状況を共有します。また、スマートデバイスにも対応しており、どこにいてもすぐに情報の確認が可能です。
従業員の意見を収集しやすく、コミュニケーションを円滑にすることで、問題の原因や解決策を見つけられます。プログラミング不要で組織に必要な管理ツールの作成もできます。
ザイオネックス株式会社が提供する「DTM(Dynamic Task Manager)」は、製品開発プロジェクト管理の統合ソフトウエアです。Web上でスケジュールやタスク・進捗管理を相互確認しながら、課題と情報を共有し連携を強固にします。
リソースシミュレーション機能をうまく活用することにより、様々な制約を勘案したスケジュールの作成が容易になります。また、リソースの負荷をグラフで確認できるため他の案件の状況が見えるようになり、プロジェクト遅延を予防します。
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ここではおすすめの工程管理システムを紹介しましたが、工程管理やプロジェクト管理がアプリでできる製品もあります。ぜひこちらの記事も参考にしてください。
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工程管理システムの主な機能
最適な製品を導入するために、工程管理システムの主要な機能について理解しておきましょう。
進捗管理
工程管理システムでは、プロジェクトの進捗具合を分かりやすく管理・把握します。エクセルと異なり、システムにアクセスするだけで従業員全体に進捗状況の共有が可能です。
普段エクセルで作成しているガントチャートと同様のフォーマットも活用できます。システムでもイナズマ線を表示することで、どの工程が遅れているかを容易に認識できるでしょう。また、その内容をリアルタイムに共有できるため、スピーディな進捗管理が可能です。
コスト管理
プロジェクトは納期を守るだけでなく、利益が出るようにコストコントロールを行わなければなりません。
工程管理システムでは、スケジュール以外にコストや実績も可視化・管理できるため、プロジェクトの利益を出しやすくなります。今までの工程にかかったコストと、これから発生するコストを把握できるため、制御しやすいです。
納期だけでなく品質にも課題を感じている企業は、ぜひ導入を検討してみましょう。
工程管理システム導入のメリット
最後に、工程管理システムを導入するメリットを見ていきましょう。導入のメリットは次の3点です。
- ●可視化により進捗状況がすぐにわかる
- ●作業効率化によりコスト削減ができる
- ●品質維持により顧客満足度がアップする
可視化により進捗状況がすぐにわかる
工程管理システムには進捗管理機能があり、1つのシステムで複数の工程を管理し共有できます。
工程を可視化し進捗状況を全社で共有することで、具体的な改善策も生まれやすくなり、問題が発生した場合も早期発見が可能です。余裕を持ってプロジェクトを進められるため、顧客から急な要望があったとしても柔軟に応えられるでしょう。
工程の状況だけでなく参加している従業員の予定や負荷も管理できます。人員が不足しているような場合でもメンバー間の調整を行いやすく、柔軟に対応してスケジュールどおりにプロジェクトを進められます。
作業効率化によりコスト削減ができる
スケジュールどおりにプロジェクトを進められるだけでなく、各工程の内容も把握しやすくなります。全体を詳細まで管理して無駄な作業を見つけられるため、効率化を図れるでしょう。
必要な作業のみに注力することで、プロジェクトにかかる時間を短縮でき、今までよりも少ない人数で対応できるため、人件費といったコストの削減につながります。
品質維持により顧客満足度がアップする
工程管理システムを利用すれば、新しい技術や効率的な作業手順を共有しやすいです。そのため、経験が浅い従業員でも質が高い作業を行いやすくなります。
また、無駄な工程を排除することで、やるべき作業にリソースを割けるため、品質が向上し、安定して生産できるようになるでしょう。
このように品質を向上させる体制を整えやすく、顧客満足度も上げやすくなります。
工程管理システムを導入して品質を向上させよう!
製品の生産体制の改善やプロジェクトの品質を向上させるためには、各工程の状況を把握し無駄を排除しなければなりません。
そこで工程管理システムを導入すれば、適切に進捗管理・コスト管理を行えるため効率化を図れ、リアルタイムで進捗状況を従業員と共有できるでしょう。
自社に最適な工程管理システムを導入し、納期を厳守するだけでなく製品やプロジェクトの品質を向上させましょう。