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安否確認システムの導入を検討する担当者向けガイド|選定基準と運用体制の整え方

2026年08月18日 最終更新

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安否確認システムの導入を検討する担当者向けガイド|選定基準と運用体制の整え方

安否確認システムの導入では、機能の比較だけでなく、社内の連絡体制や運用ルールをあわせて整えることが重要です。この記事では、導入目的の整理から機能面で確認したいポイント、社内体制の準備、運用開始後に見直したい点までを順に解説します。自社に合う製品を選ぶための判断材料として役立ててください。

この記事は2026年8月時点の情報に基づいて編集しています。
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目次

    安否確認システムを導入する目的の整理

    導入を検討する際は、まず何のために安否確認の仕組みを整えるのか、目的を明確にすることが最初のステップです。目的があいまいなまま製品選定を進めると、必要な機能を見落とすことがあります。

    災害時の初動対応を目的にする場合

    地震や台風などの災害発生時に、従業員の安否や出社可否をすばやく把握したい場合は、自動配信の起動条件や回答の集計スピードを確認することが選定のポイントの一つです。震度や気象警報と連動して自動配信される仕組みがあれば、担当者が手動で連絡する手間を減らせます。

    あわせて、回答が集まらない従業員への再配信機能や、未回答者を一覧で確認できる管理画面の有無も確認しておくとよいでしょう。初動対応の質は、配信の速さだけでなく、集計後にどれだけ状況を把握しやすいかにも左右されます。拠点が複数ある企業では、拠点ごとの回答状況を分けて確認できるかも重要な確認項目です。集計結果をグラフや一覧で自動的に可視化できる機能があれば、対策本部での状況把握にかかる時間を短縮できます。

    関連記事 安否確認とは?目的や具体的な方法を徹底解説

    感染症や事故時の健康状態確認を目的にする場合

    災害以外にも、感染症の流行時や事業所内での事故発生時に、従業員の体調や出社状況を確認する用途で導入するケースがあります。この場合は、定期配信の設定や、回答項目を柔軟にカスタマイズできるかを確認しましょう。

    体調確認では毎日の配信が必要になる場面もあるため、配信頻度に制限がないか、配信対象を部署ごとに絞り込めるかもあわせて確認しておくと、運用の負担を軽減できます。回答結果を人事や産業保健の担当部署と共有できる仕組みがあるかも、確認しておきたいポイントです。個人の体調に関する情報を扱う場合は、アクセス権限を部署ごとに制限できるかもあわせて確認しておきましょう。

    安否確認システムの機能面で確認したいポイント

    製品によって搭載している機能には違いがあります。自社の従業員規模や働き方にあわせて、必要な機能を過不足なく備えているかを確認しましょう。

    配信手段の対応範囲を確認する

    安否確認の配信手段には、メールやアプリの通知、電話音声、SMSなどがあります。従業員のなかにはスマートフォンを業務で利用していない人もいるため、複数の配信手段に対応しているかは選定時の判断材料です。

    特にSMSや電話音声への対応は、アプリの通知が届きにくい環境でも情報を伝えられる手段として有効な場合があります。従業員の勤務形態が多様な企業ほど、配信手段の幅を確認しておくとよいでしょう。海外拠点がある場合は、海外の電話番号への配信可否も確認しておくと安心です。また、配信後に既読や回答の有無を自動で再確認できる機能があれば、担当者が個別に電話をかけて確認する手間を減らせます。

    関連記事 緊急時の安否確認に電話は有効?企業が知っておくべき確認方法を解説

    安否確認以外の防災機能の有無を確認する

    製品によっては、安否確認に加えて、災害時の情報共有掲示板やグループチャット機能を備えているものがあります。従業員間で状況を共有したい場合は、こうした付随機能があるかも確認しておくと選択の幅が広がります。

    一方で、機能が多いほど操作が複雑になる場合もあるため、実際の利用場面を想定して、必要な機能を絞って比較する観点も欠かせません。自社にとって優先度の低い機能まで求めると、料金だけが上がってしまうこともあるため注意が必要です。導入目的に立ち返り、必須の機能と、あれば便利な機能を分けて整理しておくと比較がしやすくなります。

    安否確認システムを選ぶ際に比較したい観点

    ここでは、実際に製品を比較する際に確認しておきたい観点を紹介します。自社の従業員数や利用環境にあわせて、優先順位を決めながら比較を進めましょう。

    従業員数や拠点数に応じた対応範囲

    登録できる従業員数や拠点数には、製品ごとに上限や料金体系の違いがあります。複数拠点や海外拠点を持つ企業の場合は、多言語対応や海外の電話番号への配信に対応しているかも確認しておきたい事項です。

    将来的な組織拡大や拠点増加を見込んでいる場合は、登録数の上限に余裕がある製品を選ぶか、契約プランの変更がしやすいかをあわせて確認しておくと安心です。従業員数が急に増減する業種では、料金体系が人数連動かどうかもあわせて確認しましょう。派遣社員や業務委託先の担当者を対象に含めるかどうかも、事前に整理しておくとよいでしょう。

    操作性と管理画面の分かりやすさ

    緊急時に使うシステムであるため、管理者と従業員の双方にとって操作が分かりやすいことが重要です。無料トライアルやデモ画面が用意されている場合は、実際の操作感を確認してから導入を判断することをおすすめします。

    特に管理画面での未回答者の絞り込みや、部署単位での集計のしやすさは、緊急時の対応スピードに関わる部分のため、事前に確認しておきましょう。スマートフォンの操作に不慣れな従業員がいる場合は、回答画面がどれだけ簡潔かも確認しておくと安心です。導入前に複数人で実際に操作し、分かりにくい点がないかを確認しておくと、運用開始後の混乱を防ぎやすくなります。

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    導入時に整えておきたい社内体制

    安否確認システムは導入するだけでなく、実際に使える状態に社内の体制を整えることが欠かせません。運用ルールと担当体制を事前に決めておきましょう。

    配信ルールと運用フローを決める

    誰がどのタイミングで配信を実施するのか、平時から運用フローを明文化しておくことが実行しやすい準備です。自動配信の設定がある場合でも、手動配信が必要になる場面を想定してルールを整理しておくとよいでしょう。

    あわせて、休日や夜間に災害が発生した場合の対応担当者や、複数人での確認体制も決めておくと、特定の担当者に負担が集中する事態を避けられます。担当者が不在の場合の代行手順もあらかじめ決めておくと安心です。運用ルールは一度決めて終わりにせず、組織変更や拠点の増減にあわせて定期的に見直すことも忘れないようにしましょう。複数人で確認できる体制にしておけば、担当者一人に判断が集中する状況を避けられます。

    従業員へ周知し登録情報を更新する

    システムを導入しても、従業員の連絡先情報が最新でなければ配信が届かないことがあります。入社や異動、連絡先変更のタイミングで情報を更新する運用ルールをあらかじめ決めておきましょう。

    また、導入時には利用方法を従業員に周知し、実際に配信テストを行っておくことで、緊急時に迷わず対応できる状態を整えられます。周知の際は、なぜ導入するのかという背景もあわせて伝えると、従業員の理解を得やすくなります。新入社員や中途入社の従業員には、入社時のオリエンテーションで使い方を案内する仕組みを組み込んでおくと、抜け漏れを防ぎやすくなります。

    運用を始めてから見直したい点

    導入後は、実際の運用を通じて見えてくる課題に対応していくことが求められます。定期的な見直しの機会を設けることが継続的な運用につながります。

    回答率が上がらない場合を見直す

    訓練配信を実施しても回答率が想定より上がらない場合、配信内容が分かりにくい、通知に気づきにくいといった要因が考えられます。単一の原因に絞らず、配信文面や通知設定、配信時間帯など複数の観点から見直すことが対応の一つです。

    従業員へのヒアリングを通じて、回答しづらい理由を把握し、必要に応じて配信手段や配信頻度を調整していくとよいでしょう。回答期限を明確に示すことで、回答率が改善するケースもあります。

    訓練配信で運用を定着させる

    年に数回の訓練配信を実施することで、従業員がシステムの使い方に慣れ、実際の災害時にも落ち着いて対応しやすくなります。訓練の結果は記録として残し、次回の改善につなげましょう。

    訓練を通じて未回答者の傾向や配信の到達状況を確認しておくと、実際の緊急時における対応の精度を高める材料になるでしょう。人事異動や組織変更のあとには、登録情報の更新とあわせて訓練配信を行うと、体制の抜け漏れを防ぎやすくなります。訓練後には管理者・従業員双方から気づいた点を集め、次の見直しに反映していく運用を続けることが、いざというときの実効性につながります。

    安否確認システム導入時に検討したい製品例

    安否確認システムは、災害発生時の迅速な情報収集と従業員の安全確保を目的に導入されます。代表的な製品を紹介します。

    トヨクモ 安否確認サービス2

    トヨクモ株式会社
    製品・サービスのPOINT
    1. 【カンタン】シンプル・直感的な操作性で災害時でも安心
    2. 【リーズナブル】月額6800円〜、初期費用/解約料金は無料
    3. 【連携】SmartHR、freee人事労務、cybozu.com、Google Workspace

    トヨクモ株式会社が提供する「トヨクモ 安否確認サービス2」は、地震などの災害発生時に気象庁の情報と連動して自動で安否確認メールを配信できるクラウドサービスです。メールやアプリでの回答に対応し、回答状況を管理画面上で自動集計できるため、担当者の初動対応の負担を軽減します。

    セコム安否確認サービス スマート

    セコムトラストシステムズ株式会社
    製品・サービスのPOINT
    1. 初期費用0円!1ID200円(税別)から!
    2. LINE連携機能を無料でご提供
    3. 従業員数300人以下のお客様向けに厳選した機能

    セコムトラストシステムズ株式会社が提供する「セコム安否確認サービス スマート」は、セコムの災害情報ネットワークと連携した安否確認システムです。スマートフォンアプリからの回答に対応し、家族との情報共有機能も備えているため、企業だけでなく従業員個人の安否確認にも活用できます。

    ANPIC

    株式会社アバンセシステム
    《ANPIC》のPOINT
    1. 【LINEへ通知】追加料金0円!通知に気づきやすく報告率UP!
    2. 【無料サポート充実】説明会・ユーザー登録代行・配布資料など!
    3. 【業界最安価格帯】国立大学発!安価でココまで使える!

    株式会社アバンセシステムが提供する「ANPIC」は、学校や企業向けに開発された安否確認システムです。災害発生時に登録者へ一斉配信を行い、回答結果を自動で集計できるほか、平常時の連絡網としても利用できるため、教育機関を中心に導入されています。

    らくらく連絡網+ (株式会社イオレ)

    《らくらく連絡網+》のPOINT
    1. 団体マッチング機能は2025年10月23日に終了。
    2. 連絡先交換不要で安心・安全
    3. 代表者・連絡メンバー・一般メンバーで権限設定が可能。

    Safetylink24 (株式会社イーネットソリューションズ)

    《Safetylink24》のPOINT
    1. 月額98円で家族6名まで登録可能。
    2. 国内サーバーで開発から運用まで一貫体制、24時間監視。
    3. 気象庁データ連動で、設定条件に基づきメッセージを自動配信。

    まとめ

    安否確認システムの導入では、目的の整理から機能の比較、社内体制の準備、運用開始後の見直しまでを一連の流れとして考えることが大切です。自社の従業員規模や働き方にあった製品を選び、無理なく運用できる体制を整えましょう。比較検討の際は、複数製品の資料を取り寄せて機能や料金を確認することをおすすめします。

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