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工事管理(施工管理)とは?工事監理との違いや管理手法を紹介!

工事管理(施工管理)とは?工事監理との違いや管理手法を紹介!

工事管理(施工管理)を行うことで、納期通りにクライアントが満足する結果を残せます。また、無理なスケジュールで工事を進めると従業員に負担がかかり、安全性も損なわれるため、工事管理を行って工事のプロセスも適切なものにしなければなりません。

この記事では、工事管理の内容や流れや管理手法を紹介します。加えて、建設現場では工事管理と工事監理を行いますが、役割が異なるので違いをわかりやすく解説します。

この記事は2023年2月時点の情報に基づいて編集しています。

工事管理(施工管理)とは?

工事管理・施工管理とは、建設・建築・土木の現場において、現場監督(現場管理者)が工事全体の流れを把握・管理することです。特に規模が大きな工事であれば、計画通りに滞りなく工程が進んでいるか確認したり、作業員や周辺住民の安全を確保しなければなかったり、総合的な配慮が求められます。

現場監督になるための資格などはありませんが、施工管理技士などの資格を有しており、現場全体を指揮できる人が相応しいでしょう。

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工事管理(施工管理)と工事監理の違い

工事の「カンリ」は2種類あり、先ほど紹介した「工事管理(施工管理)」と「工事監理」です。ここからは両者の違いを解説します。

工事管理(施工管理)と工事監理の違い

管理者の違い

工事管理(施工管理)では「現場監督(現場管理者)」が現場に常駐することになりますが、工事監理では設計者が「工事監理者」となります。

建築基準法では、「建築士法第二条第八項で規定する工事監理を行う者をいう」と定められており、建築士法第二条第八項では「工事監理とは、その者の責任において、工事を設計図書と照合し、それが設計図書のとおりに実施されているかいないかを確認することをいう」とあります。つまり、工事監理者は専門家である必要があり、一級建築士、二級建築士もしくは木造建築士の資格を持っていなければなりません。また、建築士法第二条六項では、工事現場には工事監理者の配置が義務づけられています。

参考:建築基準法

参考:建築士法

目的・業務内容の違い

工事管理(施工管理)は工事の工程やスケジュールなど総合的な管理を行いますが、工事監理は工事の実施内容や品質を検査します。工事が設計図書の通りの内容・手法・品質で進んでいるかを確認し、問題があれば指示を行うのが仕事です。。

現場監督は現場で工程や安全管理を行いますが、工事監理者は設計図面通りに工事が行われているかをチェックします。工事監理者がチェックするのは以下のような事項です。

  • ・工事の工程が設計通りに正しく進められているか
  • ・指定した資材が使われているか
  • ・品質が基準値を超えているか
  • ・工事が適切な方法で行われている(手抜き工事になっていないか)

このように、工事監理者は工事の品質や進め方を確認することが主な業務になります。

工事管理(施工管理)と工事監理の違いについてはこちらの記事でより詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

関連記事 工事管理と工事監理の違いは? 目的から実行者、内容を徹底解説!

工事管理(施工管理)の4大管理とは?

工事管理(施工管理)には4大管理と呼ばれる役割があり、この役割は「原価管理」「工程管理」「品質管理」「安全管理」になります。

工事管理(施工管理)の4大管理

1.原価と利益のバランスを考える「原価管理」

工事は仕事でありボランティアではないため、与えられた予算の中で工事を進めないと利益は出ません。ただし利益を上げるために、原価を抑えれば工事の品質に影響します。また、原価は工事で使う資材だけでなく人件費も考慮に入れないといけません。

クライアントが求める工事の品質と、工事を行う自社の利益のバランスを考える必要があるのです。工事を受注する前の段階で見積りを取りますが、見積り金額に沿った計画を立て、実行することで適切な原価管理を行えます。

2.納期を守るための「工程管理」

工程管理とは、工事全体を構成する工程を納期を守るために管理することです。規模が大きい工事であれば工程が複数あり、1つの小さな遅れが積み重なると大きな遅れに繋がります。工程管理は納期を守り、現場の統制を図る役割があるため、日々の業務の中でも重要度が高く、予定通り進んでいるか進捗確認を常に行うことが求められます。

3.クライアントの満足度をあげる「品質管理」

品質管理は、クライアントの求めるものを納品するためにクオリティを高めることです。納品物のクオリティだけでなく、適切な規格や使用方法で工事を行っているかどうか、事故や欠陥が起きないように確認を行うことも重要です。納品物という結果だけでなく、そこに至るプロセスの品質も重要になります。

4.作業員の安全を確保する「安全管理」

工事現場にもよりますが、多くの工事は危険が付き物です。工事では従業員や技術者が安全に作業ができるようにする必要があります。また、事故が起こると、「事故が発生した」という事実は消えないため、工事を発注したクライアントにも迷惑がかかります。そのため、工事中は常に安全性を意識して管理することが重要です。。

こちらの記事では工事管理(施工管理)で重要な実行予算について詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてください。

関連記事 実行予算とは?建設業における目的や実行予算書の作成方法まで解説

工事管理(施工管理)の業務フロー

工事を受注してから予算組みを行い、実際の工事に移っていきます。工事管理(施工管理)の業務フローは以下の手順で行われます。

工事管理(施工管理)の業務フロー
1.工事予算管理
まずは工事の依頼がクライアントからあり、受注した後は実行予算管理を行います。実行予算とは、工事の施工管理の計画を数値化したものです。工事を受注した後は納期までにどのような工程で進めていくか計画を立てます。
この実行予算の作成は、工事による利益の管理・実績比較による原価管理・工事実行の責任の所在を明確にすることが目的です。
2.施工管理
次に施工管理を行います。この施工管理では、計画通りに工事が進んでいるか施工状況を管理します。
3.売上管理
売上管理では各工事現場がどれくらいの売上を作ったかどうかを管理します。同時に請求書を発行したのか、入金されたのかなど各工事現場の状況を確認します。
4.発注・仕入れ管理
工事には必要となる資材などを発注を行い、その内容を管理します。最終的に何をどれくらい発注・仕入れしたのかという実数を計画と比較し、実績の評価を行います。また、各現場のお金の管理を適切に行うことで、費用の未払いなどの状況把握が可能です。

工事管理(施工管理)の手法1.エクセルで管理する

ここまで工事管理(施工管理)について紹介しましたが、工事や企業に合った手法で工事管理(施工管理)を行いましょう。工事管理(施工管理)の手法は大きく分けて「エクセル」「アプリ」「システム」の3種類があります。

コストをかけずに工事管理(施工管理)を行いたい場合はエクセルを用いるのが一般的です。ここでは、エクセルで工事管理(施工管理)を行うメリット・デメリットを解説します。

エクセルで工事管理(施工管理)をするメリット

エクセルで効果的に管理するためには工事に合わせたフォーマットを作成するか、すでにフォーマットが完成しているテンプレートをダウンロードします。

工事管理(施工管理)ではスケジュール以外にも予算や原価計算を行うため、エクセルの関数や数式を使うことで簡単で正確な計算が可能です。

エクセルで工事管理(施工管理)をするデメリット

規模が大きい工事の場合、現場監督や工事監理者が複数いることがあります。それぞれがエクセルファイルで工事管理(施工管理)を行うと、フォーマットが異なっていたり、項目にズレが生じることがデメリットです。また1つのエクセルファイルで管理する場合も、どのファイルが最新かわからなくなる可能性があります。

エクセルを活用することで正確な計算や工事管理(施工管理)を行えますが、社内でルールを決めていないと、円滑な情報共有ができないでしょう。

こちらの記事ではエクセルで工事管理(施工管理)を行う方法を詳しく解説しているので、気になる方はあわせてご覧ください。

関連記事 エクセルで実行予算書を作成するには?方法やメリット・デメリットを解説

工事管理(施工管理)の手法2.アプリで管理する

工事現場にスマートフォンやタブレットを導入し、工事管理(施工管理)を行うケースも増えています。工事管理(施工管理)専用のアプリがあればモバイル端末で簡単に操作できます。

アプリで工事管理(施工管理)をするメリット

専用の工事管理(施工管理)アプリを利用することで、エクセルで作成した工程表を印刷する必要がなく、紛失する心配がありません。工程の進捗具合も同じアプリをダウンロードしている担当者と共有できるため、確認しやすく共有事項があればスムーズに伝達できます。

また、従来は現場で写真撮影を行い、事務所で報告書を作成や写真のやり取りを行っていましたが、写真の撮り直しなどがあれば現場に戻らなければなりません。アプリを使えると、報告書を作成しながら写真を撮影できるため、現場でやり直すことが可能です。ほかにも、リアルタイムに情報を共有できるため、タイムラグを解消できます。

このようにアプリを使うことで現場監督者の業務を効率化し、勤務時間短縮などに繋がります。

アプリで工事管理(施工管理)をするデメリット

簡易的なアプリであれば作業現場のシステムと連携できず、アプリで管理しているデータを現場のシステムに転記する必要が出ることもあります。既存のシステムと連携できるアプリは高価なものも多いですが、業務効率化を考えるとシステムの連携を行う機能は重要です。また、システムと連携できなくても、パソコンにデータを共有できる機能は必要でしょう。

こちらの記事では、工事管理(施工管理)に使用できるアプリについて解説しているのであわせてご覧ください。

関連記事 【ランキング】施工管理アプリ7選を比較!無料製品や現場で使える機能も紹介

工事管理(施工管理)の手法3.システムで管理する

エクセルやアプリでは各自の端末にデータが保存されます。本社のパソコンとデータ共有する際は工事管理(施工管理)システムを活用するとよいでしょう。システムの中にはアプリと連携している製品もあるため、データ連携を楽に行えます。工事管理(施工管理)システムの主な機能は以下になります。

  • ・受注工事管理
  • ・実行予算管理
  • ・発注管理
  • ・業者請求管理
  • ・業者支払管理
  • ・入金管理
  • ・工事原価管理
  • ・工程管理

工事管理(施工管理)に必要な管理はすべてシステムに集約できます。このように工事管理(施工管理)のデータを一元管理し、作業の状況をリアルタイムで把握することが可能です。アプリでは「工程管理」や「施工管理」の機能しかない場合がありますが、工事管理(施工管理)システムでは業者とのやり取りや仕入れや入金業務なども管理できます。

以下の記事では人気の工事管理(施工管理)システムを比較し、製品の選び方なども紹介していますので、気になる方はぜひご覧ください。

関連記事 工事管理システムおすすめ18選を比較!機能や選定ポイントも解説

最適な手法で工事管理(施工管理)を行いましょう

工事管理(施工管理)は、工事現場を監督し、工程や原価、品質、安全管理を行います。しかし、現実は工程表の作成に時間がかかるなど、効率的に行えていないことが多いでしょう。

エクセルで行う管理するよりも、情報共有をしやすいアプリやシステムで行う方が良いケースが大半です。現場監督の負荷が大きい場合は、ぜひ前向きに導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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