無料で使える!工事管理用フリーソフト6選!
工事管理を適切に行うためには、専用のツールを使って管理することが有効です。その中でも無料のツールであれば、リスクがないため試しやすいです。ここでは無料で使える工事管理用のフリーソフトを紹介していきます。
工事成績マネージャ
工事成績マネージャは株式会社ワイズが提供している工事管理用ソフトです。工事成績マネージャでは大きく分けて「工事成績の算出」「項目評価の逆算」の2つの機能を使うことができます。
工事の計画を簡単に登録することができ、各工程の評価を保存することで適切に工事を進めることが可能です。工事が完了した後も考査項目別評定点により工事成績の評価・比較ができます。
Everything
Everythingは高速なファイル検索ソフトです。工事管理は1人の担当者が行うのではなく、複数の担当者が各自の方法で管理していることがほとんどです。このような場合は、大量のファイルを共有サーバなどで管理していますが、該当する工事のデータがどこに保存されているか分からないため、探す時間がかかってしまいます。
このフリーソフトを使うことで、大量のファイルの中から条件に該当するものを瞬時に見つけることができるため、工事の日付をファイルの名前に加えておけば簡単に検索できます。
CPAS_工事写真報告書作成ツール
CPAS_工事写真報告書作成ツールは簡単に工事写真報告書を作成できるツールであり、エクセルのテンプレートとして利用することが可能なため、使いやすいソフトです。工事の管理は工程が多いため多機能になり、使い方が複雑になりがちですが、このソフトは写真報告書を作るためだけのため、操作もシンプルです。
QuickProjectシリーズ
QuickProjectシリーズは株式会社ワイズが提供している工事管理ソフトです。工事写真管理や電子納品、出来形管理書類作成、工事成績対策などの機能が利用できます。このソフトはシリーズになっており、全てフリーで提供されているため、必要な機能を選んでインストールすることができます。
基本的に有料のソフトになりますが、フリー版では1年間の試用期間があるため、フリーソフトと同様に使うことができます。また、1年経過した後も無料で使うことができますが、一部の機能が使えなくなるため注意が必要です。
エクセルらくらく写真台帳
エクセルらくらく写真台帳は名前の通り、工事の写真台帳を作るために使用するソフトです。フォルダ内の写真を一括で読み取ることができ、写真の整理番号を自動で入力することが可能です。写真を管理しておくことで報告書の作成が簡単になるため、工事・建築・測量関係の報告書作成で活用されています。
iDempiere
iDempiereは業務アプリケーションを開発するためのフレームワークであり、オープンソースであるため、基本機能をそのままに自社で自由にカスタマイズできます。一般的な商用のERPと同様の機能を有しており、さまざまな情報を一元管理できます。工事管理目的としては、データ検索画面を作成することができ、工事のレポートを作成できます。また、工事の基本となるスケジュールを作成・管理・共有可能です。
工事管理用フリーソフトを選ぶポイント
ここまで紹介してきたように、工事管理用のフリーソフトは多数あります。重要なことは自社の工事をしっかり管理し、効率化できるソフトを選ぶことです。フリーのソフトであれば費用面の負担はありませんが、選択肢が多いため選ぶポイントを把握することが大切です。
ここからは工事管理用フリーソフトを選ぶポイントを説明していきます。
ポイント1:自社の目的にあった機能が備わっているか?
工事管理ソフトにも種類が多くあり、ツールによって機能は大きく異なります。そのため、使う前に自社の目的にあった機能が備わっているか確認することがおすすめです。フリーソフトであれば費用はかからないため、一度試してみて判断することがおすすめです。
ポイント2:無料期間に制限はあるか?
無料で使える工事管理ソフトの中には有料ツールの無料版であるものがあります。このように無料版として利用できるものには30日間限定など期間に制限があるものや、無期限で使えるものには機能制限があるものもあります。
特に無料で使えるフリーソフトには一部の機能しか使えないなど、機能が限られていることが多いため、自社の目的にあった機能が「使える」か確認することが重要です。
フリーソフトは非効率?そんな時は工事管理システムを使おう
ここまで紹介してきたように、フリーソフトのメリットは無料で利用できることですが、デメリットは使える機能が限られていることです。欲しい機能をフリーソフトで揃えようとすると、ソフトの数が多くなり管理が煩雑になります。
そのため、フリーソフトで工事管理をすることは非効率に感じることが多いです。そこで、操作性や効率を求める場合は機能が充実している工事管理システムを使いましょう。工事管理システムは機能の制限もなく、工事の工程を一元化し管理できます。
工事管理システムのメリット1:工事データの一元管理
工事管理システム(施工管理システム)を使うことで工事データを一元管理できます。フリーソフトを使うと工事のデータを各ツールで管理することになるため、保存しているデータを探す手間がかかり、抜けや漏れが生じることがあります。しかし、ERPなどの情報を一元管理できるシステムを活用することで、必要な情報を適切に管理することができます。
工事管理システムのメリット2:システム運用をベンダーに委託
工事管理システム(施工管理システム)の中には、自社でシステムを構築する必要がないクラウド型で利用できるものがあります。クラウド型のシステムはインターネットを介し、サービスを使うことができます。そのためシステム運用を自社で行う必要がないため、自社の業務負担を削減し工事や新規事業に集中することが可能です。
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フリーソフトやシステムを利用して工場管理を効率化しよう!
ここまで紹介してきたとおり工事管理を適切に行うためには、フリーソフトやシステムを活用することで業務を効率化できます。フリーソフトの場合は機能が1つしかなかったり、無料である期間が短いなど制限がありますが、上手く使い分けることで適切な工事管理ができます。
また、フリーソフトであれば非効率だと感じる場合は有料の機能が充実したシステムを使いましょう。工事管理を漏れなく正確に行うためにはフリーソフトやシステムを有効活用することがおすすめです。以下の記事では、工事管理システムの人気製品や選定方法を詳しく解説しています。ぜひ読んで製品の導入を検討してみましょう。
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