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データベースのセキュリティ対策とは?現状と注意点を解説

データベースのセキュリティ対策とは?現状と注意点を解説

データベースが注目されていることにより重要度が高まっている、「データベースセキュリティ」。しかし、どんなものなのか、本当に必要なのか、疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

ここではデータベースセキュリティの概要と現状・注意点などを紹介してます。ぜひデータベースセキュリティの導入に役立ててください。

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目次

    データベースセキュリティとは

    データベースセキュリティとは、データを格納するデータベースへのセキュリティ対策のことです。例えばエクセルやスプレッドシートもデータベースの一つですが、これらのファイルのセキュリティ対策をしている企業は少ないでしょう。日々蓄積される膨大なデータを安全に保存管理するために必要とされるのがデータベースセキュリティです。

    データベースのセキュリティの現状

    まずは、データベースセキュリティの現状や課題点について解説します。

    狙われるデータベース

    データベースは顧客情報や社内情報など、企業活動に関わる重要なデータが保存されている領域です。企業にとって重要な資産が多いため、サイバー攻撃の対象になりやすく、個別のセキュリティ対策が必要です。

    担当者による漏えい事件も起こっているため、従業員を対象とした内部対策も求められています

    進むセキュリティ強化の動き

    近年では度重なる情報漏えい事件を経て、データベースセキュリティの重要性が高まっています。データベースへの攻撃の主な例としてあげられるのが、SQLインジェクションです。これは、アプリケーションの脆弱性をついて不当なデータベース言語を作成し、情報の流出や改ざんをする攻撃手法です。

    このように日々進化するサイバー攻撃によって、データベースセキュリティ市場は近年大きく成長しています。したがって、各種法令・ガイドラインの改正に柔軟に対応できるシステムの構築が必要不可欠です。

    普及していないデータベースセキュリティ対策

    データベースセキュリティの必要性は認知されはじめていますが、企業のデータベースセキュリティの普及率は高くありません。ファイアウォールなどネットワーク層でのセキュリティ対策に追われ、データベースセキュリティまで手が回っていないのが現状です。

    すぐに実践できるデータベースセキュリティ対策

    データベースを安全に活用すべく、すぐに導入可能なセキュリティ対策を紹介します。

    データベースの暗号化

    「データベースから出力したデータ」や「データベースにアクセスする通信内容」を暗号化することで、情報漏えいリスクが抑えられます。データベースが暗号化されていれば、もしファイルが持ち出されても情報漏えいの心配はありません。

    これにより排除できる脅威は、以下のとおりです。

    • ■データベースから送受信される通信内容の盗聴
    • ■データファイル・アーカイブログファイルの盗難
    • ■バックアップファイルの盗難

    暗号化機能は、ほとんどのデータベースにおいてデフォルトでは設定されていません。データベースを暗号化するなら、システム担当者が明示的に設定しなおす必要があります。

    多層防御の実施

    多層防御とは複数の防御層を組み合わせて、強固なセキュリティを構築する仕組みです。異なるセキュリティ層を構築することで、全体のセキュリティ性能を向上させます。多層防御の例は以下のとおりです。

    • ■本人認証を強化する
    • ■デバイスごとにアクセス許可をだす
    • ■情報セキュリティ統括部門をつくって運用を最適化する
    • ■メールセキュリティ・アンチウイルス ・フィルタリング機能を搭載する
    • ■重要データを社内ネットワークから分離する
    • ■データが流出した場合の対応マニュアルを作る

    多層防御では一つのセキュリティを突破されても、別のセキュリティで補えるような仕組みを作るのが大切です。

    データベースセキュリティの注意点

    ここではデータベースのセキュリティ対策での注意点を解説します。

    「予防的統制・発見的統制・構成管理」を軸に対策する

    以下のような予防的統制・発見的統制・構成管理を軸に対策しましょう。

    予防的統制
    データベースに不正アクセスされないようにする
    発見的統制
    データベースへの不正アクセスを検知する
    構成管理
    データベースセキュリティの対象を構成する

    データベースセキュリティでは、「予防的統制」で不正アクセスされないような仕組みを作ることが大切です。

    想定外の方法で侵入を試みる通信に対しては「発見的統制」によって「不正アクセスの発見・是正」をします。これらの統制に加えてセキュリティを構築するのが「構成管理」です。構成管理では防御対象の定義や、アカウント管理などを行います。

    すでにデータベースへの脅威が明らかになっている場合は「予防的統制」がよいでしょう。逆に脅威への対処法が不明瞭な場合は、「発見的抑制」がよいケースもあります。脅威の種類やプログラムの処理数によって使い分けるのがおすすめです。

    費用対効果を考える

    データベースセキュリティは、実用性がない領域にまで設定すると、費用対効果が悪くなります。コスト面を考えるなら、重要なデータが格納されている領域にだけ設定するのがおすすめです。

    例えば一般公開されているデータ領域は、盗まれたとしても問題ないものが多く、セキュリティを施す必要はありません。費用対効果を考えて、三つの軸をバランスよく組み合わせるのが大切です。

    データベースセキュリティの重要性を押さえて製品検討を!

    データベースセキュリティは、顧客情報などの重要なデータを守るためのセキュリティ対策です。日々進化するサイバー攻撃に応じて重要性が増していますが、実際対策している企業は多くありません。

    導入する際は、暗号化や多層防御など、今できるセキュリティ対策からはじめましょう。「予防的統制・発見的統制・構成管理」をバランスよく組み合わせるのも大切です。データベースセキュリティの重要性を押さえて製品検討をしましょう。

    以下の記事から、おすすめのデータベースソフトの機能や価格、口コミを比較できます。ぜひ参考にしてください。

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