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データベースの種類を3つ紹介!RDBMSとNoSQLの違いも解説

データベースの種類を3つ紹介!RDBMSとNoSQLの違いも解説

取得した大量のデータを活用・管理するにはデータベースがおすすめです。データベースを活用すれば、大量のデータを容易に管理可能です。

この記事では、データベースの基本や種類、そしてデータベース管理システムについて解説します。自社に合うデータベースを見つけ、業務を効率化する参考にしてください。関連製品の一括資料請求も可能なため、製品をじっくり検討したい方はぜひご利用ください。

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目次

    データベースとは

    データベースとは、ある特定のデータを収集し、使いやすい形に格納した情報群のことです。企業に蓄積されたデータは適切な現状把握や予測に欠かせないもので、企業の意思決定に役立つでしょう。しかし、情報が整理されていないと必要なときにスムーズに抽出し活用できません。

    必要な情報を見やすい形で取り出すことを可能にしたのが、データベースです。データをそのまま表示したり、グラフのように視覚的に整えたりできます。

    現代のビジネスにおいては、データベースの利用は必須といえるでしょう。

    関連記事 データベースとは?基礎知識を初心者にわかりやすく解説!

    データベースの種類

    ここでは、データベースの種類について解説します。それぞれの特徴や違いを比較しましょう。

    データベースの種類

    階層型データベース:ツリー状に構成

    1つめの種類は「階層型データベース」です。階層型データベースでは、1つのノードから下に複数のノードが派生し、ツリー状に展開します。

    基本的に親ノードと子ノードは1対n(複数)の関係になり、子ノードが複数の親ノードをもつことは不可能です。そのため、あるノードへのルートが限定的になり、速度が速くなるというメリットがあります。

    一方、例えば子ノードが複数の親ノードをもちたい場合、重複登録を行う必要があります。同じノードを複数入力するのはデータ的に不自然なため、この点がデメリットです。

    また、データの追加や削除を行った場合はルートを再登録する必要もあります。そのような柔軟性に欠けるのも、階層型データベースの難点です。

    ネットワーク型データベース:網状に構成

    ネットワーク型データベースでは、1つの子ノードが複数の親ノードをもてます。

    それにより、階層型データベースで課題だった重複登録を避けられます。ネットワーク型データベースの「ネットワーク」は、そのようにノードの繋がりが網目状になるところから名付けられました。

    しかし、階層型ネットワークと同様、プログラムがデータ構造に依存してしまう問題は解決されていません。データ構造への依存性が高い場合、データベースのメリットである「データの容易かつ柔軟な取り扱い」に支障をきたしてしまいます。

    リレーショナルデータベース:表で構成

    リレーショナル型のデータベースは、列と行で構成されているデータベースです。列に「企業名」「所在地」「資本金」といった重複しない項目を設置し、行に各データを入力します。

    リレーショナルデータベースは一見すると表のようであり、エクセルなどの表計算ソフトを思い浮かべればわかりやすいかもしれません。従来型データベースと比較すると、難点であった「柔軟なデータの取り扱い」を可能にし、プログラムの幅を広げられるようになりました。

    現在は、データベースといえばリレーショナルデータベースを指すケースが多くみられます。広く普及したデータベース型ですが、プログラムが複雑化しやすいという問題点を抱えています。また、それによる処理速度の遅延も難点として挙げられるでしょう。

    「RDBMS」と「NoSQL」の違い

    リレーショナルデータベースの仕組みを用いた「リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)」が広く知られる一方、RDBMS以外のデータベースをNoSQLといいます。これらの違いは、データベースを制御するための言語であるSQLを使用するか否かです。それぞれの違いや特徴を解説します。

    RDBMS:SQLを利用するデータベース管理システム

    RDBMSとは、Relational DataBase Management Systemの略であり、SQLを利用してリレーショナルデータベースを管理するシステムです。関係データベース管理システムともいいます。

    RDBMSのメリット
    • ■SQLによる操作を行える
    • ■複雑なデータの扱いが容易
    RDBMSのデメリット
    • ■データの整合性を保つ代わりに処理が遅くなる
    • ■仕様変更への柔軟性が低い

    RDBMSの主要製品

    RDBMSの製品としては、Oracle社の「Oracle Database」、Microsoft社の「SQL Server」などが挙げられます。また、サイトやWebアプリケーションを作る際によく用いられる「MySQL」もRDBMSの一種です。

    NoSQL:SQLを利用しないデータベース管理システム

    NoSQLのNoは「Not only」の略であり、SQLを使わない点でRDBMSとは大きな違いがあります。RDBMSでは対応できないようなデータ処理に対応すべく生まれた技術であるため、処理速度の高速性や対応データの多様性がNoSQLの特長です。

    データの一貫性よりも大量データの高速処理を重視したい場合に適しています。

    NoSQLのメリット
    • ■データの取得と格納が高度に最適化されている
    • ■RDBMSを超えるパフォーマンスを誇る
    • ■大規模なデータや多種多様なデータに対応可能
    NoSQLのデメリット
    • ■データの整合性を保てない
    • ■データの加工が難しい

    データベースを設計する際は、このような特徴を鑑みつつ、柔軟に行いましょう。

    NoSQLの主要製品

    知名度の高いNoSQLとして以下のような製品が挙げられます。

    • ■HBase
    • ■MongoDB
    • ■Cassandra

    人気のデータベースソフトを知りたい方は

    以下の記事では、データベースソフトのおすすめ製品を比較できます。定番のリレーショナルデータベースやノーコードでシステム構築可能な製品も多数。参考価格や独自に集めたビジネスユーザーの口コミもあるので、ぜひ導入の参考にしてください。

    関連記事 おすすめのデータベースソフト比較一覧!無料製品や人気ランキングも紹介

    データベースの種類をおさえて製品検討しましょう!

    データベースには「階層型」「ネットワーク型」「リレーショナル型」の3種類が存在します。現在幅広く使われている種類はリレーショナル型ですが、万能というわけではありません。

    そんなリレーショナル型の欠点である処理速度の遅さをカバーしたのが、NoSQL型です。データベースを設計および導入する際は、種類の違いを押さえ、適切な製品を検討しましょう。

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