【比較表】データベース製品をランキング順に比較
まずはITトレンド編集部が厳選したデータベース製品を紹介します。2020年ITトレンド年間資料請求ランキングの順に、比較表を用いて特徴や価格などの選定ポイントをまとめました。気になる製品があればぜひ資料請求してみてください。
楽々Webデータベース の比較ポイント
- Excelの不便な点を解消しトラブルを防止する「アプリ化」
- 今までのExcelと同じ運用方法で導入可能
- クラウド―サービスで楽々
住友電工情報システム株式会社が提供する「楽々Webデータベース」はExcelをWebアプリ化するクラウドサービスです。Excel活用に悩みを抱えている企業におすすめです。
- 「楽々Webデータベース」の比較ポイント
- ■特徴:Excelを活用しながらWebで一元管理
- ■価格:月額10,000円~/10ユーザー
- ■提供形態:クラウド
- ■無料トライアル:別途お問い合わせ
- ■対応機能:ー
- ■動作環境:Windows、Mac OS、Android、iOS
- ■スマホ利用:◯
kintone の比較ポイント
- ノンプログラミングで誰でも簡単
- スマートフォンやタブレット端末にも対応
- すぐに使える豊富なテンプレート
「kintone」はサイボウズ株式会社が提供する業務アプリ構築サービスです。データベースをはじめとしてあらゆる業務ツールを簡単に自作したい企業におすすめです。
- 「kintone」の比較ポイント
- ■特徴:最短3分でデータベースを自作できる
- ■価格:1,500円~
- ■提供形態:クラウド
- ■無料トライアル:別途お問い合わせ
- ■対応機能:ー
- ■動作環境:Windows、Mac OS、Android、iOS
- ■スマホ利用:◯
PowerFolder の比較ポイント
- データを価値ある情報に変えたい企業
- 簡単にデータの管理、整理、分析などをしたい企業
- 用途・目的に応じたデータの活用を行いたい企業
株式会社エイコットが提供する「PowerFolder」は、個人から企業のデータまで幅広く扱えるデータ管理ソフトです。データをさらに有効活用したい企業におすすめです。
- 「PowerFolder」の比較ポイント
- ■特徴:BIツールとしても使えるデータ管理ソフト
- ■価格:88,000円
- ■提供形態:パッケージソフト
- ■無料トライアル:別途お問い合わせ
- ■対応機能:DBソフト
- ■動作環境:Windows、Linux
- ■スマホ利用:ー
SkyLink の比較ポイント
「SkyLink」はイースト株式会社が提供する、導入の手軽さが魅力のデータベース管理システム。操作感にも定評があり、新規システム導入の敷居が高く躊躇している企業におすすめです。
- 「SkyLink」の比較ポイント
- ■特徴:既存データベースの検索・更新ができる
- ■価格:84,000円~
- ■提供形態:パッケージソフト
- ■無料トライアル:体験版有り
- ■対応機能:ー
- ■動作環境:Windows
- ■スマホ利用:◯
Oracle Autonomous Database
Oracle Autonomous Database の比較ポイント
- ■簡単■ 入力項目がたったの4つで、データベースの構築が完了
- ■自動チューニング■ 機械学習機能を使うから、簡単なのに高性能
- ■低コスト■ 1時間からの従量課金&低コストな課金体系でTCO削減
日本オラクル株式会社が提供する「Oracle Autonomous Database」は、データ管理サイクルを自動化できるクラウドデータベースサービスです。作業を自律化させ、より効率を上げたい企業におすすめです。
- 「Oracle Autonomous Database」の比較ポイント
- ■特徴:世界初の自律型データベース
- ■価格:別途お問い合わせ
- ■提供形態:クラウド / オンプレミス
- ■無料トライアル:ー
- ■対応機能:DBソフト/データ統合/データ連携/データ移行/DBセキュリティ
- ■動作環境:別途お問い合わせ
- ■スマホ利用:ー
WaWa D-Be の比較ポイント
- 無料デモサイト・リモートデモ、いつでも無料体験が可能
- 低価格での利用が可能
- モバイルからのアクセスが可能
「WaWa D-Be」は株式会社アイアットOECが提供するデータベースソフトです。同社のグループウェア「WaWaOffice」と連携して利用できるため、データベースに限らず同時に様々な業務の効率化を検討している企業におすすめです。
- 「WaWa D-Be」の比較ポイント
- ■特徴:同社グループウェア「WaWaOffice」と連携できる
- ■価格:月額3,000円~/10ID
- ■提供形態:クラウド / SaaS / ASP
- ■無料トライアル:無料デモサイト、リモートデモ体験可
- ■対応機能:DBソフト/データ統合/データ連携/データ移行/DBセキュリティ
- ■動作環境:別途お問い合わせ
- ■スマホ利用:◯
日本ティーマックスソフト株式会社が提供。高い互換性が魅力のデータベース管理システム。大規模な環境での運用を目指す企業におすすめです。
- ■「TTA」というマルチスレッド基盤を実装
→高速通信と安定した処理を実現
- ■ユーザーごとのアクセスコントロール機能搭載
→高いセキュリティを実現
- ■既存アプリケーションはTiberoで使用可能
→大規模環境にも導入しやすい
- ■システムの負荷に連動したメモリ自動調整機能搭載
→システム増設時に必要メモリ量を予測できる
- ■管理ツールを提供
→バックアップやログ確認など便利な機能を実行可能
- ■価格:別途お問い合わせ
株式会社NIコンサルティングが提供。クラウド型のデータベース製品。簡単に利用できるため、システム担当者がいない会社にもおすすめです。
- ■Excel感覚で操作可能
→システム担当者がいなくても扱える
- ■豊富なテンプレートを搭載
→少ない準備で利用を始められる
- ■レスポンシブデザインに対応
→スマートフォンやタブレットからも利用可能
- ■ほかのシステムと連携可能
→SFAなどから情報を取り出せる
- ■データBOX同士の関連付けが可能
→関連付けられた情報はBOX間で最新状態を維持できる
- ■価格:月額480円~(ユーザー1人につき480円)
TIS株式会社が提供。あらゆるデータを一元管理できるデータベース管理システム。多様な形態のデータをまとめて管理したい企業におすすめです。
- ■テキストだけでなく音声、画像などのデータも一括管理できる
- ■プライベートクラウド環境で利用
→セキュリティが高い
- ■すべてのデータの権限を管理できる
→ユーザーが多くても扱いやすい
- ■承認フロー設定やログ確認機能搭載
→内部統制に役立つ
- ■66種500機能以上のアダプタ・コネクタ群を搭載
→他システムと連携し一元管理環境を構築
- ■価格:別途お問い合わせ
株式会社日本テクノ開発が提供。Webブラウザで利用できるデータベース。すぐに導入して使い始めたい企業におすすめです。
- ■Webブラウザで利用可能
→インストール不要ですぐに利用開始可能
- ■ブラウザのバージョンアップなどの影響は受けない
→環境変化への対応にコストがかからない
- ■豊富なテンプレートを搭載
→準備に時間をかける必要がない
- ■年1回の定期的なバージョンアップ
→新しい状態を維持できる
- ■導入サポートや活用支援が充実
- ■価格:別途お問い合わせ
データベース の製品を調べて比較
資料請求ランキングで製品を比較!
今週のランキングの第1位は?
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まだまだある!データベース製品比較
引き続き、主要なデータベース製品について紹介していきます。
Microsoft Access
Microsoftによる「Microsoft Access」はWindows向けのデータベースソフトです。小規模なデータの管理や簡易的なシステムの構築に適しています。
- 「Microsoft Access」の製品情報
- ■特徴:Microsoft社の定番データベース管理ソフト
- ■価格:月額1,360円~
- ■無料トライアル:◯
- ■スマホ利用:ー
SQL Server
「SQL Server」はMicrosoft提供のWindows専用データベースソフトで、「Microsoft Access」よりも容量が大きく、複雑なデータ管理にも適しています。
- 「SQL Server」の製品情報
- ■特徴:ビジネス利用に適したMicrosoft社のデータベース管理ソフト
- ■価格:$209~
- ■無料トライアル:ー(無料のテスト環境有り)
- ■スマホ利用:ー
高速機関
株式会社高速屋が提供する「高速機関」は、汎用サーバやパソコン上で使えるインメモリーSQLエンジンです。データベースに蓄積されたデータの高速活用を目指す企業におすすめです。
- 「高速機関」の製品情報
- ■特徴:速くて軽い大容量向けインメモリーSQL
- ■価格:別途お問い合わせ
- ■無料トライアル:ー
- ■スマホ利用:ー
Canbus.
「Canbus.」は株式会社システナが提供する、ユーザー数無制限で利用できるWebデータベースです。データを営業やマーケティングなど戦略的に活用したい企業におすすめです。
- 「Canbus.」の製品情報
- ■特徴:顧客管理や勤怠管理、会計業務などを集約できるWebデータベース
- ■価格:月額10,000円~
- ■無料トライアル:◯(無料体験版有り)
- ■スマホ利用:◯
無料で使えるデータベース製品比較
ここでは、データベースの中でも、オープンソースのデータベースや無料プランがある製品を紹介します。
MySQL
Oracle提供の「MySQL」は世界中で多く活用されている、オープンソースデータベースです。導入企業も多く、ネット上で知識が収集しやすいのが特徴です。
- 「MySQL」の製品情報
- ■特徴:世界中で最も知られているオープンデータベース管理システム
- ■価格:0円~
- ■無料トライアル:ー
- ■スマホ利用:ー
PostgreSQL
「PostgreSQL」はオープンソースのリレーショナルデータベース管理システムです。30年以上の開発実績により、「MySQL」に続いて世界中で使われています。
- 「PostgreSQL」の製品情報
- ■特徴:オープンソースの多機能データベース管理システム
- ■価格:0円
- ■無料トライアル:ー
- ■スマホ利用:ー
SQLite
「SQLite」は、オープンソースのSQLデータベースエンジンを実装したシステムです。高速でコンパクトなためテスト運用などに使われています。
- 「SQLite」の製品情報
- ■特徴:テスト運用に最適な簡易データベースソフト
- ■価格:0円
- ■無料トライアル:ー
- ■スマホ利用:ー
データベースを導入してできること
データベースを導入すると、どのようなことができるのでしょうか。
データの整理ができる
データベースを活用すると、情報を整理した状態で管理できます。
データベースにおけるデータの整理方法をデータモデルと呼びます。多くのデータベースではリレーショナルモデル(関係モデル)が採用されてきました。データの重複を避けられる、データを検索しやすいなどのメリットがあるためです。
ただし、近年はNoSQLというデータモデルを採用したデータベースも増加傾向にあります。
データをスムーズに操作できる
データベースは、一般的なパソコンで用いられるファイルシステムと同じように、視覚的にわかりやすい状態でデータを操作できます。
細かい処理はデータベース言語のSQLを用いる必要がありますが、多くはグラフィックにおけるマウス操作で扱うことが可能です。
管理しているデータを検索できる
視覚的に操作しやすいだけであれば、ファイルシステムと変わりません。
データベース最大のメリットは、欲しい情報を見つけやすいことです。広く用いられているリレーショナルモデルのデータベースでは、データの重複入力が許されません。
つまり、特定の情報を検索した際に該当する情報は一つしか見つからないということです。目的のデータが見つかった瞬間に検索作業を終了できるため、検索効率が高いです。
データベースを選ぶポイント
データベースを選ぶ際には、どのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。
自社にデータベースエンジニアがいるか
自社にデータベースエンジニアがいるかどうかで選ぶべき製品は大きく変わります。データベースエンジニアは、以下の業務をこなします。
- 設計・開発
- データベースアプリケーションを用いてデータベースを作る
- 管理
- サーバの最適化や効率化
- 運用
- アクセス権管理やバックアップ
もしデータベースエンジニアが自社にいないのであれば、上記の手間があまりかからない製品を選ぶ必要があります。直感的な操作が可能なもの、サーバの管理を任せられるクラウド型のサービスなどがよいでしょう。
どのようなデータをどの程度扱うか
扱うデータの量によって、選ぶべきデータベース製品は異なります。
たとえば、小規模な事業の顧客情報管理であれば、Excelで充分対応できるかもしれません。逆に、たくさんある支店の販売情報を管理するのであれば、データベース製品が良いでしょう。
また、データの種類によっても選ぶべき製品は異なります。データベース製品の中には、顧客情報管理用や見積書管理用など、用途に特化したものも少なくありません。
製品の利用目的がはっきりしているのであれば、それに応じた製品を比較検討しましょう。
サポート体制は十分な製品か
データベース製品を選ぶ際には、製品の特徴だけでなくベンダーの情報も確認することが大切です。どんなに優れた製品であっても、困ったときにサポートを受けられるかどうかで使い勝手は大きく変わるでしょう。
製品を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
- ■電話やメールでの24時間365日体制サポート
- ■マニュアル
- ■導入支援、運用支援サービス
- ■定期的なアップデート
無償のサービスもあれば、有償オプションサービスもあります。ベンダーによって体制は異なるので、よく比較しましょう。
自社に合った製品を導入してデータを整理整頓しよう
一口にデータベース製品といっても、その形態や特徴はさまざまです。自社にエンジニアがいるか、扱うデータの種類や量、サポート体制の有無などを意識して製品を選びましょう。
データベースを導入することで、データの整理や活用がよりスムーズになります。ぜひ参考にして、データベース製品を比較検討してください。