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【2025年】データベースの現状と最新トレンドとは?特徴、課題も解説

【2025年】データベースの現状と最新トレンドとは?特徴、課題も解説

『データベース』『RDB・NoSQL』を理解したい方に向けて、データベースに関する基本的な内容をやさしく解説します。また、データベースの運用上知っておくべきポイントや、データ管理の効率化につながる方法についても紹介。データベース担当者として正しく理解するために、また情報システム担当者として業務精度を高めるために、どちらの立場にも役立つ情報をまとめています。

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目次

    リレーショナルデータベース(RDB)以前

    初めてデータベースがソフトウェアとして登場したのは1960年代です。この時代では、階層型データベースとネットワーク型データベースが主流でした。コンピュータが大きく、高価だった時代に機械への負担を減らすため、目的ごとにデータベースが細分化されていたのが特徴です。

    しかし、別々のデータベースに蓄積されたデータを関連づけることや、構築・運用・保守の手間などが課題でした。

    階層型データベースやネットワーク型データベースといったデータベースの種類は、以下の記事で詳しく解説しています。

    関連記事 データベースとは?基礎知識を初心者にわかりやすく解説!

    リレーショナルデータベース(RDB)

    リレーショナルデータベース(RDB)とは、複数のデータベースから情報を関連付け、同じ項目を同期できるデータベースです。RDBの登場により、いくつかのデータベースに存在する項目を一度に抽出できるようになりました。また、プログラミング言語が「SQL」に置き換えられたことで、作業の高速化も実現しました。

    RDBでは、定義された条件に当てはまるすべてのデータを集め、後に取り出しやすいように、表と列による一つのテーブルで保管しています。ここからはRDBの機能について活用事例をもとに解説します。

    RDBの活用事例

    RDBでは、個人情報を社員番号などでデータ管理し、入社してからの異動や昇進もすべて記録可能です。例えば過去の議事録を出力するときは、議事録に書かれた社員番号から個人情報を抽出して、議事録出席時の情報と最新情報をあわせて一つの情報とします。この作業により、会議出席時の立場と現在の社員情報が一度にわかります。

    このように複数のデータベースの同じ項目を同期させることで、データベースの活用の幅が広がっていきました。これによりRDBは、一気に流行し現在でもデータベースの主流となっています。

    スケールできないというRDBの課題

    しかしRDBには、サーバの台数を増やして性能を向上させるスケールアウトに限界があります。Webサービスの多様化により文章や動画、画像などを処理する際、規模が大きくなると同期の遅延が起きたり、運用の複雑さが増したりします。このように実用的な範囲を超えてきたため、処理能力の拡張が必須となりました。

    そこで新たなデータベース技術、柔軟かつ多彩な拡張性をもつ「NoSQL」が注目されるようになったのです。

    データベースの最新トレンド「NoSQL」とは

    RDBの課題を解決するNoSQLとはどのようなデータベースでしょうか。その特性や課題について見ていきましょう。

    高い拡張性をもつNoSQL

    NoSQLとは、FacebookやGoogleが独自に開発した新しいデータベース技術で、以前のRDBに比べ高い拡張性をもちます。RDBはSQLによってデータベースを操作しますが、NoSQLはその名のとおりSQLを用いることはありません。そのため「SQLに代わる存在」という意味も含め、「NoSQL」と名付けられました。

    トランザクションが不要なため耐障害性があり、高速処理が行える点が特徴です。またサーバの台数に比例して拡張できるスケールアウトが可能です。データの取得と格納が高度に最適化されているのがメリットの一方で、データ加工が難しいなどのデメリットもあります。

    NoSQLについては、以下の記事で詳しく解説しています。

    関連記事 データベースの種類を3つ紹介!RDBMSとNoSQLの違いも解説

    NoSQLデータベースの種類と特徴

    NoSQLデータベースには、以下のように、目的やデータ構造に応じていくつかのタイプに分類されます。

    • ● キーバリュー型:単純なキーと値のペアでデータを格納。高速処理に優れ、セッション管理などに最適。
    • ● ドキュメント型:JSONやXML形式でデータを柔軟に保存。Webアプリケーションと親和性が高い
    • ● カラム指向型:列単位でデータを管理。分析処理に強く、ビッグデータ活用に適する。
    • ● グラフ型:ノードとエッジで関係性を表現。SNSやレコメンドエンジンなど複雑な関係データに有効。

    NoSQLの課題

    RDBのスケールできないという課題を解決する技術がNoSQLです。ただNoSQLには導入コストが高いといった課題があり、まだまだトレンドの中心はRDBといえます。しかし、今後注目を集めていくことは間違いないでしょう。

    以下の記事では、おすすめのデータベースソフトを2024年ITトレンド年間資料請求ランキングの順に紹介します。特徴や価格などの選定ポイントをまとめているので、気になる製品があればぜひ資料請求してみてください。

    関連記事 RDB(リレーショナルデータベース)7選比較!価格や機能を一覧表で比較

    データベースの今後

    現在、リレーショナルデータベース(RDB)がデータベースのトレンドとなっています。そんな中、新たにNoSQLなど、ポストRDBが誕生しました。しかし、この新しいデータベース技術は決してRDBを否定するものではありません。むしろ積極的に、RDBを今まで以上に活用するための仕組み作りといってもよいでしょう。

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