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データベースサービスの運用体制はどう整える?少人数・多拠点・グループ会社別に解説

データベースサービスの運用体制はどう整える?少人数・多拠点・グループ会社別に解説

データベースサービスは、運用にあたる人員や拠点の数、部門の体制によって、必要な機能や確認しておきたい条件が変わる場合があります。この記事では、エンジニア1人での運用や情シス不在の会社、多拠点展開、本社による一括管理、グループ会社をまたぐ組織など、体制別に整えておきたい観点を解説します。

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目次

    データベースサービスの運用体制を考える際の基本ポイント

    運用体制を整える際は、誰がどこまでの作業を担当するのかを明確にしたうえで、必要な機能を比較することが判断の助けになります。まずは基本となる考え方を整理します。

    運用体制によって変わる必要な機能

    専任の担当者を複数配置できる会社と、限られた人数で運用する会社では、データベースサービスに求める自動化の範囲が異なります。担当者の人数や専門知識のレベルにあわせて、必要な機能を整理しておくとよいでしょう。

    例えば、担当者が少ない場合はバックアップや監視を自動化できる機能の優先度が高くなりやすく、専任チームがいる場合は細かな設定変更ができる柔軟性が重視される場合があります。自社の体制を踏まえたうえで比較軸を決めることが大切です。

    情報システム部門の有無による確認ポイントの違い

    情報システム部門がある会社では、部門内でルールを定めて運用できる一方、部門がない会社では、担当者が他業務と兼務しながら運用するケースが多くなります。どちらの場合も、トラブル発生時の対応フローを事前に決めておくことが望ましいといえます。

    情報システム部門がない場合は、ベンダーのサポート窓口にどこまで相談できるかを確認しておくと安心です。マニュアルの整備状況や、初期設定を支援してもらえるかどうかも、運用開始前に確認しておきたい項目です。担当者が異動や退職をした場合に備え、設定内容を引き継ぎやすい形で記録しておくことも運用体制を整えるうえで欠かせません。

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    エンジニア1人や情シス不在でも運用しやすい条件

    担当者が1人しかいない会社や、情報システム部門がない会社では、運用の負担を抑えられる機能があるかが重要な確認点になります。ここでは確認しておきたい条件を紹介します。

    少人数体制で確認したい自動化の範囲

    エンジニアが1人で運用する場合、日々の監視やバックアップ作業に多くの時間を割くことは難しくなります。バックアップの自動取得や、異常を検知した際の通知機能があるかを確認しておくと、日常的な作業負担を抑えやすくなります。

    障害が起きた際に、自動でリソースを切り替える仕組みがあるかも確認しておきたい点です。1人ですべての対応を担う体制では、深夜や休日に障害が発生した場合の対応方針も検討しておく必要があります。さらに、緊急時にベンダーへ連絡できる時間帯や連絡手段も契約前に確認しておくと安心です。

    情シスが不在の会社が比較したいサポート体制

    情報システム部門がない会社では、専門知識を持つ担当者がいない状態で運用が始まる場合があります。そのため、設定作業を代行してもらえるか、それとも案内のみになるのか、サポートの範囲を事前に確認しておくことが大切です。

    また、電話やチャットで気軽に相談できる窓口があるかも比較のポイントになります。マニュアルや導入事例が公開されているかも確認し、自社に近い規模の会社がどのように運用しているかを参考にするとよいでしょう。導入時に基本的な設定を代行してもらえるオプションがあるかも、あわせて確認しておくと安心です。

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    多拠点からのアクセスに対応する運用の仕組み

    複数の拠点から同じデータベースにアクセスする場合、拠点ごとの通信環境やアクセス権限の違いを踏まえた運用設計が必要になります。ここでは確認しておきたい観点を紹介します。

    複数拠点からのアクセスで確認したい性能

    拠点数が増えるほど、同時にアクセスするユーザー数や通信量が増加する傾向があります。拠点間の距離やネットワーク環境によっては、応答速度に差が出る場合があるため、想定される利用環境での性能を確認しておくとよいでしょう。

    あわせて、拠点ごとの通信状況を監視できる機能があるかも確認しておきたい点です。特定の拠点だけ応答が遅いといった状況を把握できれば、原因がデータベース側にあるのか、拠点のネットワーク環境にあるのかを切り分けやすくなります。海外拠点を含む場合は、データの保管場所や通信の遅延についても事前に確認しておきましょう。

    拠点ごとの権限管理で比較したい機能

    多拠点で運用する場合、拠点ごとに閲覧・編集できる範囲を分けたいケースが出てきます。権限設定を拠点単位や部署単位で細かく分けられるかどうかは、比較の際に確認しておきたい項目です。

    また、拠点側の担当者が誤って他拠点のデータを変更してしまう事態を避けるため、操作履歴を確認できる機能があるかもあわせて確認しましょう。権限設計は運用開始後に見直す場合もあるため、変更のしやすさも確認しておくと安心です。拠点の増減にあわせて権限設定を柔軟に追加・削除できるかどうかも、比較の際に見ておきたいポイントです。

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    本社による一括管理とグループ会社の統合運用

    複数のシステムやグループ会社を抱える組織では、本社が主導してデータベースを一括管理したいという要望が出てくる場合があります。ここでは統合運用の視点を整理します。

    本社で全システムを一括管理する際の観点

    複数のシステムのデータベースを本社側でまとめて把握したい場合、各システムの稼働状況やデータ量を一元的に確認できる管理画面があるかを確認しておくとよいでしょう。個別のシステムごとに確認作業が発生すると、管理の手間が増えてしまいます。

    あわせて、システムごとに異なる担当者が運用している場合、権限や操作履歴を本社側からも確認できる仕組みがあるかも重要な観点です。現場の運用を妨げない範囲で、本社が状況を把握できる体制を整えることが望ましいといえます。本社と現場それぞれの権限範囲を事前に取り決めておくと、確認作業をめぐる混乱を防ぎやすくなります。

    グループ会社間でデータベースを統合管理する方法

    グループ会社ごとに異なるデータベースサービスを利用している場合、統合管理を進める際にはデータ形式や運用ルールのすり合わせが必要になる場合があります。統合を進める前に、各社の利用状況を洗い出しておくとよいでしょう。

    統合管理の仕組みを導入する際は、グループ全体で一律のルールを適用するのではなく、各社の業務内容にあわせた運用の余地を残しておくことも大切です。移行期間中は旧システムとの並行運用が必要になる場合もあるため、事前にスケジュールを検討しておきましょう。グループ会社ごとに契約や請求を分けたいのか、まとめたいのかによっても、選ぶべき契約形態は変わってきます。

    情シスと開発部門が分業する場合の運用設計

    情報システム部門と開発部門がそれぞれ異なる役割を担う組織では、双方が使いやすい運用設計を検討する必要があります。ここでは分業体制での確認点を紹介します。

    情シスと開発部門で役割を分ける際の確認点

    情報システム部門がインフラ全体の管理を担い、開発部門がアプリケーション開発に集中する体制では、それぞれの役割にあわせた権限設定ができるかを確認しておくとよいでしょう。役割が曖昧なまま運用を始めると、変更作業の責任範囲が不明確になる場合があります。

    あわせて、開発環境と本番環境を分けて管理できる機能があるかも確認しておきたい点です。開発部門が検証作業を行う際に、本番データへ影響が及ばない仕組みが整っているかどうかは、事前に確認しておくべき重要な項目です。検証環境を短期間だけ増やせる料金体系になっているかも、開発スケジュールにあわせて確認しておくとよいでしょう。

    分業体制での連携をスムーズにする工夫

    情シスと開発部門が分業する場合、双方の間で情報共有が不足すると、設定変更の意図が伝わらずに混乱が生じる場合があります。変更履歴を共有できる仕組みや、定例的な情報共有の場を設けることが望ましいといえます。

    また、どちらの部門が最終的な責任を持つかを事前に整理しておくことも重要です。責任範囲を明確にしたうえで、双方が確認しやすいドキュメントやログを整備しておくと、分業体制でもスムーズな運用につながりやすくなります。担当者の異動や退職があった場合に備え、設定内容や運用ルールを引き継ぎやすい形で残しておくことも忘れずに検討しましょう。定期的に運用ルールを見直す機会を設けることも、体制を維持するうえで役立ちます。

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    運用体制別に検討したいデータベース製品例

    少人数体制でも扱いやすい製品と、本社が複数拠点やグループ会社の状況を把握しやすい製品をあわせて紹介します。自社の運用体制にあわせて比較の参考にしてください。

    キントーン

    サイボウズ株式会社
    《キントーン》のPOINT
    1. AIとノーコードで業務アプリをシュシュッとつくれる
    2. 「アプリ」同士はデータで紐付けて連携できる
    3. プラグイン・連携サービスと組み合わせてデータ活用を促進

    サイボウズ株式会社が提供する「キントーン」は、プログラミングの知識がなくても業務用アプリを作成できるクラウド型のデータベースサービスです。サーバーの保守作業がクラウド側で行われるため、情報システム部門が不在の会社やエンジニアが少人数の体制でも運用を始めやすくなっています。管理画面から利用者ごとの権限をまとめて設定できる点も特徴です。

    楽々Webデータベース

    住友電工情報システム株式会社
    《楽々Webデータベース》のPOINT
    1. 活エクセル|Excelを活用したままExcel業務の課題解決
    2. かんたん構築|ノーコードでだれもがIT人材に
    3. つなげて活用|貯めたデータも人もつなげて新たな価値を

    住友電工情報システム株式会社が提供する「楽々Webデータベース」は、ノーコードで業務用のWebデータベースを構築できるパッケージ製品です。拠点ごとにアクセス範囲を分けたり、部署単位で権限を設定したりできるため、多拠点展開する組織の運用設計にも活用しやすくなっています。オンプレミス・クラウドいずれの環境にも対応します。

    Dr.Sum

    ウイングアーク1st株式会社
    《Dr.Sum》のPOINT
    1. 導入実績7,700社超!顧客満足度No.1・サポート品質ランク★★★
    2. 散在したデータを一元化、10億件のデータも1秒台で◆高速集計◆
    3. 直感的な操作で誰でも簡単にデータ分析が可能

    ウイングアーク1st株式会社が提供する「Dr.Sum」は、大量データの集計・分析に特化したデータベース型のBI基盤です。複数のシステムやグループ会社に分散したデータを統合して扱えるため、本社が各拠点・各社の状況をまとめて把握したい場合の運用設計にも活用できます。

    SQLデータベースモニターソフトウェア (SolarWinds Japan株式会社)

    製品・サービスのPOINT
    1. 機械学習でデータベースの異常を検出
    2. AIでクエリ調整とボトルネック修正を支援
    3. マルチクラウドDBに対応

    IBM Db2 (日本アイ・ビー・エム株式会社)

    《IBM Db2》のPOINT
    1. AIによるリアルタイム分析と意思決定の支援
    2. オンプレとクラウドに対応し、柔軟な展開が可能。
    3. 高可用性とセキュリティで強固なデータ管理を実現。

    まとめ

    データベースサービスの運用体制は、エンジニア1人での運用や情シス不在の会社、多拠点展開、グループ会社をまたぐ組織など、体制によって必要な条件が異なる場合があります。自社の運用体制を整理したうえで、複数の製品を比較検討してみてください。資料請求を活用すると、比較の手間を抑えやすくなります。

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