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データベースサービスの機能とは?バックアップから高可用性まで確認したい観点を解説

データベースサービスの機能とは?バックアップから高可用性まで確認したい観点を解説

データベースサービスには、バックアップの自動化やレプリケーション、自動スケーリング、監視・アラート、フェイルオーバー、パフォーマンスチューニング支援など、運用を支えるさまざまな機能があります。この記事では、機能ごとの役割と選定時に確認しておきたい視点をあわせて解説します。

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目次

    データベースサービスに搭載される主な機能の全体像

    データベースサービスの機能は、平常時の運用を支える機能と、障害時の対応を支える機能に大きく分けられます。まずは機能を比較する際の基本的な考え方を整理します。

    機能を比較する際の基本的な視点

    機能を比較する際は、名称だけで判断するのではなく、実際にどこまで自動化されているか、どの程度の設定が必要かを確認することが大切です。同じ名称の機能でも、製品によって対応範囲が異なる場合があります。

    例えば「自動バックアップ」と表示されていても、保存期間や復元にかかる手順は製品ごとに異なります。機能名だけで判断せず、公式資料や問い合わせを通じて具体的な仕様を確認することが、選定時の見落としを防ぐことにつながります。複数製品を比較する際は、同じ観点での質問項目を用意しておくと、条件をそろえた比較がしやすくなります。

    自社の運用体制にあわせた機能選定

    すべての機能が自社にとって必要とは限りません。担当者の人数や専門知識のレベルにあわせて、優先すべき機能を整理しておくとよいでしょう。機能が多いほど良いとは限らず、使いこなせるかどうかも重要な観点です。

    特に少人数で運用する場合は、設定や監視を自動化できる機能を優先し、専任チームがいる場合は細かなチューニングができる機能を重視するなど、体制にあわせた選び方が判断の助けになります。機能ごとに追加費用が発生するかどうかもあわせて確認し、優先度の高い機能から検討していくとよいでしょう。導入前に必要な機能の優先順位を整理しておきましょう。将来的に体制が変わる可能性がある場合は、後から機能を追加できる柔軟性も比較材料に加えておくとよいでしょう。

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    自動バックアップとレプリケーションによる冗長化

    データの保全にかかわる機能として、自動バックアップとレプリケーションは多くのデータベースサービスに搭載されています。ここでは確認しておきたい範囲を紹介します。

    自動バックアップ機能で確認したい範囲

    自動バックアップ機能は、手作業でのバックアップ漏れを防ぐうえで役立ちます。確認すべき点は、バックアップの取得頻度、保存期間、そして実際にデータを復元できるかどうかです。取得だけでなく復元までを含めて確認しておきましょう。

    また、バックアップデータの保存先が複数箇所に分散されているかも重要な観点です。1か所にのみ保存している場合、災害時にバックアップごと失われるリスクがあります。保存先の分散状況は、契約前に確認しておきたい項目です。あわせて、バックアップからの復元にかかる時間の目安も確認しておくと、障害発生時の対応計画を立てやすくなります。

    レプリケーションによる冗長化の仕組み

    レプリケーションは、データの複製を別の場所に用意しておく仕組みです。障害が発生した際に複製側へ切り替えることで、業務への影響を抑えられる場合があります。複製の反映速度や整合性の保ち方は製品によって異なります。

    複製先へのデータ反映にはわずかな遅延が生じる場合があり、タイミングによってはデータの不整合が起こる可能性もあります。どの程度の遅延が想定されるか、不整合が起きた際にどのように検知・修正できるかを確認しておくと安心です。複製の台数を増やせるかどうかも、可用性を高めたい場合には確認しておきたい項目です。

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    自動スケーリングと監視・アラート機能

    アクセス数やデータ量の変化に対応する自動スケーリングと、状況を把握するための監視・アラート機能は、運用の負担を軽減するうえで役立つ機能です。ここでは確認しておきたい観点を紹介します。

    負荷に応じた自動スケーリングの仕組み

    自動スケーリングは、アクセスが集中した際に処理能力を自動で増やし、落ち着いた際に縮小する仕組みです。スケーリングの反応速度や、対応できる負荷の上限は製品によって異なるため、想定される最大アクセス数を踏まえて確認しておきましょう。

    あわせて、スケーリングにかかる費用がどのように発生するかも確認しておきたい点です。自動で拡張される分、想定外の費用が発生する場合もあるため、上限を設定できる機能があるかどうかもあわせて確認しておくと安心です。過去のアクセス傾向を分析し、必要なリソース量を事前に見積もっておくことも費用管理の面で役立ちます。

    監視・アラート機能で確認したい観点

    監視・アラート機能は、異常が発生した際に担当者へ通知する仕組みです。通知の方法がメールなのか、チャットツールと連携できるのかなど、自社の運用フローにあった通知方法が選べるかを確認しましょう。

    また、どのような状態を異常とみなすか、しきい値を自社で調整できるかも重要な観点です。しきい値の設定が細かくできない場合、不要な通知が多く届いたり、逆に重要な異常を見逃したりする場合があります。通知先を複数人に設定できるかどうかも、特定の担当者だけに負担が集中しない体制づくりに役立ちます。

    ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品で比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でデータベースの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。

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    自動フェイルオーバーによる高可用性の実現

    自動フェイルオーバーは、稼働中のシステムに障害が起きた際に、待機系へ自動的に切り替える仕組みです。ここでは高可用性を支える仕組みを整理します。

    フェイルオーバーの仕組みと切り替え時間

    フェイルオーバーの切り替えには、検知から完了までに一定の時間がかかります。この時間はサービスの停止時間に直結するため、想定される切り替え時間を事前に確認しておくことが重要です。切り替え中は一時的に接続できない場合があります。

    また、切り替え後に処理中のデータが失われないか、途中の処理がどのように扱われるかも確認しておきたい点です。切り替えが発生したことを担当者へ通知する仕組みがあるかどうかも、事後の原因確認をスムーズに進めるうえで役立ちます。切り替え時の挙動は製品や設定によって異なるため、想定される障害シナリオにあわせて事前に確認しておきましょう。切り替え後にアプリケーション側の再接続が自動で行われるかどうかも、確認しておくべき重要な観点です。

    高可用性を支えるその他の仕組み

    高可用性は、フェイルオーバーだけでなく、負荷分散や複数拠点への分散配置など、複数の仕組みの組み合わせによって実現される場合があります。単一の機能だけで高可用性が保証されるわけではない点に注意しましょう。

    あわせて、稼働率に関する情報が公開されているかも確認しておくとよいでしょう。ただし、稼働率の算出条件は製品によって異なるため、単純な数値の比較ではなく、算出条件も含めて確認することが望ましいといえます。計画的なメンテナンス時間が稼働率の対象に含まれるかどうかも、確認しておきたい細かな点です。

    パフォーマンスチューニングを支援する機能

    データベースの処理速度を維持するためには、定期的なチューニングが必要になる場合があります。ここでは支援機能について紹介します。

    チューニング支援機能の種類

    チューニング支援機能には、処理の遅いクエリを自動で検出する機能や、インデックスの見直しを提案する機能などがあります。これらの機能があれば、専門知識が少ない担当者でも改善のきっかけを見つけやすくなります。

    ただし、提案される内容がそのまま自社の環境に適しているとは限りません。提案を参考にしつつ、実際の業務影響を確認しながら適用することが望ましいといえます。適用前に検証環境で試せるかどうかもあわせて確認しておきましょう。専門知識を持つ担当者がいない会社では、提案内容の解説をあわせて確認できるかどうかも判断材料になります。

    支援機能を活用する際の留意点

    チューニング支援機能は便利な反面、自動で設定を変更する機能を有効にする場合は、意図しない変更が業務に影響しないよう注意が必要です。変更内容を事前に確認できる仕組みがあるかを確認しておきましょう。

    また、チューニングの効果を数値で確認できるレポート機能があると、改善の効果を把握しやすくなります。改善前後の数値を比較できる仕組みがあれば、対応の効果を社内で共有しやすくなり、継続的な見直しにもつながります。定期的にレポートを確認し、必要に応じて設定を見直す運用体制を整えておくことが望ましいといえます。レポートの確認頻度をあらかじめ決めておくと、改善のタイミングを逃しにくくなります。

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    機能面から比較したいデータベース製品例

    操作性を重視した製品から、監視・分析に強みを持つ製品まで、機能面での特徴が異なる製品をあわせて紹介します。自社が優先したい機能と照らし合わせて比較してみてください。

    キントーン

    サイボウズ株式会社
    《キントーン》のPOINT
    1. AIとノーコードで業務アプリをシュシュッとつくれる
    2. 「アプリ」同士はデータで紐付けて連携できる
    3. プラグイン・連携サービスと組み合わせてデータ活用を促進

    サイボウズ株式会社が提供する「キントーン」は、プログラミングの知識がなくても業務用アプリを作成できるクラウド型のデータベースサービスです。操作履歴やアクセス権限の設定機能を備えており、専門知識が少ない担当者でも運用しやすい設計になっています。バックアップなどの基盤運用はクラウド側で行われます。

    楽々Webデータベース

    住友電工情報システム株式会社
    《楽々Webデータベース》のPOINT
    1. 活エクセル|Excelを活用したままExcel業務の課題解決
    2. かんたん構築|ノーコードでだれもがIT人材に
    3. つなげて活用|貯めたデータも人もつなげて新たな価値を

    住友電工情報システム株式会社が提供する「楽々Webデータベース」は、ノーコードで業務用のWebデータベースを構築できるパッケージ製品です。項目やレイアウトを画面上で設定できるほか、権限設定を細かく分けられる機能も備えており、業務内容にあわせた柔軟なカスタマイズができます。

    Dr.Sum

    ウイングアーク1st株式会社
    《Dr.Sum》のPOINT
    1. 導入実績7,700社超!顧客満足度No.1・サポート品質ランク★★★
    2. 散在したデータを一元化、10億件のデータも1秒台で◆高速集計◆
    3. 直感的な操作で誰でも簡単にデータ分析が可能

    ウイングアーク1st株式会社が提供する「Dr.Sum」は、大量データの集計・分析に特化したデータベース型のBI基盤です。複数のシステムに蓄積されたデータを統合し、高速な検索・集計処理を行える設計になっており、パフォーマンス面を重視する場合の比較先として検討できます。

    SQLデータベースモニターソフトウェア (SolarWinds Japan株式会社)

    製品・サービスのPOINT
    1. 機械学習でデータベースの異常を検出
    2. AIでクエリ調整とボトルネック修正を支援
    3. マルチクラウドDBに対応

    IBM Db2 (日本アイ・ビー・エム株式会社)

    《IBM Db2》のPOINT
    1. AIによるリアルタイム分析と意思決定の支援
    2. オンプレとクラウドに対応し、柔軟な展開が可能。
    3. 高可用性とセキュリティで強固なデータ管理を実現。

    まとめ

    データベースサービスの機能は、バックアップやレプリケーション、自動スケーリング、監視・アラート、フェイルオーバー、チューニング支援など多岐にわたります。自社の運用体制にあわせて必要な機能を整理し、複数の製品を比較検討してみてください。

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