ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■配信の目的別
- メルマガで定期的に情報発信したい:WiLL Mail、オレンジメール、お名前.comメールマーケティング
- ステップメールで見込み客と関係を築きたい:ブラストメール、WiLL Mail、アララ メッセージ、Cuenote FC、お名前.comメールマーケティング、オートビズプロ、スターセブン
- 来店客にクーポンやお知らせを送りたい:PriusPro、モバイル・メール・システム、スターセブン
- ■料金体系別
- 無料プランから始められる:メール配信プリモ
- 配信数に応じた従量課金:アララ メッセージ、WiLL Mail
- 登録件数に応じた月額固定:ブラストメール、Cuenote FC、オレンジメール、コンビーズメールプラス、スターセブン
個人事業主のBCC一斉送信に潜むリスク
パソコンやスマートフォンのメールソフトで、BCC欄に宛先を並べて送る方法は手軽です。しかし送信先が増えると、操作ミスや迷惑メール判定といったリスクが大きくなります。代表的なものを確認しておきましょう。いずれも、送信先が少ないうちは気づきにくい点です。
宛先の入れ間違いによるアドレスの流出
BCCに入れるつもりの宛先をTOやCCに入れてしまうと、受信者全員にほかのお客様のメールアドレスが見えてしまいます。メールアドレスは、氏名と組み合わさると個人情報にあたる場合があります。
個人事業主でも、顧客から信頼を失うおそれがあり、謝罪や連絡の対応に時間を取られます。メール配信システムでは宛先ごとに1通ずつ個別に送られるため、ほかの受信者のアドレスが見える心配がありません。送信前にテスト配信で見え方を確認できる製品もあります。
送信の制限や迷惑メールへの振り分け
一般的なメールサービスには、一度に送れる宛先の数や1日の送信数に上限が設けられている場合があります。上限を超えると、送信が一時的に止まることがあります。
また、同じ内容を多数の宛先へ一度に送ると、受信側で迷惑メールと判定される場合もあります。判定には、送信元の設定や受信者の反応といった複数の要素が関わります。お客様から届いていないと言われる場面が増えたら、仕組みを見直す時期といえます。読者が増えるほど、手作業で一件ずつ確認するのは難しくなるためです。
メール配信システムで個人事業主の手間が減る場面
メール配信システムは、一斉配信だけでなく、読者の登録や配信停止、効果の確認までを自動化できる仕組みです。一人で事業を回す個人事業主にとって、手作業を減らせる場面を紹介します。本業に使える時間を確保するうえでも、自動化できる作業を把握しておきましょう。
読者登録と配信停止の自動受け付け
メール配信システムには、Webサイトに置ける登録フォームを作れるものがあります。お客様がフォームから登録すると、配信リストに自動で追加されます。
配信停止も、メール内のリンクからお客様自身で手続きできます。これまで返信メールを見て手作業でリストから消していた場合、消し忘れによる誤送信を防ぎやすくなります。名簿の管理を自分一人で抱えなくてよい点は、個人事業主にとって大きな利点です。
開封やクリックによる反応の確認
メール配信システムでは、メールが開かれた割合や、本文のリンクがクリックされた数を確認できるものがあります。どの件名やどの話題に反応があったかがわかれば、次の配信内容を考える材料として活用できます。
ただし、受信側の設定によっては開封が正しく計測されない場合もあります。開封率だけで判断せず、クリック数や問い合わせ、来店や購入の数とあわせて振り返ると、配信の効果をつかみやすくなります。
予約配信とステップメール
予約配信は、あらかじめ作った原稿を指定の日時に送る機能です。施術や作業の合間でも、お客様が読みやすい時間帯に届けられます。土日や夜間に営業している業種でも、配信のために作業の手を止める必要がありません。
ステップメールは、登録した日を起点に、決めた順番に複数のメールを自動で送る機能です。例えば、登録直後にお礼、3日後にサービスの紹介、1週間後に事例を送るといった流れを組めます。対応している製品とそうでない製品があるため、使いたい場合は事前に確認しましょう。
メルマガ送信で守る特定電子メール法のルール
広告や宣伝を目的としたメールには、特定電子メール法のルールが適用されます。個人事業主が送るメルマガやセールのお知らせも対象になり得るため、送り始める前に要点を押さえておきましょう。
同意を得た相手への送信と同意の記録
広告宣伝のメールは、原則として受信者から事前に同意を得た相手にだけ送れます。名刺交換をしただけの相手や、問い合わせを受けただけの相手には、送る前に同意の有無を確認しましょう。
同意を得た日時や方法を記録しておくことも求められています。登録フォーム経由で受け付けると、登録日時がシステムに残るため管理の手間を減らせます。紙のアンケートで同意を得た場合は、用紙を保管しておくなど記録の残し方を決めておきましょう。同意を取り消したいという連絡があった場合の対応方法も、あわせて決めておくと安心です。
送信者情報と配信停止先の表示
メール本文には、送信者の氏名または名称と、受信拒否の連絡を受け付けるメールアドレスやURLを表示する義務があります。受信拒否ができる旨も、連絡先の前後に書き添えます。
住所や苦情を受け付ける連絡先も表示が必要ですが、表示する場所は本文に限られていません。自宅で開業している個人事業主は、住所の示し方を迷う場合があるため、総務省や迷惑メール相談センターが公開している情報で確認しましょう。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でメール配信システムの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
個人事業主向けメール配信システムの料金の見方
メール配信システムの料金体系は、無料プラン、配信数に応じた従量課金、登録件数に応じた月額固定などに分かれます。個人事業主は配信頻度と読者数から、自分にあう体系を選びましょう。料金の単位や上限の数え方は製品ごとに異なるため、条件をそろえて比べることが大切です。
無料プランで確認したい制限
無料プランは、費用をかけずに試せる点が魅力です。一方で、製品によっては登録できる件数や月の配信数に上限があったり、メールに提供会社の広告が表示されたりする場合があります。
独自ドメインのアドレスから送れない、サポートがメールのみといった制限がある製品もあります。お客様に届くメールの見た目に関わる部分は特に確認し、有料プランに移るときの料金や、データを引き継げるかも把握しておきましょう。
配信頻度と読者数で考える有料プランの選び方
月に1、2回のお知らせ程度なら、配信した分だけ支払う従量課金のほうが割安な場合があります。週に何度も配信するなら、登録件数に応じた月額固定のほうが費用を見通しやすくなります。
読者が増えると上位のプランへ移る必要が出てくるため、1年後の読者数を想定して料金を比べておくと安心です。帳簿付けに備えて、領収書や請求書の受け取り方法も確認しておきましょう。
独自ドメインでメール配信を始める準備
メール配信システムでは、フリーメールのアドレスより、自分のWebサイトと同じ独自ドメインのアドレスから送るほうが望ましいとされています。独自ドメインで配信を始めるための準備を説明します。
フリーメールのアドレスから送る場合の問題
フリーメールのアドレスを差出人にして配信システムから送ると、受信側で送信元を確認する仕組みに合格しにくくなる場合があります。結果として、迷惑メールフォルダに振り分けられるおそれがあります。
製品によっては、フリーメールのアドレスを差出人に設定できないこともあります。お客様から見ても、事業の名前が入ったアドレスのほうが送り主を判断しやすく、安心して開いてもらえるでしょう。
送信ドメイン認証を設定する担当と手順
独自ドメインで配信するには、SPFやDKIMと呼ばれる送信ドメイン認証の設定を行います。これは、正規の送信者からのメールであることを受信側が確かめるための設定です。
設定は、ドメインを取得したサービスの管理画面で行います。慣れていない場合は、メール配信システムの設定マニュアルの有無や、問い合わせ窓口で設定方法の案内を受けられるかを事前に確認しておきましょう。Web制作会社に依頼している場合は、制作会社へ相談する方法もあります。設定後は、自分宛てにテスト配信をして、迷惑メールフォルダに入らないかも確かめましょう。
個人事業主向けメール配信システムを比較するポイント
読者数や配信の頻度が限られる個人事業主が、メール配信システムを比べる観点を整理します。
読者数と配信頻度に合う料金体系
料金の決まり方は、登録アドレス数に応じる型と、配信通数に応じる型に分かれます。月に数回のメルマガか、購入後のステップメールまで送るかで、費用を抑えやすい型は変わります。無料プランの上限、読者が増えたときの料金の上がり方、広告表示の有無を比較しましょう。年間の配信計画から費用を見積もっておくと判断しやすくなります。アドレス数の上限を超えたときに配信が止まるのか、追加料金で続けられるのかも確認しておきましょう。
配信停止や同意の管理を任せられる範囲
特定電子メール法に沿った運用を一人で続けるには、システムが担う範囲の確認が欠かせません。読者登録フォームの設置、配信停止リンクの自動挿入、同意を得た日時の記録をどこまで任せられるかを比べましょう。配信停止の依頼が届いてから反映されるまでの流れも、読者との信頼を保つうえで見ておきたい点です。同意の記録が残らないシステムでは、後から同意の有無を示しにくくなるため、記録の方法も比較の対象です。
独自ドメインでの配信から考える選び方
個人事業主ならではの選び方として、自分の独自ドメインで送れるか、送信ドメイン認証の設定手順が案内されているかを見ておきましょう。設定を頼める担当者がいない一人事業では、画面上の案内やサポート窓口の有無が運用の安定に影響します。メールの作成画面が操作しやすいかどうかは、無料の試用期間で確かめる方法もあります。試用期間中に自分宛てへテスト配信を行い、迷惑メールに振り分けられないかを確認しておくと、本番の配信前に不安を減らせます。
個人事業主が比べたいメール配信システム一覧
メルマガやステップメール、来店客への販促など、一人で運用しやすい機能や料金体系の製品を一覧にまとめました。読者数や配信頻度にあう製品を探す際に活用してください。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| ブラストメール | アドレス数課金型で配信通数は無制限、ステップメールも利用できる |
| WiLL Mail | スマホでも見やすいHTMLメルマガを作成でき、登録フォームはオプションで用意 |
| アララ メッセージ | 配信通数に応じた課金で、ステップメールを標準プランで提供 |
| Cuenote FC | 登録アドレス数に応じた料金で配信数無制限、シナリオ配信も搭載 |
| オレンジメール | 登録読者数による定額制のメルマガ配信システムで、30日間の無料体験あり |
| コンビーズメールプラス | 送信先アドレス数に応じた月額料金で、HTMLエディタを搭載 |
| お名前.comメールマーケティング | メルマガやステップメールを全プラン配信無制限で利用できる |
| オートビズプロ | フォーム・ステップメール・メルマガを組み合わせて仕組みを作れる |
| メール配信プリモ | 完全無料プランがあり、二重登録や不正なメール登録を排除できる |
| PriusPro | 美容室や飲食店などに向けた顧客管理・メール配信・クーポン機能を提供 |
| モバイル・メール・システム | クーポンや日時指定配信などで、来店を促すメール販促に対応 |
| スターセブン | 会員数に応じた料金で、クーポンやアンケートを使った販促ができる |
一人でも運用しやすいメール配信システム
BCC送信から切り替える個人事業主に向けて、読者の登録や配信停止、ステップメールなどを任せられる製品を紹介します。無料プランや料金の条件は変わることがあるため、最新の内容を資料で確認しましょう。
ブラストメール
- ⼤企業、⾃治体に選ばれ顧客導入数16年連続No.1
- 30,000社以上の顧客基盤を活かし、⼤規模配信を低コストで実現
- 直感的に使えて簡単なHTMLエディタ・効果測定機能を搭載
株式会社ラクスライトクラウドが提供する「ブラストメール」は、読者が増えても配信回数を気にせずに送りやすいアドレス数課金型のメール配信システムです。同じアドレスへの配信通数は無制限で、Lightプランはアドレス数5,000件までの基本機能のプランです。30種類以上のHTMLテンプレートを使えば、文章や画像を差し替えるだけでメールを作成できます。登録日や購入日を起点にしたステップメールも利用可能です。
WiLL Mail
- 初期費用0円・月額4000円から利用可能なメール配信システム
- HTMLの知識は不要!スマホ対応メールを誰でも簡単に配信できます
- 開封・クリックなどはグラフやヒートマップで見やすく分析可能
株式会社サパナが提供する「WiLL Mail」は、HTMLの知識がなくても、スマートフォンで読みやすいメルマガを作れるメール配信システムです。マウス操作でHTMLメールを作成でき、ステップメールやターゲットメールの配信にも対応しています。自分のWebサイトから読者を募る際は、オプションのメルマガ登録用フォームを利用可能です。また、送信ドメインに自社ドメインをオプション費用なしで使えます。
アララ メッセージ
- 9,980円/月!低コストなのに効果測定など豊富な機能が標準搭載!
- 150種類以上のテンプレートで誰でも簡単にHTMLメールを作成可能
- 自社開発15年以上!国産商品だからできる充実のサポート
アララ株式会社が提供する「アララ メッセージ」は、見込み客へのフォローを自動化したい場合に使えるステップメール機能を標準プランで備えたメール配信サービスです。あらかじめ決めたスケジュールに沿ってメールを自動で送れます。料金は月間の配信通数に応じた課金体系で、1か月から契約できます。150種類以上のテンプレートでHTMLメールを作れ、登録・解除フォームや予約配信も利用可能です。
Cuenote FC
- 国内最大級 月間89億通の配信実績と毎時1,300万通の配信スピード
- HTMLエディター/顧客管理/効果測定/シナリオ配信 等全て標準搭載
- 配信通数無制限!月額5,000円~利用可能、なりすまし対策も万全
ユミルリンク株式会社が提供する「Cuenote FC」は、登録アドレス数に応じた料金プランで、何通送っても料金が変わらないメール配信システムです。参考価格は5,000円からです。登録・退会フォームで読者の受け付けを自動化でき、開封やクリックに応じてメールを送り分けるシナリオ配信や、ステップメールの自動配信にも対応しています。配信が多くなりすぎないよう、通数を抑える機能も搭載。
オレンジメール (株式会社オレンジスピリッツ)
- メルマガの配信が初めてでも簡単に導入できる
- 配信数が無制限の、登録者数による定額料金
- 30日間無料体験で導入リスクを回避
コンビーズメールプラス (株式会社コンビーズ)
- HTMLエディタ搭載!誰でもきれいなメールを作って送れる!
- 経路探索アルゴリズムを用いて効率的で確実に届く配信を実現!
- 20,760社もの導入実績!ISO取得でセキュリティも安心!
お名前.comメールマーケティング (GMOペパボ株式会社)
- 全プラン配信無制限で追加料金なし。
- 配信、ステップメール、効果測定を標準搭載。
- 24時間365日サポートに対応。
オートビズプロ (株式会社ビズクリエイト)
- 2002年サービス開始以来、高い到達率で安定稼働。
- 「フォーム」「ステップメール」「メルマガ」で仕組みを構築
- LINE連携でメッセージ配信が可能(β版)
メール配信プリモ (エクストライノベーション株式会社)
- 誰でも簡単に使える高機能メール配信システム
- 特定電子メール法対応、二重登録・不正メール登録を排除
- 完全無料プランあり、初期設定費用11,000円
PriusPro (コア・プロジェクト株式会社)
- 30日間の無料体験で全機能が利用可能
- 月額1,100円(税込)から始められる低価格設定
- 集客・販促に特化した美容室、エステサロン、飲食店向け
モバイル・メール・システム (シーツー株式会社)
- クーポン・日時指定配信などで来店促進メール販促に対応。
- アンケートと属性でターゲティング配信を支援。
- モバイル最適化された運用基盤で現場運用も容易。
スターセブン (株式会社アークプロジェクト)
- 導入実績なんと10,000社以上!信頼と実績のメール配信システム
- 多彩なクーポンやアンケートを使った販促活動を実現!
- レスポンシブ対応のホームページを簡単に作成可能!
まとめ
個人事業主のメール配信は、BCC送信のままだと宛先の入れ間違いや配信停止の管理漏れが起こるおそれがあります。メール配信システムなら、宛先の個別送信や登録と停止の自動受け付けを任せられます。特定電子メール法の同意と表示のルールを守り、独自ドメインと送信ドメイン認証を整えたうえで配信を始めましょう。料金体系や無料プランの制限は製品ごとに異なるため、資料請求で比較してみてください。

