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年末調整における保険料控除とは?書き方から注意点まで解説!

年末調整における保険料控除とは?書き方から注意点まで解説!

年末調整における保険料控除についての知識がなく、どのような業務をすればよいのかわからず困っていませんか。この記事では、年末調整に深く関わる保険料控除の種類や書類の書き方を詳しく解説します。保険料控除の注意点も解説するため、年末調整業務を効率化する際の参考にしてください。

この記事は2021年11月時点の情報に基づいて編集しています。

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国税庁が提供する「年調ソフト」とは

国税庁が提供する「年調ソフト」とは具体的にどのような製品なのか、概要を見ていきましょう。

PC・スマホで使える無償ツールのこと

国税庁が提供する「年調ソフト」とは、国税庁が無償で提供している年末調整控除申告書作成用ソフトウェアのことです。従業員が令和3年分の控除証明書を用意し、必要事項を入力することで、簡単に年末調整用の申請書類や電子データなどを作成・提出できます。

データの自動計算・入力が可能

従業員が国税庁の年調ソフトを利用して年末調整を電子化することで、控除金額などの入力や計算が自動化されます。必要なデータはすべて電子化されるため、各種控除証明書のチェックもしやすいです。また、年調ソフトで各種書類やデータを電子化することで、エクセルを利用していたときよりも申告書の保管スペースを節約できます。

国税庁の年調ソフトで効率化できる主な業務は、以下のとおりです。

  • ・マイナポータルとの連携
  • ・各種控除証明書データのインポート
  • ・控除証明書データの自動入力
  • ・控除額の自動計算
  • ・年末調整申告書の電子保存、印刷
  • ・扶養控除や配偶者控除などの自動判定

国税庁が提供する「年調ソフト」の使い方

続いて、国税庁が提供する「年調ソフト」の使い方を詳しく解説します。

1.年調ソフトをインストールする

まずは、国税庁が提供する年調ソフトをインストールしましょう。

年調ソフトは、国税庁の公式サイトやMicrosoft Store、App StoreからWindows版・Mac版をインストールできます。Windows版の年調ソフトを国税庁の公式サイトからインストールする場合は、Windowsの設定画面から「アプリのサイドローディング」を有効化する必要があります。手順は以下のとおりです。

  • 1.スタートメニューのアイコンをクリックし、 設定アイコンを選択
  • 2.「更新とセキュリティ」をクリック
  • 3. 左メニューから「開発者向け」を選択
  • 4.「アプリのサイドローディング」をクリック
  • 5.選択肢の「はい」を選択

スマートフォン向けの国税庁の年調ソフトは、Google Play ストアやApp Storeからインストールできます。

2.マイナポータルと連携しデータを取得する

マイナポータルからデータを取得する際は、マイナポータルの「ぴったりサービス」から「マイナポータル AP」をインストールしておきましょう。

マイナポータルから控除証明書を取得する手順は、以下のとおりです。

  • 1.年調ソフトの「証明書の電子データをインポートする」をクリック
  • 2.「マイナポータルから取得」を選択
  • 3.「本人」または「被代理人」を選択し、「認証画面へ進む」をクリック
  • 4.マイナポータルに移動し証明書取得用コードを確認
  • 5.年調ソフトに戻って証明書取得用コードを入力
  • 6.「証明書を取得する」をクリック
  • 7.「実行」から証明書の電子データを保存するフォルダーを選択
  • 8.「次へ」をクリック
  • 9.ダウンロードした電子データをインポート

3.必要事項の記入とデータの出力を行う

国税庁の年調ソフトを利用して必要事項を記入すると、年末調整の結果をCSVや申告書データとして出力できます。データ出力を簡単にしたい場合は、マイナンバーを用意しましょう。

年末調整のデータは、以下の手順で出力します。

  • 1.「電子データで出力する」を選択
  • 2.「次のステップに進む」をクリック
  • 3.プルダウンメニューから「マイナンバーを入力する」を選択
  • 4.マイナンバー入力後、「電子データで出力する」をクリック
  • 5.電子データと一緒にPDFファイルを出力する場合は「はい」を選択
  • 6.「電子署名を付与する」を選択し、「次へ」をクリック
  • 7.ICカードリーダーにマイナンバーカードをかざし、マイナンバーカードのパスワードを入力し「確定」をクリック
  • 8.「電子証明書が読み込まれました。」と表示されたら[次へ]をクリック
  • 9.電子データの保存フォルダーを選択し、「フォルダーの選択」をクリック
  • 10.「閉じる」をクリック

「年調ソフト」と民間の年末調整支援システムの違いは?

国税庁の年調ソフトは、年末調整の基本的な機能を備えています。したがって、できるだけコストを抑えたい企業や、年調ソフトを難なくインストールして操作できるITリテラシーを持った従業員のいる企業などにおすすめです。

ただし国税庁の年調ソフトには、民間の年末調整システムのように、申請者ごとの進捗状況を把握したり、内容不備の催促メールを一括送信したりする機能がありません。申請書類の内容に不備があった場合は、申請者それぞれに連絡する必要があります。

従業員と経理担当者双方の業務を効率化したい場合や、労務作業をまとめて実施したい場合などは、民間の年末調整支援システムを利用した方がよいでしょう。

年末調整の電子化に必要な準備

年末調整を電子化するには、物理的にも仕組み的にも準備が必要です。

物理的に必要なのは、「マイナンバーカード」「ICカードリーダーライター」などです。ICカードリーダーライターを用意することで、自宅からでもマイナンバーカードを利用して年末調整できるようになります。

仕組み的に重要なのは、年末調整業務を行う担当側の運用体制です。年末調整を電子化する際は、年末調整マニュアルの閲覧状況や、年末調整に関する問い合わせの対応状況などが適正か確認しましょう。必要なものやソフトの操作方法などを従業員に周知させるなどして、年末調整業務の運用体制を充実させてください。

年調システムを導入して業務の電子化を促進しよう!

国税庁が提供する「年調ソフト」は、無償で使えて、データの入力・計算を自動化してくれるメリットがあります。利用の際は、以下の手順に従ってください。

  • 1.年調ソフトのインストール
  • 2.マイナポータルとの連携およびデータの取得
  • 3.必要事項の記入・データの出力

年末調整を電子化する際は、マイナンバーカード・ICカードリーダーライターと、運用体制の整備が必要です。これを機に、業務の電子化を進めましょう。

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