おすすめのクラウド型年末調整システムを紹介
おすすめのクラウド型年末調整システムを紹介します。
《年末調整Web申告》のPOINT
- デザイン性に優れた画面の質問に応えるだけで手軽に申告
- 人事担当者は便利機能を活用して簡単チェック・簡単管理
- 人事給与分野での約50年の実績を踏まえた安心サポート
さくら情報システム株式会社が提供の「年末調整Web申告」は、グッドデザイン賞を受賞した実績があるなど、デザイン性に優れているのが特徴の製品です。直感的にわかりやすいシステムで、ITツールに慣れていない人でも扱いやすくなっています。自動計算やスマホからの入力など、ユーザーの負担を軽減する機能も豊富です。初期費用200,000円~、年間利用料500円/ユーザーで導入できます。
製品・サービスのPOINT
- 年末調整の「困るポイント」を全て解消!
- 作業は3ステップで全て完了
- ミスを抑制すると同時に、作業の正確性を向上!
株式会社クリックスが提供する「年調ヘルパー」は、表示される質問に答えるだけで必要事項が入力される仕様が特徴の製品です。一年に一度しか行わない年末調整は申告方法を忘れがちですが、システムが誘導してくれるため迷わず使えるでしょう。あとは、給与計算システムと連携して計算し、給与明細・源泉徴収票を配布するだけで全工程が完了します。初期費用50,000円、年額300円/ユーザーで利用できます。
製品・サービスのPOINT
- 2ステップで年末調整が可能に
- 人事担当者の業務を自動化
- 導入はたった5分!即日利用可能
株式会社エフアンドエム提供の「オフィスステーション 年末調整」は申し込みが簡単で、わずか5分で導入できる製品です。年末調整を控えた時期になって、急遽導入を検討しはじめた場合に適しています。また、年末調整の各工程を効率化する機能が豊富に備わっています。従業員による書類の提出状況確認や不備のチェック、さらには提出催促もすべてシステム上で実施可能です。利用料金はベンダーに問い合わせる必要があります。
《Edge Tracker 年末調整申告》のPOINT
- 「ペーパーレス化」でコストを削減
- 「モバイル化」で働き方改革を推進
- 「見える化」で申告書の状況を一元管理
「Edge Tracker 年末調整」は、株式会社ミロク情報サービスが提供する年末調整システムで、従業員数15,000名以下の企業を対象としています。スマホでの簡単な申告が可能なのはもちろん、前年度のデータを利用して入力の手間を削減できるなど、効率化機能が豊富に備わっています。各種証明書のスキャンデータを添付する機能も搭載し、原本が届く前に不備のチェックが可能です。料金はベンダーに問い合わせる必要があります。
《ジョブカン労務HR》のPOINT
- 「はい」「いいえ」のアンケート形式で従業員もかんたん対応!
- らくらく控除申告書自動作成!
- 過不足税額の集計・反映から役所提出用書類までワンクリック!
株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン労務HR」は、イエスかノーか答えるだけで控除申告書を作れる製品です。説明文を付与する機能を使えば、わかりにくい部分も明確にし、問い合わせを削減できます。また、給与支払報告書・源泉徴収票は電子申請に対応しており、役所までの提出をすべて電子化可能です。さらに初期費用が無料、月額費用も無料プランなら0円、有料プランでも400円/ユーザーで、ローコストな点も魅力です。
製品・サービスのPOINT
- 2020年度の法改正(基礎控除・所得金額調整控除等)対応
- マイナポータルからのダウンロードデータの取込対応
- 従業員様の操作性向上と人事担当者様のチェック機能強化
鈴与シンワート株式会社提供の「S-PAYCIAL with 電子年調申告」は、ITトレンドに掲載されている給与明細電子化システムの中でも、高い問い合わせ数を誇る製品です。パソコン・スマホ・タブレットに対応しているほか、入力補助機能やマイナポータルとの連携機能が充実し、効率的かつ安全に年末調整を行えます。初期費用50,000円、基本年間利用料10,000円、300円/ユーザーで利用できます。
《SmartHR》のPOINT
- 従業員はSmartHRの質問に従ってスマホ・PCで簡単に入力!
- 集まった情報はCSVで一括出力!給与計算ソフトに取り込むだけ!
- 源泉徴収票もWebで完結!給与明細と一緒にSmartHRで配布完了!
株式会社SmartHRが提供する「SmartHR」は、スマホに対応し、従業員はアンケートに答えるだけで必要事項を入力できるシステムです。扶養控除等申告書や保険料控除申告書など、必要な書類だけを依頼できるうえ、データ保管申請を済ませていれば電子データのまま保管も可能です。具体的な料金は問い合わせる必要がありますが、15日間の無料トライアルや企業規模に応じた複数の料金プランが用意され、自社に適したプランを選べます。
《ジンジャー給与》のPOINT
- 給与計算の手間を大幅に削減!
- ウェブ明細発行までをスムーズに!
- 人事や勤怠とカンタン情報連携!
「jinjer給与」は、jinjer株式会社が提供するクラウド型の給与計算システムです。年末調整に必要な計算を自動的に行い、さらに計算結果のみならずプロセスまで照会できます。計算を効率化しつつ、適用されている控除やその控除額といった要素について、不透明な部分が生じないよう人の目でチェック可能な仕様が特徴です。また、過不足分の精算や給与・賞与のどちらにも対応しているなど、柔軟性にも優れています。費用はベンダーに問い合わせましょう。
《人事労務freee》のPOINT
- ITに対して苦手意識のある方でも簡単に操作できるシンプルな設計
- 年末調整の電子申告義務化にも対応しているサービス
- 勤怠管理、給与計算とも連係!法定調書の作成漏れなく対応
freee株式会社が提供する「人事労務freee」は、入力からステータス管理、入力催促、電子申告まで全工程を効率化する豊富な機能が備わっています。また、導入前の無料相談から導入後のメール・チャット・電話によるサポートまで、支援が充実しているのも特徴です。料金プランは最小限の機能が使えるミニマムプラン(月額1,980円)から従業員50名以上の企業を対象としたエンタープライズプラン(費用は要問合せ)まで4種類が用意されています。
製品・サービスのPOINT
- 他社給与計算ソフトを使っていてもご利用可能
- ペーパーレスで書類の準備がかんたん
- 回収状況が確認できる管理画面
「マネーフォワード クラウド年末調」は、株式会社マネーフォワードが提供するクラウド型年末調整ソフトです。入力は簡単で、スマホからも可能です。また源泉徴収票や合計表、給与支払報告書、総括表などの作成に対応。e‐Tax、eLTax連携機能を備え、法改正に対応しながら正確に電子申告できます。年末調整機能は同ベンダーのマネーフォワードクラウドビジネスプランにライセンスを追加する形で利用でき、ビジネスプランの料金は月額5,980円、追加分は月額100円となっています。
《クラウドハウス労務》のPOINT
- 従業員は分かりやすい画面案内に従ってスマホ/PCから簡単に完了!
- 煩雑な書類もクラウドハウス労務上で自動作成
- 導入準備から安定運用まで一気通貫の伴走フォローで安心導入
株式会社Techouse提供の「クラウドハウス労務」は、スマホからの入力に対応し、わかりにくい部分はヒント機能でサポートできるなど、従業員の負担を減らせる機能が備わっています。また、導入後に社内に定着させられるよう、ユーザー企業ごとに専任の担当者がつき支援が提供されます。さらに、保存データの暗号化やWAFによる防御など、セキュリティ性が高いのも特徴です。費用はベンダーにお問い合わせください。
クラウド型年末調整システムの選び方
クラウド型年末調整システムはどのような基準で選べばよいのでしょうか。
自社の規模に適した料金プランか
クラウド型年末調整システムの料金プランは製品によって千差万別です。月額料金が固定されているものもあれば、利用人数に比例して増額する場合もあります。また、使用できる機能によって、ライトプランやプレミアムプランといった複数の料金プランが用意されていることもあります。そこで、自社の利用規模に適した料金プランの製品を選びましょう。
例えば、月額料金が固定されている製品は、大企業あるいはこれから利用者の増加が見込まれる成長途中の企業での導入に適しています。一方、利用者数が少ない中小・中堅企業の場合は、利用人数と料金が比例する製品や、ライトプランのような小規模利用向けプランが用意された製品がおすすめです。
必要な連携機能があるか
年末調整システムにはさまざまなデータを入力する必要があります。例えば、社員の個人情報や給与情報、マイナンバーなどが求められます。これらを年末調整システムに手動で入力するのは手間がかかります。そこで、年末調整システムに連携機能が備わっているかを確認しましょう。給与計算システムや労務管理システムとの連携機能を備えていれば、これらのシステムから必要な情報を取り込めるため、手作業での入力は不要です。
一方、国が指定する適切な方法で年末調整を行うには、マイナポータルなどの国が提供するITシステムとの連携も重要です。国税庁は年末調整の電子化を進めており、マイナポータルを筆頭にシステムの整備を行っています。これらのシステムと連携可能な製品を選べば、法改正に対応しながら年末調整を効率化できます。
参考:年末調整手続の電子化に向けた取組について|国税庁
スマホでの申告が可能か
年末調整では従業員から多くの書類を回収する必要があります。これは経理担当者にとって大きな負担であるのと同様、書類を提出する従業員にとっても面倒な作業です。そこで、その負担を軽減できるよう、スマホで申告可能な製品を選びましょう。
従業員がスマホからシステムにアクセスし、自分で情報を入力します。パソコンと異なり、時間や場所を問わないため簡単です。また紙媒体を介さない分、作業の負担が減るのはもちろん、ペーパーレス化にもつながります。
自社に最適なクラウド型年末調整システムの導入を!
クラウド型年末調整システムを使用すれば、業務に伴う負担を軽減できます。連携機能やスマホ対応機能を備えた製品なら、手作業での入力作業が大幅に減り、経理担当者の負担が軽くなります。また、製品によって料金プランもさまざまなため、自社の利用規模に適したものを選べば、少ないコストでの導入も可能です。この機会に、クラウド型年末調整システムの導入を本格的に検討してはいかがでしょうか。