ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■周辺システムとの関係別
- 勤怠管理の機能を一体で備える:ジョブカン勤怠管理、KING OF TIME、ジンジャー勤怠、oplus
- 既存の勤怠管理システムと連携する:勤務シフト作成お助けマン、快決!シフト君NEO、シフオプ
- 人事・給与システムと連携する:KING OF TIME、ジンジャー勤怠、快決!シフト君NEO、シフオプ
- ■導入する範囲別
- シフト作成から始めたい:勤務シフト作成お助けマン、KAKERUシフト管理、oplus、快決!シフト君NEO
- 拠点ごとの人員配置まで扱いたい:ジョブカン勤怠管理、ジンジャー勤怠、快決!シフト君NEO、シフオプ、ハイソルシフト
- 中長期の人員・人件費を計画したい:Loglass 人員計画
WFMと周辺システムの違いは計画の起点
WFMと周辺のシステムは機能が重なる部分もあるため、違いがわかりにくいと感じる方もいるでしょう。まずは、各システムが何を起点にして、どのデータを扱うかという観点で全体像を整理します。
業務量起点と人起点の違い
WFMは、売上や客数、問い合わせ件数などの業務量を踏まえ、必要な人数や配置を計画する考え方です。一方、シフト管理システムは、従業員の勤務希望や勤務可能日を集め、必要人数や勤務条件にあわせて勤務表を作成する機能を中心としています。
ただし、両者の機能は重なっており、シフト管理システムでも人員の過不足を確認できる製品があります。WFMでも必要人数の自動算出に対応しない製品があるため、名称よりも業務量の予測や人員配置、実績管理のどこまで扱えるかを確認しましょう。
各システムが扱うデータの違い
扱うデータの違いを整理すると、役割の境界が見えてきます。WFMは業務量の実績と予測、作業時間の基準、従業員のスキルといった計画のためのデータを扱います。シフト管理システムの中心は、勤務希望と確定した勤務表です。
勤怠管理システムは、出退勤の打刻や休暇の取得といった実績のデータを記録し、労働時間を集計します。人事システムで管理するのは、所属や等級、雇用形態といった従業員の基本情報です。各システムの間でデータを受け渡すことで、計画から実績、給与までがつながります。
製品の名称だけで判断できない理由
WFMとシフト管理システムの境界は、製品の名称だけでは判断できない場合があります。シフト管理システムと呼ばれる製品でも、業務量にもとづいて必要人数を算出する機能を持つものがあり、反対にWFMと呼ばれる製品でも予測の機能が簡易なものがあります。
そのため、比較の際は名称ではなく、業務量の予測ができるか、必要人数を自動で算出できるか、勤怠の実績を取り込めるかといった機能の有無で確かめることが大切です。資料請求で機能の一覧を取り寄せ、自社が必要とする工程に対応しているかを照らし合わせるとよいでしょう。
WFMとシフト管理システムの違い
シフト管理・人員計画(WFM)というカテゴリーには、シフト作成を中心とした製品と、需要予測から配置までを扱う製品の両方が含まれます。両者の違いを、機能と向いている職場の観点から確認しましょう。
機能の範囲の違い
シフト管理システムの主な機能は、勤務希望の回収、勤務表の作成と共有、シフトの変更連絡などです。勤務表の作成を自動化する機能を持つ製品もありますが、必要人数は管理者が設定する場合があります。
WFMでは、シフト作成に加えて、業務量の予測や必要人数の算出、当日の人員調整、計画と実績の比較などを扱います。ただし、すべての工程に対応する製品ばかりではなく、シフト管理や勤怠管理を中心とする製品もあります。どの工程まで自動化できるかが、製品を比べる際の重要なポイントです。
向いている職場の違い
シフト管理システムは、必要人数がほぼ一定で、勤務表づくりや希望の集約に手間がかかっている職場に向いています。少人数の店舗や事業所で、まずは紙やExcelからの置き換えを進めたい場合の選択肢です。
WFMは、時間帯や曜日によって業務量が大きく変わり、人の過不足が人件費やサービス水準に影響する職場に向いています。コールセンターや多店舗展開の小売、物流の拠点などが代表例です。予測の精度を高めるには過去の実績データが必要なため、業務量の記録が残っているかも導入を判断する材料です。拠点数が多く、配置の基準をそろえたい場合にも検討する価値があります。
WFMと勤怠管理システムの違い
WFMと勤怠管理システムには、計画と実績という役割の違いがあります。両者は対立するものではなく、組み合わせて使うことで労働時間の管理と配置の見直しを両立できます。
計画と実績記録という役割の違い
WFMは、これから先の勤務を計画するためのシステムです。一方、勤怠管理システムは、実際に何時から何時まで働いたかを記録し、残業時間や休暇の取得状況を集計する役割を担います。
勤怠管理システムは労働時間の実績を正しく把握するための仕組みであり、給与計算にも直結します。WFMで作った計画と、勤怠管理システムの実績を照らし合わせることで、計画どおりに勤務が行われたか、どこにずれがあったかを確認できます。ずれの多い時間帯や拠点がわかれば、必要人数の基準や予測の条件を見直すきっかけにもなります。
勤怠管理と組み合わせるときの形
組み合わせ方には、勤怠管理の機能を備えたWFMを使う形と、WFMと既存の勤怠管理システムを連携させる形があります。一体型は、データの受け渡しの設定が少なく済む点が利点です。シフトの予定と打刻の実績を同じ画面で見比べられるため、現場の責任者が差を確認する手間も減らせます。
すでに勤怠管理システムを全社で使っている場合は、連携型なら既存の運用を大きく変えずに済みます。その場合は、確定したシフトを勤怠の予定として送れるか、打刻の実績をWFMに取り込めるか、連携の頻度や方法を提供会社に確認しておきましょう。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でシフト管理・人員計画(WFM)の一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
中長期の人員計画や人材管理との違い
WFMという言葉は、日々の配置だけでなく、年度単位の人員計画や人材の管理まで含めて使われることがあります。計画の期間と対象の違いから、関連する考え方との境界を整理します。
日々の配置計画と年度単位の人員計画
シフトに関わるWFMが扱うのは、日や週、月単位の配置です。これに対して、年度単位の人員計画では、部門ごとに何人の人員が必要か、採用や配置転換をどう進めるか、人件費をどの程度見込むかを決めます。
年度の人員計画で決めた人数の枠は、日々の配置の前提として使われます。反対に、日々の配置で見えた人員の過不足は、翌年度に向けた計画の材料です。両方を1つの製品で扱えるものもあれば、片方に絞った製品もあるため、自社がどちらの計画に課題を抱えているかを確認しましょう。
タレントマネジメントと扱う情報
タレントマネジメントは、従業員のスキルや経歴、評価などの情報をもとに、育成や配置、後継者の計画を進める考え方です。対象は主に中長期のキャリアや人材の活用であり、日々の勤務時間の割り当てまでは扱わない製品が中心です。
ただし、WFMでもスキルにもとづいてシフトを組むため、スキルの情報は両者に共通します。スキル情報をどちらのシステムで管理し、どう受け渡すかを決めておくと、二重の登録を避けられます。研修の受講や資格の取得をタレントマネジメント側で記録し、その結果をWFMの配置条件に反映できれば、育成の成果を日々の配置に生かしやすくなります。
自社に必要なシステムを見極める方法
WFMとシフト管理、勤怠管理の違いを踏まえたうえで、自社にはどの範囲のシステムが必要かを判断しましょう。現状の課題を整理し、段階的に導入範囲を決める進め方が有効です。
現在の課題から必要な範囲を決める
シフト表の作成や希望の集約に時間がかかっていることが主な課題なら、シフト管理システムで解決できる可能性があります。時間帯による人の過不足や、拠点ごとの人件費のばらつきが課題なら、業務量の予測を含むWFMを検討するとよいでしょう。
労働時間の集計や残業の把握に課題がある場合は、勤怠管理システムの見直しが優先です。課題を書き出し、どのシステムの役割にあたるかを分類してから製品を比べると、必要以上の機能に費用をかけずに済みます。
段階的に導入範囲を広げる
最初からすべての機能を導入すると、設定や現場への説明の負担が大きくなる場合があります。まずはシフト作成と希望の回収から始め、運用が定着した後に業務量の予測や予実管理へ広げる進め方もあります。
段階的に導入する場合は、後から機能を追加できるか、追加したときの費用や設定の手間を事前に確認しておくことが大切です。将来の拡張を見据えて製品を比べると、途中で別のシステムへ乗り換える事態を避けやすくなります。範囲を広げる時期は、繁忙期を避けて設定し、現場の責任者と相談しながら決めると混乱を抑えられます。
周辺システムとの違いで選ぶWFM製品一覧
シフト管理と勤怠管理が一体の製品、シフト作成に特化した製品、中長期の人員計画まで扱う製品を、担う範囲の違いが分かる形で整理しました。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| ジョブカン勤怠管理 | シフト作成と勤怠管理を併用可能。曜日別の必要人数を設定した自動作成や人員の過不足判定に対応 |
| KING OF TIME | シフト・勤怠を一体管理。人事労務・給与のシリーズ製品やCSV・API連携にも対応 |
| ジンジャー勤怠 | シフト作成から勤怠集計・予実管理まで対応。ジンジャー給与や外部の給与計算システムとの連携も可能 |
| 勤務シフト作成お助けマン | 最適化AIでシフトを自動作成。完成した勤務表をCSV出力し、既存の勤怠管理システムと連携可能 |
| KAKERUシフト管理 | LINEで勤務希望を収集して自動転記。シフト共有や必要人数に対する過不足の表示に対応 |
| oplus | シフト提出・作成から勤怠管理まで段階的に導入可能。AI自動作成はオプションで提供 |
| 快決!シフト君NEO | AIによるシフト原案作成や勤務実績との予実管理に対応。勤務管理・給与計算システムとの連携も可能 |
| Loglass 人員計画 | 部署別の人員数・人件費を一元管理。採用・異動を反映したシミュレーションや年間計画の予実管理に対応 |
| シフオプ | 複数店舗のシフト・スタッフ共有を支援。勤怠・給与システムとの連携や労務リスクのアラートに対応 |
| ハイソルシフト | 売上・客数に応じたモデルシフトを作成。店舗間の人員過不足を可視化し、人件費の適正化を支援 |
担う範囲で選ぶWFM・シフト管理製品
WFMとシフト管理、勤怠管理は、扱う範囲が重なる部分と異なる部分があります。自社でどこまで一つの製品に任せたいかに沿って、候補を紹介します。
ジョブカン勤怠管理
- 1ヶ月ごとのシフト状況を1つの画面で確認可能!楽々シフト作成!
- スタッフへのシフト募集からシフト作成までをシステム上で実現!
- 人員の過不足が背景色で一目瞭然!人員配置が楽々!
株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン勤怠管理」は、シフト管理と勤怠管理を組み合わせて利用できるクラウド型システムです。曜日ごとの必要人数やシフトパターンを設定すると、独自のアルゴリズムで条件にあうシフトを自動作成します。従業員の勤務希望や休暇情報も反映でき、人員の過不足を背景色で確認可能です。勤怠管理との併用により、打刻や勤務時間の集計、遅刻・早退の把握にも対応。シフト作成から勤務実績の管理まで効率化したい企業に適しています。
KING OF TIME
- 20年以上要望に応え続けた圧倒的信頼性。細かな要望に応えます。
- 導入から運用後も。豊富なノウハウと体制万全のサポート。
- パターン登録数無制限。様々な働き方に対応します。
株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する「KING OF TIME」は、シフト作成と勤怠管理を一元化できるクラウド型システムです。早番・遅番・夜勤などのシフトパターンを無制限に登録でき、作成したシフトは従業員のタイムカードへ即時反映されます。勤務希望の提出や欠員募集、残業・休暇の申請承認にも対応。また、人事労務・給与のシリーズ製品を備え、CSVやAPIによる外部連携も可能です。シフト管理から給与計算までのデータを一つの仕組みで扱いたい企業に向いています。
ジンジャー勤怠
- 給与システムとの連携も簡単!
- アプリも対応!スマホやタブレットで簡単操作
- 希望シフト収集や募集、休暇申請/承認を効率化できます!
jinjer株式会社が提供する「ジンジャー勤怠」は、シフト作成から勤怠集計、予実管理まで対応するクラウド型システムです。従業員の勤務希望の収集やシフトの申請・承認に加え、人員の過不足を確認して他店舗へのヘルプ依頼も行えます。多様な打刻方法や残業アラート、有休管理にも対応。ジンジャー給与と併用すれば勤怠データを給与計算へ連携でき、外部の給与計算システムとの連携も可能です。シフト・勤怠から給与計算まで効率化したい企業の候補です。
勤務シフト作成お助けマン
- 複雑な勤務条件を考慮したシフト表を最適化AIが自動作成。
- クラウドサービスなので大掛かりなシステム構築は不要。
- 2か月間の無料トライアル中も本契約と同じ機能・サポート付き。
鉄道情報システム株式会社が提供する「勤務シフト作成お助けマン」は、勤務条件をもとに最適化AIがシフトを自動作成するクラウドサービスです。従業員の勤務希望や必要人数、連続勤務の制限などを設定し、条件にあわせた勤務表を作成できます。日単位の「Day」と時間単位の「Time」を用意し、さまざまな勤務形態に対応。完成したシフトはCSV形式で出力でき、既存の勤怠管理システムなどと連携可能です。勤怠管理の仕組みは変えず、シフト作成だけを効率化したい企業に適しています。
KAKERUシフト管理
- 「LINE」でシフト提出・確認
- マニュアル不要のシンプル機能
- 最大60日間無料で無料トライアル可能!
株式会社ミライクが提供する「KAKERUシフト管理」は、LINEを活用して勤務希望の収集やシフト共有を効率化するクラウド型サービスです。従業員は普段使用しているLINEから希望を提出でき、専用アプリを新たに導入する必要がありません。提出された希望は管理画面へ自動転記され、必要人数に対する過不足も確認できます。シフト提出期限の自動リマインドにも対応し、最大60日間の無料トライアルを用意。紙や個別のLINE連絡によるシフト管理を効率化したい企業に向いています。
oplus
- スマホやPCからシフトを提出・編集
- 条件に応じたシフトをAIを活用して自動作成
- 多彩な勤怠・労務管理サービスとの外部連携
Oplus株式会社が提供する「oplus」は、シフトの提出・作成・確定から勤怠管理までを段階的に導入できるクラウド型サービスです。従業員が提出した勤務希望は管理画面へ自動転記され、ガントチャートで時間帯別の配置人数を確認できます。Proプランでは複数拠点管理や人件費計算に対応し、Pro+勤怠プランでは打刻や勤怠実績の管理も可能です。また、オプションのAI自動シフト作成を利用すれば、必要人数や勤務条件に応じた勤務表を作成できます。シフト管理から始めて利用範囲を広げたい企業の候補です。
快決!シフト君NEO (株式会社NTTデータセキスイシステムズ )
- 2,400法人以上に導入!効率的な勤務計画作成を支援!
- スマートデバイスをフル活用してスタッフの満足度向上!
- 勤務データを有効活用した他システムとのスムーズな連携が可能!
Loglass 人員計画 (株式会社ログラス)
- 集計作業から解放し、簡単にミスを発見する人員数管理機能
- 事業計画への影響や予実ギャップを正確に把握する人件費管理機能
- 人事情報の閲覧権限管理がより簡単になった権限管理機能
シフオプ (株式会社リクルートジョブズ)
- 利用ユーザー数が80,000人を突破したこと。
- 稼働率112%アップ、管理工数72%削減を実現
- リクルートの信頼と実績。
ハイソルシフト (HRソリューションズ株式会社)
- 売上・客数でモデルシフトし、人件費を適正化。
- 店舗間でシフト共有、人手過不足と労働力を可視化。
- 留学生・扶養内勤務者の労働時間をアラート管理
まとめ
WFMとシフト管理システムの違いは、扱う業務の範囲にあります。WFMは業務量に応じた人員配置や計画と実績の比較まで扱う一方、シフト管理は勤務表の作成や希望の収集が中心です。勤怠管理は労働時間の実績を記録し、中長期の人員計画は採用や配置、人件費を計画します。各システムの役割を整理し、自社の課題にあう製品を資料請求で比較してみましょう。

