ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■勤務形態別
- 日勤・夜勤などの勤務パターンでシフトを作成:KING OF TIME、Qolus(コーラス)、勤務シフト作成お助けマン、oplus、快決!シフト君NEO
- 複数拠点のシフトをまとめて管理:Qolus(コーラス)、oplus、快決!シフト君NEO
- 変形労働時間制への対応:KING OF TIME、ジンジャー勤怠、マネーフォワード クラウド勤怠Plus
- ■配置・連携別
- スキルや勤務条件を考慮したシフト作成:Qolus(コーラス)、Optamo、勤務シフト作成お助けマン、快決!シフト君NEO
- 勤務間インターバルへの対応:マネーフォワード クラウド勤怠Plus
- 勤怠管理システムとのデータ連携:勤務シフト作成お助けマン、快決!シフト君NEO
- 外国籍従業員向けの多言語表示:KING OF TIME、ジンジャー勤怠
製造業のシフト管理が複雑になる理由
製造業のシフトは、勤務時間帯の組み合わせと工程ごとの必要人数、作業で求められる資格の3つを同時に満たす必要があります。Excelで管理している工場を想定し、どこに手間がかかっているのかを整理します。
交替勤務のパターンと工場カレンダー
2交替制や3交替制では、日勤・夜勤などの勤務帯を班ごとに一定の周期で回します。さらに、工場カレンダーによる稼働日や長期休暇、設備の点検日が重なるため、月によってローテーションの組み方が変わります。
Excelを使って周期を手作業で展開していると、連休前後でずれが生じたり、班の入れ替えを反映し忘れたりする場合があります。勤務パターンと周期をルールとして登録できるかが、システム化で手間を減らせるかの分かれ目です。班の編成替えや新人の配属が年に何度あるかも、運用を想定するうえで整理しておきましょう。
ラインや工程ごとの必要人数
製造現場では、店舗のように時間帯ごとの来客数ではなく、生産計画で決まるラインの稼働状況から必要人数が決まります。増産で稼働ラインが増える週や、段取り替えで人手が必要な日は、通常と異なる人数を確保する必要があります。
工程ごとに必要人数を設定し、シフト案と比べて過不足を表示できる仕組みがあると、班長や職長が人数の偏りに気づきやすくなります。生産計画の変更をどの時点でシフトに反映するか、計画担当と現場で締切を決めておくと、直前の組み直しを減らせます。
資格やスキルを持つ人の偏り
フォークリフトやクレーンの運転、危険物の取扱い、特定設備の操作など、資格や社内認定が必要な作業があります。こうした作業ができる人が特定の班に集まっていると、休暇や欠勤が重なった日に作業が止まるおそれがあります。
シフトを組む段階で、各勤務帯に必要なスキルを持つ人が配置されているかを確認できれば、欠員による停止のリスクを事前に把握できます。班ごとの資格保有者の人数を一覧にすると、教育や資格取得を優先して進めたい班も見えてきます。
交替勤務のシフトで押さえたい労働時間のルール
交替勤務のシフトは、労働基準法などのルールを満たしているかを確認しながら組む必要があります。ここでは、シフト管理システムでチェックしたい代表的な3つのルールを紹介します。自社の就業規則や労使協定の内容によって確認する項目は変わるため、具体的な運用は社会保険労務士にも確認しましょう。
深夜業と休憩の取り方
午後10時から午前5時までの深夜時間帯に働かせた場合は、25%以上の割増賃金が必要です。また、18歳未満の従業員の深夜業には原則として制限があります。夜勤を含むシフトでは、深夜時間帯の勤務時間を正しく集計できるかが重要です。
休憩は、労働時間が6時間を超える場合は45分以上、8時間を超える場合は1時間以上与える必要があります。ラインを止めずに交代で休憩を取る場合は、休憩の時間帯もシフトに含めて管理できると、休憩の取り忘れや偏りを防ぎやすくなります。
休日の確保と連続勤務
休日は、毎週少なくとも1日、または4週間を通じて4日以上与える必要があります。交替勤務の周期と工場カレンダーの組み合わせによっては、特定の人の連続勤務が長くなる場合があります。
また、勤務の終了から次の勤務開始までの休息時間を確保する勤務間インターバル制度は、導入が努力義務とされています。夜勤明けから日勤への切り替えで休息が短くならないよう、連続勤務日数や休息時間の上限を設定して警告できるかを確認しましょう。
変形労働時間制や36協定との整合
交替勤務の工場では、1か月単位や1年単位の変形労働時間制を採用している場合があります。この場合、所定労働時間の枠や対象期間の総労働時間を、シフトの段階で確認する必要があります。
時間外労働や休日労働を行う場合は、36協定で定めた上限を超えないように管理します。シフト管理システムに自社の労働時間制度を登録し、上限に近づいた人を表示できれば、繁忙期の配置を早めに見直せます。ただし、システムの設定と就業規則の内容がずれていると誤った判定につながるため、制度を変更した際は設定もあわせて更新しましょう。
製造業向けシフト管理・WFMで確認したい機能
製造業でシフト管理・人員計画(WFM)の製品を選ぶ際は、希望収集の機能よりも、ローテーションの登録と配置条件のチェックを重視するとよいでしょう。資料請求や試用の段階で確認したい3つの機能を紹介します。
勤務パターンとローテーションの登録
日勤、夜勤、早番、遅番といった勤務帯と、班ごとの周期を登録して、月間シフトを自動展開できるかを確認します。常日勤の部署と交替勤務の部署が同じ工場にある場合は、両方を同じ画面で管理できるかもポイントです。
試用では、自社の実際の勤務パターンと工場カレンダーを登録し、連休をまたぐ月のシフトが正しく展開されるかを確かめると、運用時のずれを防ぎやすくなります。
スキル条件を満たす配置のチェック
従業員ごとに資格や作業スキルを登録し、勤務帯ごとに必要なスキルの人数を満たしているかを判定できるかを確認します。条件を満たさない場合に、どのような警告が表示されるかも見ておきましょう。
スキルの登録には、資格の有効期限や社内認定の更新日を管理できる製品もあります。期限切れの資格を持つ人が配置されないように、登録項目の自由度を比較するとよいでしょう。資格の情報を人事システムから取り込めるかも確認すると、二重登録の手間を省けます。
欠員時の代わりの要員探し
急な欠勤が出たとき、同じスキルを持ち、休息時間や連続勤務の条件を満たす人を一覧で探せると、班長の調整時間を減らせます。別の班やラインから応援に入った記録を残せるかも、確認しておきたい項目です。
欠員対応の履歴が残れば、特定の人に応援が偏っていないかを後から確認できます。変更したシフトが対象者にどの方法で通知されるかも重要です。工場ではスマホの持ち込みに制限がある場合もあるため、通知の手段を自社のルールにあわせて選べるかを確かめましょう。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でシフト管理・人員計画(WFM)の一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
生産現場にシフト管理システムを定着させる進め方
製造業のシフト管理システムは、班長や職長が日々の調整に使い続けられるかで効果が変わります。導入時に決めておきたい運用のポイントを3つ紹介します。
班や職場ごとの作成ルールの統一
シフトの組み方は、班長や職長ごとに独自の工夫が積み重なっている場合があります。そのままシステムに移すと、職場ごとに設定がばらばらになり、応援の調整や全体の集計が難しくなります。
導入前に、勤務パターンの名称、必要人数の決め方、休暇申請の締切などを工場全体でそろえておきましょう。ルールを文書にまとめておくと、担当者が交代しても同じ考え方でシフトを組めます。最初は1つの職場で試し、課題を洗い出してから他の職場へ広げる進め方も有効です。
共用端末とスマホでの確認方法
製造現場には、勤務中にパソコンを使わない従業員もいます。休憩室の共用端末やタブレット、個人のスマホなど、シフトを確認する手段を複数用意できると、確認漏れを減らせます。
個人のスマホを使う場合は、業務時間外の通知の扱いや、私物端末を業務に使うことへの同意を事前に整理しておきましょう。外国人従業員がいる職場では、表示言語を切り替えられるかも確認しておくと安心です。シフトの見方を説明する資料を掲示しておくと、導入直後の問い合わせを減らせます。
勤怠実績との照合と見直し
シフトはあくまで予定のため、実際の出退勤と照合して差を確認する運用が欠かせません。勤怠管理システムと連携できれば、予定より残業が増えている班や、休息時間が短くなっている人を把握しやすくなります。
月に1回程度、予定と実績の差を班長と管理部門で振り返りましょう。そのうえで、必要人数の設定やローテーションの周期を見直すと、シフトの精度を少しずつ高められます。
交替勤務の工場で比べたいシフト管理システム
夜勤を含む勤務パターンや、スキル・労働時間の条件をどう扱えるかを中心に、この記事で紹介する製品を一覧にしました。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| KING OF TIME | 夜勤を含む勤務パターンを無制限に登録可能。変形労働時間制や欠員募集にも対応 |
| Qolus(コーラス) | パターン・フリーシフトを自動作成。スキルを考慮した配置や複数拠点の応援管理に対応 |
| ジンジャー勤怠 | 夜勤や変形労働時間制に対応。多言語表示や勤怠集計、残業時間の管理を支援 |
| Optamo | スタッフのスキルや勤務条件を考慮してシフトを最適化。公平な人員配置を支援 |
| 勤務シフト作成お助けマン | 「Day」で早番・遅番・夜勤などの条件を設定し、最適化AIがシフトを自動作成 |
| oplus | 夜勤を含むシフトの作成・共有や、時間帯ごとの人員数の把握、勤怠管理に対応 |
| マネーフォワード クラウド勤怠Plus | 変形労働時間制や勤務間インターバル、36協定の超過リスク検知に対応 |
| 快決!シフト君NEO | 多様な勤務形態に対応した勤務計画の作成と、勤務管理・給与計算との連携を支援 |
勤務パターンと配置条件を扱えるシフト管理製品
交替勤務のパターン登録、スキルを考慮した配置、休息時間や連続勤務のチェックといった、工場のシフトづくりで確認したい機能を持つ製品を紹介します。
KING OF TIME
- 20年以上要望に応え続けた圧倒的信頼性。細かな要望に応えます。
- 導入から運用後も。豊富なノウハウと体制万全のサポート。
- パターン登録数無制限。様々な働き方に対応します。
株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供する「KING OF TIME」は、夜勤を含む多様な勤務パターンの登録と勤怠管理を一元化できるクラウド型システムです。早番・中番・遅番などのシフトパターンを数に制限なく作成でき、パターンごとに利用する部署の指定や色分けも可能。日別・月間のシフト作成に対応し、確定した勤務予定は従業員のタイムカードに即時反映されます。変形労働時間制や深夜残業の集計、欠員シフトの募集にも対応しており、交替勤務の多い現場の労務管理を支援します。
Qolus(コーラス)
- フリー(時間帯)とパターンシフト(日勤、夜勤)を自動作成!
- メンバー間の勤務調整、店舗間調整と複数店舗管理の効率化!
- いつでも、どこからでも簡単に勤務希望の提出と勤務表の確認!
株式会社NTTデータセキスイシステムズが提供する「Qolus(コーラス)」は、日勤・夜勤などのパターンシフトと時間帯のフリーシフトが混在する職場でも、勤務シフトを自動作成できるクラウドサービスです。従業員の雇用形態や希望、スキルなどを考慮し、複雑な勤務条件にあわせてシフトを作成します。複数拠点をまたぐ応援管理や労働時間の集計にも対応。従業員はスマートデバイスから勤務希望を提出し、勤務表を確認できます。導入支援メニューや無料体験も用意されています。
ジンジャー勤怠
- 給与システムとの連携も簡単!
- アプリも対応!スマホやタブレットで簡単操作
- 希望シフト収集や募集、休暇申請/承認を効率化できます!
jinjer株式会社が提供する「ジンジャー勤怠」は、夜勤や変形労働時間制など、多様な勤務形態の勤怠管理を効率化するクラウド型システムです。シフトの作成・管理から打刻、勤怠集計、休暇申請・承認までを一元管理します。日本語に加え、英語・タイ語・ベトナム語・インドネシア語の表示にも対応しており、外国籍従業員が働く現場でも利用しやすい点が特徴です。残業時間の管理やアラート機能も備え、36協定にもとづく時間外労働の管理を支援します。
Optamo
- 労働計画管理、加重労働対策によって職場環境が改善します。
- 勤務シフトの作成時間短縮で業務効率化、コスト削減が可能です。
- 公平な勤務シフトで不平不満の解消などにつながります。
兼松コミュニケーションズ株式会社が提供する「Optamo」は、スタッフのスキルや勤務条件を考慮してシフトを最適化するクラウドサービスです。スタッフごとの勤務条件や必要な人員数などを設定し、最適化技術を活用して勤務シフトを自動作成します。複雑な条件を踏まえた配置を支援するため、管理者が手作業でシフトを調整する負担を軽減。公平な勤務シフトの作成によって、勤務の偏りや従業員の不満の解消にもつなげられます。
勤務シフト作成お助けマン
- 複雑な勤務条件を考慮したシフト表を最適化AIが自動作成。
- クラウドサービスなので大掛かりなシステム構築は不要。
- 2か月間の無料トライアル中も本契約と同じ機能・サポート付き。
鉄道情報システム株式会社が提供する「勤務シフト作成お助けマン」は、早番・遅番・夜勤などの交替勤務を、細かな条件に沿って自動作成するクラウドサービスです。1日単位の勤務を扱う「Day」では、部署別・スタッフ別に勤務条件を設定できます。「遅番の翌日は早番を割り当てない」「夜勤は2名配置する」といった条件を考慮し、最適化AIがシフトを自動作成。すべての条件を満たせない場合も可能な範囲で勤務表を組み、完成後はCSV出力で勤怠管理などの外部システムと連携できます。
oplus
- スマホやPCからシフトを提出・編集
- 条件に応じたシフトをAIを活用して自動作成
- 多彩な勤怠・労務管理サービスとの外部連携
Oplus株式会社が提供する「oplus」は、シフトの提出・作成・共有から勤怠管理までを一元化できるクラウド型サービスです。日別・週別・月別のシフト管理に対応し、夜勤を含む勤務予定の作成にも活用できます。スタッフの希望シフトは管理画面へ自動転記され、日別のガントチャートでは時間帯ごとの配置人数を確認可能。複数拠点のシフト状況も管理でき、打刻・勤怠管理機能を利用すれば勤務予定と実績を同じサービスで扱えます。
マネーフォワード クラウド勤怠Plus
- 生体認証を活用した打刻で厳格な勤怠記録体制を構築
- 勤怠状況はダッシュボードでリアルタイムに確認可能
- 在宅や出社が混在する環境や、変則勤務にも柔軟に対応
株式会社マネーフォワードが提供する「マネーフォワード クラウド勤怠Plus」は、変形労働時間制や勤務間インターバルなどの就業ルールに対応したクラウド型勤怠管理システムです。シフト管理や勤怠集計に加え、36協定の超過リスクを早期に検知する機能を備えています。ダッシュボードでは残業時間や勤怠の締め状況などを確認でき、時間外労働の管理を効率化。公開APIやCSVによるデータ連携にも対応しており、既存の人事・給与システムとの連携を検討する企業にも適しています。
快決!シフト君NEO (株式会社NTTデータセキスイシステムズ )
- 2,400法人以上に導入!効率的な勤務計画作成を支援!
- スマートデバイスをフル活用してスタッフの満足度向上!
- 勤務データを有効活用した他システムとのスムーズな連携が可能!
まとめ
製造業でシフト管理システムを活用するには、交替勤務のローテーション登録や、工程ごとのスキル条件を満たす配置確認ができることが重要です。あわせて、深夜業や休日、変形労働時間制などのルールをシステムでチェックできるかも確かめましょう。
導入後は作成ルールの統一と勤怠実績との照合で定着を図れます。シフト管理・人員計画(WFM)の資料請求で、自社の工場にあう製品を比較してみてください。

