ITトレンドがおすすめする製品・サービス
- ■計画・配置の対象別
- 日・週・月単位のシフトを作成する:ジョブカン勤怠管理、Qolus(コーラス)、ジンジャー勤怠、勤務シフト作成お助けマン、oplus、ほすぴタッチ、アールシフト
- 時間帯・作業・現場別に人員を配置する:Qolus(コーラス)、勤務シフト作成お助けマン、oplus、アールシフト、建設業向けSNS機能付き人員配置システム、作業割当AId
- 中長期の人員数や人件費を計画する:Loglass 人員計画
- ■業種対応別
- 医療・介護向け:ほすぴタッチ
- 建設業向け:建設業向けSNS機能付き人員配置システム
- 小売・飲食・店舗運営向け:アールシフト、作業割当AId
- 業種を問わない汎用型:ジョブカン勤怠管理、Qolus(コーラス)、ジンジャー勤怠、勤務シフト作成お助けマン、oplus
人員計画システムの種類を分ける3つの軸
人員計画システムは、製品ごとに扱う範囲や想定する業種が異なるため、一覧で見ると違いがわかりにくい場合があります。まずは種類を分ける軸を決め、全体像を押さえておきましょう。
種類が多く見える理由
人員計画という言葉は、明日のシフトを組む場面から、来年度に何人を採用するかを決める場面まで、幅広い業務を指して使われます。そのため、人員計画システムと呼ばれる製品にも、扱う期間や目的が異なるものが混在しています。
さらに、コールセンターや病院のように独自の条件を持つ業種に向けた製品と、業種を限定しない製品があります。名称が似ていても役割が違うため、種類を分けて考えることが製品選びの出発点です。
3つの軸の全体像
1つ目の軸は計画の期間で、日々のシフト作成、時間帯ごとの要員配置、年度単位の要員計画に分かれます。2つ目は対応する業種で、特定の業種の条件にあわせた業種特化型と、幅広い業種で使える汎用型があります。
3つ目は提供形態と他システムとの組み合わせ方で、クラウド型かオンプレミス型か、人事や勤怠管理と一体か連携かという違いです。この3つの軸を順に当てはめていくと、自社が比べるべき製品の範囲を絞り込めます。
計画期間で分ける人員計画システムの種類
計画の期間は、人員計画システムの種類を分けるうえで基本となる軸です。期間によって扱うデータや利用する人が変わるため、自社がどの期間の計画に課題を抱えているかを確認しながら読み進めてください。
日々のシフト作成型
日々のシフト作成型は、従業員の勤務希望を集め、週や月単位の勤務表を作ることを中心とした種類です。スマートフォンでの希望提出や、確定したシフトの共有、急な交代の連絡といった機能が含まれます。
必要な人数は管理者があらかじめ設定し、その人数を満たすように勤務表を組み立てる製品が中心です。紙やExcelで作っていたシフト表をシステムに置き換えたい店舗や事業所が、最初に検討しやすい種類といえます。
時間帯別の要員配置型
時間帯別の要員配置型は、時間帯ごとに必要な人数を設定し、業務量や勤務条件に応じて従業員を配置する種類です。売上や客数などから必要人数を算出する製品もあれば、管理者が設定した人数をもとにシフトを作成する製品もあります。
時間帯ごとの人員の過不足を確認できる点が特徴で、来客数や業務量が大きく変動する職場に向いています。また、作業内容や従業員のスキルを考慮して人員を割り当てる製品もあります。需要予測から配置まで、どの工程を自動化できるかは製品ごとに確認しましょう。
中長期の要員計画型
中長期の要員計画型は、年度や半期といった単位で、部門ごとに必要な人数や人件費を計画する種類です。退職や異動の予定を踏まえた人員の過不足の把握、採用計画の立案、人件費の試算といった機能が中心です。
利用するのは主に人事部門や経営企画の担当者で、日々の勤務表は扱わない製品もあります。採用や配置転換の判断を根拠のある数値で進めたい企業や、複数の計画案を比べて経営層に説明したい企業で検討されます。
業種特化型と汎用型の人員計画システム
業種の軸では、特定の業種にあわせた機能を持つ業種特化型と、幅広い業種で使える汎用型に分かれます。業種特化型の代表例と、汎用型の特徴を確認しましょう。
コールセンター向け
コールセンター向けの人員計画システムは、時間帯ごとの入電件数と平均対応時間から、目標の応答率を満たすのに必要なオペレーター数を算出する機能を備えたものが中心です。電話の交換設備やCTI(電話とコンピューターをつなぐ仕組み)から実績を取り込む連携も重視されます。
電話のほかにチャットやメールの窓口を持つ場合は、窓口ごとの業務量をまとめて計画できるかが比較の材料です。オペレーターのスキルに応じて担当できる窓口を分ける設定ができるかも確認しましょう。
医療・介護向け
医療・介護向けの人員計画システムは、夜勤を含む交替勤務の勤務表づくりを支える機能を重視した種類です。資格や経験年数ごとの配置、夜勤の回数や連続勤務の制限、勤務の間隔といった条件を登録し、条件を守った勤務表を作成します。
施設によっては人員の配置に関する基準を満たしているかを確認する必要があるため、配置の状況を集計できるかも確認したい項目です。病棟や部署ごとに異なる勤務の形に対応できるかは、製品によって差があります。
業種を問わない汎用型
汎用型は、小売や飲食、物流、製造、オフィスなど幅広い業種で使えるように設計された種類です。業務量の指標や勤務の条件を自社で設定して使うため、複数の業態を持つ企業でも同じ仕組みで管理できる点が利点です。
一方で、業種特有の複雑な条件を表現するには、設定に時間がかかる場合があります。自社の勤務の条件を設定で再現できるか、試用やデモで実際の勤務表を作って確かめておくと安心です。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料請求して、さまざまな製品の機能や特徴を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問いあわせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でシフト管理・人員計画(WFM)の一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
提供形態と組み合わせ方による種類
3つ目の軸は、システムをどのように提供し、社内の他のシステムとどう組み合わせるかです。導入の費用や運用の体制、データの受け渡しの手間に関わるため、計画期間や業種とあわせて確認しましょう。
クラウド型とオンプレミス型
クラウド型は、提供会社が用意したサーバーのシステムをインターネット経由で利用する形で、月額などの利用料を支払う料金体系の製品が中心です。自社でサーバーを用意する必要がなく、拠点や店舗が多い企業でも導入を進めやすい点が特徴です。
オンプレミス型は、自社のサーバーにシステムを導入して運用する形です。社内のシステムとの細かな連携や、情報管理の方針に沿った運用を重視する企業で選ばれることがあります。保守や更新を自社で担う体制が必要です。
単体型と人事・勤怠一体型
単体型は人員計画やシフト作成の機能に絞った製品で、既存の勤怠管理システムや人事システムと連携して使います。今使っているシステムを変えずに、計画の部分だけを強化したい場合の選択肢です。
一体型は、人員計画に加えて勤怠管理や人事情報の管理などを1つの製品で扱います。データの受け渡しの設定が少なく済む一方、既存のシステムからの移行が必要になる場合もあります。連携の方法と移行の範囲を比べて選ぶことが大切です。
自社にあう人員計画システムの種類を絞り込む手順
3つの軸を理解したら、自社の状況に当てはめて比べるべき種類を絞り込みます。課題の整理から始め、業種の条件と既存のシステムを順に確認していく進め方がおすすめです。
計画の課題から期間を決める
最初に、どの期間の計画に課題があるかを整理します。勤務表の作成や希望の集約に時間がかかっているなら日々のシフト作成型、時間帯ごとの人の過不足に悩んでいるなら時間帯別の要員配置型が候補です。
採用や人件費の計画を表計算ソフトで管理していて、集計や比較に手間がかかっている場合は、中長期の要員計画型を検討しましょう。課題が複数の期間にまたがる場合は、複数の期間を1つの製品で扱えるかも確認します。
業種の条件と既存システムで絞る
次に、自社の勤務の条件が業種特化型でなければ表現しにくいものかを確認します。夜勤や資格による配置、応答率の目標など、業種特有の条件が多い場合は業種特化型を中心に比べるとよいでしょう。
最後に、現在使っている勤怠管理や人事システムとの関係を確かめ、単体型と一体型、クラウド型とオンプレミス型のどれがあうかを決めます。ここまで絞り込んでから資料請求すると、製品ごとの違いを比べやすくなります。
試用で種類の違いを確かめる
候補の種類が絞れたら、無料の試用やデモを活用して、実際の業務にあうかを確かめます。カタログ上は同じ種類に見えても、条件の設定方法や画面の操作性、計算結果の確認のしやすさは製品によって異なるためです。
試用では、自社の過去の勤務表や業務量のデータを使い、普段と同じ条件で計画を作ってみるとよいでしょう。シフトを作る現場の責任者と、計画を確認する本部や人事の担当者の両方に操作してもらうと、立場ごとの使い勝手を比べられます。気づいた点は記録し、提供会社への質問にまとめておくと比較が進めやすくなります。
計画期間と業種で見る人員計画システム一覧
日々のシフト作成から中長期の人員計画まで、計画期間と業種対応の違いが分かるように、人員計画システムの特徴を一覧で整理しました。
| 製品名 | 特徴 |
|---|---|
| ジョブカン勤怠管理 | 日・週・月単位のシフト作成に対応。曜日別の必要人数を設定した自動作成や人員の過不足判定が可能 |
| Qolus(コーラス) | 日勤・夜勤などのパターンシフトと時間帯指定のフリーシフトを自動作成。スキルや複数拠点の調整にも対応 |
| ジンジャー勤怠 | シフト作成と勤怠管理を一元化。希望シフトの収集や予実管理、給与計算システムとの連携に対応 |
| 勤務シフト作成お助けマン | 日単位の「Day」と時間単位の「Time」を提供。最適化AIが勤務条件を考慮してシフトを自動作成 |
| oplus | 日・週・月単位のシフト管理と時間帯別の配置人数の確認に対応。AI自動作成や勤怠管理への機能拡張も可能 |
| Loglass 人員計画 | 部署別の人員数・人件費を一元管理。採用・異動を反映した計画や人件費シミュレーション、予実分析に対応 |
| ほすぴタッチ | 医療・介護福祉向けの複雑な勤務表をAIと数理モデルで自動編成。シフト作成の外部委託にも対応 |
| アールシフト | 小売・飲食・フィットネス向けにAIでシフトを自動作成。標準機能と個別カスタマイズを組み合わせられる |
| 建設業向けSNS機能付き人員配置システム | 建設現場ごとの人員配置予定をWeb上で管理。社外からも配置状況を確認でき、現場の人員調整を支援 |
| 作業割当AId | 作業計画とスタッフの能力・勤務条件をもとに作業割当表を自動作成。人時売上や残業の可視化にも対応 |
種類の違いで比べる人員計画システム
人員計画システムは、計画期間や対応業種によって向き不向きが分かれます。種類ごとの特徴がわかる製品を紹介します。
ジョブカン勤怠管理
- 1ヶ月ごとのシフト状況を1つの画面で確認可能!楽々シフト作成!
- スタッフへのシフト募集からシフト作成までをシステム上で実現!
- 人員の過不足が背景色で一目瞭然!人員配置が楽々!
株式会社DONUTSが提供する「ジョブカン勤怠管理」は、日・週・月単位のシフト作成と勤怠管理を一元化できるクラウド型システムです。早番・遅番・夜勤などのシフトパターンを無制限に登録でき、曜日ごとの必要人数や勤務条件を設定してシフトを自動作成します。従業員の勤務希望や休暇情報も反映でき、人員の過不足を画面上で確認可能です。勤怠管理機能との併用により、シフト作成から勤務実績の管理まで効率化したい企業に向いています。
Qolus(コーラス)
- フリー(時間帯)とパターンシフト(日勤、夜勤)を自動作成!
- メンバー間の勤務調整、店舗間調整と複数店舗管理の効率化!
- いつでも、どこからでも簡単に勤務希望の提出と勤務表の確認!
株式会社NTTデータセキスイシステムズが提供する「Qolus(コーラス)」は、多様な勤務形態に対応するクラウド型のシフト管理サービスです。日勤・夜勤などのパターンシフトと、勤務時間を指定するフリーシフトが混在する職場でも、最適化AIによって勤務表を自動作成します。従業員の雇用形態や勤務希望、スキルを考慮できるほか、複数拠点の応援管理や労働時間の集計にも対応。業種を問わず、複雑なシフト作成と拠点間の人員調整を効率化したい企業に適しています。
ジンジャー勤怠
- 給与システムとの連携も簡単!
- アプリも対応!スマホやタブレットで簡単操作
- 希望シフト収集や募集、休暇申請/承認を効率化できます!
jinjer株式会社が提供する「ジンジャー勤怠」は、シフト作成から勤怠集計、予実管理まで対応するクラウド型の勤怠管理システムです。シフト制やフレックスタイム制、変形労働時間制、夜勤など幅広い勤務形態に対応し、勤務希望の収集や休暇申請・承認も効率化します。人員の過不足を確認しながら他店舗へヘルプを依頼でき、予実管理では予算や実績、概算人件費などを把握可能です。ジンジャー給与との連携にも対応し、シフトと勤怠をまとめて管理したい企業に向いています。
勤務シフト作成お助けマン
- 複雑な勤務条件を考慮したシフト表を最適化AIが自動作成。
- クラウドサービスなので大掛かりなシステム構築は不要。
- 2か月間の無料トライアル中も本契約と同じ機能・サポート付き。
鉄道情報システム株式会社が提供する「勤務シフト作成お助けマン」は、勤務条件をもとに最適化AIがシフトを自動作成するクラウドサービスです。早番・遅番・夜勤などを1日単位で割り当てる「Day」と、10~14時など時間帯ごとに勤務を割り当てる「Time」を用意。従業員の勤務希望や必要人数、連続勤務の制限などを考慮した勤務表を作成できます。完成したシフトはCSV形式で出力でき、勤怠管理システムとの連携も可能です。複雑な勤務条件を考慮したシフト作成を効率化したい企業の候補です。
oplus
- スマホやPCからシフトを提出・編集
- 条件に応じたシフトをAIを活用して自動作成
- 多彩な勤怠・労務管理サービスとの外部連携
Oplus株式会社が提供する「oplus」は、シフトの提出・作成から勤怠管理まで一元化できるクラウド型サービスです。従業員が提出した勤務希望を管理画面へ自動転記し、日・週・月単位でシフトを管理できます。日別画面ではガントチャートで時間帯ごとの配置人数を確認可能です。また、AI自動シフト作成オプションでは、曜日別・日付別の必要人数や割り当て条件を設定できます。複数拠点管理や人件費計算、勤怠管理などの機能も追加でき、日々のシフト作成から時間帯別の人員配置まで効率化したい企業に向いています。
Loglass 人員計画 (株式会社ログラス)
- 集計作業から解放し、簡単にミスを発見する人員数管理機能
- 事業計画への影響や予実ギャップを正確に把握する人件費管理機能
- 人事情報の閲覧権限管理がより簡単になった権限管理機能
ほすぴタッチ (シーライヴ株式会社)
- AIが短時間で複雑なシフトを自動編成可能。
- 勤務希望提出やシフト交換、スタッフ可視化と連携を支援。
- シフト作成とBPOで担当者の負荷を大幅軽減。
アールシフト (オーエムネットワーク株式会社)
- 小売業のシフト管理で6年連続No.1
- AIで月間シフト表を最短1分で自動作成
- 800種類以上の標準機能とオーダーメイドの組み合わせ。
建設業向けSNS機能付き人員配置システム (オープンワークス株式会社)
- 外部から人員配置を即座に把握し機会損失を防止
- 建設業特化の人員配置で効率的な現場運営
- Web経由のクラウド型で社内LAN不要、どこからでもアクセス可能
作業割当AId (株式会社リテイルサイエンス)
- マルチジョブ化・人時売上・残業可視化を低コストで実現。
- スマホ完結のシフト管理で、現場と本部の連携を強化。
- 設定上限時間超えシフトにアラート表示で残業代を抑制。
まとめ
人員計画システムの種類は、計画の期間、対応する業種、提供形態と組み合わせ方の3つの軸で整理できます。日々のシフト作成型と時間帯別の要員配置型、中長期の要員計画型では役割が異なり、業種特化型と汎用型でも得意な条件が違います。自社の課題と既存のシステムを踏まえて種類を絞り込み、シフト管理・人員計画(WFM)の資料請求で製品を比べてみてください。

