資料請求リスト
0

ROSとは?計算方法や活用術も解説!

ROSとは?計算方法や活用術も解説!

企業の収益性を分析する際に用いられる指標の一つが「売上高経常利益率(ROS)」です。ROSは、売上高に対してどれだけ効率よく利益を生み出しているかを示す指標であり、企業の経営効率や収益力を判断する際に活用されます。

この記事では、売上高経常利益率(ROS)の意味や計算方法、数値が増減する要因、活用方法をわかりやすく解説します。ROI・ROE・ROAとの違いも比較しながら説明するため、企業の収益性分析を理解する際の参考にしてください。

\ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
目次

      経理アウトソーシングサービス紹介ページ遷移画像

    売上高経常利益率(ROS)とは

    売上高経常利益率(ROS:Return on Sales)とは、企業の売上高に対してどれだけ効率よく利益を生み出しているかを示す指標です。売上高に対する経常利益の割合を示し、企業の収益力や経営効率を評価する際に用いられます。

    売上高経常利益率が高いほど、売上に対して多くの利益を確保できていることを意味します。一方で低い場合は、コスト構造や事業効率に課題がある可能性があります。そのため、企業の収益性分析や同業他社との比較、経営改善の指標として広く活用されています。

    ROSの計算方法(式)と計算例

    ROSは「売上高経常利益率(%)=経常利益÷売上高×100」で算出します。経常利益と売上高の数値さえわかればよいので、損益計算書があれば算出できます。

    以下の条件での計算例を見てみましょう。

    • 経常利益:26,000
    • 売上高:32,500

    (単位:百万円)

    ROS=26,000÷32,500×100=80%

    また分子を変えれば、売上高営業利益率や売上高当期純利益率も算出できます。前者は営業利益、後者は当期純利益を分子として計算しましょう。これらを計算することで、その企業のビジネスの特徴を把握できます。

    ROSが増減する要因

    ROS(売上高経常利益率)は、売上高と経常利益のバランスによって数値が変化します。利益率が改善するとROSは上昇し、利益率が低下するとROSは下がります。

    ROSが上昇する主な要因

    次のような場合、ROSは上昇します。

    • ●売上高に対して経常利益が増加した場合
    • ●コスト削減によって利益率が改善した場合
    • ●付加価値の高い商品・サービスの売上が増えた場合
    • ●業務効率化や生産性向上によって利益が増加した場合

    このようなケースでは、売上から効率よく利益を生み出している状態といえます。

    ROSが低下する主な要因

    一方、次のような状況ではROSは低下します。

    • ●売上高に対して経常利益が減少した場合
    • ●原材料費や人件費などのコストが増加した場合
    • ●価格競争によって利益率が低下した場合
    • ●売上は増えているが利益が伴っていない場合

    ROSが継続して低下している場合は、コスト構造や事業戦略の見直しが必要になる可能性があります。企業の収益力を正しく把握するためには、ROSの数値だけでなく、売上・コスト・利益の変化を総合的に確認することが重要です。

    ROSの活用方法

    ROSは、会社の経理状況を判断する材料や株式投資を行っているトレーダーが参照する数値として活用されます。つまり企業の収益力を示す指標であり、ROSが高いと効率的な経営を行っていると判断できます。ここではROSの活用方法を見ていきましょう。

    過去の実績との比較

    過去のROSと現在のROSを比較すると、経営状態の良し悪しを判断できます。

    比較的経営状況が良く、過去の数値と差がないのであれば特に問題はありません。過去のROSと比べて上昇している場合は経営状態の好転、逆に低下している場合は経営状態の悪化を示します。

    また、比較的経営状況が悪く、過去のROSよりもさらに低下している場合は要注意です。今後も経営状況が悪化していく可能性は高いでしょう。

    ROSがどのように変化しているかによって、企業が採るべき対策は変わります。

    同業他社との比較

    同業他社と経営状態を比較するうえでもROSは有効です。

    一般的に、同じ業種であればROSの数値は近くなります。もし同業他社よりもROSが高ければ、同じ業種でありながらほかの企業にはない強みがあるといえるでしょう。一方、同業他社よりROSが低ければ、経営状態になんらかの問題が生じている可能性があるため経営の見直しが必要です。

    異業種の場合は比較対象にするのは困難です。そもそも収支構造が違うため、ROSの高低だけでは経営状態の良し悪しを判断できません。比較対象にするのは、あくまで同業他社だけにしておきましょう。

    他の指標であるROI・ROE・ROAとの違い

    ROSと似た概念として、ROIやROE、ROAがあります。それぞれの意味を見ていきましょう。

    ROI:投資した資本に対して得られた利益のことを示す

    ROIとは「Return on Investment」の略で、投資資金をどれほど有効活用できているかを示す指標です。「純利益 ÷ 投資額 × 100」で算出します。

    たとえば、100万円の投資に対して150万円の純利益が得られた場合、ROIは以下のようになります。

    ROI=150万円÷100万円×100=150%

    100%未満の数値になった場合は、投資を回収できていないことになります。

    ROE:株主が出資した資金に対しての収益性を示す

    「Return On Equity」の略で、投資した資本に対する利益のことです。「純利益÷ 株主資本×100」で算出し、この数値が高いほど株主資本を有効活用していることを意味します。

    計算例として、以下の条件でのROEを見てみましょう。

    • 総資産:300億円
    • 負債:200億円
    • 自己資本(株主資本):100億円
    • 当期純利益:20億円

    ROE=20億円÷100億円×100=20%

    一般的にROEが大きいほうがよいとされていますが、必ずしもそうではない点に注意が必要です。

    たとえば、総資産が変わらずROEが上昇した場合は負債が増加していることもあり、経営状態が好調とはいえません。そのため、ROEはあくまで判断材料の1つだと認識しましょう。

    ROA:企業の総資産に対する収益性を示す

    ROAは「Return On Assets」の略で、総資産に対する利益率のことです。「純利益÷総資産×100」で算出します。ROEは自己資本のみを考慮した指標なのに対し、ROAは負債も考慮した数値であるといえます。

    先ほどと同じ条件での計算例は以下のとおりです。

    ROA=20億円÷300億円×100=6.67%

    ROAが高いほど利益を上げていることを意味します。ただし、ROEに対して極端にROAが小さい場合は、多額の負債がある可能性があるため気をつけましょう。

    【比較表】ROS・ROI・ROE・ROAの違い

    ROS・ROI・ROE・ROAの主な違いを以下の表にまとめました。

    指標意味計算式主な用途
    ROS売上に対する利益率経常利益 ÷ 売上高 ×100企業の営業効率・収益力の分析
    ROI投資に対する利益率純利益 ÷ 投資額 ×100投資の収益性評価
    ROE株主資本に対する利益率純利益 ÷ 株主資本 ×100株主視点での企業収益性評価
    ROA総資産に対する利益率純利益 ÷ 総資産 ×100企業の資産運用効率の分析

    経理アウトソーシングの利用でROSなどの指標を確認しよう

    ROSとは売上高経常利益率のことで、売上に対する利益の割合を示す指標です。ROSが大きいほど経営状態が好調であることを意味します。

    一方、ROIやROE、ROAの意味は以下のとおりです。

    • ROI:投資に対する利益
    • ROE:株主資本に対する利益
    • ROA:総資産に対する利益

    これらの指標を自社で出せる人材がいない場合、経理アウトソーシングを利用することで解決できます。以下の記事では、おすすめの経理アウトソーシングサービスを紹介しています。あわせて参考にしてください。

    関連記事 経理アウトソーシング12選を比較!メリット・デメリットや費用相場も解説

    「自社に合う製品がわからない」、「どんな観点で選べばいいかわからない」という方向けの診断ページもあります。
    ITトレンドで過去に経理アウトソーシングサービスを資料請求した方のお悩みや要望から作成した簡単な質問に答えるだけで、最適なシステムを案内します。
    無料で今すぐ利用できますので、下のリンクから診断を開始してください。

    ▶経理アウトソーシングサービス おすすめ比較・無料診断

    \ 先月は3,000人以上の方が資料請求しました /
    新NISAに関する実態調査アンケート

    アンケート回答者の中から毎月抽選で10名様に

    Amazonギフトカード1,000円分が当たる!

    電球

    ITトレンドMoneyみんなのおサイフ事情では

    「新NISAに関する実態調査」をしております。

    ぜひご協力ください。

    it-trend moneyロゴ
    新nisaアンケートロゴ
    \匿名OK!カンタン2分で完了/アンケートに答える
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「ROSとは?計算方法や活用術も解説!」というテーマについて解説しています。経理アウトソーシングの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    認知度、利用経験率No.1のITトレンド 経理アウトソーシング年間ランキング
    カテゴリー関連製品・サービス
    BackofficeForce
    BackofficeForce株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    パーソルグループのオンライン経理代行 StepBase(ステップベース)
    パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    会計アウトソース
    株式会社アイエーピー
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    バーチャル経理アシスタント
    メリービズ株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    マネーフォワード クラウド(経費・債務支払)
    株式会社マネーフォワード
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    Chatwork アシスタント
    株式会社kubellパートナー
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    freee支出管理 受取請求書アシスト
    フリー株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.1
    経理・労務代行&業務DXコンサルティング
    株式会社ZERO ONE
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.0
    ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
    経理アウトソーシングのサービスをまとめて資料請求