
経理アウトソーシングとは
経理アウトソーシング(経理業務アウトソーシング)とは、自社の経理業務の一部またはすべてを専門性の高い外部企業に委託するサービスのことです。法改正や電子化の動きが活発になるなかで注目が高まり、人員不足の解消や業務効率化を目的に導入する企業が増えています。なお、経理BPOや経理代行サービスとも称します。
経理アウトソーシングに依頼できる業務の一例
外注可能な経理業務の一例は次のとおりです。
- ■記帳業務
- 請求書発行などの伝票管理業務・売掛金/買掛金管理・売上や費用の計上・記帳代行など
- ■給与計算業務
- 給与計算・支払い・年末調整・社会保険納付など
- ■決算業務
- 固定資産や減価償却の管理・月次・年次決算の決算書作成や分析・決算申告業務など
依頼先は、税理士事務所や会計事務所、経理代行サービス会社などです。委託内容や企業規模などの条件により異なりますが、費用相場は月額数万円~数十万円、業務改善などのコンサルティングサービスも含めると数十万円~数百万円程度です。記帳業務や給与計算業務のみ、といったごく一部の業務を外注する場合は数千円から1~2万円程度に抑えることも可能でしょう。
経理アウトソーシングの活用シーン
経理アウトソーシングサービスは、以下のようなシーンで活用されています。
- ●経理業務効率化のための業務整理
- ●繁忙期に派遣サービスを導入し業務負担軽減
- ●退職などによる急な人材不足の補填
- ●子会社のバックオフィス業務の代行
経理アウトソーシングサービスはさまざまなシーンで活用が可能です。そのため、導入の際は自社の経理業務の課題や目的を明確にし、サービスの選定や業務委託を行うと改善効果が得られやすいでしょう。
経理アウトソーシング会社をお探しの方へ
この記事では、おすすめの経理アウトソーシング会社を2つのタイプに分類して紹介します。さらに、特徴や依頼できる業務内容、価格、導入ユーザーからの口コミ評価も掲載。各製品を比較しやすい比較表とあわせてサービス選定にお役立てください。
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【比較表】おすすめの経理アウトソーシング
経理アウトソーシングのメリット
経理アウトソーシングを導入するメリットは次のとおりです。それぞれ詳しく解説します。

人材不足を解消できる
少子高齢化が進む日本では、1995年をピークに15~64歳までの生産年齢人口が減少を続けています。さらに総務省の調査によれば、2050年には2021年比で約30%減の5,275万人になると見込まれています。すでに多くの業界で人手不足が顕著になってきており、採用や人材確保に課題を感じている企業も多いのではないでしょうか。
そのような状態で自社ですべての業務を行うには限界があります。経理代行会社を活用することで人手不足を補えるのは大きなメリットといえるでしょう。
経理業務の属人化を防止できる
経理業務は専門性が高く、知識や経験のある従業員へと業務が集中しやすいといえます。またマニュアルが整備されていないなどの理由から、短期間でノウハウの伝授や引き継ぎが難しいことも課題のひとつです。
そのため、経理業務の属人化を防ぐ目的で経理アウトソーシングを導入する企業も多くあります。担当者の不在や退職による業務の滞りにも対応できるでしょう。
コア業務に専念できる
仕訳入力や経費精算など、日々の経理業務の多くが定型的な作業です。煩雑な作業に追われ、他の業務にまで手がまわらないといった経理担当者の声もよく聞かれます。
そこで経理をアウトソーシングし、従業員のリソースをコア業務へと充てる企業も少なくありません。担当者の業務負担を減らし、企業戦略の策定や予算・実績の差異分析などに注力することで、成長を加速できるでしょう。
不正の防止につながる
経理データを管理できる人が会社内で限られていると、改ざんや横領のリスクも高くなります。経理アウトソーシングでは送金プロセスに外部のBPOベンダーが介在するため、第三者が作業することによって不正を防げます。また管理者の目の届かない経理業務のブラックボックス化を防ぐことは、内部統制の強化にもつながるでしょう。
法改正などの変化に柔軟に対応できる
経理業務では、税制や社会保険制度の改正がある度、業務フローやシステムの変更が生じます。しかし法制度の変更に関する情報を収集し、常に最新の知識を採り入れるのはかなりの負担となるでしょう。
制度の変更や法改正にもすぐに対応できるのは、専門性の高い経理アウトソーシングならではの長所です。
最適なリソースを柔軟に確保できる
経理業務は時期により閑散期と繁忙期にわかれます。そのため人員配置が課題となるケースが多くみられます。繁忙期にあわせて従業員を多く雇用すると、無駄なコストになりかねません。
経理アウトソーシングをスポット活用すれば、必要に応じてスキルを持った経理人材を投入可能です。人員が余ることなく最適なリソースを確保できるでしょう。
業務品質を高められる
業務を委託するベンダー企業は、経理業務のノウハウや専門知識を豊富に有しています。そのため、企業は採用・教育コストをかけずに正確かつ迅速な業務の遂行が期待できます。業務品質の向上のほか、よりスムーズな経営判断につながるでしょう。
経理アウトソーシングのデメリットと注意点
続いて経理アウトソーシングのデメリットと導入時の注意点について解説します。

ノウハウを蓄積できない
経理代行を活用すると、経理スキルやノウハウは企業に蓄積されません。そのため従業員の知識向上やスキルアップといった育成が難しくなります。また経理業務全般を外部委託から自社での運用に戻す場合や、委託業者を変更する場合には業務の引き継ぎができないため不便に感じる可能性があります。今後の自社の経理や経理アウトソーシングの活用方法を想定してサービスを導入するとよいでしょう。
情報の外部流出の可能性がある
個人情報などの社内に保管された機密情報を外部に共有するため、セキュリティリスクが高まるともいえます。例えば領収書などの書類を代行業者へ送付する場合、代行業者の書類の紛失により、思わぬ所で重要情報が流出するかもしれません。また、自社のクラウド型のシステムと連携したアウトソーシングの場合、IDとパスワード次第であらゆるデバイスからアクセス可能な状況が生じます。導入前に代行業者のセキュリティ対策やシステム環境を確認しておきましょう。
料金が割高になる可能性がある
代行業者は従量課金制を採用している会社がほとんどです。企業の要望に対応できるようさまざまなオプションを設けており、処理する伝票数や仕訳数によってはコストの調整が可能です。しかしオプションの利用によっては、社内で経理専門の派遣従業員を雇用するよりも割高になる可能性もあります。導入前に自社の予算にあっているか、料金やサービス内容の比較検討が必要です。
経費処理重複の可能性がある
経理処理の一部をアウトソーシングする場合、自社の経理部門と経理代行業者にアウトソースしている作業を明確に分離できていないと、経理処理が二分もしくは重複してしまう可能性もあります。
自社で行った方がよいこと、アウトソーシングした方がよいことを明確にして、丸投げではなくマネジメント自体を的確に行いましょう。専門知識がないと正確に判断しかねる場合があるので、いくつかの業者に問い合わせて相談してみるのもおすすめです。
柔軟な対応が難しい
経理代行会社とは契約書にもとづいて決まった業務を委託しているため、急ぎ対応してほしい作業などがある場合、臨機応変に対応するのは難しいでしょう。また、先方の業務状況や営業時間によっては、質問を投げてもすぐに返答が得られるとは限りません。サービスを導入する前に業務対応の柔軟性や問い合わせへの対応について確認しておくとよいでしょう。
経理アウトソーシングの2つの代行タイプ
経理アウトソーシングサービスには、「派遣型」と「リモート型」の2つの代行タイプがあります。
派遣型の経理アウトソーシングサービスは、サービス提供会社から経理業務を行う人材が自社に派遣されます。派遣人材が常駐するため、経理データを社外に持ち出す必要がなくセキュリティ面の安全性が高いでしょう。コミュニケーションを取りやすく業務整理などを依頼できることもメリットです。
リモート型の経理アウトソーシングサービスは、インターネットを介してデータの共有やコミュニケーションを行い、経理代行業務を進めます。委託先から人材が派遣されるわけではないため、パソコンなどの貸与やデスクの準備も不要で、比較的スピーディーに導入できる点が特徴です。すでに業務が整理されており委託する業務範囲が明確な場合におすすめです。
経理アウトソーシング会社の選び方
経理アウトソーシングを導入するにあたって、比較すべきポイントは次のとおりです。
- ●自社と同規模・同業者での導入実績が豊富か
- ●作業担当者に経理資格があるか
- ●必要とする業務を委託できるか
- ●経理以外のバックオフィス業務も外注できるか
- ●業務フローの見直しなどのコンサルティングが可能か
- ●業務量の変動に柔軟に対応できるか
- ●サポート体制やコミュニケーションの取り方がニーズにあっているか
- ●特定の業務だけを委託できるか
- ●現行の会計ソフトを活用できるか
- ●PCの貸与やデータ共有などのリモートで完結できるか、または来社可能か
- ●予算にあった料金体系か
まずは外部に委託したい業務を洗い出したうえで、予算にあったサービスを検討しましょう。また、既存の会計ソフトがあればそのまま活用できるか、基幹システムとの連携が可能かも確認するのがおすすめです。業者により対応可能な業務内容は異なるため、できるだけサービス内容について問い合わせを行いましょう。
以下の記事では、選び方をより詳しく解説しています。導入業者選びの参考にしてください。
【比較表】おすすめの経理アウトソーシング
ITトレンドおすすめの経理アウトソーシング会社を年間ランキング順に比較表にまとめました。また、この記事で紹介している主要な製品を細かく調査して見えてきた、経理アウトソーシングサービスの特徴や傾向を以下にまとめています。ぜひ製品の比較検討にお役立てください。
- ●バックオフィス業務への対応が可能なサービスは約半数
- ●作業時間に応じた料金プランまたは業務内容に応じた柔軟な料金体系で構成
- ●経理担当者の退職や将来的なリソース不足の懸念を契機に導入する企業が非常に多い
おすすめ製品は以下のボタンからまとめて資料請求(無料)できます。資料を見ながらじっくり比較検討するのに役立ててください。
おすすめの経理アウトソーシング(派遣型)
ここからは、ITトレンドがおすすめする派遣型の経理アウトソーシングサービスを紹介します。
製品名 | 全体満足度 | 使いやすさ | 価格 |
---|---|---|---|
株式会社データ・ファー・イースト社の経理特化型のアウトソーシング | ー | ー | 3,000円~500,000円 |
BackofficeForce | ー | ー | 月額200,000円/30時間~ |
※レビュー評価は2025年3月17日時点における実数を表示しています。"ー"表記はまだレビュー投稿がありません。
BackofficeForce
- 専門性:経験豊富な専門人材が、チーム体制で業務を請負い
- 柔軟性:幅広い業務に対応し、繁閑に応じたプラン設定が可能
- ナレッジ化:マニュアル作成。専用システム内で業務を一元管理
BackofficeForce株式会社が提供する「BackofficeForce」は、税理士法人が母体となっており、公認会計士や税理士などの有資格者によるサポートにも対応します。庶務・財務・経理・人事/労務・総務などバックオフィス業務全般をカバーするのが特徴です。東京23区内であれば、オフィス常駐にも対応しています。
対応エリア | 全国 | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
参考価格 | 月額200,000円/30時間~ | ||
給与計算 | 〇 | 資産管理 | ー |
会計入力 | 〇 | 社会保険手続き | 〇 |
税務処理 | ー | 振込請求管理 | 〇 |
決算処理 | ー | 経費精算 | ◯ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
おすすめの経理アウトソーシング(リモート型)
次に、ITトレンドがおすすめするリモート型の経理アウトソーシングサービスを紹介します。
製品名 | 全体満足度 | 使いやすさ | 価格 |
---|---|---|---|
H2Rコンサルティング株式会社の経理アウトソーシング | 5.0(2件) | 5.0 | 月額200,000円~ |
株式会社アイエーピーの会計アウトソース | ー | ー | 月額50,000円~ |
freee支出管理 受取請求書アシスト | 4.1(9件) | 4.3 | お問い合わせください |
CASTER BIZ accounting | 4.0(1件) | 3.0 | 月額110,000円~/25時間~ |
アルファテックス株式会社のシェアードサービス | ー | ー | 月額400,000円~ |
StepBase | ー | ー | 月額114,000円~ |
※レビュー評価は2025年3月17日時点における実数を表示しています。"ー"表記はまだレビュー投稿がありません。
H2Rコンサルティング株式会社の経理アウトソーシング
- 東京近郊中心に上場会社含めて実績多数
- 経理担当者のご退職等の緊急対応可能
- 経理アウトソーシングの他、ポストM&A、上場支援も対応
H2Rコンサルティング株式会社の「経理アウトソーシング」は、経理財務実務経験をもつ公認会計士らが請け負います。内部統制報告制度であるJ-SOX法に対応し、セキュリティ対策のための専門スタッフも配置しています。また、経理財務業務の一部のみ委託することも可能です。
対応エリア | 首都圏 | 対象従業員規模 | 50名以上5,000名未満 |
参考価格 | 月額200,000円~ ※業務量や内容、分担、時期に応じて個別見積もり | ||
給与計算 | ー | 資産管理 | 〇 |
会計入力 | 〇 | 社会保険手続き | ー |
税務処理 | 〇 | 振込請求管理 | 〇 |
決算処理 | 〇 | 経費精算 | 〇 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
H2Rコンサルティング株式会社の経理アウトソーシングを利用したユーザーの口コミ
会計知識、PCスキルが高いメンバーが複数名常駐し、日常業務から月次決算業務まですべて高品質でサポートしてもらい管理部のレベルが上がり大変満足しております。
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個々によって知識のレベルに差があったり、お願いしている業務処理のスピードが違う為、この辺は誰が来ても満足出来るような教育をして欲しい。
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株式会社アイエーピーの会計アウトソース
- 毎日の会計業務から世界中の税務申告や連結決算をサポート
- 国内外の専門のスタッフがリーズナブルな価格で対応します
- 日々の経理業務、子会社経理、IFRS, USGAAPも対応可能です。
株式会社アイエーピーの「会計アウトソース」は、国際会計・税務に精通した専門スタッフが日々の支払いから決算まであらゆる経理業務をサポートします。在籍スタッフは全員バイリンガルで、日本語・英語・フランス語・中国語などの多言語に対応しているのも特徴の一つです。
対応エリア | 全国 | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
参考価格 | 月額50,000円~ | ||
給与計算 | 〇 | 資産管理 | ー |
会計入力 | 〇 | 社会保険手続き | ー |
税務処理 | 〇 | 振込請求管理 | ー |
決算処理 | 〇 | 経費精算 | 〇 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
freee支出管理 受取請求書アシスト
- 業務効率化を超えた、業務の⾃動化/削減を実現
- テクノロジーと⼈の⼒を合わせた現状の最適解を提供
- ⾃社も、取引先もストレスフリー
フリー株式会社が提供する「freee支出管理 受取請求書アシスト」は、受け取った請求書のスキャン代行から電子保存と債務管理を請け負います。インボイス制度や電子帳簿保存法に対応し、リソース不足や業務デジタルの支援が可能です。
対応エリア | 全国 | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
参考価格 | ー | ||
給与計算 | ー | 資産管理 | ー |
会計入力 | ー | 社会保険手続き | ー |
税務処理 | ー | 振込請求管理 | ー |
決算処理 | ー | 経費精算 | ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
freee支出管理 受取請求書アシストを利用したユーザーの口コミ
領収書登録はレシートを読み込むだけ、自動入力までしてくれて、そこから仕分けまで自動化、確定申告がものすごく楽になります。
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他社サービスでは帳票伝票の受領時点からアウトソーシングできるので、受領体制まで無人化できるようにフォローアップしてほしい点。
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CASTER BIZ accounting
- 経理BPO経験が豊富な正社員フロントによる業務ディレクション
- 自社開発の専用システムを用いた、正確な作業工数および品質管理
- 業務フローやマニュアルをお客様へ公開・可視化可能
「CASTER BIZ accounting」は、株式会社キャスターが提供する経理アウトソーシングサービスです。実務経験5~20年以上・簿記資格2級以上など、高い基準をクリアしたスタッフによる専門チームがサポートします。また経理業務の他、業務コンサルや税理士連携など幅広い分野に対応可能です。
対応エリア | 全国 | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
参考価格 | 経理まるごと委託プラン:月額112,500円~ 経理部分委託プラン:月額110,000円~ ※カスタマイズ可能 | ||
給与計算 | 〇 | 資産管理 | ー |
会計入力 | 〇 | 社会保険手続き | ー |
税務処理 | 〇 | 振込請求管理 | 〇 |
決算処理 | 〇 | 経費精算 | 〇 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
CASTER BIZ accountingを利用したユーザーの口コミ
これまでは経理入力や請求書発行などの業務を派遣さんに任せていました。ただ、その方が辞めたりすると一時的に社内の他のメンバーがやることになり本業が止まってしまっていました。 それをキャスターさんに入っていただき、とても楽になりました。
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いくつかお見積りをとりましたが、金額的には一番高く、その分クオリティは高いのですが この領域の相場観もわかってくる中でもう少し金額を落としていただけるとなおありがたいです。
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StepBase
- 業務手順やマニュアルの準備は不要で業務を開始可能
- 契約終了時に作成した業務手順・ノウハウを全てお渡し可能
- 弊社採用基準を満たした、実務経験が豊富な人材を直接採用
パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が提供する「StepBase」は、企業のバックオフィス業務を支援するオンラインアシスタントサービスです。必要な業務を必要な分だけ依頼でき、固定費の削減にも貢献します。即戦力の人材が最短翌日から業務を開始し、秘書・経理・労務など多岐にわたる業務をサポート。さらに、業務フローの設計や手順化を支援し、内製化の促進にも対応します。
対応エリア | 全国 | 対象従業員規模 | すべての規模に対応 |
参考価格 | 3か月プラン:月額120,000円、6か月プラン:月額117,000円、12か月プラン:月額114,000円 ※1か月のトライアルプランもあり | ||
給与計算 | ◯ | 資産管理 | ー |
会計入力 | ◯ | 社会保険手続き | ー |
税務処理 | ー | 振込請求管理 | ◯ |
決算処理 | ー | 経費精算 | ◯ |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
まとめ
経理アウトソーシングサービスには、人材不足や業務属人化の解消など多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。自社の課題や導入目的を明確にし、どのくらいのメリットが獲得できるかを考えてみましょう。まずは気になるサービスの資料請求をして、経理アウトソーシングサービスについて詳しく知ることからはじめるのがおすすめです。

経理アウトソーシングサービスを調べると、多くの企業がサービスを提供しています。一見同じ業務内容に見えても、得意とする業種やターゲットとする規模(個人事業主や小規模企業をメインにするのか、上場企業などの大企業をメインにするのか)は異なります。これらの情報を確認することは、自社に適した業者を選定する上で非常に有用です。例えば、サービス導入事例はこれらの判断に役立ちます。また、会社名を出して事例を紹介している場合、その企業が提供するサービスに満足していることを示す補助的な情報となります。
なお、一般的な選定ポイントについては記事をご覧ください。 業務内容やコストなどの表面的な情報だけでなく、自社に合うかどうかを慎重に検討することが重要です。