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ロードバランサの市場規模・動向【2026年版】

ロードバランサの市場規模・動向【2026年版】

ロードバランサの市場の様子を、ITトレンドに掲載されている13製品と外部の市場データから分析しました。どんな製品が並び、市場がどう動いているかを紹介します。

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目次

    ロードバランサの市場規模は?

    ロードバランサは、サーバーへのアクセスを振り分けてシステムの安定稼働を支える仕組みです。ロードバランサに限った市場規模は、公開されている統計や調査会社の発表では確認できません。同じネットワーク基盤の機器では、業界団体のCIAJがルーターの需要総額は2025年度に1,289億円の見通しと発表しています。2030年度には1,344億円になると予測されていますが、ロードバランサそのものの数字ではありません。

    出典:一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)「通信機器中期需要予測[2025-2030年度]を発刊」(2025年12月10日)

    ITトレンドには、ロードバランサとして13製品が掲載され、提供企業も9社です。そのうちITトレンドから資料請求できるのは1製品で、残る12製品は情報のみの掲載です。ロードバランサの基本については、ロードバランサとは?概要から基本を解説!をご覧ください。

    ここからは、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、ロードバランサの動きを見ていきます。

    ITトレンドに掲載されている主なロードバランサ

    まずは、ITトレンドに掲載されているロードバランサを紹介します。資料請求ランキングは、製品を比較・検討している企業の関心を表すデータです。

    ITトレンドのデータで見ると、2026年10月時点のロードバランサはアプリケーションの配信を最適化する負荷分散製品が13製品中7製品を占めます。資料請求できるのはUTMのビジネスセキュリティ(VSR)nシリーズで、ランキングの1位です。負荷分散に特化した製品と、AWSなどのクラウドのサービスが並ぶ点が特徴です。

    次の図は、掲載されている主な10製品を、製品ページの掲載内容をもとに用途で分けたものです。その下の表では、ITトレンドから資料請求できるかどうかもあわせて示しています。

    ロードバランサの用途別の製品マップ
    製品名提供企業資料請求製品の特徴
    ビジネスセキュリティ(VSR)nシリーズ株式会社 USEN ICT Solutionsできる(1位)負荷分散を担うUTM。運用監視や保守まで24時間365日対応。
    Elastic Load Balancingアマゾンウェブサービスジャパン合同会社情報のみ掲載AWSのロードバランサ。自動スケーリングで負荷の偏りを防ぐ。
    BIG-IP Local Traffic Manager(LTM)エフファイブ・ネットワークス・ジャパン合同会社情報のみ掲載負荷分散に加え、DDoS攻撃の阻止や通信の性能向上も担う。
    Thunder® ADCA10ネットワークス株式会社情報のみ掲載負荷分散とセキュリティ機能を備え、SSL/TLS処理も高速化。
    Load Balancer ADCバラクーダネットワークスジャパン株式会社情報のみ掲載日本語のGUIで、専門知識がなくても運用できる。
    Azure Load Balancer日本マイクロソフト株式会社情報のみ掲載クラウドと仮想マシンの負荷を分散。IPv6にも対応。
    Cloud Load Balancingグーグル合同会社情報のみ掲載SSL通信を復号して振り分け、暗号化された脅威も発見する。
    NGINX Plusエフファイブ・ネットワークス・ジャパン合同会社情報のみ掲載Webサーバ「NGINX」の商用版。負荷分散やキャッシュ機能を備える。
    ThunderシリーズA10ネットワークス株式会社情報のみ掲載SSL/TLSオフロードやDDoS防御、WAFを標準で備える。
    KempLoadMasterプログレス・ソフトウェア・ジャパン株式会社情報のみ掲載Web UIとAPIでアプリ配信を管理し、分析情報も確認できる。

    ※「資料請求」の順位は、資料請求数にもとづくITトレンドの資料請求ランキング(2026年10月19日更新)です。
    ※表は、掲載13製品のうち10製品です。
    ※「製品の特徴」は、ITトレンドの製品ページの掲載内容をもとにまとめています。
    ※「情報のみ掲載」の製品は、ITトレンドから資料請求できません。

    ▼最新の人気ランキングもあわせて確認
    いま資料請求が集まっているロードバランサは、月間ランキングで確認できます。

    [分析]2026年のロードバランサ市場の3つの傾向

    ここでは、掲載13製品の製品ページと資料請求ランキングから、市場の傾向を整理します。

    1.アプリ配信の負荷分散製品が中心、同じ会社の製品も多い

    掲載13製品のうち7製品は、アプリケーションの配信を最適化する負荷分散製品です。提供企業は9社で、エフファイブ・ネットワークス・ジャパンが3製品、A10ネットワークスが2製品を掲載しています。BIG-IPやThunderのように、同じ製品群が複数の製品ページに分かれているものもあります。

    2.クラウドのサービスは自動スケーリングと無料枠を掲げる

    AWSやMicrosoft、Googleは、クラウドで使う負荷分散のサービスを掲載しています。Elastic Load Balancingなど4製品が、製品ページで自動スケーリングを掲げています。無料枠や無料トライアルを掲げる製品も4製品あり、試しながら検討しやすい分野です。

    3.セキュリティ機能を兼ねる製品が多く、資料請求できるのはUTM

    13製品のうち6製品は、DDoS対策や通信の保護などセキュリティ面の機能も掲げています。資料請求できるのはUTMのビジネスセキュリティ(VSR)nシリーズだけで、レビューも同製品の9件が最多です。ほかの製品は0〜3件で、各社の情報を個別に集めて比べる段階といえそうです。

    どれを選ぶべき?目的別のおすすめ

    ■アプリケーションの配信速度や安全性もあわせて高めたい企業
    BIG-IP Local Traffic Manager(LTM) / Thunder® ADC / NGINX Plus
    ■利用しているクラウドの上で、負荷に応じて自動で拡張したい企業
    Elastic Load Balancing / Azure Load Balancer / Cloud Load Balancing
    ■セキュリティ対策とあわせて、運用監視や保守まで任せたい企業
    ビジネスセキュリティ(VSR)nシリーズ

    負荷分散に特化した製品とクラウド事業者のサービスでは、使う前提が違います。負荷分散したいシステムがどこで動いているかを先に整理すると、候補を絞りやすくなります。

    掲載製品をどう活かす?比較するときの注意点

    • ●情報のみ掲載の製品はITトレンドから資料請求できないため、各社に直接問い合わせる必要がある
    • ●同じ製品群が、複数の製品ページに分かれていることがある
    • ●資料請求できるのはUTMの1製品で、負荷分散の専用製品はレビューも少ない

    掲載製品の顔ぶれは、どんな種類の製品があるかを知る手がかりとして役立ちます。最終的には、負荷分散したいシステムの規模や、セキュリティ・運用面の要件に合うかを軸に比較することが大切です。

    自社に合うロードバランサを比較検討しよう

    この記事では、ITトレンドに掲載されている製品の顔ぶれから、ロードバランサの市場の様子を紹介しました。気になる製品は資料請求して一覧で比較し、自社のシステムに合うかを確かめてみてください。

    以下の記事では、ロードバランサの種類や選び方、おすすめの製品を紹介しています。あわせてご覧ください。

    関連記事 おすすめロードバランサ製品を紹介!種類や選び方も解説
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    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「ロードバランサの市場規模・動向【2026年版】」というテーマについて解説しています。ロードバランサの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
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