CRM・EC・Google Analytics連携の選び方
メール配信システムの連携価値は、顧客データをどこから取り込み、どこまで効果測定できるかで決まります。既存ツールとの連携の深さと自動化レベルを優先して製品を選びましょう。
SalesforceなどのCRMと顧客データを連携してパーソナライズ配信する
CRMに蓄積された顧客情報(氏名・業種・購入履歴・担当者情報)をメール配信システムに自動同期できると、個人ごとに最適化されたパーソナライズメールを大量に配信できます。Salesforce・HubSpot・kintoneなど主要CRMとの連携対応状況・同期の頻度(リアルタイムか日次か)・連携できるデータ項目の範囲を確認しましょう。API連携か専用コネクタ経由かによって連携の深さと安定性が異なります。
ShopifyなどのECカートと連携してカート放棄メールを自動化する
ECサイトとメール配信システムを連携させると、カート放棄・購入完了・配送通知・再購入促進などのトランザクションメールを自動で配信できます。Shopify・WooCommerce・ECforce・MakeShopなど主要ECプラットフォームとの連携対応状況を確認しましょう。購買データを活用したセグメント配信(「購入から30日経過した顧客」など)が可能になると、リピート率向上に大きく貢献します。
Google Analyticsと連携してコンバージョンまで追跡する
メールのクリック後にWebサイトで発生したコンバージョン(購入・資料請求・フォーム送信)まで追跡するには、Google Analyticsとの連携が必要です。UTMパラメータを自動付与してGA4でメール経由のセッション・目標達成を計測できる製品を選ぶと、メールマーケティングのROIを定量的に評価できます。メール配信システム内のレポートとGA4のデータを突き合わせた統合レポートを作成できる製品も増えています。
API連携・MAツール連携・CSV出力の選び方
自社システムへの組み込みや高度なマーケティングオートメーションへの拡張、データの柔軟なエクスポートは、メール配信システムの長期的な活用価値を左右します。
API連携しやすいかを技術面で確認する
独自の会員システム・基幹システム・Webサービスとメール配信システムを連携させる場合、REST APIの仕様書が整備されているか・APIの利用に追加費用がかかるか・サンドボックス環境でのテストができるかを技術担当者が確認する必要があります。送信トリガーAPI(システムイベントに応じてメールを即時配信する)・リスト操作API(購読者の追加・削除を外部から行う)の対応状況も重要な確認ポイントです。
MAツールと連携してリード育成まで一元管理する
Marketo・Pardot・HubSpot・Marketingcloudなどのマーケティングオートメーションツールとメール配信システムを連携、またはMAツール内のメール配信機能を利用すると、リードスコアリング・行動トリガー・営業パイプライン連携まで一体で管理できます。専用のメール配信システムをMAツールに組み込む場合は、対応するMAツールの種類と連携できるデータ項目を事前に確認しましょう。
配信リスト・測定結果をCSVで柔軟に出力できるかを確認する
配信リストの管理・効果測定レポートのエクスポートに使うCSV出力機能の柔軟性は、他システムへのデータ連携やレポーティングに影響します。どのデータ項目をCSVに含められるか・フィルタをかけて部分エクスポートできるか・スケジュール自動出力に対応しているかを確認しましょう。BIツール(Tableau・Looker Studioなど)への連携やデータウェアハウスへのエクスポートに対応している製品は、マーケティングデータの高度な分析基盤を構築できます。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でメール配信システムの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。
連携機能が豊富なおすすめメール配信システムを比較
CRM・EC・MAツール・API連携など外部システムとの接続性が高い製品を紹介します。
Marketing Cloud
- 顧客の属性情報に基づいたパーソナライズされたコンテンツの配信
- AIを使って顧客行動を読み解き、メール配信を最適化
- ドラッグ&ドロップで直感的に反応の得れる顧客セグメントを抽出
Marketing Cloud(株式会社セールスフォース・ジャパン)は、Salesforce CRMとのネイティブ連携を活かしたエンタープライズ向けマーケティングプラットフォームです。顧客データを統合したパーソナライズメール・Journey Builder によるシナリオ設計・AIによる最適化配信を実現します。ECサイトや基幹システムとのAPI連携にも強みを持ちます。
楽楽メールマーケティング(旧:配配メール)
- kintoneやSalesforceと開発いらず/低コストで連携可能!
- シンプルな機能・操作で誰でもカンタンにメール配信ができる
- 楽楽メールマーケティング独自の機能で分析・改善業務を自動化
楽楽メールマーケティング(株式会社ラクス)は、国内主要CRM・SFAとの連携対応が充実したクラウド型メール配信システムです。Salesforce・kintone・HubSpotなどとのデータ連携実績があり、Google Analyticsとの連携でコンバージョン計測も可能です。API対応で自社システムへの組み込みも柔軟に行えます。
Cuenote FC
- 国内最大級 月間81億通の配信実績と毎時1,100万通の配信スピード
- HTMLエディター/顧客管理/効果測定/シナリオ配信 等全て標準搭載
- 配信通数無制限!月額5,000円~利用可能、なりすまし対策も万全
Cuenote FC(ユミルリンク株式会社)は、APIの充実度と高い到達率を両立するエンタープライズ向けメール配信システムです。REST APIによる外部システムとのシームレスな連携に対応しており、会員システム・ECプラットフォーム・基幹システムとのリアルタイム連携を実現できます。大規模なデータ連携が必要な企業に適した製品です。
その他にも以下の製品を比較検討の参考にしてください。
Twilio SendGrid (株式会社構造計画研究所)
- 送信者としての高い信用によりメールの未達を防ぐ
- メールの送信数は100でも1000億でも対応が可能
- メールの開封やクリックなどのエンゲージメントを分析可能
Sitecore Send (サイトコア株式会社)
- 顧客とつながるパーソナライズされたメールを配信
- コード不要のキャンペーンオートメーションでメールを簡単作成
- カスタマイズ可能なテンプレートで大規模な自動化を実現
SendGrid (株式会社構造計画研究所)
- 月間1,000億通以上の高速・安定配信実績
- テンプレート編集でHTMLメールを簡単に作成可能
- SPF/DKIM認証、エラー自動処理など、到達率を高める機能が充実
Benchmark Email (株式会社ベンチマークジャパン)
- 導入実績は世界で50万社以上!利用企業は大手から中小まで様々!
- 豊富なテンプレートで簡単に誰でもHTMLメールが作成可能!
- イベント告知などのためのランディングページも作成可能!
Emailキャンペーン (CM.com Japan株式会社)
- ドラッグ&ドロップで誰でもHTMLメールを作成できる
- メールマーケティングで必要な条件付け配信機能が充実
- ケータイのショートメッセージとの連携も可能
まとめ
メール配信システムの連携機能を選ぶポイントは、「何と連携したいか」を明確にした上で、連携の深さ(リアルタイム同期かCSVインポートか)・対応ツールの種類・API仕様の充実度・追加費用の有無を製品ごとに比較することです。連携の実現可能性はデモや技術担当者への問い合わせで事前に確認し、連携コストも含めた総コストで判断しましょう。
ITトレンドでは、最新の製品・サービスを多数比較・掲載しています。まず資料を取り寄せて機能や特徴をさまざまな製品を比較してみてください。忙しい業務時間内でも、各社に問い合わせる手間なく、たった1回の入力(約60秒)でメール配信システムの一括資料請求が可能です。浮いた時間で、じっくりと製品を比較検討し進めましょう。


