オープンソースを含む無料の生産管理システム
ここでは、オープンソースを含む無料の生産管理システムを紹介します。
製造業用 売上仕入在庫管理
株式会社インサイトブレインシステムが提供する「製造業用 売上仕入在庫管理」は、Microsoft Accessベースの無料生産管理システムです。生産した製品を登録すると自動で製品が入庫され、部材などの構成品が出庫されます。メールの一括送信やRFM分析など、営業に役立つ機能も豊富です。
在庫管理システムSASO
日本標準機構が提供する「在庫管理システムSASO」は、製品の種類や所在地、個数などを一元管理できます。バーコードを活用して在庫管理することも可能です。シンプルなUIが搭載されているため、誰でも簡単に利用できます。
PCS 販売管理システム SZ
PCスペースが提供する「PCS 販売管理システム SZ」は、商品の見積から販売、仕入まで、販売管理業務をトータルサポートします。商品単価や個数の入力も簡単で、情報更新時に面倒な手間や労力がかかりません。セキュリティ強化や機能追加などを目的とした自動アップデートにも対応しています。
ZAICO
「ZAICO」は、株式会社ZAICOが提供するクラウド型の無料生産管理システムです。無料プランでは、最大200件までのデータを登録できます。カテゴリや保管場所などを編集したり、QRコードを印刷したりすることも可能です。また、有料プランの機能を31日間無料で利用できます。
無料トライアル対応の生産管理システム
有料の生産管理システムのなかには、期間限定で無料トライアルを実施している製品もあります。生産管理システムの本格的な導入を検討している場合、操作性や機能を確認するためにも無料トライアルを有効活用しましょう。ここでは、無料トライアルに対応している生産管理システムを紹介します。
《TPiCS-X》のPOINT
- 国内外で2089社以上の実績(英語・中国語・ベトナム語の対応)
- 一品生産(製番管理)や繰り返し生産(MRP)の機能が充実
- 短納期の対応や、在庫削減を目的とされる企業にお勧めします
株式会社 ティーピクス研究所が提供する「TPiCS-X」は、英語や中国語、ベトナム語に対応している生産管理システムです。柔軟性の高い製番管理やf-MRPにより、計画の変動にも臨機応変に対応できるでしょう。電話やメール、インターネットでの保守サポートを受けられるため、自社でメンテナンスする必要がないのも魅力です。
いい点
自動車、輸送機器
750名以上 1,000名未満
改善してほしい点
その他製造
10名以上 50名未満
《Smart生産管理システム》のPOINT
- 特有な業務に応えられるよう、安価でカスタマイズ開発が可能
- 多言語、多通貨、多税種に対応しグローバル・海外展開がしやすい
- 要件分析~導入支援まで、プロパーエンジニアがサポート
「Smart生産管理システム」は、株式会社スカイシステムが提供するWeb型生産管理システムです。取引先や仕入先ごとに、税種や税率、取引通貨を設定できます。グループごとにログイン権限の付与も可能なため、セキュリティも万全です。カスタマイズ性が高く、システムを構築する際、新たに拡張機能を開発するか、既存の機能を流用するかを選べます。
《Kintone》のPOINT
- エクセル読込とドラッグ&ドロップで、アプリ作成がカンタン!
- 入力もカンタン!アレンジできる画面で楽しく入力できます。
- 高度なアプリ開発や基幹システムとの連携も可能です。
株式会社日立システムズ「Kintone」は、生産管理などさまざまなシステムやアプリを作成するクラウドサービスです。エクセルの読み込みやドラッグ&ドロップなど簡単に操作できます。ハンディ端末との連携にも対応しているため、生産管理と連携した在庫管理システムの構築も実現するでしょう。なお、無料トライアルは30日間です。
改善してほしい点
卸売・小売業・商業(商社含む)
5,000名以上
ロジクラ
「ロジクラ」は、株式会社ロジクラが提供する発送業務に特化した生産管理システムです。メールやチャット、電話、オンライン面談で専門家からアドバイスを受けることも可能です。出荷量に応じて料金が発生しますが、高品質なフルフィルメントサービスも利用できます。なお、無料トライアルは14日間です。
ユビレジ在庫管理
株式会社ユビレジが提供する「ユビレジ在庫管理」は、会計の入力やテンプレート化、キャッシュレス決済などの基本機能を1か月無料で利用できます。バーコードの読み取りやラベル作成など、販売管理業務に役立つ便利な機能が豊富です。なお、iPad・iPhoneアプリに対応しています。
また、人気の生産管理システムを知りたいという方は、以下のボタンより最新のランキングを確認できます。生産管理システムの人気傾向を把握したり、比較検討したりするためにお役立てください。
有料版との違いとは
生産管理システムの無料版と有料版では、どのような違いがあるのでしょうか。ここでは2つの違いについて詳しく解説します。
機能の豊富さ
無料の生産管理システムでは、利用できる機能に制限があるものや、最低限の機能しか搭載していないものも多くあります。また、登録できるデータ件数や利用ユーザー数も制限されてしまうことが多いでしょう。
有料版であれば、生産管理に必要な機能をすべて兼ね備えている場合がほとんどです。登録データの上限や利用ユーザー数の制限もないため、規模の大きい企業には有料版が適しているでしょう。
サポートの手厚さ
無料の生産管理システムでは、個別サポートに対応していない場合も多いため、困ったことがあっても自力で解決する必要があります。また、Webサイト上にFAQやよくある質問などを設けているサービスはありますが、メールや電話での問い合わせに対応していないケースも多いでしょう。
一方、有料版では導入時のサポートから運用、セキュリティにおけるサポートまでしっかり受けられます。無料版を利用する際は、自社内でトラブル対処ができるか検討したうえで導入するとよいでしょう。
カスタマイズへの対応
無料版の生産管理システムでは、カスタマイズに対応していないケースが多くあります。また、カスタマイズに対応していても、追加料金が必要になるケースがほとんどです。
有料版では、どのような生産管理システムを設計すればよいのかや、自社に合う運用方法についてプロにアドバイスをもらいながらカスタマイズできます。カスタマイズなしの既存機能で管理・運用できれば問題ありませんが、自社独自の特殊な要件にあわせてカスタマイズが必要な場合には、カスタマイズに対応しているか必ず確認しましょう。
なお、無料版に不安がある場合は、有料版の生産管理システムも検討してみましょう。以下のボタンから製品の一括資料請求できるので、生産管理システムの導入をお考えの方はぜひご利用ください。
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無料の生産管理システムで注意すべきポイント
無料の生産管理システムはコストがかからない分、有料製品と比較してセキュリティや機能性が劣ります。また、新しい機能が必要になったときのカスタマイズや、トラブル発生時のサポートなども期待できません。
そのため、無料の生産管理システムは製品の操作性や機能性を確認したいときにお試しで利用するのがおすすめです。本格的に業務効率化したい場合は、機能が豊富でサポートも充実している有料版の導入を検討してみましょう。
おすすめの有料生産管理システムについては、以下の記事で機能や特徴を比較しています。選び方についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。
無料版と有料版を比較して最適な製品を導入しよう
生産管理システムには無料で使えるものや無料トライアル期間を提供している製品があります。無料の生産管理システムは、最低限の機能でコストをかけずに導入したい企業や、お試しで活用して導入効果を検討したい企業におすすめです。
ただし、無料の生産管理システムでは業務での本格的な活用に対応できない可能性もあるため、無料版の製品だけではなく有料版の製品とも比較したうえで自社に最適なシステムを選ぶことが重要です。そのために、まずは気になる製品の資料請求をして製品の特徴を比較することからはじめてみましょう。