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生産管理のMRPとは|MRP2・ERPへの変移、製番管理との違い

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2019年11月28日 最終更新
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生産管理のMRPとは|MRP2・ERPへの変移、製番管理との違い

生産管理に関わる方であれば一度は「MRP」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。しかし、どういう手法なのか、何のために利用するのか、よく分かっていない方も多いのではないでしょうか。MRPとは、生産管理手法のことです。

ここではMRPや、MRPの発展形であるMRP2やERPの概要、さらにはMRPと製番管理の違いについてご説明します。

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MRPとは

MRPは「Material Requirements Planning System」の略で「資材所要計画」という意味です。1970年代の初頭にアメリカで導入され、日本では1970年代後半から用いられている生産計画手法です。

生産計画に沿って、部品・資材の計画を行うこと

MRPでは、生産計画に沿って部品や原材料といった資材の調達計画を立てます。一般的には生産計画をもとに部品別・週別で必要となる資材の総量を計算し、これに在庫を引き当てます。

こうして実際に調達する必要のある資材の量を計算して最終的な生産計画を立てるのです。こういった一連の資材所要量の算出作業をコンピュータで自動化した仕組みがMRPです。

MRPによって無駄な在庫が減り、生産性が上がる

MRPの導入によるメリットは大きく2つです。

無駄な在庫を抱えるリスクが低減する
従来の手法では、勘や経験に頼った発注や在庫不足を防ぐための過剰発注により必要以上の在庫を抱えるケースが多くありました。MRPでは適した資材の量や納期を算出することができるため、合理的で無駄のない発注が可能です。
生産性の向上
資材の所要量を算出するには、煩雑で膨大な計算作業が必要です。人がこれに対応しようとすれば当然多くの工数が必要になりますし、計算ミスや発注ミスによる追加作業発生のリスクも伴います。
こういった一連の業務をコンピュータ化することで調達工数を減らし、生産性を高めることが可能になります。

MRPの課題

非常に便利で有用なMRPですが、導入にあたっては課題もあります。

計画変更による調整業務が多い

MRPは生産計画に沿って必要な時期に必要な資材が手に入るよう計算するシステムです。しかし、生産計画は顧客都合や状況によって大きく変わることがあります。

生産計画が変わればスケジュールや人員、設備などを調整し改めてMRPシステムに登録しなおさなければなりません。生産計画の変更は度々発生するため、それに伴う調整業務が大きな手間となるのです。

データの精度が低い

MRPは生産計画や部品表などのデータに従って資材計画をたてます。しかしこの生産計画や部品表などのデータ精度が低ければ、いくらMRPシステムが優秀であったとしても正しい資材計画を立てることはできません。

MRPを有効に運用するためには前提となるデータの精度が高いことが第一条件となるのです。

MRPの変移

MRPは今なお、多くの生産管理現場で用いられている手法です。しかし、現在はMRPの拡張版であるMRP2、そしてMRP2をさらに発展させたERPへと主流が移行しています。ここではMRPからERPへの生産管理の変移を解説します。

MRP2へ発展

MRPは資材計画を立てるシステムですが、資材だけでは製造計画を立てることはできません。製造のためには生産能力や部品の調達計画も考慮する必要があります。

MRPを発展させ、資材に加えて人員や製造設備、物流計画までの管理を可能としたシステムがMRP2です。MRP2は「Manufacturing Resource Planning」の略で、日本語に訳すと「生産資源計画」という意味になります。

ERPの普及

1990年代の初頭、長期的な不況の立て直しのためアメリカで「BRP(Business Process Re-engineering)」という概念が普及しました。

これはコストや品質、サービスやスピードなどのビジネス水準の改善を指すもので、このBRPの中核を成す仕組みが「ERP(Enterprise Resource Planning)」です。ERPはMRPを、会計や管理業務にまで発展させたものといえるでしょう。

ERPは従来、別々のシステムとして管理されていた生産管理や在庫管理、会計や人事などの企業の主要業務を1つのシステムに統合したものです。

各業務はそれぞれ関連しているものの、システムが独立しているとデータのやり取りが煩雑になるという問題があります。ERPを導入し各業務を1つのシステムに統合することによって、各システム間のデータ連携をシームレスに行うことが可能です。

これにより、業務間でのデータ連携速度が格段に向上します。さらに経営状況を可視化できるため、経営戦略を立てやすいというメリットもあります。

MRPと製番管理の違い

ここからはMRPと製番管理の違いについてもご説明します。

在庫の管理方法

在庫管理の方法には、MRPのほかに「製番管理」があります。「製番」とは受注毎に採番される番号のことです。

MRPと製番管理の違いは在庫の割り当て方法です。MRPの在庫管理方法は、同じ製品(品番)であれば在庫を共有します。製番管理の在庫管理方法は、同じ製品(品番)であっても製番が異なる在庫を使用することはできません。

MRPのメリットは、同じ品番であれば他の製品にも資源や在庫を利用できるため、資源や在庫の効率的な利用が可能だという点です。製番管理のメリットは、受注量から手配量が決まるため在庫を意識する必要がないことです。

採用される生産方式

生産方式によってMRPと製番管理、どちらが適しているかが変わります。同じ製品を大量に生産し、それを各顧客に分配する「見込み生産」方式の場合はMRPを採用します。受注してから生産を開始する「受注生産」方式の場合は製番管理が親和性の高い管理方式です。

まとめ:自社の生産管理手法に合わせてMRPの導入を検討!

MRP、MRP2、ERP、また製番管理にはそれぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。どの手法が最適かは生産業務の内容や管理方式、生産方式によって異なります。

そのため、違いを把握して必要な生産管理手法を選ぶことが大切です。自社の生産管理手法に合わせてMRPの導入を検討しましょう。

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