Enterprise Commerceとは
企業活動において調達や購買業務は、非常に重要な業務です。
数多くの取引先に対してメールやFAXなどで、見積・注文・納期確認・検収通知などの業務を
日々やり取りしている企業にとっては、これらの業務を効率化することができれば、
大幅な業務負荷の低減と効率化につなげることができます。
このような従来の発注業務をEnterprise Commerceは、インターネットを活用し効率化するソリューションです。
取引先は、インターネット環境さえあれば簡単に「Web調達・購買システム」に参加できるため、
小規模の取引先でも、コストや技術的な負荷をかけずに「調達・購買業務」の効率化を実現できます。
■対象となる企業規模
・従業員数 50名以上
・対象売上規模 50億以上
Enterprise Commerceでできること
■見積
・見積依頼時は必要な情報を登録し図面や仕様書などのファイルと一緒に依頼ができる
・メールのURLにて依頼内容を確認し、必要な情報を登録して回答見積を作成
・取引先の見積回答とともに金額、納期、条件など比較し、再検討を依頼する場合は再依頼をかけられる
(過去の回答履歴、依頼履歴を参照することができ、見積交渉経緯を証跡として残しておくことができる)
■発注
・発注時に発注通知のメールが自動で送信され、図面や仕様書がある場合はファイルも取引先で確認が可能
・取引先は注文に対する諾否を選択でき、注文を受ける場合は、Enterprise Commerceから注文書の出力が可能
・それぞれの発注に対して、発注諾否、納品状況、納品残などを一覧から確認できる
⇒ToDoリストやステータスバーの利用により、精度の高い進捗管理が行える
■納期
・注文に対して納期回答をし、一覧画面から一括登録が可能。CSVファイルのアップロードによる一括登録もできる
・納期回答がきていない取引先に回答督促メールが自動で送信され、漏れなく納期回答確認ができる
・指定納期の内容と回答された納期の内容に乖離がある場合は、発注者へ回答納期乖離通知メールが送信される
■検収確認
基幹システムから検収情報を受取り、取引先と情報共有できます。
随時、検収情報を確認できるため、月末の業務集中を避けることができます。
検収一覧は、Excel、CSVファイルにダウンロードできるため、社内の確認資料としても活用できます。
Enterprise Commerceの強み
●短期導入
クラウド環境で稼働するため、短期間で利用が可能です。
ハードウェアやソフトウェアの管理も不要なので、システム担当者の業務負荷を軽減することができます。
●豊富な導入実績
自動車部品や電機、精密機器メーカーなど、多くのお客様にご利用いただいている実績のあるパッケージです。
他社事例を踏まえたお客様への円滑な導入をサポートいたします。
●豊富な機能
見積依頼・発注・納期回答・出荷・検収確認まで、購買業務全体に対応しているサービスです。
必要に応じて、お客様に合わせたカスタマイズも可能です。
●使いやすさ
・システムに慣れていないユーザーでも、シンプルな画面遷移やレイアウト設計になっているため、操作や情報の確認などで困ることなくお使いいただけます。
・業務の遅延や漏れを防止するために、自動メール通知や、ステータスバー、ToDoリストなどのサポート機能が用意されています。
●柔軟な連携性
「購買Web-EDIパッケージ」として独立しているため、ERPパッケージをはじめとする様々なシステムと連携が可能です。
購買管理システムだけでなく、生産管理システムや図面システムなどと連携させて、より多くの情報を取引先と共有することができます。