「AppGuard Small Business Edition」とは?
「AppGuard Small Business Edition」は中小企業向けの非検知型エンドポイントセキュリティソフトです。
不正なアプリの起動を防いだり、マルウェアの侵入経路とするアプリケーションのプロセスを監視したりすることで、マルウェアの感染防止に特化しています。
「AppGuard Small Business Edition」では、マルウェアの検知・駆除は行いません。
しかし、マルウェアによる侵害を、感染が発生する直前の水際で阻止することによってOSの安全性を確保し、正常な動作を守ります。
「AppGuard Small Business Edition」の役割と他製品との違い
「AppGuard Small Business Edition」は、EPPやNGAVのように水際対策の製品ではありません。
新種のマルウェアは、1日平均40万個以上発生すると言われており、従来の検知型セキュリティソフトでは、すべてを見つけ出して100%対処することは困難です。
また、侵入を前提としたEDRでは、感染自体を防ぐことはできません。
しかし、「AppGuard Small Business Edition」ではシステムへの正常な動作のみを許可するという新しい概念であり、攻撃の段階で脅威を遮断します。
そのため、理論上OSまですり抜けてきた攻撃を防御することが可能で、すべての脅威に対して最終的に防御を行います。
「AppGuard Small Business Edition」の4つの特長
1.未知のマルウェア実行防止
信頼できる領域にあるアプリのみの起動を許可し、信用しない領域においては侵入したマルウェアである可能性が高いので実行ファイルを起動させません。
また、未知・ゼロデイ・ランサムウェア等、最新のサイバー攻撃に感染することなく事前に阻止します。
2.ファイルレスマルウェア実行防止
ブラウザやメール、コマンドプロンプト等、ネットワーク越しに攻撃者がコントロール可能なアプリを監視して、不正な動きをブロックします。
不正プログラムによる操作とユーザーによる操作をしっかりと見分けることで、使い勝手に影響を与えません。
3.面倒な設定は不要、管理者の負荷を軽減
エンジンはわずか1MBで、スキャンを行わないのでシステム負荷はほとんどありません。
また、シグネチャファイルやAIエンジン等、過去の脅威情報は不要です。
サードパーティー製アプリや専用開発アプリを多数利用していても、面倒な設定は必要ありません。
4.NISCガイドライン準拠
NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)より発行されている「不正プログラム対策のガイドライン」に準拠しています。