【比較表】無料の名刺管理アプリ一覧
数ある名刺管理アプリのなかから、無料で利用できる製品や無料トライアルを提供しているものをピックアップし、一覧表にまとめました。気になる製品があれば、資料を取り寄せ比較してみましょう。
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無料で使える個人向け名刺管理アプリ
まずは、個人で利用しやすい無料プランのある名刺管理アプリを紹介します。個人向けの名刺管理アプリは価格を抑えて利用できるものの、名刺のスキャンや保存、編集などの基本的な機能に限定される場合もあります。機能面やセキュリティ面で不十分に感じられる場合は、有料版も視野にいれて検討してみましょう。
Sansan株式会社が提供する「Eight」は、保存容量や名刺データ化枚数が無制限の名刺管理アプリです。SNS機能を搭載しており、名刺交換をした相手とメッセージによるやり取りでつながりを維持できるため、ビジネスチャンスの損失を防ぎます。無料で利用できる製品ながら、プライバシーマークを取得した法人レベルのセキュリティが施されている点も魅力です。
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
プレミアム:月額600円 無料プランあり |
無料トライアル |
ー |
機能 |
OCRスキャナー/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
マイブリッジ株式会社が提供する「myBridge」は、iPhone・Android対応の名刺管理アプリです。LINEとの相性がよく、トーク上で名刺データを共有できます。文字認識技術と人の手作業によって名刺をデータ化し、共有名刺帳で社内の名刺データをすべて管理するため、属人化の防止に役立つでしょう。なお、100枚まで無料で名刺共有できます。
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
プレミアム:月額490円~ 無料プランあり |
無料トライアル |
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機能 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ウォンテッドリー株式会社が提供する「Wantedly People」は、名刺を撮影するだけで即座にデータ化し、名刺交換相手の情報をアプリ上に登録する完全無料の名刺管理システムです。10枚の名刺を同時にデータ化できます。通信はTLS プロトコル v1.2(SSL)を用いて暗号化されており、完全無料でありながらセキュリティ性が高い点も魅力です。
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP |
参考価格 |
無料 |
無料トライアル |
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機能 |
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※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
無料で試せる法人向け名刺管理アプリ
ここでは、無料トライアルを提供している法人向けの名刺管理アプリを紹介します。法人向けの名刺管理アプリは、複数のユーザーが利用することを前提に、チーム内での名刺共有や一元管理、データ分析やレポート作成、CRM(顧客関係管理)システムとの連携など、さまざまな機能を搭載しています。チームの営業力や成約率アップを目指したい企業におすすめです。
Sansan株式会社が提供する「Sansan」は、メガバンクや官公庁などで導入されており、高い信頼性をもつ名刺管理サービスです。AIとオペレーターが名刺データを入力するので、名刺をスキャンするだけでデータ化が完了します。またスマホアプリからもスキャンできるため、社外でデータ化すれば、見込み客に迅速なアプローチがしやすくなるでしょう。
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
〇 |
機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
株式会社ハンモックが提供する「ホットプロファイル」は、クラウド型営業支援ツールです。名刺管理だけでなく、営業支援や新規開拓など、受注に必要な営業プロセスをワンストップで実行し、顧客データをフル活用した効果的な営業施策が実現します。さらに、オープンAPIで外部の既存システムと連携し、データを十分に活用できるでしょう。またオプションでSalesforceや地図、GPSとの連携が可能です。
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
〇(30日間) |
機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
東日印刷株式会社が提供する「トーニチ・ネクスタ・メイシ」は、世界最高峰のエンジニアが開発した名刺管理アプリです。法人企業単位で名刺を管理し、一人ひとりがもつ貴重な人脈を可視化・共有できます。また、AIによる機械学習機能搭載で読み取り精度も高く、使いやすい画面設計も魅力です。オンライン名刺交換機能は標準で搭載されているため、テレワークなどの柔軟な働き方にも適しているでしょう。
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額660円~(税込み)/ユーザー |
無料トライアル |
〇(1か月) |
機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
ヤマトシステム開発株式会社が提供する「名刺de商売繁盛」は、ユーザー数の制限なく定額で運用できる名刺管理サービスです。名刺情報の取り組込みだけでなく、共有や閲覧、タグ付け機能なども搭載されています。また、日報や商談内容をスマートフォンから記録できるので、業務効率も向上するでしょう。
提供形態 |
クラウド |
参考価格 |
月額32,000円~/ユーザー数制限なし |
無料トライアル |
〇 |
機能 |
名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
キングソフト株式会社が提供する「CAMCARD BUSINESS」は、iPhone・Android対応の名刺管理アプリです。特許取得の高精度なスキャン機能で名刺画像を5秒で鮮明にデータ化し、ほかのデータとの紐づけもできます。また、17か国語に対応しているため、海外との取引が多い企業にもおすすめです。
提供形態 |
クラウド / SaaS |
参考価格 |
月額1,700円~/ユーザー |
無料トライアル |
〇(10日間) |
機能 |
OCRスキャナー/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
株式会社アイネットが提供する「名刺バンク」は、クラウド型の名刺管理サービスです。専用スキャナーや複合機以外にも、PCやスマートフォンなどの端末から名刺の取り込みが行えます。なお、料金形態はユーザー単位制ではなく名刺枚数制のため、利用人数に縛られることなく活用できるのもメリットです。
提供形態 |
クラウド / SaaS / サービス |
参考価格 |
ー |
無料トライアル |
〇(14日間) |
機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
キヤノンエスキースシステム株式会社が提供する「アルテマブルー」は、現場スタッフの使いやすさを追求した名刺管理システムです。名刺の電子化だけではなく、営業日報作成やメールの一括送信、人脈マップの作成など、実際の業務で役立つ機能も豊富に備わっています。また丁寧なコンサルティングサービスがあり、はじめて導入する企業にもおすすめです。
提供形態 |
クラウド / SaaS / ASP / サービス |
参考価格 |
月額2,750円~/ユーザー |
無料トライアル |
〇(14日間) |
機能 |
OCRスキャナー/名寄せ/人脈管理/商談管理/CRM/SFA/入力代行 |
株式会社サンブリッジが提供する「SmartVisca」は、Salesforceユーザー向けのクラウド型名刺管理ツールです。名刺データがSalesforce内に蓄積され、商談やコンタクト履歴と連携できます。また、施策ごとの名刺獲得枚数検証やアプローチリストの抽出も簡単に行えます。通信はSSL/TLSでデータが暗号化されるため、セキュリティ面でも安心でしょう。
提供形態 |
クラウド / サービス |
参考価格 |
月額1,300円~/ユーザー |
無料トライアル |
〇(14日間) |
機能 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
人気の名刺管理アプリを知りたい方は、以下のボタンより最新の資料請求ランキングも参考にしてください。
無料名刺管理アプリの選び方
無料の名刺管理アプリの選定ポイントは、以下の7つが挙げられます。
- ●登録できる名刺の枚数やユーザー数の制限
- ●名刺データ化の方法
- ●PCや既存システムとの連携性
- ●アプリの視認性や操作性
- ●オフラインでの利用可否
- ●セキュリティ対策
- ●つながる機能の有無
それぞれの選定ポイントについて詳しく解説します。
登録できる名刺の枚数やユーザー数の制限
無料の名刺管理アプリは、登録できる名刺枚数に制限が設けられている場合があります。個人向けの製品では、数百枚~数千枚までしか対応していないものもありますが、法人向けの名刺管理アプリでは、数万枚から数十万枚以上の名刺を登録できる場合があります。
また利用できるユーザー数が制限されていることもあり、現段階で名刺の枚数がどれくらいあり、今後の利用人数や枚数が増える可能性などを考慮したうえで選びましょう。
名刺データ化の方法
無料名刺管理アプリにおいて、名刺をデータ化する方法は主に「OCR機能を使用した自動入力」と「オペレーターによる手入力」の2パターンがあります。
OCR機能とはスマートフォンや専用機器から名刺を撮影すると、画像データ内の文字を抽出してテキストデータにする機能のことです。読み取り精度はアプリによって異なり、精度が低ければ補正の手間がかかります。
一方で手動入力は、撮影した名刺画像がオペレーターのもとに送られ手動で入力される方法です。オペレーターが目視で入力するため精度が高いものの、OCRよりもデータの反映に時間がかかります。
PCや既存システムとの連携性
スマートフォン内の電話帳と名刺情報を連携し共有できるアプリは多くあります。共有機能を活用するには、パソコンや既存システムとの連携性を事前に確認しておくことが重要です。
SFAやCRMツールを導入している企業の場合は、名刺情報がCRMと連携していると、営業担当者は名刺から直接顧客情報を取り込めます。また営業活動や取引履歴などの情報もCRMと同期されるため、営業プロセスが効率化されます。
アプリの視認性や操作性
アプリの操作方法はもちろん、名刺情報が表示される画面の見やすさなど、ユーザビリティの確認も重要です。シンプルな画面で、誰でも簡単に操作できるアプリが望ましいでしょう。
「OCR機能が正確に素早く取り込めるか」「名刺情報の編集や整理が容易に行えるか」などもチェックしておきたいポイントです。アプリの評判をリサーチしたり、無料トライアルを活用し操作感を試したりしてから導入を決めましょう。
オフラインでの利用可否
名刺管理アプリには、インターネット上のクラウドサーバに名刺データを保存するものが多くあります。外出先や移動中、接続が不安定な場所での利用を想定し、オフラインでも保存した名刺データを閲覧できるか確認しましょう。
なお、端末にデータを保存することも可能ですが、容量を圧迫するため注意が必要です。またチームで名刺情報を共有したり、CRMシステムと連携させたりする場合、端末にデータを保存すると情報の共有や連携が難しくなります。
セキュリティ対策
名刺管理アプリでは多くの個人情報を扱うため、セキュリティ性の高さは重要な選定ポイントです。有料の名刺管理アプリでは、多くの場合データの暗号化やアクセス制御、データのバックアップ・復元に対応しています。
しかし、無料の名刺管理アプリは、セキュリティの強度にばらつきがあります。プライバシーマーク取得の有無やデータの暗号化ができるかなどを確認したうえで導入しましょう。
つながる機能の有無
名刺管理アプリには有料版・無料版にかかわらず、SNSとの連携機能をもつものがあります。連携設定がONになっていれば、名刺交換した相手とSNSでつながります。
ビジネス上のつながりを広げる一方で、個人のSNSと連携した場合、プライベートな情報が意図せず共有される可能性もあるでしょう。SNSで相手とつながりたくない場合は、SNS連携設定をOFFにするか、オフラインで使用する方法があります。SNS連携を希望しないのであれば、最初から連携機能が搭載されていない製品を選択するのも一手です。
また、同じシステムを利用中のユーザー同士であれば、名刺情報を共有できる機能もあります。名刺交換が簡略化され、ビジネス上のつながりを強化したい人にはおすすめです。
無料名刺管理アプリのメリット
無料名刺管理アプリのメリットは、以下の3つが挙げられます。
- ●コストをかけずに導入できる
- ●名刺管理業務を効率化できる
- ●名刺データの共有が簡単になる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
コストをかけずに導入できる
無料の名刺管理アプリは、個人利用や小規模なチームであれば、予算を抑えつつ効果的に名刺情報を整理できるのがメリットです。初期投資やライセンス費用、定期的な更新やサポート関連の追加費用などがかかりません。また、無料トライアルを利用して名刺管理アプリを試すことで、導入したアプリが自社のニーズに適合しない場合は素早く別システムに乗り換えられます。
名刺管理業務を効率化できる
無料の名刺アプリには、名刺のスキャンや保存、編集、検索などの基本機能が搭載されています。紙名刺のファイリング作業やExcelへのデータ入力作業などが不要になり、名刺管理業務を効率化できます。また、蓄積した名刺情報のなかから必要な情報を素早く参照できるため、名刺を手作業で探して情報を確認する手間が省けるのもメリットです。
名刺データの共有が簡単になる
名刺管理アプリを導入し社内活用することで、一つのシステムに名刺データが集約されるため情報共有が簡単になります。スムーズなデータ共有により、営業活動や顧客管理などにも活かしやすくなるでしょう。また、複数のユーザーが同時に同じ名刺を参照できるのも、名刺管理アプリのメリットです。
無料名刺管理アプリのデメリット
無料の名刺管理アプリには、以下の3つのデメリットがあります。
- ●機能制限がある
- ●セキュリティリスクがある
- ●名刺交換相手とSNS上でつながる可能性がある
それぞれのデメリットと注意点について詳しく解説します。
機能制限がある
無料名刺管理アプリの多くは、利用できる名刺管理機能が制限されています。また、登録枚数や利用ユーザー数も制限されるケースが多いでしょう。
制限によって「社員全員が使いこなせず情報共有できない」「名刺情報の出力がCSV形式しか対応しておらず、外部連携しにくい」などのデメリットがあります。法人規模によっては無料アプリでの管理には限界があるため、自社の利用人数や利用目的を明確にし対応可能か検討しましょう。
セキュリティリスクがある
悪質な無料アプリをインストールすると、登録した名刺情報を抜き取られる危険性があります。名刺には個人情報が含まれるため情報漏えいが発生した場合、企業の信頼を失いかねません。
通信の暗号化やログイン認証の二重化など、十分なセキュリティ対策が取られているか確認したうえで利用しましょう。安全を第一優先にする場合は、信頼性の高いベンダーが提供する有料版アプリや名刺管理ソフトの利用がおすすめです。
名刺交換した相手とSNS上でつながる可能性がある
前述したように、名刺管理ツールのなかにはSNS連携機能を搭載している製品もあります。個人情報や自分のSNSが自動的に共有され、名刺交換した相手とプライベートでつながるかもしれません。仕事とプライベートを完全に分けたいという方は注意しましょう。
また、社員のインターネットリテラシーが低い場合、SNSから情報が流出する危険性も考えられます。そのため、SNS機能が搭載されている製品を利用する場合は、運用ルールやガイドラインの設定が必要です。
無料版と有料版の違い
無料の名刺管理アプリと有料の名刺管理アプリの大きな違いは、機能の豊富さです。前述のとおり、無料の名刺管理アプリは機能やセキュリティ面で制限があるものや、最低限の機能しか搭載していないものも多くあります。
有料の名刺管理アプリには名刺情報のデジタル化に加え、以下の機能が標準搭載されています。
- ●社内に点在する名刺を一元管理し、共有する機能
- ●人脈管理や商談管理など、名刺管理以外の機能
- ●SFAやCRMなど、他システムとの連携機能
- ●情報漏えいを防ぐ、セキュリティ対策機能
法人においては、名刺情報を社内共有することで営業機会を増やせるため、シンプルな機能のみでは不十分かもしれません。機能性やセキュリティ性を重視する場合は、有料の名刺管理アプリも検討してみましょう。以下の記事では有料の名刺管理アプリも含めて製品を比較紹介しているので、あわせてご覧ください。
名刺管理アプリの人気ランキング
有料版の名刺管理アプリでは、実際にどのような製品が人気なのかチェックしてみましょう。ITトレンド年間ランキング2023「名刺管理ソフト」より、ユーザーにもっとも支持された人気TOP3は以下の製品でした。
- 1位 Eight Team
- 個人向け名刺管理アプリ「Eight」の中小企業向け名刺管理サービス。初期費用無料、月額費用18,000円~。
- 2位 SKYPCE
- オペレーターによる補正機能を搭載しているほか、スマホからの名刺取り込みにも対応。参考価格は、別途問い合わせ。
- 3位 トーニチ・ネクスタ・メイシ
- AIによる機械学習機能搭載で読み取り精度良好。初期費用無料、月額費用660円~(税込み)。
上位には、機能が豊富で使いやすい名刺管理ソフトがランクインしています。また1ユーザーあたりのコストパフォーマンスが高い製品も人気です。なお、最新の名刺管理アプリの人気ランキングは以下のボタンからチェックできます。
まとめ
無料版の名刺管理アプリやソフトには機能制限があることに加え、情報漏えいなどの危険性もゼロではありません。法人として名刺管理アプリを利用するなら、管理枚数や機能が無制限で、セキュリティが強固な法人向け名刺管理アプリを検討しましょう。まずは気になる製品の資料請求を行い、製品について詳しく知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。