法人向けクラウド型名刺管理ソフト・アプリ比較
数ある法人向けのクラウド型名刺管理ソフト・アプリの中からおすすめを厳選しました。機能や価格の詳細を紹介します。
Sansan の比較ポイント
- 名刺管理の市場シェア84%・利用企業は業種、規模問わず7,000社
- 名刺をスキャンするだけ。最高精度99.9%でデータ化
- マルチデバイスで人脈をフル活用。営業を強くする「AI名刺管理」
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
無制限 |
OCR・オペレーターが入力 |
別途お問い合わせ |
Sansan株式会社が提供する「Sansan」は、導入実績7,000社以上の法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスマホアプリなどからスキャンするだけでデータ化されます。名刺に書かれた人物と接点がある社員を可視化し、営業に活かせるでしょう。APIによりSFAやCRMとも連携できます。
アプリはiPhone・iPad・Android対応です。
Knowledge Suite の比較ポイント
- 名刺管理と顧客台帳が連携!手入力なしで顧客情報が最新に更新!
- 簡単3ステップで取込み完了!有益な顧客データを蓄積・管理!
- エラー文字のみ国内オペレーターの目視補正で極めて安心、安全!
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
プランにより制限あり |
OCR・オペレーターが入力 |
月50,000円~/ユーザー数無制限 |
「Knowledge Suite」は、ナレッジスイート株式会社が提供するクラウド型SFA/CRMです。スマホアプリまたはスキャナーで名刺をスキャンし、OCRでデータ化します。上手く読み込めなければオペレーターが修正するので精度が高いです。名刺管理以外に、スケジュール管理やワークフロー、ファイル共有、営業支援などの機能が集約されています。全機能を一気に利用せず、段階的に増やしていくことも可能です。
アプリはiPhone・iPad・Android対応です。
Eight 企業向けプレミアム の比較ポイント
- 名刺をスマホで撮るだけ。素早く正確にデータ化
- 社内の人脈を可視化し、ビジネスをスピーディーに
- 共有された社内の全名刺を一括でリスト化
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
無制限 |
OCR・オペレーターが入力 |
基本使用料月10,000円+アカウント数に応じた課金制 |
Sansan株式会社の「Eight 企業向けプレミアム」は、個人向け名刺管理アプリ「Eight」の法人向けクラウドサービスです。「Eight」ではスマホで名刺を撮影するだけでデータ化されます。「Eight 企業向けプレミアム」ではその名刺データをCSVでまとめてダウンロードし、社内の人脈をデータベース化できます。
アプリはiPhone・Android対応です。
eセールスマネージャーRemix Cloud の比較ポイント
- 案件進捗や営業の活動状況を直感的に把握
- モバイルで簡単シングルインプットした情報がマルチアウトプット
- 95%の定着率と5,000社超の導入実績
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
別途お問い合わせ |
OCR・オペレーターが入力 |
月1,000円~/1ユーザー |
「eセールスマネージャーRemix Cloud」は、ソフトブレーン株式会社が提供するクラウド型のCRM/SFAです。名刺管理や人脈管理ができ、名刺の登録はスマホから自動で完了します。名刺情報のほか、案件情報やスケジュールなどあらゆる情報を管理できます。カスタマイズや運用支援などサポートが充実しているので初心者でも安心でしょう。
アプリはiPhone・iPad・Android対応です。
SmartVisca の比較ポイント
- 正確な名刺データをSalesforceに蓄積・管理
- 名刺専用サーバが必要なく、安心のセキュリティ
- Salesforceのコンサルティングパートナーが開発
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
別途お問い合わせ |
OCR・オペレーターが入力 |
別途お問い合わせ |
「SmartVisca」は、Salesforceのコンサルティングパートナーである株式会社サンブリッジが提供しており、Salesforceと連携して名刺管理を効率化するクラウド型名刺管理ツールです。オペレーターが名刺データをチェックしてSalesforce上で管理されます。Sales Cloudを使っている場合は、商談やコンタクト履歴と連携できます。
アプリはiPhone・iPad・Android対応です。
Quickスキャン V5 の比較ポイント
- 『ホットプロファイル』 などMA・名刺管理ソフトと連携!
- 複合機からワンタッチ!名刺情報をまとめて登録!
- 見やすい画面でカンタン操作!
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
別途お問い合わせ |
OCRが入力 |
別途お問い合わせ |
株式会社大塚商会が提供する「Quickスキャン V5」は、複合機で名刺をまとめてスキャンできるサービスです。各種名刺管理サービスと連動しており、複合機で保存先を選択してスキャンした名刺を移行できます。連動する名刺管理サービスは、ホットプロファイルや、やさしく名刺ファイリングPRO、たよれーるどこでもキャビネットです。
ホットプロファイル の比較ポイント
- 名刺スキャンでかんたんデータ化。人手でほぼ100%の高精度
- 名刺だけでなくお客様に関するあらゆる情報を集約管理
- 使い勝手のいいスマホアプリで働き方改革を実現
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
無制限 |
オペレーターが入力 |
月3,000円~/5~30名 |
「ホットプロファイル」は、株式会社ハンモックが提供するクラウド型営業支援ツールです。オンライン名刺交換機能を標準で搭載しており、名刺のデータ化はオペレーターが手入力で代行してくれます。また、名刺データをもとに相手企業の組織ツリーが自動生成されるなど、営業支援ツールとしての機能が特徴的です。APIで外部システムとの連携も可能です。
アプリはiPhone・iPad・Android対応です。
管理できる名刺の枚数 |
データ化の方法 |
参考価格 |
20万枚ごとに月3,000円プラス |
OCR・オペレーターが入力 |
月30,000円~/ユーザー数無制限 |
ヤマトシステム開発株式会社のクラウド名刺管理ソフト「名刺de商売繁盛」は、名刺データやそれに紐づくナレッジもクラウド上で管理します。名刺のデータ化は、オペレーターに依頼するか、OCRを使って自身で補正することも可能です。管理する名刺の枚数が20万枚が超えると月3,000円が課金されますが、ユーザー数は無制限です。
アプリはiPhone・iPad・Android対応です。
まだまだある!クラウド型名刺管理ソフト・アプリ
厳選した製品以外にも、多くのクラウド型名刺管理ソフト・アプリがありますので、簡単に紹介します。
Wantedly People
ウォンテッドリー株式会社が提供しています。スマホで名刺を撮影するだけでデータ化されます。最大10枚もの名刺を同時読み込みできるのが特徴です。取引先に関する情報の検索やSNSとの連携ができます。
CAMCARD BUSINESS
ワウテック株式会社が提供しています。スマホやスキャナで名刺を撮るだけで瞬時にデータ化されます。オペレーターによるデータ補正サービスもあります。外部サービスとの連携機能やSFA機能があり、活用の幅が広がるでしょう。
メイシー
株式会社もぐらが提供しています。名刺をベンダーへ送るだけでオペレーターがデータ化してくれます。名刺を送付するのも面倒な場合には、出張スキャンサービスもあります。また、スマホアプリで名刺情報を閲覧可能です。SalesforceやZoho CRMなど、ほかのサービスとの連携にも対応しています。
名刺ファイリングCLOUD
株式会社NTTデータNJKが提供しています。スマホ撮影で簡単に名刺をデータ化します。アプリで名刺情報を閲覧でき、端末にデータを残しません。管理できる名刺の枚数は100枚となり、それ以上になる場合は別途料金がかかります。
名刺バンク
株式会社アイネットが提供しています。オフィスのスキャナや複合機、デジタルカメラ、スマートフォンで撮影した名刺をそのままデータ化します。オプションサービスとなりますがデータ補正も可能です。名刺を集約すると人物相関図が表示されたり、CSV、vCard形式で出力したりできます。
アルテマブルー
キヤノンエスキースシステム株式会社が提供しています。名刺をスキャナや複合機、スマホで取り込めばデータ化されます。社員ごとに閲覧範囲が設定でき、セキュリティ面で安心でしょう。そのほか、営業支援機能も充実しています。
より多くの名刺管理ソフトを比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。
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2021.03.03
【法人・個人別】名刺管理ソフトを徹底比較!比較表・料金・選び方も
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法人向けクラウド型名刺管理ソフト・アプリの選び方
拡張性を重視したいならオンプレミス型という選択肢もありますが、サーバやネットワーク機器を購入して自社内で導入し運用するため、相応の時間とコストとスキルが必要です。初めて導入する場合や、社内での保守管理が難しい場合はクラウド型を選択すると良いでしょう。
ここでは、最適な製品を見つけるためのポイントを紹介します。
セキュリティが高いものを選ぶ
クラウドサービスの場合、ベンダーが運用しているサーバに名刺データを管理するので、セキュリティ対策が万全な製品を確認しなければなりません。具体的には通信の暗号化やアクセス制限などがされているか、サーバが置かれているデータセンターの入退出管理をしているかなどをチェックしましょう。
また、個人情報を適切に取り扱っている企業に対して付与されるプライバシーマークを取得しているベンダーだと、より安心です。
参考:プライバシーマーク制度|一般財団法人日本情報経済社会推進協会
既存システムとの連携できるものを選ぶ
すでに構築されているシステムを利用するため、社内で使っているSFAやCRMなどと上手く連携できない可能性があります。名刺データを営業支援やマーケティングに活かすのであればソフトやアプリにシステム連携機能があるか確認し、十分に比較検討しましょう。
費用対効果が高いものを選ぶ
クラウド型名刺管理ソフト・アプリの利用料金は、管理する名刺の枚数やアカウント数で変動することが大半です。オプションサービスの有無によっても料金は異なります。機能やサービスが充実していても、それを使いこなせずコストだけがかかっているケースも珍しくありません。必要な機能を備えているか確認し、無駄なく活用できるかを考慮しましょう。
法人向け名刺管理ソフト・アプリで、名刺を有効活用!
法人向け名刺管理ソフト・アプリは社内に点在する名刺を一元管理し、新規開拓やスムーズな営業に活かすことができます。特にクラウド型名刺管理ソフトであれば、簡単で導入できてスモールスタートも可能です。既存システムとの連携に対応し、費用対効果が高い製品を選ぶと良いでしょう。
以上を踏まえてよく比較検討し、最適な名刺管理ソフト・アプリを導入しましょう。