【機能充実型】法人向けクラウド型名刺管理ソフト・アプリ
まずは名刺管理に特化し、機能が充実している法人向けのクラウド型名刺管理ソフト・アプリを紹介します。
《Sansan》のPOINT
- 名刺管理の市場シェア83%・利用企業は業種、規模問わず8,000社
- 名刺をスキャンするだけ。最高精度99.9%でデータ化
- マルチデバイスで人脈をフル活用。営業を強くする「AI名刺管理」
Sansan株式会社が提供する「Sansan」は国内シェア83%、導入実績8,000社以上を誇る法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスマホアプリなどからスキャンすれば、最高精度99.9%でデータ化が可能。名刺の人物と接点がある従業員やキーマンを可視化し、組織の営業力強化を図ります。APIにより、SFAやCRMなどの外部サービスとの連携も可能です。名刺情報の活用で、さらなる営業の効率化が期待できます。
アプリはiPhone・iPad・Android対応です。
《Eight Team》のPOINT
- 名刺をスマホで撮るだけ。素早く正確にデータ化
- 組織の人脈を可視化し、ビジネスをスピーディーに
- 共有された社内の全名刺を一括でリスト化
Sansan株式会社の「Eight Team」は、個人向け名刺管理アプリ「Eight」の法人向けクラウドサービスです。スマートフォンアプリで撮影すれば名刺データの取り込みが可能で、人とAIでデータを精査します。大量の名刺データは共通タグでグループ化できるため、社内のメンバー同士で効率的に情報管理が可能。「Eight」で登録している名刺データはCSVでまとめてダウンロードでき、年賀状やメールの一斉配信時にも役立てられるでしょう。
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《アルテマブルー》のPOINT
- 導入前の丁寧なコンサルティング・無料トライアルあり
- kintoneやSalesforceと連携可能
- 権限設定やパスワードによる保護でセキュリティを確保
キヤノンエスキースシステム株式会社が提供する「アルテマブルー」は、社内の人脈を最大限に活用し、営業の効率化と高い生産性を実現する名刺管理システム。相手先の社名・住所・電話番号などが一括で変更でき、常に最新の名刺情報を共有可能です。人脈マップ機能により営業アプローチを最適化し、案件数増加・成約率向上もサポートします。名刺データの取り込み方法はスキャナや複合機、スマホから選択可能。外部オペレーターによる文字補正にも対応しています。
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《CAMCARD BUSINESS》のPOINT
- 90%以上の高精度なOCRとオペレーターによる入力補正
- 簡易SFAにより商談管理やタスク管理が可能
- オンライン上での名刺交換機能を搭載
ワウテック株式会社の「CAMCARD BUSINESS」は、日本国内で1,000社以上の導入実績をもつ名刺管理システムです。高精度のOCR機能により、最短5秒で名刺を電子化。オペレーターによる補正作業は99%の精度を誇り、業界最短の約5分で仕上げます。オンライン名刺交換機能を搭載し、テレワーク時でも名刺交換がスピーディー。SalesforceやGoogle Contactといった外部サービスとの連携機能や簡易SFA機能もあり、名刺情報を紐づけながら営業活動のタスク管理・商談管理が行えます。
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製品・サービスのPOINT
- AIによる機械学習機能で読み取り精度向上
- 世界最高峰の開発エンジニアの高い技術が注ぎ込まれている!
- コスト削減しながら人脈を共有したいというユーザー様にお勧め!
「トーニチ・ネクスタ・メイシ」は、東日印刷株式会社が提供する名刺管理アプリケーション。理系で世界最高峰といわれるインド工科大学卒のエンジニアが開発しています。AIによる高い読み取り機能を備え、もし誤りがあっても一度修正すれば、次回以降スムーズに対応します。名刺のタグ付けや柔軟な検索、名寄せ、CSVでのリスト作成など名刺管理を効率化する機能とわかりやすい操作性をもちながら、1ユーザーあたり月額660円(税込)とリーズナブルに利用できるのも大きな魅力。顧客とのコンタクト履歴の共有やオンライン名刺交換機能もあり、フレキシブルに活用できます。
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【定額・課金型】法人向けクラウド型名刺管理ソフト・アプリ
次に、定額もしくは名刺の枚数に応じて課金される名刺管理ソフト・アプリを紹介します。
《名刺de商売繁盛》のPOINT
- ユーザー数に関係なく月額30,000円の低価格
- 部署を超えた社内の人脈を活用し、営業効率アップ!
- 万全のセキュリティ対策を講じた自社IDCで大切な名刺を安全管理
ヤマトシステム開発株式会社が提供するクラウド名刺管理ソフト「名刺de商売繁盛」は、人数無制限の定額制クラウド型名刺管理サービスです。ユーザー数に制限はなく、月額30,000円で利用が可能です。管理する名刺枚数が20万枚を超えても、追加料金は20万枚ごとに月額3,000円とリーズナブル。商談内容を名刺と紐づけ、日報や議事録としても利用できるため、営業の見える化に効果的でしょう。オプションでメール配信やアンケート機能にも対応しています。
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《名刺バンク》のPOINT
- ID数ではなく名刺枚数による従量課金
- アイネット社管理のデータセンターにてセキュリティを担保
- スマートフォンやタブレットなどのカメラから画像の取り込み可能
株式会社アイネットが提供する「名刺バンク」は、ID数ではなく名刺枚数に応じた従量課金制の名刺管理ソフトです。オフィスのスキャナや複合機だけでなくデジタルカメラ、スマートフォンで撮影して、簡単に名刺のデータが取り込めます。時間や場所を問わず名刺管理業務が行えるでしょう。人物相関図の表示機能やCSV・vCard形式での出力機能なども搭載しています。データは堅牢なセキュリティ体制のデータセンターで管理されるため、サイバー攻撃などの脅威からも安心して情報を守れるでしょう。
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《メイシー》のPOINT
- 名刺をもぐら社に送れば代わりに名刺情報をデータ化!
- 名刺情報の検索・閲覧・メール送信が簡単で使いやすい
- 名刺管理アプリは利用料無料!外出先でも名刺情報が確認可能
株式会社もぐらが提供する「メイシー」は、ユーザー数無制限・定額で利用できる名刺管理ソフト。名刺の管理上限数は2,500枚で、それ以降は2,500枚あたり月額1,078円が追加されます。名寄せやラベル付け、柔軟な検索、メール送信、CSVデータ出力などが可能です。アプリでは名刺情報のアップロードのみならず、地図検索や経路検索なども行えます。またデータ入力やスキャンの代行も行っており、名刺入力に社内リソースを割けない企業に最適です。1枚あたりのわかりやすい料金体系で、出張スキャンにも対応しています。
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【名刺管理以外も】法人向けクラウド型名刺管理ソフト・アプリ
CRMとSFAが一体化していたり、Salesforceとの連携に特化していたりと、名刺管理以外の機能が充実している製品を紹介します。
《Knowledge Suite》のPOINT
- 名刺管理と顧客台帳が連携!手入力なしで顧客情報が最新に更新!
- 簡単3ステップで取込み完了!有益な顧客データを蓄積・管理!
- エラー文字のみ国内オペレーターの目視補正で極めて安心、安全!
「Knowledge Suite」は、ナレッジスイート株式会社が提供するクラウド型のSFA/CRMです。スマホアプリまたはスキャナで名刺をスキャンし、OCRでデータ化。自動認識と手動入力のハイブリッド入力チェックで、高いデータクオリティを誇ります。スケジュール管理やワークフロー、ファイル共有といったグループウェア機能のほか、営業支援SFAや顧客管理CRMといったビジネスツールも搭載したオールインワン型。自社の業務内容にあわせてカスタマイズも可能です。
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製品・サービスのPOINT
- 案件進捗や営業の活動状況を直感的に把握
- モバイルで簡単シングルインプットした情報がマルチアウトプット
- 95%の定着率と5,500社超の導入実績
「eセールスマネージャーRemix Cloud」は、ソフトブレーン株式会社が提供する国産のクラウド型CRM/SFAです。名刺情報のほか、案件情報やスケジュールなどあらゆる情報を管理し、営業活動・各案件の進捗を可視化します。人脈管理機能では「会うべき人」「会うべきタイミング」を見える化し、営業戦略の立案を効率化します。カスタマイズや運用支援などサポートが充実しているので、初めての導入でも安心でしょう。
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《Smart Visca》のPOINT
- 個人任せだった名刺の管理をはっきりとしたデータベースに昇華!
- 世界基準の高いセキュリティによって情報漏洩防止
- クラウド連絡帳によって顧客情報や社員情報を共有
「Smart Visca」はSalesforceのコンサルティングパートナーである株式会社サンブリッジが提供する、クラウド型の名刺管理ツール。Salesforceと連携して名刺管理の効率化を可能にします。別途ログインIDや専用のモバイルアプリは不要で、Salesforceの顧客管理機能やダッシュボード機能を利用できます。名刺のデジタル化には高精度のAI-OCRを採用し、読み取りから登録まで1分で完了。オンライン名刺交換も標準装備し、プロフィールからオンライン名刺の作成・送信が可能です。
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名刺管理クラウドサービス THE 名刺管理 Business
製品・サービスのPOINT
- 世界シェア1位のCRMアプリのSalesforceと同じセキュリティで管理
- 入力機器を選ばない既存資産活用の簡単導入
- スケジュールと社内SNSでグループウェアとしての利用も可能
株式会社NTTデータNJKが提供する「名刺管理クラウドサービス THE 名刺管理 Business」は、Salesforceプラットフォーム上で動作する名刺管理クラウドサービスです。日本最大級820万拠点の企業データベースを使い、社名などを最新情報で表示するため、確認・修正の手間がかかりません。名刺データから電話発信・メール送信を行えるうえ、電話着信時には名刺データが表示され、電話相手の詳細情報をその場で確認できます。名刺情報には顧客との活動履歴や今後の行動予定も付記して社内で共有できます。
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【無料で使える】クラウド型名刺管理ソフト・アプリ
無料で始められるクラウド型の名刺管理ソフト・アプリを紹介します。「お試しで使ってみたい」「短期間での利用を検討したい」という方におすすめです。
《Eight》のPOINT
- AIとオペレーターの手入力を組み合わせた高精度な電子化
- QRコードやURLで簡単に名刺交換
- つながった相手の名刺情報が変更された際に通知
Sansan株式会社が提供する「Eight」は、名刺情報をもとにビジネスネットワークを有効活用できる名刺管理サービスです。名刺をスマートフォンで撮影するだけで、AIと手入力により正確かつ迅速にデータの取り込みが可能。名刺情報が更新されるたびに通知があるので、確認も容易です。オンライン名刺交換も、URLやQRコードを相手に送るだけの簡単操作。有料版「Eightプレミアム(月額480円または年額4,800円)」では名刺データをローカル環境下で管理できるなど、高度な機能で利用可能です。
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《Wantedly People》のPOINT
- 相手の人間関係や過去の役職まで深堀りできる
- 転職や昇進に伴うプロフィール変更をリアルタイムに取得
- 暗号化や強固なデータセンターによる厳重なセキュリティ環境
ウォンテッドリー株式会社が提供する「Wantedly People」は、すべての機能が完全無料で使える人脈・名刺管理アプリです。最大10枚もの名刺をスマートフォンのカメラで同時に撮影し、電子データとして効率的に取り込めます。取引先に関する情報の検索やSNSとの連携もできるため、名刺には書かれていない顧客の経歴や異動・昇進・転職情報などを手軽に入手可能。顧客とのつながりもより深められるでしょう。データのCSV保存にも対応しています。
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《myBridge》のPOINT
- スマホで撮影するだけで、名刺情報を正確にデータ化可能。
- 登録した名刺はキーワードで簡単に検索。
- 顧客の名刺を社内で共有し、ダウンロードやエクスポートが可能。
「myBridge」は、LINE株式会社のオンライン名刺管理アプリ。すべての機能が無料で、入力枚数や保存数にも上限がありません。スマートフォンで複数枚の名刺を撮影するだけで、OCRの自動認識やオペレーターの手動修正により正確な情報を蓄積できます。オンライン名刺交換も、URLをやりとりするだけの簡単操作。LINEとの互換性があり、社内の連絡ツールでLINEを使用している場合は、より名刺共有を効率化できるでしょう。ISO27001・27701の取得やAWSデータセンターでの情報管理など、セキュリティ面でも安心です。
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名刺ファイリングCLOUD
株式会社NTTデータNJKが提供する「名刺ファイリングCLOUD」は、基本利用料0円の名刺管理サービスです。スマートフォンによる撮影で簡単に名刺をデータ化し、アプリで名刺情報を閲覧・修正できます。端末にデータを残さないため、スマートフォン紛失時のリスクも最小限に抑えられるでしょう。名刺の管理可能枚数は100枚まで。100枚以上となる場合は別途料金が発生します。
より多くの名刺管理ソフトを比較したい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。
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【法人・個人別】名刺管理ソフトを徹底比較!比較表や料金・選び方も
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法人向けクラウド型名刺管理ソフト・アプリの選び方
拡張性を重視したい場合は、オンプレミス型という選択肢もあります。しかしサーバやネットワーク機器を購入して自社内で導入・運用するため、相応の時間とコスト、スキルが必要です。初めて導入する場合や、社内での保守管理が難しい場合はクラウド型を選択するとよいでしょう。
ここでは、最適な製品を見つけるポイントについて解説します。
セキュリティが高いものを選ぶ
クラウドサービスの場合はベンダーの運用サーバで名刺データを管理するため、十分なセキュリティ対策が施されているかを確認しなければなりません。通信の暗号化やアクセス制限などが行われているか、サーバが置かれているデータセンターの入退出管理を実施しているかなどをチェックしましょう。
またプライバシーマーク(個人情報を適切に取り扱っている企業に対して付与される)を取得しているベンダーであれば、より安心です。
参考:プライバシーマーク制度|一般財団法人日本情報経済社会推進協会
既存システムと連携できるものを選ぶ
すでに構築されたシステムを利用する性質上、社内で使っているSFAやCRMなどとうまく連携できない可能性があります。名刺データを営業支援やマーケティングに活かすのであれば、ソフトやアプリにシステム連携機能があるかを確認し、十分に比較・検討しましょう。
費用対効果が高いものを選ぶ
一般的にクラウド型名刺管理ソフト・アプリの利用料金は、管理する名刺の枚数やアカウント数により変動します。また、オプションサービスの有無でも料金は異なります。機能やサービスが充実していても、使いこなせずにコストだけがかかっているケースも珍しくありません。自社に必要な機能を搭載しているか否かを確認し、製品を無駄なく活用しましょう。
法人向け名刺管理ソフト・アプリで、名刺を有効活用!
法人向け名刺管理ソフト・アプリでは社内に点在する名刺を一元管理でき、顧客の新規開拓やスムーズな営業活動に効果的です。クラウド型の名刺管理ソフトであれば導入がスムーズで初期コストも抑えられ、スモールスタートも可能です。製品の選定時は既存システムとの連携に対応し、費用対効果が高いものを選ぶとよいでしょう。
以上を踏まえて比較検討し、自社に最適な名刺管理ソフト・アプリを導入しましょう。