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ワードにパスワードをかける方法とは?解除や忘れたときの対処法も紹介

ワードにパスワードをかける方法とは?解除や忘れたときの対処法も紹介

企業でやりとりするファイルには、個人情報や機密情報が含まれることが多いため、情報漏えいのリスクを最小限にするにはパスワードを設定する必要があります。

パスワード設定は、最も基本的なセキュリティ対策の一つといえ、自身がオーナーとなる場合必要に応じ対応すべきでしょう。

この記事では、Word文書のパスワード設定や解除する方法、ファイルの開き方に加え、忘れたときの対処法も解説します。ページ内から関連する製品の資料請求もできるので、実務に役立ててください。

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ワード文書にパスワードを設定する方法

ここでは、データに「閲覧・編集」制限をかけたい場合にパスワードを設定する手順を解説します。これにより、機密情報の漏えいを防いだり、関係のない人から無断で編集を加えられるリスクを回避したりします。

手順1~8

1.「ファイル」タブをクリック

ワード01

2.「名前を付けて保存」タブをクリック

→ファイルの保存先を選択(ここでは、「このPC」をダブルクリックする)

ワード02

3.「保存したい場所」を選択

→ファイル名をつけたら「保存」ボタンの左隣にある「ツール」をクリック

ワード03

4.一覧から「全般オプション」を選択

ワード04

5.「読み取りパスワード」欄と「書き込みパスワード」欄に入力

(どちらか一方のみを設定することも可能)→「OK」をクリック

ワード05

6.読み取りパスワードを入力

読み取りパスワードの確認ダイアログボックスが表示されるため、先ほど設定したパスワードを入力→「OK」をクリック

ワード06

7.書き込みパスワードを入力

書き込みパスワード確認ダイアログボックスが表示されるため、先ほど設定したパスワードを入力→「OK」をクリック

ワード07

8.最後に、「名前を付けて保存」画面で「保存」をクリック

ワード08

「読み取りパスワード」を設定した場合は、ファイルを開く際にパスワードを求められます。「書き込みパスワード」を設定した場合は、ファイルを編集する際にパスワードを求められます。

エクセルファイルのパスワードを設定・変更・解除する方法は、基本的にワードと同様の手順です。詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

関連記事 エクセルにパスワードを設定するには?忘れたときの対処法もご紹介

パスワードが設定されたワード文書を開く方法

パスワードの入力

ファイルをクリックして、送信者から通知されたパスワードを入力し「OK」をクリック パスワード設定をしたワード文書を開く方法①

※書き込みパスワードの設定がある場合

パスワードを入力し「OK」をクリック(編集をせず閲覧のみなら、「読み取り専用」をクリック)

パスワード設定をしたワード文書を開く方法②

ワードファイルを開封できるように、パスワードの記録をおすすめします。また、パスワード設定者は、データを閲覧・編集する人に正しくパスワードを伝達しましょう。

文書ファイルの受け渡しなど業務を遂行するうえで、セキュリティ対策は企業にとって重要性が高い課題といえるでしょう。以下のページでは、中小企業におけるセキュリティ対策の現状について解説しています。

関連記事 中小企業のセキュリティ対策とは?リスクや実施方法を解説

設定したパスワードを変更・解除する方法

パスワードの変更や解除も、設定時と同じ画面で行えます。手順は以下のとおりです。

設定したパスワードを変更する方法

設定したパスワードを変更する際の手順を解説します。

  • 1.「ファイル」タブをクリック、「名前を付けて保存」を選択
  • 2.画面表示後、「保存」ボタンの左隣にある「ツール」をクリック
  • 3.メニューから「全般オプション」を選択
  • 4.「読み取りパスワード」「書き込みパスワード」に変更後のパスワードをそれぞれ上書き→「OK」後、「保存」をクリック

設定したパスワードを解除する方法

設定したパスワードを解除する際の手順を解説します。

  • 1~3までは同手順
  • 4.「読み取りパスワード」「書き込みパスワード」のそれぞれを削除→「OK」後、「保存」をクリック

各パスワードを空白の状態で保存すれば、設定したパスワードを解除できます。パスワードを削除することで、設定した閲覧・編集制限を解除できます。

ワード文書に設定したパスワードを忘れた時の対処法

ここでは、ワード文書に設定したパスワードを忘れてしまった際の対処方法を紹介します。

パスワード解析ツールを使って解除する

ワード文書に設定したパスワードを忘れてしまった際は、パスワード解析ツールで解除できます。パスワード解析ツールは、インターネットからインストールして使用でき、「辞書攻撃」「類推攻撃」「総当たり攻撃」の3種類の解析モードが搭載されています。状況に応じて解析モードを選択すれば効率的に活用できるでしょう。

解析時に使用するモードについて紹介します。

辞書攻撃
辞書や人名録などに記載されている単語を片っ端から試し、解析を試みる手法
類推攻撃
パスワードとして利用されやすい文字列を一つひとつ試していく解析手法
総当たり攻撃
あらゆる文字列の組み合わせを総当たり的に試し、パスワードを解析する手法

パスワードの文字列が複雑なほど、解析に時間がかかります。

また、パスワードの解析を行うオンラインサービスもあります。該当のファイルをアップロードし、手順に沿って操作するだけで解析できる手軽さが魅力です。しかしデータの安全性を確保できないケースもあるため、十分注意して使用してください。

VBAコードでパスワードを解除する

VBAとはMicrosoft Wordで使用可能なプログラミング言語のことです。VBAコードを使い、パスワードの解除を行います。コードを記述する前の設定やプログラミングが必要になるため、パスワード解析ツールよりも難易度が高いといえるでしょう。

VBAコードでのパスワード解除の手順は以下のとおりです。

  • 1.Microsoft Wordを起動
  • 2.「Visual Basic」の画面を開き、参照設定で「Microsoft Word XX.X Object Library」にチェックを入れる
  • 3.「挿入」の「標準モジュール」を選択する
  • 4.コードを入力し、実行する
  • 5.総当たり的にパスワードの候補を自動生成し、対象のワード文書が開くか否かテストする
  • 6.ワード文書が開くまで4を続ける

企業のセキュリティ強化には、サイバー攻撃対策製品の検討をおすすめします。以下のボタンより、最新の資料請求ランキングをご覧ください。

ワードにパスワード設定をして情報漏えいを防ごう

ワード文書のパスワード設定は、初歩的な情報セキュリティ対策の一つです。設定方法や変更、解除方法を理解して業務に活用しましょう。また、昨今ではサイバー攻撃が巧妙化しているため、企業側は脅威に備えた危機管理が強く求められています

さらに以下のページでは、ITトレンドがおすすめする「サイバー攻撃対策ツール」を紹介しています。効率的なセキュリティ対策としてご検討ください。

関連記事 【2025年版】サイバー攻撃対策ツール31選徹底比較!選定ポイントも紹介
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