資料請求リスト
0

データベースの技術トレンドとは?RDBからNewSQLまで!

2023年01月17日 最終更新

データベースソフトの製品一覧
データベースの技術トレンドとは?RDBからNewSQLまで!

システムの要であるデータベースですが、RDB(Reletional Datebace)の登場以降、さらなる最新サービスが登場しています。この記事では、NoSQLやNewSQLなど、データベースサービスの分類や製品比較のヒントとなるような、基礎知識について解説します。

\ 無料で一括資料請求!/
目次

    NoSQLとは

    NoSQL(Not only SQL)はRDBではスケールできないという課題を解決させるために生まれました。それではこの技術が生まれた背景はどのようなものだったのでしょうか?NoSQLの特性と、それを活かしたサービスとともに解説していきます。

    RDBMSからNoSQLへの変遷

    RDBMS(Relational DataBase Management System)には、汎用性が高いデータ構造によってもたらされるACID特性(複数の処理をまとめて管理する時の4つの特性:Atomicity、Consistency、Isolation、Durability)があります。この特性により金融システムに求められるようなデータの整合性や速いトランザクション処理などができました。

    しかし、Webサービスの多様化により、非構造的なデータ(文章や動画、画像など)を大量に処理するために、処理能力の拡張をすることが必須となりました。この課題を解決するために、構造化データを構築するSQL(Structured Query Language)と他の言語を組み合わせたNoSQL(Not only SQL)という領域のデータベース技術が登場しました。

    特にNoSQLはACID特性のようなデータの整合性ではなく、柔軟な一貫性概念と分散処理能力を重視しています。この移行は「ACIDからBASEへ(厳密な一貫性の代わりにスケーラビリティを優先する概念:Basically Available、Soft-state、Eventually consistent)」と表現されています。

    また以下の記事でデータベースのトレンドについて詳しく解説しています。RDBの変遷について理解を深めたい方は参考にしてください。

    ▼RDBについて詳しく知ろう!
    参考記事:データベースの現状と最新トレンド

    NoSQLの主な機能

    NoSQL誕生の背景からもわかるように、機能の一つとしてスケールアウトがありますが、他にも耐障害性や高速処理もあります。具体的には以下の通りです。

    ■スケールアウト
    大量のデータを扱うことができ、サーバの大きさ・台数に比例して拡張できる柔軟性
    ■耐障害性
    トランザクション(データベース全体の整合性を維持する処理)が必要ないため、一部のトラブルによるバグが生じにくい
    ■高速処理
    整合性を取る処理がないため、反応が速い

    NoSQLの種類とは

    NoSQLはYoutubeなどの動画サイトが主な例ですが、とにかくデータ量が大きく、整合性よりも処理速度が求められた背景のもと開発されました。また一言でNoSQLといってもその特性は様々で、技術的には大きく4つに分類されます。それではNoSQLの種類について主な特徴を取り上げながらご紹介します。

    ドキュメント指向型

    データの中でも、記事コンテンツや文字などの不定型データを扱うために、データをドキュメント化して保存することを目的としたデータベースです。キー(識別)に対する反応としてバリュー(必要)を要求せず、ドキュメントとして格納できます。スキームが必要なく、複雑なデータ構造にでも対応できるため、オンラインゲームアプリなどに使用されます。

    キーバリュー型

    製品ごとに異なりますが、共通の特徴としてはトランザクションのない大容量・高速データ処理が挙げられます。動画や文字などの格納に適し、キーワードでアクセス可能です。可用性・拡張性に優れており、Twitterなどの非トランザクション型データを大量に扱う場合に有効です。

    カラム指向型

    行/列のあるテーブルスキームにデータを格納しますが、クエリを使用した際、そのクエリと関連のあるデータのカラムがまとめられます。1回の操作での関連データ検索に優れ、行指向型とも呼ばれています。データ分析などに使用されることがあります。

    グラフ型

    データをノード単位に分類し、ラベル、属性、関係性を与えます。つまり、「人物」という属性に「名前、年齢、性別、住所」などを設定でき、また関係性によってデータ同士のつながりをパターン化することができます。分散処理など、スケールアウトの点で他のNoSQLに劣りますが、FacebookなどのSNSで利用されています。

    NoSQLからNewSQLへ

    NewSQLは、ビッグデータ活用が求められると同時に開発されました。NoSQLの拡張性と同時に、ACID特性も両立させることでビッグデータの解析をより効率的に行いたいというニーズからです。

    実際にNewSQLによってビッグデータなどの大量データを処理しつつ、データ全体の整合性を取ることができます。この特性によりビッグデータの分析とモデリングができるようになりつつあります。

    データベースをビジネスとつなげよう!

    アプリケーション開発によるビジネスシーンの変容は、データベースへのニーズを変え、ビッグデータを処理しながら、トランザクションやリアルタイムな分析を要求するようになりました。

    つまりデータを使った分析とそれを基にした予測データを出力し、細かな予算の組み立てを行うことが常識となりつつあるということです。これはデータベースとビジネスの関係は切り離すことができないことを意味しています。なのでこの機会に、是非データベース製品の比較検討してみてはいかがでしょうか。

    \ 無料で一括資料請求!/
    この記事を読んだ人は、こちらも参考にしています

    話題のIT製品、実際どうなの?

    導入ユーザーのリアルな体験談

    電球

    IT製品を導入しDXに成功した企業に

    直接インタビュー!

    電球

    営業・マーケ・人事・バックオフィス

    様々なカテゴリで絶賛公開中

    私たちのDXロゴ
    bizplay動画ページリンク
    動画一覧を見てみる
    IT製品・サービスの比較・資料請求が無料でできる、ITトレンド。「データベースの技術トレンドとは?RDBからNewSQLまで!」というテーマについて解説しています。データベースソフトの製品 導入を検討をしている企業様は、ぜひ参考にしてください。
    このページの内容をシェアする
    facebookに投稿する
    Xでtweetする
    このエントリーをはてなブックマークに追加する
    pocketで後で読む
    データベースソフト_診断バナー
    認知度、利用経験率No.1のITトレンド データベースソフト年間ランキング
    カテゴリー関連製品・サービス
    カテゴリー関連製品・サービス
    楽々Webデータベース
    住友電工情報システム株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.0
    ETLツールTROCCO
    株式会社primeNumber
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    kintone
    サイボウズ株式会社
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.0
    Mashu
    株式会社ROBON
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    HotBiz8
    株式会社ASJ
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    4.4
    PlaPi
    株式会社JSOL
    ☆☆☆☆☆
    ★★★★★
    ★★★★★
    0.0
    カテゴリー資料請求ランキング
    カテゴリー資料請求ランキング
    05月12日(月)更新
    ITトレンドへの製品掲載・広告出稿はこちらから
    データベースソフトの製品をまとめて資料請求