
CCCMとは?
まずはCCCMとはどのようなものか見ていきましょう。
複数の媒体を用いて、顧客に最適なアプローチをすること
CCCMとは「クロスチャネル・キャンペーン・マネジメント」の略であり、MAツールの種類の1つです。主に複数の媒体を活用して、顧客に最適なアプローチを行い良好な関係を築きます。
現代では顧客が情報収集する方法は多様化しており、同時に企業が顧客に行うアプローチの方法も多岐にわたります。CCCMとは顧客とのあらゆる接点を最適化し、One To Oneで顧客へアプローチする方法です。
効果的にCCCMを活用できれば、マーケティング・営業活動を効率化できるでしょう。
MAとの違いは「顧客の規模」
CCCMとMAの大きな違いは顧客の規模です。
一般的にCCCMはBtoCに特化したツールを指します。一方で、MAは主にBtoBの分野で使われるツールです。企業が継続的に行っているマーケティング活動を、自動化でより高いレベルにすることを目的としたのがMAです。
MAの定義は幅広く、その中で顧客とOne To Oneでコミュニケーションを取れるものがCCCMとなります。「見込み顧客の育成・管理」がMAの目的であり、CCCMの目的は「クロスチャネルを使ったアプローチ管理」です。
BtoBとBtoCではデータ量や購買プロセスといったビジネスに違いがあるため、検討する際はチェックしておきましょう。
CCCMのメリット
つづいて、CCCMにはどのようなメリットがあるか見ていきましょう。
見込み顧客の状況に合わせて行動ができる
CCCMの最大のメリットは、見込み顧客の状況に合わせて行動ができることです。
BtoCのビジネスモデルではターゲットとなる顧客の数は数万から数百万にもなります。膨大な顧客一人ひとりに合った行動を手作業で行うのは現実的ではないでしょう。つまりCCCMを導入していなければ、アプローチにミスマッチが生じてしまいます。
CCCMを活用すれば、「○○という広告を見た人に△△というメールを送る」といった行動が可能です。顧客によって違う状態に合わせて最適なアクションができるため、マーケティングの効果も高まるでしょう。
業務の削減や自動化を行える
CCCMの導入により、今まで行っていた業務を自動化することができます。膨大な量のリードを精査するだけでも時間・手間がかかりますが、CCCMがあればその業務を省けるでしょう。また、顧客に合わせた最適なアプローチを行えるため、無駄な広告コストも削減できます。
このようにCCCMは業務とコストを削減できるため、非常に費用対効果が高い手法なのです。
部署間の連携を効率化できる
CCCMでは見込み顧客を一元管理するため、マーケティング・営業部門間での連携を効率化できます。効果的に顧客情報を収集し、分析することで営業部門も取引先に効果的な提案を行えるでしょう。
CCCMはBtoCに特化したツールですが、通常のMAツールと同様に営業部門の効率も高めることが可能です。
CCCMの導入ポイント
最後に、CCCMを導入するポイントを見ていきましょう。
達成したい目的を明確にする
まずはCCCMに期待する効果・達成したい目的を明確にします。ツールによって搭載している機能や得られる効果は異なるため、目的を達成できる製品を導入しなければなりません。目的がブレていると適切なツールは選べないでしょう。
例えば、メルマガを強化したいのであれば、スコアリング機能とステップメールのようなメール配信機能が必要です。
自社で運用できる体制を整える
CCCMを含むMAツールは導入しただけでは期待する効果を得られません。導入前に、自社で運用する体制を整えることが大切です。適切に運用するには知識と技術が必要になるため、技術者を採用するか、簡単に扱えるシステムを選ぶことが重要でしょう。
CCCMを活用するためには少なくとも以下のようなタスクがあります。
- ■新しいシナリオの設計
- ■コンテンツの作成
- ■マーケティング戦略の企画
- ■ツールの調整
- ■部署間の情報共有・連携・調整
MAツールでは実際に導入したものの、上手く活用できずに失敗した例が多くあります。機能や費用対効果だけでなく、必要なタスクを洗い出し運用面も意識しましょう。
CCCMを活用して効果的な営業を実現しよう!
CCCMとはBtoCに特化したMAツールであり、マーケティングの効果を高めることができます。
顧客に合わせたアプローチを行うことで営業の成果が期待でき、業務を自動化することで工数削減も可能です。しかし、CCCMを導入するだけで効果を得られるわけではありません。導入する前に目的を明確にし、運用体制を整えることが大切です。自社に最適なCCCMを活用して効果的な営業を実現しましょう。
