無料で使えるMAツール4選!
まずは、どのようなMAツールが無料で使えるのか見ていきましょう。(4月7日時点)
BowNow
BowNowはマーケティングと営業の両者で同じ定義のリード・リストを管理できるシステムです。お互いの顧客情報を共有して管理することで、獲得したリードを無駄なく営業に活用できるでしょう。
また、抽出したリードごとにメール配信機能が搭載されているため、効率良くリードを育成できます。
Mautic
MauticはオープンソースのMAツールです。製品をダウンロードして自社で開発する必要はありますが、最短5分でマーケティングを管理できる体制が整います。MAツールは高価という特徴があるため、費用を抑えることに貢献できるでしょう。
leadsius
leadsiusはリードの数に制限がある無料版のMAツールです。リード数2,500までは無料で利用できますが、2,500以上になると月額31,000円ほどかかります。無料版でもHTMLメール作成やWebトラッキングなどMAに必要な機能は充実しているため使いやすいでしょう。
サイトやサポートは全て英語です。
salesautopilot
salesautopilotは無料版MAツールですが、制限も甘いため使いやすく便利です。リード数に制限はなく、月に400通までのメール配信であれば費用はかかりません。1,000通までメールを送る場合は月額1,300円ほどで利用できます。
eコマース・CRM・ヘルプデスクなどと連携できるモジュールも提供されているため幅広く活用できるでしょう。
無料のマーケティングオートメーション(MA)ツールの注意点
つづいて、無料のMAツールを利用する際の注意点を見ていきましょう。
機能や容量不足
無料で利用できるMAツールは機能に制限があり、容量が少ないといった制約があります。実際、便利に利用できるMAツールのほとんどは、有償製品の無料プランであることが多いため、ある程度の機能は使えるものの、メール配信量や管理できるリード数に上限があります。
MAツールは売上規模や抱えているリードの数が多い企業の方が費用対効果を得られるでしょう。価格がネックで導入が難しい中小企業の場合は、はじめは無料版の利用し、事業が拡大した際に、規模に合わせて有料版の利用を検討すると良いでしょう。
トラブル時などのサポート体制不足
無料版と有料版の大きな違いはサポート体制の充実度です。有料版のMAツールであれば、導入だけでなくトラブル発生時にも対応しおり、セミナーなどで使い方をレクチャーしてもらえる場合も多くあります。
また、導入する際はどの程度サポートを受けられるのか確認しましょう。実際にMAツールを利用する際は、専門的な知識や技術が必要になることが多いため、導入後も電話で運用のサポートを受けられると安心です。
一方で、無料版の場合、基本的にサポートを受けられません。また、日本語に対応していない製品も多いので使いにくさを感じる部分もあるでしょう。無料版のツールを導入しても使いこなせないこともあるため、注意してください。
ITトレンド厳選!有料版MAツール
最後に、無料版と比較できるようにITトレンドおすすめの有料版MAツールを見ていきましょう(4月7日時点)。
Pardot の比較ポイント
- Salesforce製品としての高い信頼性とリーズナブルな価格体系
- Salesforceとの連携設定も簡単に実現
- 展示会などのマーケティング投資対効果が平均34%向上
Pardotは営業支援と一体になったMAツールで、適切なスコアリング機能とメール配信機能を搭載しています。顧客ごとに最適なメールを送信することにより、効果的なリードナーチャリングが可能です。
メール配信の結果からメールの内容や効率を分析できる機能が豊富にあるため、マーケティングの改善も行えるでしょう。
「カスタマーリングス」 の比較ポイント
- 柔軟なセグメントによる高度なシナリオ設計
- 豊富な分析とBIで成果や傾向を見える化
- 専任担当による安心のサポート
カスタマーリングスは、顧客の興味や行動のデータを統合して効率的なマーケティングを実現できるツールです。顧客に最適なOne to Oneマーケテイングを実現できるCRM機能を搭載しており、ECサイトの効果を高めます。
ステップメールやカゴ落ちフォローといったECサイトに必要な機能も充実しています。
List Finder の比較ポイント
- はじめての方でも簡単に使えるシンプルMA
- BtoBシェアNo,1!業種・規模に合わせてしっかりサポート
- 20日の無料トライアルで多くの機能を試せる!
List FinderはBtoBの営業・マーケティングに特化したMAツールであり、操作性が高いことが特徴です。プランは3つ用意されているため、自社のニーズに合わせて最適なサービスを受けられます。
MAツールは大企業で活用するイメージがありますが、中小企業でも十分活用可能なため利用しやすいでしょう。
Approach DAMは見込み顧客創出・見込み度育成といったマーケティング活動を自動化することが可能です。主な機能はメール配信・Webフォームの取込み・セミナー管理・ステップメールです。SFA・CRMといった機能もあり、マーケティング効果を分析することもできるでしょう。
MOTENASU の比較ポイント
- オンライン&オフライン融合のマーケティングが可能
- One to Oneのマーケティング施策をオートメーション化
- メール、LINE、SMS、郵送DMなど多彩な配信チャネル
MOTENASUは豊富な配信チャネルを搭載しているため、顧客への効果的なアプローチが可能です。CRM機能もあり、既存の顧客リストを有効活用し、社内でもスムーズに情報共有ができます。
MAツールの知識や技術がなくても広告用のページを作成・管理でき、業務を効率化しやすいでしょう。
Probanceは溢れている情報を有効活用し、顧客の心理や行動を分析するMAツールです。主にBtoCのビジネスに向いており、顧客個人に特化したコミュニケーションができます。また、MAツールでありがちな顧客に対する過度なコンタクトを防止する機能もあり、効率化を図れます。
b→dashはさまざまな業種のマーケティング活動の業務を効率化できるMAツールです。社内のデータを統合し、施策の際に有効活用できます。分析・メール配信・登録フォーム・SNS連携といった機能があり、BtoB・BtoCの企業どちらにも向いているでしょう。
まずは無料版から!そして有料版への移行へ!
マーケティング活動を効率化できるMAツールは高価ですが、中には無料で利用できるものもあります。無料版のMAツールはコストを抑えることができますが、機能や容量に制限があるため要注意です。
しかし、中小企業であれば大企業に比べて顧客数が少ないので、無料版で問題ない場合も多いでしょう。初めてMAツールを導入するのであれば、まずは無料版で様子を見るのがおすすめです。様子を見てから有料版へ移行しましょう。