おすすめ製品の比較表
この記事で紹介している一部製品の比較表を紹介します。各製品の詳細情報については、のちほど紹介しているので、気になる製品をチェックしてみてください。また、製品の資料請求(無料)も可能なため、社内検討時の資料としてご活用ください。
完全無料で使える目標管理システム
完全無料で使用できる目標管理システムには以下の2つがあります。
Google スプレッドシート
Google社が提供する「Google スプレッドシート」は、Excelのようなスプレッドシートをブラウザで使用できる製品です。複数人で同時に編集・閲覧でき、スマートフォンでも扱えます。目標管理のみならず、表計算ソフトとしてさまざまな用途に役立つ汎用性の高いツールです。Googleアカウントさえ作れば、すぐに無料で使いはじめられます。
Weekdone
Weekdone社が提供する「Weekdone」は、最大3人まで無料で使える目標管理システムです。人数制限はあるものの、機能は一切制限されないのが特徴です。4人以上で使用する場合は、まず14日間の無料トライアルを経て本格的に導入します。OKR機能を中心としたシステムで、企業が達成したい目標とそれに紐づく成果を有機的に関連させて管理できます。
無料トライアルのある目標管理システム
続いて、一定期間無料で使用できるトライアルのある目標管理システムを紹介します。
《HRBrain》のPOINT
- 人事評価をクラウドで効率化!プロセスの透明化で納得度も向上
- 管理者・現場メンバーともに使いやすいシンプルなUI
- 専任のサポートが導入から運用定着化までを手厚くサポート
株式会社HRBrainが提供する「HRBrain」は、管理者から現場の従業員まで幅広いスタッフが利用できるよう、操作性に優れた製品です。事前に搭載されているテンプレートを活用すれば、即座に本格的な目標管理を行えるようになります。また、公開範囲を詳細に設定でき、プライバシーを厳重に保護できます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
HRBrainのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
|
アプリ上で入力した以前の目標設定が管理されている。
各カテゴリ毎に重要度が設定でき上長共有がしやすい。
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業種 |
卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
HRBrainの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3
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どの人事評価も同じであるが、100%全員が平等な評価は難しい。
合わせて、最初の目標設定をしっかりと作らないと機能しなくなってしまう。
また、評価方法は評価者に依存してしまう部分がある。
パソコンがない現場職については、不便かもしれない。
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《SmartHR》のPOINT
- シート作成から集計までシステム化し、SmartHRひとつで完結
- 評価業務の進捗の可視化で、管理の効率化
- 労務管理クラウド4年連続シェアNo.1(※)!
「SmartHR」は株式会社SmartHRが提供する労務管理クラウドで、登録している人事データをもとに、効率的な人事評価業務が実現します。入社年月日や資格、給与など従業員の情報を活用することで、客観的データにもとづいた評価につながるでしょう。また、評価プロセスや結果も可視化されるため、従業員の納得感も向上します。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド |
無料トライアル |
◯(15日間) |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
製品・サービスのPOINT
- 入社から退社までの幅広い人事業務の手続きや運用を一括管理
- 専門知識不要!担当者も従業員も直感的に操作できるかんたんUI
- 複数サービスのお困りごとを1つの窓口でまとめて解決
One人事株式会社が提供する「One人事[タレントマネジメント]」は、人材情報の透明化機能とともに、目標管理機能を標準搭載しているシステムです。MBO/OKR設定やクロス分析、コンピテンシー評価、360度評価など、タレントマネジメントに必要な機能を幅広く備えています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
オンプレミス / クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
月額50,000円~ |
業種 |
コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 |
1,000名以上 5,000名未満 |
One人事[タレントマネジメント]のいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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目標を明確に設定することで、実現可能性や進捗状況の追跡が容易になりました。アンケートに答えるような形で記載できるので楽です。
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業種 |
医療 |
従業員規模 |
1,000名以上 5,000名未満 |
One人事[タレントマネジメント]の改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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目標内容の変更等で差し戻しを希望した際に自分の手元まで差し戻しされるまで時間がかかるので面談後すぐ対応ができずに困る。
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《あしたのクラウドHR》のPOINT
- 導入4,000社でシェアNo.1※評価制度がなくてもゼロから構築可能
- Excel管理からの脱却。質の高い目標・評価を実現する機能多数
- IT補助金に対応。2022年採択率は約9割で、運用サポートも万全
「あしたのクラウドHR」は株式会社あしたのチームが提供しており、制度構築や運用支援のサポートが手厚いプランがあります。
専門コンサルタントによる対人型サポートでは、課題や目指す組織をヒアリングし、自社にあった人事評価制度の改善などを提案します。定期訪問で運用コンサルティングや分析代行なども実施しているため、システムを活用した効果の高い人事評価制度の構築につながるでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
金融・証券・保険 |
従業員規模 |
500名以上 750名未満 |
あしたのクラウドHRのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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管理される立場の人の声で多かった声としても、評価する側とされる側で納得のいく形で利用できる点でした。特に、明確な目標設定を双方でしていくため、それに対しての評価を言う点で双方が納得できる点がいいところ。
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業種 |
卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 |
750名以上 1,000名未満 |
あしたのクラウドHRの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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毎月の進捗状況などをメモに残しておける機能があるのですが、オンラインで双方が書き込んでいる最中には評価者と非評価者の間でリアルタイムな更新が行われず、一度保存ボタンを押す必要があります。自動更新されて常に双方が書き込みながら運用できると嬉しいです。
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《HiManager》のPOINT
- リモートワークでも組織全体の目標が一目で把握
- 日々の活動をもとに、相手に寄り添った1on1を実施
- エンゲージメントを向上により離職を防ぎ、売上・⽣産性に繋がる
ハイマネージャー株式会社が提供の「HiManager」は、MBO/OKR設定・1on1評価・月次評価・リアルタイムフィードバックなど、さまざまな目標管理・評価機能を備えたシステムです。企業とチーム、個人の目標がツリー形式でわかりやすく示され、進捗状況を一目で把握できます。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯ |
参考価格 |
月額1,500円~ ※最低契約金額:月額30,000円 |
業種 |
コンサル・会計・法律関連 |
従業員規模 |
1,000名以上 5,000名未満 |
HiManagerのいい点 |
★ ★ ★ ★ ★ 5
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目標管理や組織の情報を把握する際に手軽に扱えるアプリとして最適だと感じました。コミュニケーションが円滑になるので、リモートワーク推進でコミュニケーションが不足している会社にもオススメです。
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業種 |
情報処理、SI、ソフトウェア |
従業員規模 |
100名以上 250名未満 |
HiManagerの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3
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UIが少し複雑で、閲覧したいページへのアクセスが難しい時がある。もう少し分かりやすく補足説明などを入れてほしい。
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《サイレコ》のPOINT
- MBOやOKR、コンピテンシー評価など各種評価制度に対応可能
- 評価スケジュールの設定や、評価シートの配布・回収・保管が可能
- 評価制度構築や教育研修、給与代行などの人事課題解決もサポート
「サイレコ」は、株式会社アクティブアンドカンパニーが提供しています。多様な評価方法に対応し、既存の評価方法をそのままシステム上で再現可能です。また、BIツール・適性検査ツール・給与計算システム・電子契約システムなどとの連携機能が充実しており、人事情報の一元化を実現します。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯(14日間) |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
金融・証券・保険 |
従業員規模 |
250名以上 500名未満 |
サイレコのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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担当者(被評価者)から評価者まで、自身が設定した目標もしくは自己評価についてスムーズに回覧ができ、管理も楽にできる。
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業種 |
卸売・小売業・商業(商社含む) |
従業員規模 |
500名以上 750名未満 |
サイレコの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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セキュリティの面でだと思うが、パスワード等の情報を保存してくれないので使用するたびに入力するのが少し不便だと感じる。
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《カオナビ》のPOINT
- 運用中のMBO評価をペーパーレスにし人的ミスも軽減
- 独自の評価項目もそのままシステム上に再現できる
- 評価の進捗を画面で見られ、報告・提出漏れを防ぎ催促もラクに
株式会社カオナビが提供の「カオナビ」は、全国3,000社での導入実績を誇ります。従業員の情報が顔写真とともに表示され、管理者が従業員のことを具体的にイメージしやすくなっているのが特徴です。360度評価やコンピテンシー評価のほか、評価者間で生じる評価の厳しさを是正できる甘辛調整という機能も備わっています。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
業種 |
その他 |
従業員規模 |
250名以上 500名未満 |
カオナビのいい点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3
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紙コストが減り何処からでもアクセスできる利点はある。フォーマット作成や入力者側の画面遷移の構成がシンプルで分かりやすい。
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業種 |
医療 |
従業員規模 |
500名以上 750名未満 |
カオナビの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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動作がもっさりすることがあるので改善してほしいです。画面UIが若干見ずらいのでもう少しシンプルな構成にすると使いやすいと思います。
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Talent Palette
株式会社プラスアルファ・コンサルティング 東証プライム上場
《Talent Palette》のPOINT
- 目標管理のWEB化からワークフロー構築を実現
- 柔軟な設定により多数の企業の目標管理制度に対応
- 目標管理後のデータ蓄積も一元管理
株式会社プラスアルファ・コンサルティング提供の「Talent Palette」は、人事評価フローを電子化するシステムで、各従業員の目標管理を一元化できます。面談時に使用する目標管理シートの作成から分析、フィードバックまで、人事評価のあらゆる工程を総合的にIT化します。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド |
無料トライアル |
ー(※無料デモあり) |
参考価格 |
ー |
※"ー"の情報はITトレンド編集部で確認できなかった項目です。詳細は各企業にお問い合わせください。
Talent Paletteのいい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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新年度毎にメンバーの目標設定を行っていますが、タレントパレットを使用するようになってから過去のものとの比較も容易に出来る様になりました。またメンバーのグループ分けも簡単に行えます。
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業種 |
介護・福祉 |
従業員規模 |
1,000名以上 5,000名未満 |
Talent Paletteの改善してほしい点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4
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全体的にシンプルな見た目なのですが、なぜか少し動作が重たいように感じることがあります。特に検索時にスムーズに操作できないことがあるので、表示が軽くなるととても嬉しいです。
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《ざんまいクラウド》のPOINT
- 厚労省作成の評価基準を採用した信頼性のあるテンプレート!
- 支払い方式を使い分け徹底的に低コストで利用可能!
- あえてシンプルにした権限設定で人事異動もラクラク対応!
「ざんまいクラウド」は株式会社K2インフィニティーズが提供しており、申し込みから最短5日で運用開始が可能なクラウド型人事評価システムです。評価シートのテンプレートが豊富で、従業員情報を入力するだけですぐに利用できます。114種類以上の評価項目が用意されているため、多面的な評価が実現するでしょう。
対象企業規模 |
すべての規模に対応 |
提供形態 |
クラウド / SaaS |
無料トライアル |
◯(90日間) |
参考価格 |
初期費用30,000円、月額200円~/アカウント |
無料で使用できる目標管理システムの選び方
無料トライアルを利用する場合は、無料期間内にできるだけ多くのことを確認しましょう。
まず、使いたい機能が搭載されているか確かめます。一口に目標管理システムといっても、具体的に搭載されている機能は製品によりさまざまです。欲しい機能を事前にリストアップして、それらが搭載されているか確認しましょう。ただし、標準搭載されていなくても、カスタマイズによって追加できる場合もあります。この点についてはベンダーに問い合わせてみましょう。
また、操作性も重要です。高機能であっても操作性が悪ければ社内に定着しない可能性があります。せっかくITシステムを導入したのに、使いづらいせいで定着しない例は少なくありません。そのリスクを少しでも減らせるよう、導入後に利用する人が無料トライアルで触ってみて、具体的なイメージを描くことが大切です。
目標管理システムの無料版と有料版の違い
基本的に、無料版では十分な機能を使えません。機能そのものが制限されているか、あるいはアカウント数などが制限されていて小規模の利用に特化した製品がほとんどです。無料トライアルではすべての機能が使用できる製品もありますが、期間に限りがあるため、本格的に運用できるわけではありません。
一方で、有料版ならすべての機能を使えます。ユーザー数や期間についても基本的に制限はなく、長期にわたって安定的に運用可能です。
無料製品の特徴を踏まえて最適な目標管理ツールを導入しよう
無料の目標管理システムは、完全無料の製品と無料トライアルが提供されている製品に分けられます。完全無料のものは、機能が一部制限されています。また、無料トライアルも基本的には日数が制限されるため、あくまで有料版導入前のお試し利用という位置づけです。本格的に目標管理をITツールで行いたいのであれば、有料版目標管理システムが欠かせません。
資料請求や無料トライアルを活用して、自社に適した製品を導入しましょう。