レンタルPBXとは?
レンタルPBXとは、PBXを一定期間レンタルできるサービスのことです。リースとは異なり、契約期間や途中解約によるペナルティがありません。
ただし故障対応などのアフターサービスは、レンタルよりリースの方が上です。リースでは、PBXが故障しても無償で交換してくれます。

PBXをレンタルするメリットは?
PBXのレンタルには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
コストの管理・会計処理の効率化
PBXのレンタルは、月々の料金が一定で、所有権もベンダー側にあるため、固定資産税や減価償却費・利息や保険料などに関する複雑な会計処理が必要ありません。また、月々の利用料が一定なので、コスト管理もしやすいです。税法上では賃貸借取引に分類され、料金をすべて費用として計上できます。事務処理の負担を抑えたい企業におすすめです。
審査がないため導入手続きが簡単
レンタルPBXは、契約締結における審査がないため、導入手続きが簡単です。そのため起業直後など、信用力が低い時期にもPBX機器を導入できます。
リースの場合は、複数年契約になるため、信販会社による審査をパスしなければなりません。起業直後で信用力がない場合、審査をパスするのは困難でしょう。
また一括購入する場合は、多額の初期費用を用意しなくてはなりません。手元に現金がない場合は、金融機関からの借入も必要です。
レンタルであれば、融資や審査を受けることなく、スムーズにPBXを導入できます。
PBXをレンタルするデメリットは?
レンタルPBXは、短期契約だと費用が安くなりますが、長期契約だとコスト高です。たとえば新品で8万円のPBXを月々2,000円でレンタルした場合は、41か月で新品の購入代金分を超えます。そのため導入の際は、自社の使用期間におけるレンタル料金と購入代金を比較検討することが大切です。
またレンタルPBXは、レンタル会社の在庫品を利用するため、好みの製品を利用するのが困難です。そのため、特に希望するPBXがある場合はリースや新品購入も検討しましょう。
レンタルPBXよりクラウドPBXのほうがお得?
レンタルPBXより、クラウドPBXのほうが安く導入できます。
スマートフォンの内線化やパソコンを使ったソフトフォンなど、レンタルPBXにはない機能も豊富です。スマートフォンを内線化すると、会社専用のスマホをビジネスフォンのように利用できます。外出先から、内線通話することも可能です。中にはパソコンをSkypeやLineのようにカスタマイズできる製品もあります。
クラウドPBXは、クラウド環境を利用しており、社内にPBXを配置する必要がありません。カスタマイズ性に優れ、事業規模の拡大にも柔軟に対応できます。専用回線でPBXを遠隔利用もでき、モバイル端末との連携も可能です。従来のPBXにおけるよい点をパワーアップさせた最新版のPBXとなります。
ただしベンダーにより搭載機能が異なるので、導入の際は事前に機能面を確認しましょう。
レンタルを利用して、PBXをお得に導入しよう!
PBXのレンタルは、契約期間がなく解約手数料も必要ありません。導入手続きや会計処理が簡単なので、短期間の利用ならレンタルがおすすめです。長期間の利用なら、クラウドPBXを選ぶのがよいでしょう。クラウドPBXなら、レンタルPBXより安く、豊富な機能を利用できます。
レンタルを利用して、PBXをお得に導入しましょう。
